リバティーン

５月９日（火）

ジョニー・デップ主演「リバティーン」観て来ましたっ！


物語はジョニー・デップ扮する、ロチェスター伯爵の過激な独白から始まる。

『どうか私を好きにならないでくれ』

悪魔的な美と才能を身にまとい、背徳の香りを漂わせて、酒に溺れるロチェスター伯爵。
そのどのシーンも美しく、どのシーンも愛しい。
病におかされ、その美しさが損なわれていてもロチェスター伯爵は美しかった。
その死に至るまでを、神に逆らい生きた男。
かっこ良過ぎます。
さすがジョニー・デップをして「脚本の冒頭３行を読んで、出演を即決した。」と言わしめた脚本だ。
そしてこの脚本に劣らないジョニー・デップだ。
堪能堪能。
深く深く味わえた。