24日朝、高速艇ビートルに乗って日本を出発し、昼過ぎに釜山に到着。同日夕方よりチェジュ行きのフェリーに乗り船内で1泊。25日朝6時、とうとうチェジュドに到着。初のチェジュ上陸だ。
済州島行きのフェリー。以前は金剛山へ行っていた観光船だったそう。

文化遊牧民の生活はもう始まっていて、私は途中からの参加になる。
取りあえず、みんなが今居るソギポ市のポモンリと言う所までは自力で行かねば。
ソギポ市はチェジュ市の反対側にある市で、チェジュ市庁前からバスに乗れば着くとの情報を得て、ソギポ市のどこに着くかも分からなかったけど「ソギポ行」のバスに飛び乗った。
フェリーの中で手に入れた地図を見ながら、バス停の表示や、案内板を見ているとどうもポモンリの近くの道路を通りそうな予感。
ポモンリはソギポ市庁の近くで、その内「市庁コチラ→」みたいな看板が現れた。ビンゴ!
市庁の近くなら公衆電話もあるだろうし、銭湯もあるだろう。実は釜山からチェジュへ行くフェリーには(12時間も掛かるにも関わらず!)お風呂がなく、どうにも気持ち悪かったので銭湯に入りたかったのだ。
山の中を通ってきたバスが、ちょっと開けた場所へ出たのを幸いに適当な場所で降りた。
すかさず「この近くに銭湯はありますか?」と道行くオバさんに訊くと目標は目の前。なんてラッキーなんだ!

ラッキー銭湯。もう2度と行く事もないかも知れない一期一会な銭湯だ。
船旅の疲れをゆっくり落とし、この銭湯のオバさんにポモンリの場所を訊くとそんなに遠くないとの事。
銭湯にあった公衆電話で主催者側の参加者ヘジンに電話すると「ポモンリのマウルフェガンまでタクシーでおいで」と言われて、言われるままタクシーに乗った。
10分も掛からずマウルフェガン到着!

居た!!
参加者の皆さん、いましたいました。
朝ご飯が終わったところらしく、着くや否や「ご飯を食べろ食べろ」とTerror Jのみんなに言われて、ご飯とキムチを頂く。
Terror J関連記事はコチラ→ ★ ★ ★ ★ ★
先乗りしていた東京から参加のおおたゆみこさんも居て「やっと来ましたよー」とご挨拶。
一緒にお弁当用のおにぎりを朝ご飯の残りで作る。それにしても大きい鍋だ・・・。

マウルフェガンを片付けて、ひとまずみんなで海を見に行く。
チェジュは火山島で、石がいっぱい転がっているのだそうだ。それを一つ一つ積み上げ、垣根を作っている。

きれいな海。そして空。やや曇っているけど、日差しはやはり南の国っぽい。

島も見える。長崎の九十九島ではないけれど、ここも小さい島がかなり多くあるらしい。

こちらはみんなが使うテントや寝袋を積んだ車。

歩いて回ると言っても、大きな荷物はトラックで運ぶし、辛かったら始終みんなの様子を見守っている車に乗る事も出来る。
別に修行ではないのだ。これは遊牧=牧場で遊ぶことなのだから。
但し、リヤカーチームは先発して、その日の全行程を歩いて行く。

メンバーは日によって変わる。
さあ、そろそろ我々も出発だ。
木陰で休む島民の方とおしゃべりをしたり、

花を愛でたりしながら歩くのだ。

ふと後を振り向けば、歩いて来た道が静かにそこにある。

あんな所から歩いて来たのか。そしてどこへ行くんだろう。
もちろんただ歩くだけではない。途中ゲームをしたり、

みかん工場を見学させてもらったり、

朝作ったおにぎりを食べたり、

アイスを食べたりと、ゆっくりと進んで行く。

この日はバスに乗りもした。
本当はシンフン2リと言う場所まで行く予定だったのだが、かなり遅くなってその手前のクムホリゾートと言う場所に泊まる事に。
ここはリゾートと名が付いているだけあって、とてもきれいな展望台がある。

