こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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努力は報われる!

2010年02月21日 08時38分48秒 | インポート

 まだ雪解けまでは遠い状態ですが、何となく“春の日差し”が感じられるようになりました。神奈川県松田町では寒桜が満開!との報道に驚きました。確実に、季節の春が近づいています。

 驚きなのは、最近腰の痛みで治療中の母(92歳)がテーブルに“ノート”を置いImg_09871 て、一生懸命“漢字”の読み・書きをしています。(添付写真)

私も読めない漢字がたくさんありますが、片手に辞書を置きながら勉強しているのです。「どうして、今になって“漢字”の勉強をしているの?」と聞くと、「“脳のリハビリ”!最近では新聞でも読めない字が多くなったので・・・」と好奇心旺盛です。毎朝、1番先に新聞を読むのが何よりも楽しみのひとつ。私が起きたときには、すでに2紙(道新と赤旗)は読み終えてImg_09881 います。夕方には、民報の配達員の姿を窓際から待つ姿を見かけます。2年前までは月に10冊程度の本(推理小説)を読んでいましたが、「字が細かくて疲れる」と言っていました。趣味には読書という言葉はありませんが、私にすれば驚くべき存在です。

母の勉強ぶりは受験生の次男にも大きな影響を与えています。「おばぁちゃん。その歳になっても勉強は必要なの・・・」との問いに、「歳をとっても覚えることの喜び・楽しみがあるんだヨ!」と人生論を語っています。父の突然の死(私が4歳の時)から「生きていくためには(自分が)働く以外の道しかなかった。いま、時間的な余裕が出来たのでいろんなものに挑戦したい気持ちで・・・」と、そのひと言は良い意味で私たちにもプレッシャーを与えています。「中途半端はダメ!でも、無理なことはしない!自分のペースでやれば良いのでは・・・」と言いますが実行が伴うことは難しいもの。その向かう姿勢から学ぶことがたくさんあります。

女子カーリング(英国戦)は見応えがありましたネ!ちょっとしたミスが勝敗の分かれ目。互いの技術力と精神力の勝負。ルールの知らない私にも、昨日の試合を見て判るようになりました。これから、人気の出るスポーツになると思います。

昨日は、1日中2月(予算)議会の質問準備をしていました。明日は、代表質問の(名前だけですが?)通告日。午後からは新千歳空港に完成間近な国際線ターミナルを視察してきます。


「建設的野党」として代表質問を!

2010年02月20日 10時04分05秒 | インポート

 昨日は、携帯電話にめったにかかってこない電話が2本入りました。そのうちの1本は夕方でした。携帯電話が鳴りだし着信歴を見ると「通知不可能」と言うが表示が出るのです。はじめての経験だけに最初は様子見していましたが、立て続けて3回も鳴るので、恐る恐る?電話に出ると友人からでした。「どうして、『通知不可能』と言う表示が出るの?」と聞くと、「・・・いま、バンクーバーにいんだ!自分が観戦した模様は判るが・・・ニュース・新聞では理解出来ないので(語学が不得意な私も同じ経験をした)日本に入っている情報を知らせて・・・」との事でした。丁度、男子フィギュアスケートで日本初のメダル(銅)獲得、そして2人の選手も入賞したとの報道を聞いた後だけに、その情報には友人も驚いていました。インターネット情報では、ノルディクスキーもはじまり速報によると予選で葛西選手1位、伊東選手2位で突破したとのこと。期待したいですネ!まだまだ、競技が続きますが選手の奮闘でたくさんの「感動」を与えてほしい、と思います。

 今朝、1本のメールが届きました。「(ここの数日)ブログが更新されていないけど、身体の具合でも悪いのですか・・・」との内容です。決して、身体の調子が悪いのではなく、母の通院の介助や議会対応(質問準備)などで忙しく、さらに期日の迫った宿題が重なり、なかなか書き込みが出来ませんでした。

