こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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臨時教員の人間宣言

2009年01月16日 10時14分06秒 | インポート

 昨日(15日)「09春闘闘争宣言集会」(主催:09苫小牧春闘共闘)と苫小牧地区労連旗開き(伊藤富士夫議長)に参加。(添付写真:右上)

 冒頭、伊藤富士夫代表幹事が挨拶のなかで、年末・年始での090115_184301 日比谷などの「年越し難民村」に示される派遣労働者、期間工の違法解雇問題に言及し「全国各地から499人の派遣労働者、期間工が『避難村』で年越しし、その運営は全国から集まった1.700人のボランティアが支え、約4.000万円の募金が寄せられた」と紹介。苫小牧市の「いすゞ、トヨタ」問題を引用し、年頭での北海道トヨタ前での宣伝・ビラ活動にふれ「多くのマスコミが注目。次々に車で出勤する労働者が窓をあけ、ビラを受け取った」と厳しい環境に置かれている労働実態が報告されました。そして、今年の春闘では①失業反対、「働くルールの確率」②「貧困・生活危機突破」「変えるぞ!大企業中心社会」の2つのテーマで「総選挙勝利、闘う春闘を」と提起しました。伊藤代表幹事はヨーロッパを例に、80年代から派遣労働が導入しているが正規雇用も派遣雇用も同一労働・同一賃金が確立。解雇された労働者は派遣会社が責任をもって雇用確保を行っている。これが当たり前であり、G8サミットを開催した先進国の日本政府の姿勢を厳しく批判しました。

 全胆振教職員組合(全教胆振)の執行委員長の決意表明には非正規労働者の実態がリアルに報告され、私は目頭が熱くなる思いで聞きました。(詳細はインターネットで「りんりんマガジン」検索してください)

 一例として、産休代替の臨時教員として30年任用された山口八重子さんの「臨時教員の人間宣言」という題の詩が紹介されました。嫁入り前の娘のようにしおらしく、愛らしく 返事は、素直にはっきりと 仕事は、真面目にきちんとします 私は臨時教員ですもの 正規職員になれるように 次の任用が決まるように・・・ある日、「私、結婚します」と言ったら 校長の目が、眼鏡の底から言った 「今年は、子どもを作らないだろうね。」 ある日、妊娠していることを知った私 任期が終わるまで、お腹の子が無事でいることをひたすら願っていた 「産休の先生が産休をとるなんて、できないもの。」・・・生身の体で病気になれば、疲れもする 子どもも産めば、家庭もある 年を取れば、老後もある そんな私には、目をつぶり 私の人生のいいところだけを吸い取ってきた でも、私は生きている人間なんです・・・私に産休の代わりに、仕事をください 産休の代わりの先生をしてきた私に、産休をください そして何よりも、自分の要求を言える権利をください-この詩を何度も読み返し、総選挙勝利、09春闘を私も一緒に闘う決意をしました。


問われる入札と税金の使い方

2009年01月14日 17時39分37秒 | インポート

Img_04341  今冬は例年と比較しても降雪回数が多く、今朝も目覚めると外は白銀の世界。(添付写真:左上)早速、除雪しょうと外に出ると近所の方々から「また、降りましたネ。もう(雪を)捨てる場所がない」と異口同音の悲鳴。「昨日ようやく自宅前の道路に山積みされた雪を排雪したばかりなのに。良い運動にはなるのですが・・・」と、それでも疲労感は隠しきれない様子でした。「渡辺議員、除雪費の予算もう使い果たした、と報道されているが、これから(積雪は)どうなるの?歩道も学校がはじまったら・・・心配。緊急雇用対策を打ち出すのであれば排雪すると仕事のない人も市民も助かる。それにバス停の除雪も何とかならないだろうか?」と嘆願されました。(添付写真:右下)「豪雪地帯でないので、もともと予算額が少ない。でも『予算がないから除雪しない』と言うことはないから安心して・・・」と説明したものの、「緊急雇用対策」として、交差点や通学路、そしてバス停など危険箇所の排雪を行う提案は私も考えていただけに「その通り」と頷きました。新年早々から暗い話ばかりだけに、厳しい財政状況なら尚のこと「税金の使い方」を、市民サービスの向上と雇用対策に連動する施策が必要と考えます。

