コタツに入っていて、ふと・・子供の頃を思い出しました。
2歳年下の妹とよく猫と遊んだものです。
その猫は名前は「タマ」で三毛猫だったと思います。
私が育った頃の田舎のコタツは、まだ電気ではなく、炭を入れるコタツでした
だから、布団の中は一酸化炭素が充満しています。
でも子供の頃はそんなこと知りません。
そこで、妹といい事を考えました、猫のタマをコタツに押し込んで、
やぐらゴタツの布団の上から、四箇所を二人で押さえるのです。
それは、タマが出ない様に・・しばらくじ~っとです、
タマは、初め出たいと鳴きます・・でも出しません。
しばらくして、タマは・・とろ~ん・・と・・くにゃくにゃに成って、
解けて(一酸化炭素に酔って)長~く成って出てきます。
さあっ~その時がチャンスです、二人で代わりばんこに、
伸びている、タマを背中に負ぶって遊びます、お母さんに成って・・
柔らかくて・・暖かくって・・思い道理に成る、タマはいい子でした。
でも、酔いが覚めると「ニャーッ!」と鳴いて、背中から逃げます、
それを又二人で捕まえて、コタツに押し込みます。
なんども・・お人形代わりにおんぶしました。
子供は残酷です!今考えると・・タマに申し訳ないことをしたものです。
テレビもまだ無い時代、冬の寒い日の思い出です。
(おんぶした猫・・お絵かきツールで描きました)