 “書き込み”したいことはたくさんありますが、議会前なので神経を使います。

 この間、不快な思いをする事例が2件ありました。ひとつは、情報開示の問題です。議員(地方議員)には調査権がありませんので、事案について資料要求をします。中には、書面で頂くことがありますが、記載されていることを確認すると「ちょっと時間を下さい・・・」と言って、後日持参した書面の内容が変更しているのです。私が、「ここに記載されていることは事実ですか?」と聞いただけですが、「確認できる証拠書類がないので訂正してください」とのこと。もし、議会質問で確認したら・・・と思うと「慎重に対応してほしい」と思います。

 もうひとつは、すでに1ヶ月以上も経過していますが、なかなか要求している資料が届きません。「何故なのか?」と伺っても、「上級機関が出さないので・・・」との返答。市民が困っている問題だけに曖昧には出来ないので、「では、出せない理由を・・・」と期日を決めてお願いしました。私の推測ですが、「探している書類そのものの存在がないのでは?」と思っています。市民へのしっかりImg_8133_2 した説明責任を果たすことが行政に問われる問題だけに曖昧には出来ません。

 国政でも“説明責任”が問われています。行政の事務的処理の不手際を隠そうとすれば隠すほど問題が大きくなります。私たち議員の仕事のひとつに、“行政のチェック機能”があります。2週間後(3/5)の代表質問では、「建設的野党」として、質すことは質し、積極的提案も行っていきたい、と思います。


待ったなしの救急体制!

2010年02月16日 23時19分16秒 | インポート

 連日、日本人の奮闘ぶりを報道している冬期オリンピック(バンクーバー大会)で日本勢初の“銀”と“銅”のメダル(スピードスケート男子500㍍)-の快挙に「凄い・・・」と思いました。心からおめでとうの祝福を送ります!

この間の各種の競技でも多くの選手が活躍・奮闘されています。メダル獲得の期待の強さというプレッシャーのなかで自分の力を出し切る精神力には敬意を表します。初参加で初入賞した選手のインタビューにも「楽しく参加出来ました!」という初々しさを感じました。初メダル取得者のコメントに「金でなくて悔しい・・・」のひと言。その気持ちは4年前の悔しさやこの4年間の苦労の現れだと思います。1/1000秒の単位という競技。地元や会場などで懸命に応援している方々の期待も大きいものがあります。残りの競技についてもメダル獲得への期待はありますが、悔いのない頑張りをしてほしい、と思います。

さて、議員活動19年目にして、はじめて末広町にある消防署を視察してきましImg_09831 た。救急車・消防車の出動に関わる「通信司令室」を見てきました。すべての情報があって、「いつ・どころで・誰から」と一目で判る通信システムが導入されています。24時間体制だけに、頑張ってほしい、と思います。

今日の段階で色々と問題意識を持ちましたが、まだ整理出来ていないので、後日報告します。

スピードスケートも時間が問われますが、消防署も通報から現地時間への救急車や消防車の到着時間が勝負となります。ともに、日頃からの緊張感が大切だと思います。


どうなる市職員の給与独自削減!

2010年02月15日 21時16分35秒 | インポート

 寒い日が続きますが、早朝ウォークは継続中です。最近では、ウォーク中にも「自宅に電話したら携帯番号を聞いたので・・・」と相談の電話が入ります。会話だけではなかなか困難な相談もあり、時間指定して対応していますが聞いていると、厳しい経済状況がはっきり現れています。

 今週の18日(午前中)に2月議会の説明会(市長から)を受けます。気になっていることはたくさんありますが、そのひとつに2年前に行った市職員給与独自削減問題です。2年間の前提条件だったので、新年度からは“元に戻す”予算になるはずですが、しっかり見なくてはなりません。“官民格差”とか“厳しい市財政”とかで市民の公務員に対する風当たりは厳しいものがあるのは確かです。しかし、そうしたなかで職員も財政健全化に協力して2年間賃金の引き下げに協力してきた経過があります。

