6月12日(月)
本日も博多座へ。
今日は夜の部だけ。
昼の部は、会員先行でも一般発売でも取れなかったんだよね。
口上がある分、夜の部の方が人気だと思っていたんだが・・・。
では、本日の感想などをつらつらと。
「鈴ヶ森」
七之助君の前髪立ちの若侍姿が美しい。
橋之助さんは、下にかなり分厚いものを着込んでいる様で、がっちりした体付きの親分姿だ。
かなり長い間、七之助君演じる権八と雲助達の立ち回りがだんまりであるのだが、
その間に悪い雲助達が腕や足を切り落とされたり、顔や尻を削ぎ落とされたりするのが滑稽だ。
本来ならかなり凄惨な殺人現場になるんだろうけど、
ここが歌舞伎のいいところだね。
「口上」
幕が開くと、上手、下手に空を舞う鶴の絵と寿の文字。
バックは松の絵でおめでたい雰囲気を醸し出してる。
芝翫さんの挨拶に「大鳴駒」の大向こうが響く。おぉ、大鳴駒かぁ・・・。カッコイイ。
その大鳴駒から上手へ、扇雀丈、市蔵丈、橋之助丈、富十郎丈とご挨拶があり、
代わって下手から左團次丈、弥十郎丈、亀蔵丈、七之助君、勘太郎君と挨拶があって、
いよいよ十八代目勘三郎丈のご挨拶。
5月29日に行われた舟乗り込みでの大歓声に
「何か優勝でもしたのかと思いました。」と笑わせ、
「多くの歓声に涙が溢れてくるのを抑える事が出来ませんでした。」と〆。
舟乗り込みに行けなかったのを後悔させる一言でした。
(チクショー忘れてたんだよねー、悔しい事に・・・)
「弁天娘女男白浪」
弁天小僧がたかりに入った呉服屋の主人が、何の因果か弁天小僧の本当の親で
呉服屋の若旦那が日本駄右衛門の本当の息子だったと言う因縁話も絡めつつ。
お縄になる覚悟は出来ているとばかりに、仕立てたばかりの小袖の着物。
粋に着たてて見得を切る。
紫の地も鮮やかに波模様の日本駄右衛門。
名前にあやかって菊模様の弁天小僧菊之助。
松葉模様は忠信利平。
鶏の羽ばたく赤星十三郎。
麒麟駆け巡る南郷力丸。
5人がそれぞれ手にした傘には「志ら浪」の文字。
うーん!それこそ錦絵の様な艶やかさ。
これぞ歌舞伎!
素晴らしかった。
「雨乞狐 ~野狐の五変化~」
先日の雨乞狐も大満足の素晴らしい踊りだったけど、今日はまた更に踊りに磨きがかかったよう。
野狐→巫女→座頭→小野道風→花嫁姿→野狐への早替えもワクワクと楽しく、
それぞれの役の雰囲気もばっちり掴んでいるみたい。
特に高島田を結った花嫁姿が可愛すぎるっっ!
義経千本桜の源九郎狐よろしく、奥の奈落から ビョーーンと飛び出す
最後の野狐のシーンでは、やんややんやの大喝采。
ああ、いいもん観たわ~。
実はまだ筋書きを手に入れていないので、あらすじ等が良く分からなかったりする。
中旬過ぎに、博多座公演の写真も入った新しい筋書きになるので、それまでじっと我慢の子。
楽日に一番に手に入れよーっと。
早く筋書き読みたいなぁ。
本日も博多座へ。
今日は夜の部だけ。
昼の部は、会員先行でも一般発売でも取れなかったんだよね。
口上がある分、夜の部の方が人気だと思っていたんだが・・・。
では、本日の感想などをつらつらと。
「鈴ヶ森」
七之助君の前髪立ちの若侍姿が美しい。
橋之助さんは、下にかなり分厚いものを着込んでいる様で、がっちりした体付きの親分姿だ。
かなり長い間、七之助君演じる権八と雲助達の立ち回りがだんまりであるのだが、
その間に悪い雲助達が腕や足を切り落とされたり、顔や尻を削ぎ落とされたりするのが滑稽だ。
本来ならかなり凄惨な殺人現場になるんだろうけど、
ここが歌舞伎のいいところだね。
「口上」
幕が開くと、上手、下手に空を舞う鶴の絵と寿の文字。
バックは松の絵でおめでたい雰囲気を醸し出してる。
芝翫さんの挨拶に「大鳴駒」の大向こうが響く。おぉ、大鳴駒かぁ・・・。カッコイイ。
その大鳴駒から上手へ、扇雀丈、市蔵丈、橋之助丈、富十郎丈とご挨拶があり、
代わって下手から左團次丈、弥十郎丈、亀蔵丈、七之助君、勘太郎君と挨拶があって、
いよいよ十八代目勘三郎丈のご挨拶。
5月29日に行われた舟乗り込みでの大歓声に
「何か優勝でもしたのかと思いました。」と笑わせ、
「多くの歓声に涙が溢れてくるのを抑える事が出来ませんでした。」と〆。
舟乗り込みに行けなかったのを後悔させる一言でした。
(チクショー忘れてたんだよねー、悔しい事に・・・)
「弁天娘女男白浪」
弁天小僧がたかりに入った呉服屋の主人が、何の因果か弁天小僧の本当の親で
呉服屋の若旦那が日本駄右衛門の本当の息子だったと言う因縁話も絡めつつ。
お縄になる覚悟は出来ているとばかりに、仕立てたばかりの小袖の着物。
粋に着たてて見得を切る。
紫の地も鮮やかに波模様の日本駄右衛門。
名前にあやかって菊模様の弁天小僧菊之助。
松葉模様は忠信利平。
鶏の羽ばたく赤星十三郎。
麒麟駆け巡る南郷力丸。
5人がそれぞれ手にした傘には「志ら浪」の文字。
うーん!それこそ錦絵の様な艶やかさ。
これぞ歌舞伎!
素晴らしかった。
「雨乞狐 ~野狐の五変化~」
先日の雨乞狐も大満足の素晴らしい踊りだったけど、今日はまた更に踊りに磨きがかかったよう。
野狐→巫女→座頭→小野道風→花嫁姿→野狐への早替えもワクワクと楽しく、
それぞれの役の雰囲気もばっちり掴んでいるみたい。
特に高島田を結った花嫁姿が可愛すぎるっっ!
義経千本桜の源九郎狐よろしく、奥の奈落から ビョーーンと飛び出す
最後の野狐のシーンでは、やんややんやの大喝采。
ああ、いいもん観たわ~。
実はまだ筋書きを手に入れていないので、あらすじ等が良く分からなかったりする。
中旬過ぎに、博多座公演の写真も入った新しい筋書きになるので、それまでじっと我慢の子。
楽日に一番に手に入れよーっと。
早く筋書き読みたいなぁ。