nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

いったい、いつからコーヒーは一般的に飲まれていたのでしょう?

2020年01月11日 22時00分09秒 | サステイナブルコーヒー
先ほど、京都えびす神社さんで

ギリギリの残り福を

いただいてまいりました。

商売繁盛でたのんます!






帰りに年始のご挨拶に

さてさて

年明け初の土曜日で

常連さんもいつものように来てくださって

ありがたい限りです。

そんな常連さんとの会話の中で

一般的にコーヒーを飲むようになったのは

いつ頃からかという話になりました。

大昔西暦900年ぐらいには、

焙煎という技術がはっけんされていなくて

煎じて煮出した液体を薬として飲まれていたのですが

かなり特殊な形でした。

1300年代ごろになって

「焙煎」という技術が発見されて

煮出汁から焙煎したコーヒーを砕いて

上澄みを飲む飲み方に変わっていったということです。

1300年代焙煎が発見された当初は

素焼きの土器の皿で煎っていたようです。

1400年代から1500年代にかけて

金属の煎り器や金属製のミルが作られていたそうです。

1454年に一般の回教徒に飲むことが認められると

またたく間に

イスラム教圏の信者たちに飲まれるようになりました。

日本では室町時代から戦国時代にかけての頃です。

1554年にイスタンブールに

「カーフェ・カーネス」というコーヒーショップが

世界で最初の本格的なコーヒー店だそうです。

1600年ごろに

ローマ法王クレメンス8世によって

キリスト教徒もコーヒーを飲んでも良いという

「コーヒー洗礼」を受けてからは

回教徒だけではなく

キリスト教圏の各国で

コーヒー文化が確立されていきます。

日本では、1700年代に長崎出島に

オランダ人が初めに持ち込みました。

1650年代には、

ヨーロッパ各地にコーヒーハウスが作られ

人々が集まり、情報交換やビジネス、政治、ジャーナリズム、

などを活発化する場所となって発展していきました。

海外と日本と行き来されている方曰く

今でもヨーロッパのカフェの

基本的な形は変わっていない

ということでした。

ネット情報社会になった今でも

文化的にカフェの役割、カフェ文化は

変わっていないということでした。

貴重な生の情報ありがとうございました。

日本のコーヒー文化、喫茶文化とは

また少し違う形のようですね。

久々にコーヒー屋さんらしい内容でした(笑)

参考文献 
コーヒー学講義 
コーヒー辞典