が、どうにも雲行きが怪しい・・・。

テントを準備している最中、とうとう雨が降り出した。
仕方なくその日は展望台の近くにあった建物の中に泊まる事になった。

こんなのを敷いて、
寝袋で寝るのだ。

初めての夜がテントじゃなかったのは幸いだった。やっぱいきなりテントは辛かったかも知れない。
今思えばテントもなかなか快適空間なんだけど、何しろ初の野外生活なのでね、やっぱり慣れが必要かも知れないな。
リゾートだけに大変清潔なトイレもあったし、水道もある。
お風呂に入るのは無理だろうけど、体を拭く事が出来れば充分くらいの気持ちで来ていたので、体を拭こうとトイレに行ったら、そこには素っ裸で水で体を洗う遊牧民の女性たちが・・・。
ああ、そうか・・・。
この寒空に水で体を洗ったり髪を洗ったりする事が出来なければ、遊牧生活は無理なのか・・・。
よし、やったろうじゃないの!私だって少々の覚悟はして来たのよ!水で体くらい洗ってやろうじゃないの!・・・明日からね・・・。
何しろ第1日目。
ちょっと心が折れかかったのは許して頂きたい。
正直「あー、無理かも」とも思った。
しかし、人間と言うものは慣れを覚える動物であったのだ。
この日は美術家のハチョンス先生のお誕生日で、サプライズパーティがあった。

メガネを掛けた顔が粟根さんに似ていると私だけが思っているハ先生。
残念ながらメガネを掛けた顔を撮る事が出来なかった・・・。
マッコリ好きなカップルが、

とうとうマッコリ好きな男の子を産み、

誕生日おめでとう!のビラが掲げられ、実はそのおめでとうは
ハ先生に向けられたものだったと言うもの。

おおたさんがアコーディオンで、寸劇の伴奏と誕生日おめでとうの歌を弾いてくれて、とても素敵な夜になった。
その後はもちろん宴会。マッコリパーティだ。あっちでもこっちでもかんぱーい!


宴はまだまだ続いているようだったが、何しろ初めての夜。
今日歩いて来た疲れと、明日歩かなければならない体力を考えたら早く寝なくちゃとそうそうに寝袋に包まる。
そうだ、明日は食事当番になったんだった。
一体何を作ったら良いものだろう・・・と考えながら、午前1時就寝。
済州島行きのフェリー。以前は金剛山へ行っていた観光船だったそう。

文化遊牧民の生活はもう始まっていて、私は途中からの参加になる。
取りあえず、みんなが今居るソギポ市のポモンリと言う所までは自力で行かねば。
ソギポ市はチェジュ市の反対側にある市で、チェジュ市庁前からバスに乗れば着くとの情報を得て、ソギポ市のどこに着くかも分からなかったけど「ソギポ行」のバスに飛び乗った。
フェリーの中で手に入れた地図を見ながら、バス停の表示や、案内板を見ているとどうもポモンリの近くの道路を通りそうな予感。
ポモンリはソギポ市庁の近くで、その内「市庁コチラ→」みたいな看板が現れた。ビンゴ!
市庁の近くなら公衆電話もあるだろうし、銭湯もあるだろう。実は釜山からチェジュへ行くフェリーには(12時間も掛かるにも関わらず!)お風呂がなく、どうにも気持ち悪かったので銭湯に入りたかったのだ。
山の中を通ってきたバスが、ちょっと開けた場所へ出たのを幸いに適当な場所で降りた。
すかさず「この近くに銭湯はありますか?」と道行くオバさんに訊くと目標は目の前。なんてラッキーなんだ!

ラッキー銭湯。もう2度と行く事もないかも知れない一期一会な銭湯だ。
船旅の疲れをゆっくり落とし、この銭湯のオバさんにポモンリの場所を訊くとそんなに遠くないとの事。
銭湯にあった公衆電話で主催者側の参加者ヘジンに電話すると「ポモンリのマウルフェガンまでタクシーでおいで」と言われて、言われるままタクシーに乗った。
10分も掛からずマウルフェガン到着!

