nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

「お店をしたい!」(半分青い風)

2018年05月16日 07時00分00秒 | サステイナブルコーヒー
今朝のサーカス家のコーヒーは
「タンザニア ムビンガ浅煎り」です。

浅煎りのコーヒーは少し粗挽きにして飲むのが好きです。





昨日は、奈良の大和高田から
自転車で若者が来てくれました。



「将来コーヒーのお店をしたい」

と言う事で

色々とお話しました。

大和高田が奥様の今の実家で

とっても親しみがあったので

色々とお話ししました。


時々コーヒー店をしたいという方がこられます。


私も自分が経験してきたことの範囲でしか

お話はできません。



子どもが3人いて

脱サラ(古めかしいいい方ですが(笑))して

独立して

結構冒険している私が言うのはなんですが

私自身は、

石橋をたたいてたたいて

渡らないこともあるくらいの慎重派だと思っています(笑)


独立することになったのも

たまたまその流れになったような気がします。

おそらく10代のころから

経験することがすべてだと思っていました。

先生でも、
理論とタテマエだけで話ししている先生と
自分の経験から話しされている方はとてもよくわかりました。


ですので
20代は

出来るだけ色々な経験をして

自分で汗かいて悩んで失敗して

それを身にしていこうと思っていました。

沢山の失敗をしてきました。

当時は失敗ばかりでした。


ただ、それがあって今がありますし

海外発展途上国での仕事経験、

コーヒーメーカーでの研究開発の経験、

カフェでの店舗での経験、

色々なことを経験して

色々な思いがあって今のお店があります。



なかには、全く経験もなく独立される方も
結構多くおられることにとても驚きます。

私なんかビビって出来ませんでした。

やりながら成長される方もおられるので
凄いな~っと思います。



ただ、私にはその経験がないので

古い考えなのかもしれませんが

20代は沢山経験して失敗して苦労して悩んで

それが身となり、血となると思います。


「若いうちの苦労は買ってでもしろ」

私の父親から言われた言葉です。

私もまだまだ未熟者で若輩者で

偉そうなことは言えませんが

20代の若い人たちに、ほんのちょっと人生の先輩から伝えたい言葉です。

今の時代、ちょっとやそっとでは死ねません。
身体が動き続けるうちは働かないと人生80年、全うできません。

そんな長らくやる仕事を決めるのですから、
悩んで悩んで悩んで下さいね。
ゆっくり寄り道したり、廻り道して下さいね。
日本は長寿国、まだまだ人生は長い!(私もね)




たまにはこんな感じいかがでしょうか?