病院通いも、血尿がどっと出た時に行く事にして、
出来るだけ幸ちゃんの嫌がる病院には行かない様にしました。
若かった頃の様な元気はすっかり無くなりました。
オシッコは、何度も何度も一日に10回でも行きました。
さっき行ったのにと思っても、残尿感が有るのでしょう、
もうダメでした、オシッコに連れて行ってーと鳴きます。
私が家に居る限り、鳴けばいつでも連れて行きました。
耳も遠くなって後ろから「幸ちゃん!」と呼んでも聞こえないらしく
体に触れるとビック!となって、あわてて振り向いていました。
その姿も、また可愛かったものです。
目も白内障になって白く濁っていました。
きっと、ぼや~と霞がかかったみたいだったのでしょう、
それでも、裏の庭から玄関に行く時など、途中に猫のフードが置いてあると、
ちゃっかり、むしゃむしゃとつまみ食いして通ったものです。
そんな幸ちゃんも、どんどんおばあちゃんに成って行きました。
誰も皆・皆・おじいちゃん・・おばあちゃん・・になるのですよね!
続きにします。
(絵・・カトレア・・さつき画)