こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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遅れている政治の進化!

2009年03月25日 08時58分24秒 | インポート

 世界が注目したWBC(ワールド・ベース・クラシック)の決勝戦はさずかに見応えのあるものでした。丁度、自宅に訪問客が来るので待っている間、テレビを見ていました。普段はプロ野球の中継も見ない長男が「引っ越し」の支度も一時中断しTVから目を離しません。私は終盤戦から見ましたが、韓国チームの最後までの闘争心。さらに延長戦でそれをうち破った日本チームの選手たちのあきらめずに全力を尽くした奮闘に心から「感動ありがとう」と感謝の気持ちで一杯です。世界中の野球ファンだけでなく、不安な毎日を過ごしている子ども・大人にも大きな勇気を与えてくれました。生意気な言い方ですが、さすがにメジャーを代表するイチロー選手の「あの打席」での期待に応える決勝打は「神業」でした。また、MVPに輝いた松阪投手の活躍には驚きました。どんな大会でも「優勝」と言う2文字のプレッシャーを達成すること事態が大変なのに、それを乗り越えて「2連覇」をなり遂げたことは、選ばれた選手たち一人一人の役割が十分発揮されたことの証です。そして、その選手一人ひとりの持てる力を開花させた指導者の力は凄いと思いました。改めて「指導力」とは何か、を学ぶ機会になりました。勝利の瞬間、投手としてWBC準決勝(米国戦)で活躍した田中将大選手がTVに映ったとき、04年度、05年度と夏の甲子園大会で2連覇の偉業を達成した「駒大苫小牧」のことを思い出しました。当時、甲子園を沸かせた「駒大苫小牧」の偉業は、(よい意味で)全国に「苫小牧」の名を広げてくれました。今日の鵡川高校にも道民に元気と感動を期待しています。対戦相手が妻の実家のすぐ近くにある「花巻東高校」だけに、岩手県人会の役員の一人としては両校に応援したい気持ちです。

 スポーツ界では明るい話題が尽きませんが、国政でも道政でも、そして市政でも「暗い」問題が山積しています。派遣労働者の契約打ち切り、違法献金問題は「悪質」な政治事件。大企業には減税を行い、公共事業の受注業者は政治献金とその財源は国民の税金です。市政でも「アスベスト」対策の対応の遅れは大きな問題です。いずれも、「政治災害」だけに徹底した究明が求められ、改善されなければ進化しません。WBCで優勝した原監督は「1日1日、チームがまとまって、団結しあって進化した」と談話を述べていました。いまこそ日本の政治も国民の側に「進化」させなければならないと思います。


前倒しのエイプリール・フール!

2009年03月23日 21時21分24秒 | インポート

 自動車免許取得のために札幌・手稲まで電車で行くので「送ってほしい」と頼まれ、早朝から「最後のアッシーだぞ!」と念を押して駅まで送った長男から午後5時頃電話がかかって来ました。友人3人と一緒に(学科試験を)受けたが「お父さん、3人とも『ダメ』だった。悪いけど午後7時過ぎになるから(最後のお願い)駅まで迎えに来てくれる」と落ち込んだ声でした。「最後のお願いです・・・」とは良く選挙戦で発する言葉だけに、その心境を察して迎えに行くと以外にも笑顔で「お父さん、ありがとう」の言葉が返ってきました。あと1週間で我が家から(社会人として)巣立つだけに「何をのんきに考えているのか?」と思いながらも口に出せず、気を遣って「残念だったネ。送る荷物の整理をやってから、ラストチャンスで受けに行けば・・・」と投げかけると、「お父さん。帰りは僕が運転してやるヨ!」と冗談を言いながら「友達が『親に落ちた』と言うので合わせたの。ちゃんと合格したから。がっかりした分、喜びが倍になるでしょう」とすっかり悪ふざけに騙されてしまいました。(エイプリール・フールの前倒し?)帰路の道中、「悪ふざけも度が過ぎると取り返しのつかない事もある。よく考えて行動を」との説教?に「ハイハイ!」と素直に答えていました。

