ええじゃないか

韓国の大学路は演劇のメッカ。
なんかいいのがあったらぜひ観てみようと思ってはいたが、色んなチラシを見てもピンと来るものがなかった。

その中で「ええじゃないか」と書かれたチラシをみつけた。
　　　　　
うーん、今まで見てきた韓国の劇団のチラシの作り方が違うなぁ。
なんとなくそんな事を思い、ちょっとそそられたので行ってみた。

行ってみて驚いた事に、韓国の劇団ではなく、日本の「劇団１９８０」と言う劇団だった。
ガーン・・・
なるほど、だからチラシの雰囲気が違っていたのか・・・。
とにもかくにも観る事に。

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漂流してアメリカの船に助けられ、アメリカで６年過ごして帰って来た源次は
妻のイネが売られたのを知り、イネの居場所を探す。
今は両国の見世物小屋で働いているイネは、両国の水にも馴染み楽しく暮らしていた。
「２人で一緒にアメリカに行こう。アメリカには自由がある」
そう言ってイネを誘う源次だったが、イネはこここそが自由の地だと言い、行こうとしない。
そこへ見世物小屋の頭、金蔵が、薩摩屋敷からの呼び出され
「江戸に騒乱状態をつくり出せ」との密命を受ける。
一揆をする側と、それに抵抗する側に上手く自分の配下をつけて立ち回る金蔵。
ええじゃないかええじゃないかの声が渦巻く中、江戸は騒乱の都と化していく。
そうこうする内にイネの兄と父親が一揆の首謀者にされて殺される。
とうとう両国を飛び出したええじゃないかの群集。
まるで狂ったかのように群集達は歌い踊り続けるのであった。
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初っ端、どうもセリフが聴き取りにくい。
これは役者云々よりも会場が悪いみたいだ。
後ろで生演奏があっていて、その音はよく聞こえるんだけど
セリフが天井の方に抜けて行っているみたいだった。
群集シーンとかになると何て言ってるのかわからない。残念だ。
この「ええじゃないか」は今村昌平監督の映画がもとになっている。
語呂の面白さとは裏腹に、自分の土地も持たない百姓達や、
芸を売って身を立てる達の悲しさが根底に流れている。
韓国に来てまで日本の芝居を観るとは思わなかったが、思いがけず面白かった。

韓国に来ちゃいました 第７日目

３月２４日（土）

こっちに来て一週間か・・・。
ずいぶん疲れが溜まってきているような気がします。
足が痛いのはもちろんの事、今日は腕までが筋肉痛です。
毎日結構重い荷物を抱えて移動しているからかな？
と、考えてみて、もしかしたらそうじゃないかも知れないと思い当たる事が・・・。

昨日、Ａちゃんと韓国人の皆さんと一緒にブラブラと街を見物していたところ、
車止めのような低い石の柱にもろにぶつかって、顔面から大コケしてしまったのでした。
あごからズドンと落ちてしまって、両手は荷物を持っていたせいかちょっと捻って、
二の腕が痛い事に夜になって気が付きました。
あごにはアオタンまで出来ています。
全く、韓国までやって来て迂闊ですわ。
この腕の痛みはあの時のヤツかもなー。

しかし、言い訳するようでなんですが、あの車止めはちょっと低すぎる！
よそ見してたら絶対躓くってば！って感じに作ってあるんだもん。
あれでコケた人は私だけじゃないはずだ。

そうでなくても韓国は道がデコボコだらけなので、
ちょっとした段差に足をとられて捻ったりもします。
韓国よ！即刻改良せよ！！

韓国に来ちゃいました 第６日目

３月２３日（金）

今日は移動の多かった日でした。
今日からソウルにやって来るＡちゃんを迎えに仁川空港まで行かなければならなかったのですが、
仁川に行くなら、こないだＤＭＺや板門店で出て来た「仁川上陸作戦」の記念館があると言うのでそこまで行ってみる事にしました。

宿のお兄ちゃんに市庁駅まで車で送ってもらって、地下鉄で市庁から東仁川まで。
東仁川からバスに乗って記念館まで。
そこから空港までバスに乗って行こうとしたら、
乗ったバスがリムジンバスじゃなくて路線バスだったので時間に間に合わなくなりそうになり、
途中で降りてタクシーに乗り換え、大急ぎで空港まで。
空港から今度はちゃんとリムジンバスに乗って、Ａちゃんを泊めてくれるユンさんの最寄り駅千戸まで。
この日会った皆さんとＡちゃんと一緒にご飯を食べて、
私達はまた地下鉄で宿のあるミョンドンまで・・・。

車→地下鉄→バス→バス→タクシー→バス→地下鉄と乗り換えて、一体どれ位移動したのか・・・。

特に何もしなかったのに、やたら疲れました。