こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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急がれるホームレス対策

2009年01月23日 21時18分08秒 | インポート

 今日の暴風は凄かったですネ。さすがに、毎日続いていた朝のウォーキングは(暴風を理由に)中止し、市役所の階段(10階まで)と通路を利用して3回往復。でも昇り階段では途中で息切れ(8階当たりで足が上がらなく?)しながら、何とか4.000歩近く歩くことが出来ました。自家用車で庁舎(南側)付近の駐車場に止め外に出ると、突然ビル風も加わって「突風」が吹き荒れ、前に進もうと思っても身体は動かない。その上、その場所が凍結状態のため一苦労しました。1年前の体重(75㎏)なら安定感もあったのでしょうが、今は63㎏と少し軽量?になったためか「突風」に耐えられなくなりました。やっぱり、さわやかな風が1番ですネ。

風を例えると、「逆風」、「追い風」など政治の世界によく使われます。が、「風頼み」で政治は変えることは出来ません。最後は「頑張りと自力」です。

いま、「派遣切り」「期間工切り」という悪い風=「政治災害」が吹いています。この厳寒・暴風そして雨の悪天候が続くとき、ふと「ホームレス」生活を余儀なくされている人たちが心配です。

 新年早々、苫小牧市では「ホームレス自立支援ネット苫小牧」(畠山忠弘代表)がJR苫小牧駅、フェリーターミナルなどで寝泊まりしていた路上生活者と面談し、「職・住を取り戻す」ために生活保護申請の援助と自立に向けた支援活動にとりくんでいます。早速、この問題で市の担当課に伺ったところ、7人は(生活保護、就労活動など)自立し、現状では「ホームレスはいない」と報告を受けました。ところが昨日(22日)、厚生労働省がまとめる今年度の「ホームレスの実態に関する全国調査」でJR苫小牧駅や公園トイレ、フェリーターミナルなどを巡回したところ、新たに駅で2人、フェリーターミナルで2人と4人が確認されています。あるホームレスのケースでは「朝から深夜まで市内スーパーで暖をとり、寝る場所として●●を選択」しているようです。全国調査はわずか1日で必ずしも本人と接触出来ない場合があり、(昨日の調査の)数字が実態かどうかは不明です。実態調査も大事ですが、その具体的対策が急がれます。政治災害の元で増えるホームレス、失業者、ワーキングプァをなくすために、誰でも働く機会が保障される「緊急雇用対策」と、憲法25条(生存権の保障)が守られ、暖のとれる住のもとで暮らせる社会をつくることが強く求められています。


「だべる会」に参加して

2009年01月22日 10時04分52秒 | インポート

 昨日(21日)、派遣労働者・期間工も含め「食べながら、思いの丈を語ろう」「だべる会」(苫小牧ローカルユニオン主催)に参加しました。初めて企画された「だべる会」だけに、何人集まるのか主催者も不安のなかで開催。定刻になると「これから参加します」との電話や「遅れてすみません」と次々に集まり15人が参加。予定していた2時間が「あっと言う間」に過ぎてしまいました。Pa0_0007 主催者の代表は「『ローカルユニオン』は1人でも加盟できるが、組合の扉(玄関)を開けるには勇気が必要。でも、扉を開いて労働組合の存在の強さを実感した」と挨拶。自己紹介も含めた懇談では、次々に労働者のおかれている実態が報告されました。ある教員は生徒たちに「同一賃金・同一労働とは」と提起したら、「給料に差があるのは当たり前。労働組合に加盟してたたかうのは『弱い者』。強い者は1人でも『たたかう』もの・・・」と返ってきた。構造改革の名のもとで弱肉強食、規制緩和による新自由主義がもたらした「政治災害」が生徒たちの将来・夢にも影響している、と感じました。ハローワークでのアンケート調査に参加した労働者からは「派遣労働者の送迎バスを担当していたが、あれは『奴隷バス?』のようなもの。派遣労働者が解雇され、自分も解雇された・・・」と「人間を機械の道具にしか見ていない派遣切りを厳しく批判していていた」と新自由主義の破綻を批判。その報告を聞きながら、「(派遣労働者・期間工など)低賃金で雇い、人間をモノ扱いにして、得た利益を株主配当や内部留保金で史上空前の利益を得ている」大企業の横暴さに「人間らしく働けるルールをつくり、暮らしを土台から支える」政治の緊急性を強く感じました。ある労働者は「組合加盟で、仕事に差別されている。忙しい時だけ、自分らしい仕事が出来る」という実態。派遣労働として本州で働いている子どもが「4月以降どうなるのか?と連絡が来るが・・・」と展望の見えない仕事に不安感を抱きながら過ごしている、と親としての心労がリアルに報告されました。自ら期間工、派遣労働を選択して来た労働者からは「●●自衛隊に14年間入隊した。お金が貯まれば世界各地を旅することが夢だった。でも、労働相談でローカルユニオンに出会い、1人では解決出来ない問題をみんなの協力で解決出来た」と労働組合の団結と運動に感謝しながら、「今度は、自分が悩んでいる労働者の役に立ちたい」と決意。参加者全員が発言。最初のときの堅い表情が終わりには笑顔に変わり、「また、こうした事をやろう!」と散会しました。添付写真は「だべる会」の模様。


