我が家で暮らした犬の幸ちゃんは、とっても利口な優しい犬でした。
自分より小さい犬とは、けして喧嘩をしない、
自分より大きな犬には、勇敢に向かって行く、
人の言葉が良く分かり、理解できた。
などなど、シェパード犬に似たキリリとした顔だちで素敵な犬でした。
その幸ちゃんも、亡くなる2~3年前位から、病気がちになりました。
血尿が出始めて、病院に通う様になり
毎日かかさず一ヶ月も通った事も有りました。
その時は毎日、点滴と注射をしていただきました。
幸ちゃんにとって、点滴・注射をしている間はきっと地獄の様に思えたでしょう
嫌がる幸ちゃんを台の上で動かないように押さえるのが
私の毎日の日課に成りました。それでも、諦めたのか10日もすると
牙を出すのは注射器を挿して頂く時だけになり、私も少し楽に成りました。
でも途中で先生が、見にこられると唸ります。
その内、治療室に入ると先生が、私に椅子を貸して下さいました。
長い時間の点滴で立っているのが大変だからと、気を使って下さったのです。
毎日・・1時間・・幸ちゃんが動かないように押さえ続けました。
今思うと良く続いたな~て思います
この続き長くなるので、次にします
(絵・・雪囲いの牡丹・・さつき画)