2本目は「かぞくのくに」です。
病気治療のため北朝鮮から日本に3ヶ月の予定で帰って来た兄。25年振りに帰って来た兄には監視がつき、何かしらの命令を受けている様子でもある。
久しぶりの同窓会でも浮かぬ顔の兄。しかも脳にある腫瘍の治療はとても3ヶ月では治せないと医者に告げられてしまう。
そんな中、3ヶ月の予定を大きく繰り上げて、すぐに帰国するようにとの命令がおりるのだった。
以前「ディア・ピョンヤン」という映画を観たんですが、その監督の作品でした。
日本でずっと暮らしてきた妹と、17歳の時に北朝鮮に渡って25年間帰って来れなかった兄。
思想の違いや価値観の違い、そして何より理不尽な政治的情勢のせいで、家族なのに会いたい時に会えないなんて、余りにもひどい話です。
兄がスーツケース売り場の前で妹に言います。「お前、そういうの持っていろんな国に行けよ」
自由のない国で暮らす自分が出来ないことを妹に託す。
突然帰国させられた兄を見送って、妹はスーツケースを買いに行きます。兄に託された希望を叶えるために。
一刻も早く、家族が自由に会えて、笑い合える日が来ることをねがってやみません。
病気治療のため北朝鮮から日本に3ヶ月の予定で帰って来た兄。25年振りに帰って来た兄には監視がつき、何かしらの命令を受けている様子でもある。
久しぶりの同窓会でも浮かぬ顔の兄。しかも脳にある腫瘍の治療はとても3ヶ月では治せないと医者に告げられてしまう。
そんな中、3ヶ月の予定を大きく繰り上げて、すぐに帰国するようにとの命令がおりるのだった。
以前「ディア・ピョンヤン」という映画を観たんですが、その監督の作品でした。
日本でずっと暮らしてきた妹と、17歳の時に北朝鮮に渡って25年間帰って来れなかった兄。
思想の違いや価値観の違い、そして何より理不尽な政治的情勢のせいで、家族なのに会いたい時に会えないなんて、余りにもひどい話です。
兄がスーツケース売り場の前で妹に言います。「お前、そういうの持っていろんな国に行けよ」
自由のない国で暮らす自分が出来ないことを妹に託す。
突然帰国させられた兄を見送って、妹はスーツケースを買いに行きます。兄に託された希望を叶えるために。
一刻も早く、家族が自由に会えて、笑い合える日が来ることをねがってやみません。