 昨日の地元マスコミに「新年度のごみ収集運搬業務の民間委託」の入札結果の報道がありました。落札3件のうち2件の業者は、柏原埋立処分場のごみ手数料着服問題で「指名停止」処分中の2業者の関連企業が落札。私は12月議会で「指名停止している関連業者は入札に参加させるべきではない」と指摘していただけに、行政側の対応と企業の社会的責任のなさを改めて感じました。

入札結果を見ても2件が95%を超える「高落札率」(96.77%95.97%)には驚きました。しかも、8社による一般競争入札なのに「何故、関連会社が落札出来たのか?」と言う疑問を抱くのは私だけでしょうか。私は、「もっとImg_04351 許可業者を増やして『競争性、公平性、透明性』のある入札をすべき」と提案していただけに、2月の予算議会で取り上げますが、問題意識は深まるばかりです。

市の財政は厳しい、と「まちかどミーティング」や「とまこまい広報」で説明しているだけに、こうした「入札のあり方」は市民の理解が得られるのか?疑問であり、また改善していかなければなりません。納税者の市民が納得する「税金の使い方」が2月議会で問われる課題だけに、「市民の架け橋」としての議員の役割をしっかり発揮していきます。


出来ることから始めます!

2009年01月13日 10時20分14秒 | インポート

 昨日、私が以前勤めていた北海道勤医協の最初の赴任地である余市診療所勤務のとき、先輩であった看護師(現在、東京民医連)からメールが届きました。10日(土曜日)に行った「ピースパレード」に参加。「・・・私たちの出来る具体的な行動は・・・」と3点寄せてくれました。

1.停戦を求めるピースパレード(1月10日)に参加する。
  詳細は↓↓http://ccpnews.blog57.fc2.com/blog-entry-11.html
2
.封鎖解除の署名をする。これは、121日から開始しているもので、署名用紙を以下のアドレスからダウンロードできます。

http://www.shomei.tv/project-433.html
3
.緊急募金をする。 
 http://ccp-ngo.jp/bokin.html

マスコミ各社では、パレスチナ自治地区ガザへのイスラエル軍の砲爆撃によって、少なくとも900人以上の市民・子どもが犠牲になっていると報道しています。しかも、「非人道性」が指摘されている「白リン弾」が使用されている可能性が高い、と国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が指摘。「白リン弾」について調べてみると驚くべき兵器です。手榴弾、砲弾、爆弾の一種で、充填する白リンが大気中で自然燃焼すると吸湿して透過性の極めて悪い煙を発生させる「煙幕発生装置」で、消火が困難なことや、人体への被害が大きく「人間を焼き尽くす兵器」との説明。こうした兵器を国際条約では明示的に禁止した兵器でもなく、化学兵器とも見なしていません。

先輩からの「私たちの出来る具体的な行動」のよびかけに、早速、郵便局に行って「パレスチナ子どものキャンペーン」(食料配布や医療支援のための緊急募金)に募金してきました。

政府はアメリカからの要請があれば、憲法解釈をねじ曲げ「国際貢献」を理屈づけて自衛隊の海外派兵・給油活動を行い、アメリカの戦争に協力しています。今こそ、2007年以来継続し人道危機を引き起こしているガザ地区の完全封鎖に抗議し、封鎖を解除して食料・燃料などの生活物資の搬入を許可することをイスラエル政府に対し、日本政府が強く要求することが真の「国際貢献」と考えます。国連が決議した停戦のよびかけに応え、攻撃を止め、話し合いで解決する事を強く願っています。


久々の映画鑑賞

2009年01月12日 19時35分22秒 | インポート

 ブログ(11日付)を読んだ方から、「おばぁちゃんに手づくりの『だいこんの漬け物』を食べて貰いたいのですが・・・」と樽ごと届けてくれました。時間をかけてつくった見事なだいこんだけに、すぐ味見をすると漬け物にうるさい母が「これは美味しい!」の第一声。私も頂きましたが実に見事な漬け方で感激。早速、夕飯の食卓に並んでいました。