 過日、「オレオレ詐欺」の相談を受けました。それは未然に防止することが出来ましたが、今日のような息子の悪ふざけに騙されるようでは、私も「詐欺」に引っかかりそうです。最近の事例を見ると「どうして、何故確認しないのか」と言った単純な事で騙されるケースが増えています。

 友人が(私あてに)電話をしたとき、母が応対したそうです。「私は耳が聞こえないので良く聞き取れません。息子に用事があるのでしたら、(友だちなら)直接携帯に電話をしてください」と言ったそうです。話を聞いた友人は「お宅のお母さんなら絶対に『オレオレ詐欺』に引っかからないネ」と感心していました。電話による巧みな詐欺、訪問販売などで何万円から何千万円というお金が騙されています。

 「生活給付金」をねらった詐欺がもう出ています。政治献金も政党助成金も結果的に公共事業がらみ・国民の税金を使っていることを考えると「税金詐欺」のようなもの。どんな説明をしても「悪いことは悪い」。「国民の暮らしを守る」というのであれば、直ちに「政治・団体献金」・「政党助成金」のような税金のムダ使いを止めるのが筋だと思います。


突然の叔母の訃報!

2009年03月22日 21時04分28秒 | インポート

 昨日は、気心知れたメンバーが集まっての送別会。と言うより、「『送別』の名を借りての『食べる会』では・・・」と送られる友人の一言に爆笑でした。

 でも、私の心境は複雑でした。叔母が突然なくなったという一報があったからです。

 通夜に参列する前に子どもの頃に育った当別町へ行って来ました。と言うのは当別に住む姉が母の心労を気づかい「途中で寄って休ませて・・・」と連絡があって寄りました。母の事も考え「高速道路で『江別西』まで」走行し、1時間30分で無事到着。来週(28日)からETCが装着していれば料金が安くなるようですが、私の車には装着していないので実感がありませんが、「何故、ETC装着車だけ安くなるのか?」という意見に同感です。そもそも高速料金は年々下げるのが常識(減価償却費を考えると)。それをしない仕組みこそ問題。値下げの理由付けに「ETC付きは人件費削減につながる」との判りづらい理屈。結局、自動車関連産業にプラス効果があり、消費者である私たちにはさほどの経済効果は少ない、と言うことでしょう。

今年は苫小牧市も「雪で(市は財政上も)困りましたが」もとImg_04651 もと豪雪地域だけに、空き地の積雪量はまだ50㎝残っていました。(添付写真:昔の面影が少し残っています)江別の製紙工場のエントツは見えませんでしたが高校時代まで育った町だけに、懐かしさを感じました。

叔母は昨年から体調を崩し一時は危篤状態の知らせもあり、母は覚悟を決めていました。母の年齢(91歳)のこともあり葬儀へ行くか否か考えましたが、「私より10歳も若いのに残念。(姉たちのことも考え)何が何でも行かなければ・・・」との母の思いは強かったのです。「無理していない。大丈夫?」と聞くと「こんなとき、私のような元気者が頑張るとき!」と言いながら、手帳を持ち歩いているので聞くと「月曜日はデイサービスに行く日なので、今から連絡しなくては」等と次々に出てくる言葉を聞いていると、その冷静さ・判断力がしっかりしていて驚きました。

私は、翌日やむを得ない予定があるので帰ってきましたが、母は姉宅に泊まって従兄弟が自宅まで送ってくれることになりました。帰路、やはり高速道路をつかって帰ってきましたが、ETC登載車が増えていることを実感しました。

お世話になった叔母の死に謹んでお悔やみ申し上げ合掌しています。


歩いて北海道1周を達成?

2009年03月20日 17時11分23秒 | インポート

 昨年6月4日から始めた「歩こう!生き生き健康大作戦」のモニター(実践記録表)として冬期間も含めてウォーキングしていましたが、ついに昨日「北海道ウォーキングラリー」(苫小牧発→道東太平洋沿岸沿→道北→道南→苫小牧着)を達成しました。Img_04601 多少の歩数の計算の違いがあるかも知れませんが、実践記録表を累計すると「2.236.264歩」です。でも4月1日から自主的に歩いていたので北海道1周「2.161㎞」は既に達成していたと思います。