 いま春闘の時期を迎え、経済界からは「雇用か、賃下げか」の選択肢を労働者に迫っています。確かに、世界同時不況によって(輸出関連産業など)製造業などは大打撃を受けましたが、それまでどれだけ利益(内部留保金)をつくってきたかが問題です。「厳しいから」のひと言で賃下げを認めたら労働者の生活はどうなるのか?それが地域経済にも大きく波及してきます。こんなときこそ、“内部留保金”を使うときです。ある飲食店の経営者が「とにかく、お客がこない」、タクシー運転手さんも「お客を捜すのが大変!」とこぼしています。

 “約束は守る”ことから始まります。早く新年度予算書を見たい、と思います。

議会の控え室で勉強していると「来庁ランプが付いていたので・・・」と市の職員(課長職の方)が訪ねてきます。私も「何か有りましたか?」と伺うと「遊びに来ました!」の返答。どうやら昨年12月議会から質問に関するレクチェア(質問の事前打ち合わせ)を止めたことが影響しているようです。「勝手に遊びに来るのは拒まず!」と言ってしまったので、そうしたことが広がったのでしょう。でも、私にも自由な時間を頂けなければ質問の準備も出来ません。資料をお願いすると「質問するのですか?」と聞かれます。予習・復習も議会人として必要なこと。問題意識と調査活動が質問の原点ですから・・・。


貧困と格差を考える! パートⅡ

2010年02月13日 10時02分22秒 | インポート

今日から冬期オリンピック(バンクーバー大会)が始まります。緊張感と期待感が強いなかで、各競技でのアスリートの奮闘を応援したいと思います。

今日は、議会質問に関わって(現地も含め)調査活動を行います。しっかり勉強して代表質問の準備を進めていきたいと考えています。

昨日、会派の部屋にいると何人かの(匿名の)市民から、マスコミ報道された議員の問題について、色々な意見・問い合わせが寄せられました。内容は「道議的責任を(議会の場で)是非追及してほしい」との要望でした。「議会質問と言うより、まずは本人から議長・副議長への説明責任をしっかり果たすことが先決では・・・」と説明しましたが、市民的関心の高さに驚きました。

過日の市民生活に現れている「貧困と格差」について、今日は第2弾として追記します。

深刻な雇用問題では、有効求人倍率(0.35:09年11月末)が示す通り、大変厳しい状況にあります。「期間工」の雇い止め、不況によるリストラなどが背景にあり、職を求める失業者が多いのに求人が状態です。今春の新卒者(高校生)の内定率は過去最悪となっています。季節労働者の多いなかで、失業給付金の削減と技能講習の廃止など生活維持が困難となり、冬場の仕事を求める運動の強化が急がれています。苫小牧市では、季節労働者(建交労)のねばり強い運動が実り、人力による除雪・排雪作業として昨年12月に1.000万円の追加補正予算が確保され、多くの季節労働者から喜びの声が出ています。ぜひ、継続事業として予算化してほしいし、そのことが「安全・安心」のまちづくりに結びつきます。見通しの悪い交差点などを排雪することは、多くの市民が望むことです。

商業行政はどうか?人口増加の東部地域にイオンが出店して以来、駅周辺の大型店の撤退や老舗の店も閉店に追い込まれました。東西バランス(駅から)のまちづくりは大きく様変わりしていています。いま、“まちなか居住”政策として市営住宅の建設が突然発表されましたが、市営住宅建設は歓迎しますが、その前に中心市街地の将来ビジョンをしっかり示すことが大切なことと考えます。人口動態も見据え、小・中学校の将来像にも影響してくる問題だけに慎重な対応が求められます。

公共交通として、道内で唯一の市営バスも3年後の民間移譲(移管)が強行採決され、市民の足を守る運動が今後の課題となります。タクシー業界も規制緩和により経営は深刻であり、タクシー離れも深刻。業界で働く労働者の賃金はますます厳しい状況にあります。

様々な角度から市民生活を見ることで、「貧困と格差」社会をどのように改善していくのか、私も勉強してまちづくりに提案したい、と考えています。