居た!!
参加者の皆さん、いましたいました。
朝ご飯が終わったところらしく、着くや否や「ご飯を食べろ食べろ」とTerror Jのみんなに言われて、ご飯とキムチを頂く。
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先乗りしていた東京から参加のおおたゆみこさんも居て「やっと来ましたよー」とご挨拶。
一緒にお弁当用のおにぎりを朝ご飯の残りで作る。それにしても大きい鍋だ・・・。

マウルフェガンを片付けて、ひとまずみんなで海を見に行く。
チェジュは火山島で、石がいっぱい転がっているのだそうだ。それを一つ一つ積み上げ、垣根を作っている。

きれいな海。そして空。やや曇っているけど、日差しはやはり南の国っぽい。

島も見える。長崎の九十九島ではないけれど、ここも小さい島がかなり多くあるらしい。

こちらはみんなが使うテントや寝袋を積んだ車。

歩いて回ると言っても、大きな荷物はトラックで運ぶし、辛かったら始終みんなの様子を見守っている車に乗る事も出来る。
別に修行ではないのだ。これは遊牧=牧場で遊ぶことなのだから。
但し、リヤカーチームは先発して、その日の全行程を歩いて行く。

メンバーは日によって変わる。
さあ、そろそろ我々も出発だ。
木陰で休む島民の方とおしゃべりをしたり、

花を愛でたりしながら歩くのだ。

ふと後を振り向けば、歩いて来た道が静かにそこにある。

あんな所から歩いて来たのか。そしてどこへ行くんだろう。
もちろんただ歩くだけではない。途中ゲームをしたり、

みかん工場を見学させてもらったり、

朝作ったおにぎりを食べたり、

アイスを食べたりと、ゆっくりと進んで行く。

この日はバスに乗りもした。
本当はシンフン2リと言う場所まで行く予定だったのだが、かなり遅くなってその手前のクムホリゾートと言う場所に泊まる事に。
ここはリゾートと名が付いているだけあって、とてもきれいな展望台がある。

が、どうにも雲行きが怪しい・・・。

テントを準備している最中、とうとう雨が降り出した。
仕方なくその日は展望台の近くにあった建物の中に泊まる事になった。

こんなのを敷いて、
寝袋で寝るのだ。

初めての夜がテントじゃなかったのは幸いだった。やっぱいきなりテントは辛かったかも知れない。
今思えばテントもなかなか快適空間なんだけど、何しろ初の野外生活なのでね、やっぱり慣れが必要かも知れないな。
リゾートだけに大変清潔なトイレもあったし、水道もある。
お風呂に入るのは無理だろうけど、体を拭く事が出来れば充分くらいの気持ちで来ていたので、体を拭こうとトイレに行ったら、そこには素っ裸で水で体を洗う遊牧民の女性たちが・・・。
ああ、そうか・・・。
この寒空に水で体を洗ったり髪を洗ったりする事が出来なければ、遊牧生活は無理なのか・・・。
よし、やったろうじゃないの!私だって少々の覚悟はして来たのよ!水で体くらい洗ってやろうじゃないの!・・・明日からね・・・。
何しろ第1日目。
ちょっと心が折れかかったのは許して頂きたい。
正直「あー、無理かも」とも思った。
しかし、人間と言うものは慣れを覚える動物であったのだ。
この日は美術家のハチョンス先生のお誕生日で、サプライズパーティがあった。

メガネを掛けた顔が粟根さんに似ていると私だけが思っているハ先生。
残念ながらメガネを掛けた顔を撮る事が出来なかった・・・。
マッコリ好きなカップルが、

とうとうマッコリ好きな男の子を産み、

誕生日おめでとう!のビラが掲げられ、実はそのおめでとうは
ハ先生に向けられたものだったと言うもの。

おおたさんがアコーディオンで、寸劇の伴奏と誕生日おめでとうの歌を弾いてくれて、とても素敵な夜になった。
その後はもちろん宴会。マッコリパーティだ。あっちでもこっちでもかんぱーい!


宴はまだまだ続いているようだったが、何しろ初めての夜。
今日歩いて来た疲れと、明日歩かなければならない体力を考えたら早く寝なくちゃとそうそうに寝袋に包まる。
そうだ、明日は食事当番になったんだった。
一体何を作ったら良いものだろう・・・と考えながら、午前1時就寝。
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