白寿でも元気はつらつ!

2009年01月20日 21時53分01秒 | インポート

 今日は「大寒」。朝から除雪で大忙し。悪天候のなか後援会員宅で恒例の新年会に参加しました。お互いに新年の挨拶を交わしながら、話題は昨日(19日)「カンブリア宮殿」(午後10時:テレビ北海道)に志位和夫委員長が出演し、いま格差社会で若者人気が上昇、「共産党って、どうよ!」の放映されたことです。「みんな見た?」と聞くとニッコリ「見ましたヨ」と頷き、話は途切れません。開始時間と同時に「渡辺議員が来ているんだから市政報告を聞きたい」との要望も出て、少し時間を頂き雇用問題を中心に12月議会以後の話をしました。ある会員から「毎週発行していた手書きの『青い紙』(こんにちは日本共産党の渡辺みつるです)が入らなくなって寂しいヨ」と激励され、元日から書いた「ブログ」を用意したので配布しながら「今は、『ブログ』で書いています」と説明しても「家には『パソコン』がないから(残念だけど)見られないヨ!こうした機会にまとめて出して・・・」と激励されました。

Pa0_0006  今日の出席者には今年の誕生日に99歳(白寿)を迎える●●さんが元気に参加してくれました。今から10年前、私が3期目に挑戦したとき(89歳の年齢)街頭演説で私のそばに立って「よろしくお願いします」とお願いコールをしてくれた方です。79歳から「何事にも前向きに」と詩吟、書道、合唱なに挑戦。趣味多彩の方でとても99歳には見えないパワーを持っています。

 今日も最年長として締めのあいさつで、詩吟「富士山」(石川丈山作)を披露。(添付写真:左上)

「本当は立って歌うもの。でも、もう年だから座ったままで失礼させて頂きます」と突然の指名にも関わらず原稿もなく即興で「せんかくきたりあそぶうんがいのいただき・・・」との歌い出しに、みんなを驚かせました。

白寿、米寿、傘寿、還暦と節目の年に当たる方が居ましたが、私は55歳で最年少。「まだまだ私たちを含め高齢者が安心できる社会をつくるために仕事をしてネ」、「もう、それ以上痩せなくても良いよ!」の激励に「頑張ります」と決意して楽しい一時を過ごすことが出来ました。


病気に負けず、楽しいひととき

2009年01月18日 12時07分00秒 | インポート

 昨日(17日)、苫小牧難病患者・家族友の会「ハスカップの会」の新年顔合わせ会に参加。毎年恒例の行事となりましたが、会も今年で発足20年目を迎える節目の年となりました。私自身も20代前半の頃「潰瘍性大腸炎」と診断Img_04381 され難病の手続をし、5年間投薬治療を続けていましたが、投薬効果で経過観察となり、その後は改善されました。また、妻が「橋本病」(現在、経過観察)で難病診断された経過から「ハスカップの会」とのご縁があって、10年以上の交流をさせて頂いています。ただ、忙しいことから「総会」・「新年会」の行事にしか参加出来ない状況で、定期的な学習会には残念ながら出席出来ていません。最近、病状経過や高齢化などの理由で「参加できない」とメッセージを寄せる方が増えていますが、参加者からは「今年も楽しい一時を過ごすことが出来ました」と喜びの声が出ていました。

