昨夜は、日中の天気と裏腹に、突然の雷、豪雨は怖かったですね!それに、竜巻発生注意報が、そして微震でしたが“地震”もありました。自然現象とはいえ、政治と同じように先が見えない状況です。
この間の相談のなかで一番多いのが、市営住宅問題ですネ。これから冬に向かうだけに、少しでも今より“暖かく”そして“節約(燃料代)”をしたい、と言う思いが強いのです。
「何番(入居手続き番号)なんですが、入れるでしょうか?」と聞かれても(私には)簡単には答えられません。市営住宅の募集数は、1年間を見通し、何年かの平均値を参考に“仮想空き屋”を想定して募集します。ですから、以前にも書き込みましたが、極端な話ですが、「2年連続、1番くじを引いた方が入居出来ない・・・」と言うことが起きました。入居したい方の気持ちを考えると「何とか出来ないものか?」と思います。昨日も、「希望している箇所は別としても、現入居者が引っ越し・退去しないかぎり、次の希望者は入ることが出来ない・・・」と説明すると、「そうか?最初から空いているのなら、すぐに入居できるものネ」と私のつたない説明にも納得してくれました。
今日の厳しい経済状況だけに低家賃の市営住宅を希望される方は増えるばかり。でも、市は既存の戸数を減らす方向です。
待機者が多い要因には、①マイホームを建てようという夢を持っている方が少なくなっていること。②入居者の高齢化で退去する人が少なくなったこと、などがあると思います。その一方で、民間アパートの老朽化や高齢者世帯のなかで連れあいが障がい認定され、バリアフリーの市営住宅(道営も含め)の人気はあります。日新団地の 建て替えに関わって“若草団地”(添付写真)の工事がはじまっていますが、“まちなか居住”との関わりで期待は高まっています。
そのなかで、地域暖房のあり方が今後の検討になります。人口10万人以上の道内都市で人口比一番の公営住宅の戸数のあり方は、今後の市政運営にも大切な課題となるでしょう。