 久々にウォーキング仲間というより、相手は「犬に引っ張られる散歩」と言う感じ?ですが、「もうすっかり散歩している姿は町内では有名だヨ!しばらく見ないうちに、また痩せたネ!今何㎏になったの?」と聞かれました。「痩せたネ!」は、このところ良く聞かれる言葉なので話題を政治の話に変えると、「あんたは、よく勉強していることが判るヨ。議会になると新聞に名前の出ない日がないよネ」と激励してくれました。そして「まだ若いんだから、頑張りなさい。今度、議会があるとき教えて!生で議会を見たいので」と言われました。

 厳しい時代だけに、老若男女を問わず毎日の暮らしと政治は直結しています。1年前なら挨拶程度の会話でしたが、今では「政治談議」になるだけ(悪政に対し不満と怒りも含め)関心が強くなっているのだと思います。ある方は「渡辺議員は信頼できる共産党だから・・・」と声をかけてくれます。近所でも「議員は議会で私たちのために働いているのだから、忙しい時はせめて雪かきぐらいでお手伝いさせて」と言ってくれます。おかげで、家の前は雪ひとつなく綺麗になりました。

 昨日の先輩議員の通夜の法話の一節に「・・・市民の目線で、普段から会話を大切にして歩いて頑張ってきた方」と故人の人柄を紹介していましたが、大変勉強になりました。帰路、私の車に同乗していた議員から「あの話は知る人こそ話せること。ナベさんなら、実践しているから判るよネ」と言われました。

 私がウォークするようになったのは、「痩せる」ことが目標ではありませんでした。日頃、車で動く生活だったので身近な問題を見過ごしているような点(地域での要望など)、そして通学する児童の安全ボランティアに役立つのでは、と思いながら継続したら、「ダイエット」に結びつきました。そして、「ちょっと、家の前の道路見て!ごみステーションが不便!地盤沈下が止まらない!」などなどたくさんの要望が届きました。日頃の「会話」の大切さはこうしたところから生まれます。


安心・安全なまちづくりに疑問!

2009年03月19日 20時41分12秒 | インポート

Img_04531  今日、午前9時40分からアスベスト飛散問題で党市議団として岩倉博文市長に対し緊急要請を行いました。樋口雅裕副市長(教育委員会担当)、山田眞久教育長、澤田石綱紀学校教育部長、そして和野幸夫市民部長(市緊急事態対策会議事務局担当)が応対。(添付写真:党市議団としての申し入れ状況)

 申し入れのなかで私は、「今回(9日)の第2学校給食共同調理場で発生したボイラーの異常燃焼(バックファイア)の事故は議会開会中、しかも一般会計予算委員会(教育費)の質疑中に発生したにもかかわらず、何故事故報告をしなかったのか」と指摘したうえで、その後の市の対応のあり方、地域住民への説明など議会軽視と危機意識の欠如について厳しく批判しました。樋口副市長は「昨日、市緊急事態等に関する対策会議(議長・岩倉市長)を開き、(今日)大気の拡散・浮遊アスベストの測定検査を行い、住民説明会も至急開催する。(議会には)事実関係の把握に奔走し、公表のタイミングが遅れた」と弁明しました。澤田石部長は「過去にも同様な事故はあったが、年2回の測定調査を行い『異常なし』であったので、(事故後も)稼働している」と事故に対する認識のズレを感じました。

 党市議団の調査では、2006年4月にも異常燃焼事故が発生し、アスベストを含む断熱材の回収量は今回の10倍以上の700㎏であったことが判明。今回は、その当時より回収量が1/10以下であったことが危機管理意識の欠落につながったものと推測できます。

 事故が発生しアスベストが飛散した事実を知りながら、1週間も対応していない「ズサン」な対応で「安全・安心なまちづくり」は「絵に描いた餅」と糾弾しなければなりません。厳しい言い方ですが、縦割り行政、部内の連携がこうした事故に結びついていることを今一度検証する必要があると思います。

 夜は、議員の大先輩(7期28年間)であった故木村聡氏の通夜(勇払:浄生寺)に行ってきました。私とは4期16年間、会派は別でしたが議員時代にご指導を受けたことがありました。真面目でやさしく、地域住民からも信望の厚い方でした。心からお悔やみを申し上げます。