毎回、来賓として参加している介護センターコスモス所長の籔千加子さんはあいさつのなかで、この間の世論調査の一例をとりあげ、「共同通信社の世論調査で『定額給付金』に充てる2兆円の財源があったら、どんな政策に使うのが良いのか、との問いに、『年金・医療など社会保障』と答えた人が42.0と最も多く、『定額給付金』はわずか3.3と最低。『年金・医療など社会保障』と答えた人を世代別に見ると、特に20代は52.1%と唯一過半数を超えていた」と紹介しました。最後に、作家の佐藤愛子(85歳)の言葉を引用し「力一杯生きる。それこそが幸福」との激励に、会場からは大きな拍手を受けました。

様々な病気で苦しんでいる会員同志、そして支えている家族の交流は、大切なこと。宴会では、車イスで参加しながらも「カラオケ」を歌ったり、ビンゴーゲームでは「今、何番と言ったの?」、「私の『番号』を早く言ってよ!」と、病気とたたかいながら生活している方々は、(病気を忘れ)一時を楽しく過ごしていました。添付写真は会場の模様。


就職保障の緊急対策を!

2009年01月17日 10時09分05秒 | インポート

 長男が冬休み期間に自動車免許取得で頑張っています。「お父さん、今日は1度も『エンスト』しないで、上り坂練習が出来た。クランクも『縁石』に接触しないで出来たぞ!」と得意そうに話します。あえて「オートマ」を選ばす、普通自動車を選んImg_04361 での挑戦。「過信が最大の敵。自信は最大の財産」と私なりに出来る助言として、バス時間の調整がとれないときの送迎に協力しています。でも、これから「仮免」試験そして冬道での実習が待っています。こんな(凍結した)路面を走るのは「大丈夫か?」と不安のようです。卒業後の進路は就職だけに「卒業したから、すぐに運転する機会はないヨ!」と言っても、「(自動車)免許ぐらいは必要でしょう」と友人たちの動向に左右されているようです。

 昨日(16日)のニュースで文部科学省の調査が発表されました。「高卒内定取り消し 全国で186人」との報道を聞いて他人事ではありません。長男も「内定」されているが、冬休み期間中だけにその報道には彼なりに不安を抱きながら毎日の生活を送っています。事態はもっと深刻。内定取り消しとは別に、給与、勤務地等の変更など内定時より不利な取扱を受けている高校生が「218人」いるし、採用時期の先延ばし通告、内定取り消し・採用先延ばしを検討する企業も増えている、との

報道もあります。将来の「夢」を描き、「内定」の知らせを受けて、「ほんと、最高に嬉しくて『みんなに知らせた』のに、今になって『取り消し』とは・・・(学校の協力も得て別の会社に内定したが)正直、99%の安心感しかありません」との声を聞いて、「残り1%に『また、取り消し』されるのでは・・・」が離れない気持ちを思うと余りにも企業の身勝手さを考えさせられます。

 100年に1度とも、資本主義はじまって以来とも言われていImg_04371 る深刻な金融・経済危機とは言え、これは明らかな「政治災害」です。その犠牲者は「非正規職員(派遣労働者・期間工)」で、自動車・電気関連企業は人間を「使い捨て」にして「解雇」しています。さらに、景気悪化の影響で「高卒内定取り消し」が広がっている現状から、改めて高校生の雇用確保と就職保障を進める『緊急対策』が強く求められています。卒業を目前に、新社会人として自覚と希望を持つ高校生の夢を「政治災害」で壊すことは、絶対に許してはなりません。

 09春闘は、労働組合運動の前進と、同時に政治、経済社会の歴史的転換をつくる大きな価値があると思います。