 今日、久々に映画館に行き「チェ28歳の革命」を鑑賞してきImg_04321 ました。朝一でも結構なお客さんの数、さすが「キューバ革命」の主導者のひとり「チェ・ゲバラ」の人気は死後40年経た今でも若者も含め衰えていません。今年は大きな政治決戦(都議選・総選挙など)があるだけに「変革」を期待する、人気の秘訣もその現れかと感じました。昨年の秋、友人が「みっちゃん(私のこと)が着るより、これは『若者向き』だから、きっと気に入ると思うヨ」と次男に一枚のTシャツがプレゼントされました。見ると「チェ・ゲバラ」の顔がプリントされたもの。次男も「僕、似合うかな?」と言いながらジィーズと一緒に着こなしています。(添付写真:右上)

 今回の映画はパート131日からは「チェ39歳別れの手紙」(パート2)が上映されます。(添付写真:左下)是非鑑賞したい映画です。

Img_04311  勉強不足でした。「チェ・ゲバラ」は、アルゼンチン生まれ何ですネ。医学生のときラテンアメリカを放浪中にティデル・カストロなどと出会い、革命への道を突き進みます。確かに、独裁(軍事)政権は変えなければならない-その考え方は同感です。でも、私なら「革命」は武装主義を選択しません。ただ、その時代の判断が「武器をもって、勝利か、死しかない」という状況だったのでしょう。今は、アメリカ一国主義が破綻し、ラテンアメリカでは「南米諸国連合設立条約」が締結され、国連憲章にもとづく平和秩序をめざす流れが広がっています。日本でも、アメリカ・大企業言いなりの政治の中身を変えるとき、と映画が教えてくれました。


伝承の大切さ!

2009年01月11日 09時28分08秒 | インポート

 3世代家族のメリットと言えば、昔からの伝統・しきたりが伝承されると。でも、漬け物が大好物の母は、元気な頃は樽一杯に漬けていましたが、今は貰い物か買うしか食べる機会はありません。息子の私以外はほとんど食べないので「漬け物」は残念ながら伝承されません。もう一つ、母の得意料理として「塩鯨汁」(鯨の脂身と野菜豊富な汁)がありました。年末、大きな鍋に作っては、来客にご馳走することが好きでした。でも、5年ほど前から「我が家」から姿が消えました。「もう、つくるのが大変。我慢するヨ」とチョット寂しい顔で言われると「伝承」の難しさを考えさせられます。

今朝、昨夜降った雪を除雪し家に入るとき、玄関に飾っていた「しめ縄」がありません。何気なく「玄関に飾っている『しめ縄』はいつ外したの?」と聞くと、「8日に片づけました」と冷めた返答。そうでなくても(除雪で)身体は冷えているのに!そんな会話を聞いていた母が「門松もしめ縄も地域によって違いがあっても『外す』のは今日(11日)がその日。鏡割り(鏡餅)もそう。昔から剣道の竹刀で餅を割ることからの由来?そして15日が『小正月』、大寒の20日を持って正月は終わる。20日は『女性の休みの日』なんだヨ」と教えてくれました。さすが、大正生まれ。知っておかなければならないことを伝えて貰えることが良いのです。孫がテレビに夢中になっていると「勉強しなくても良いのかい?」、「少しぐらいお父さんのお手伝いでもしたら?」と自身が7人の孫を育てた経験を持つだけに、孫の成長を一番期待しているようです。元日、孫からの電話がくるのが何よりの楽しみ。そして、我が家では子ども達がおばぁちゃんから貰えるお年玉が楽しみ。「お父さん、おばぁちゃんが●●円くれるのにどうして少ないの?」と攻めてきます。「金額の差がお年玉ではない」と反論してももはや聞く耳は持ち得ていないようです。3世代同居から学ぶことの大切さを改めて考えさせられました。