福島原発事故による放射能汚染が“食の安全”にも影響が広がっています。午前中のこと、党事務所に匿名の市民から相談の電話がありました。事務所員が応対したところ、「議員に直接お話をしたい」ということで私が対応しました。私は名前を言ったのですが・・・。「渡辺議員の見解をお伺いしたい。被災地の“瓦れき”を苫東で受け入れるとのこと。問題はないのですか?」と問いかけられました。“瓦れき”については6月議会(安全・安心なまちづくり特別委員会も含め)で質問した段階では、「国や道から正式な要請はきていない」が、政府筋では「岩手県の“瓦れき”を苫東に・・・」との記者会見があったとのこと。情報の正確さは公式には聞いていないのが実情です。その説明をしていると、今回の福島県南相馬市で牛肉に放射性セシウムが検出された報道を見て、“瓦れき”への対応について不安する声でした。
政府(環境省)の文書による発表では「福島県内の“瓦れき”は県外に持ち出さない」と明確に書いています。しかし、TV等のマスコミ報道で“ホットスポット”現象を聞いて、「放射能汚染されているか否かが心配。当然、測定して受け入れるとは言っても全部を測定する訳ではないでしょう?」と聞かれましたが、どういう調査を行って受入れするのか?その手法も含め何ら(議会に)説明されていないのが実態です。心配される市民の声は当然ですので、(受入れ条件なども含め)市としてもしっかり説明責任を果たすべき、と私も同感です。
それにしても、東電と政府の対応はお粗末過ぎます。
匿名の方でしたが、「原発問題での日本共産党の立場が一番理解できます。ぜひ、頑張ってください・・・」と激励されました。