心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

秋の韓国を楽しむつもりの旅No9ースンチョン湾葦畑

2017-01-11 | 2016秋韓国旅行
10月25日からの韓国旅行の報告です。いよいよ4日目にはいります。
この日はソウルチングと1泊旅行に出ます。最終的な行き先はチングが決
める事にして、私からは内蔵山の紅葉か順天(スンチョン)湾の葦畑を見ら
れたらと希望を出して、観光バスツアーを探す手筈になっていました。

所が申し込みをしたツアーは、希望者が少なく成立しなかったと、ソウル
到着後に知らされました。
そういうわけで二人で、順天湾へ高速バスの旅になりました。宿泊はツアー
が駄目と分かった時に、それならと以前お世話になった順天の茶名人シン・
ガンス先生の所に、民泊させていただくことを思いたちました。

実はツアーで行ったとしても、立ち寄り先で近い所を選んで一時抜け出すか
夜宿に着いた後でなり、シンガンス茶に出向き、久々に先生のお茶を手に入
れたいと考えていました。ですからツアーでなく個人で行くことになって、
それはそれで良かったのでした^^

ただ連絡したのがツアーが無いと分かってからなので、出かける間際でし
た。急なことで最近民泊を受けていらっしゃらないのか、準備が整わない
からなのか、先生のお宅ではなく近所の民泊に頼んでくださることになり
ました。

宿も無事決まり、28日早朝まだ暗いうちに江南の高速バスターミナル目
指し出発しました。チングとは3号線ウルチロ3街駅ホームで待ち合わせ。
2号線を降り3号線ホームに着くやカカオで連絡し、乗車する電車の車両
番号を打ち合わせて無事合流できました。

乗り込んだ車内には、通勤帯にはまだ早い午前6時、乗っている人たちは
どこかへ遊びに行くらしい楽しく嬉しそうなアジュンマ・アジョシ軍団で
いっぱいでした。また乗り換えた高速バス車内もそんな人たちが多く、中
にはゴルフバックを抱えた人も複数いて、ゴルフをする人がバスで出かける
のは意外な気がしたものでした。

順調に始まったチングとの秋を楽しむ一泊旅行でしたが、ソウルを離れ一路
南へ進み始めるや、どんどん空色が悪くなりトイレ休憩の頃にはポツポツき
始めました。ソウル到着後ずっと晴れが続き、今朝は暗いうちに出て来たの
で天気の事は全く考えることなく、遠出するというのに傘も持たずに出て来
ていました。

大慌てで休憩所でビニール傘を購入する一方、どうぞ順天の方は晴れています
ように!と一生懸命祈ったのですが、私の期待とは裏腹に走るにつれ雨脚は強
くなるばかり、順天のバスターミナルに着くころには完璧に今日のお天気は雨!

ターミナルにはインフォメーションがあり、順天湾へ行くバスのナンバーや
時間を一旦は調べてもらいましたが、待つ時間、バス停を探す手間を考えて
結局タクシーで向かいました。(15000ウォン程)

順天湾へ向かう車中では、運転手さんが色々アドバイスをいただきました。
生態園も国家庭園も人工的に造られている。葦畑をみるなら川沿いの遊歩道が
自然の儘でいい。また順天出身作家の文学館があるから是非寄ると良い。
『스무살의 어머니(スムサレ オモニー20歳のお母さん)』の著者チョン・チェ
ボンを知っていますか?
遊歩道と国家庭園の間を新しい乗り物が通っているから乗ってみると良い。



目的地に到着する頃には、すっかりお腹が空いていたので、運転手さんに
名物料理を聞いてチャントゥンオ鍋を食べに行くことにしました。



チャントゥンオって何だろう?分からないと早速スマホで検索です。
ムツゴロウとありました。お客さんの大半は同じものを注文するようです。



鍋の中に原形の分かるものは見当たらず、どう料理するのかわかりません。
ムツゴロウというと、潮の引いた浅瀬のドロドロの中ではねる姿が浮かびます
が、泥臭さも生臭さも無く滋味ある鍋物でした。

また海辺ということでコマッという貝が色々な調理法で料理され何皿も並びました^^
 


食事を終えて見学開始の前に、強くなって着た雨脚対策にコンビニでレイン
コートを買っていざ出発!以前リアルタイムで御披露した出で立ちになりました。


この写真の手前の方に順天湾自然生態園があるのですが、そして…実はそこを
写したネット上の映像を見て、4年来秋の順天湾にいつか行って見たいと思って
いたわけなんですが…私たちはここから湾とは反対側へ向かって歩きました。
入場料8000ウオンの自然生態園見学でなくタクシー運転手さんアドバイスの
コースをとったのでした。








白いコスモスは珍しいです。


↑見えるでしょうか?向こう岸には鳥が!順天は渡り鳥の中継地で有名だそうです。



また鳥が


10分ほど歩くと草ぶき屋根の建物が見えてきました。きっと文学館でしょう。


順天出身の二人の文学者について一棟毎に著作や業績、身の回り品等が展示されて
いました。タクシーの運転手さんが紹介してくれた作家チョン・チェボンの(1946
~2001)展示館では、ぺヨンジュン絡みで知った僧侶とこの作家が知己で、作家の
通常より短い生を悼む言葉が寄せられていることを知ることができました。
デカダンな暮らし振りを心配する文章が掲示されていて、作家が著書から垣間見ら
れる生い立ちから、孤独感に囚われ続けた生涯が想像されました。


文学館の見学を終えて外へ出ると文学館の庭園に白い花が見え引き寄せられました。
バラかな?と近寄ったんですが・・・




良~く見ると、少し違います。


綿花でした。



こうして実際に咲いているのを見るのは、私が幼少の頃実家で栽培していたらしい
のですが、記憶にないのでほとんど初めてです。
見ているだけでふわふわと柔らかく温かい気持ちになります。



文学館の見学を終えてそろそろ次の目的地シンガンス茶へ向かおうと、大通りに出る
道を文学館のスタッフらしいアジョシ(おじさん)にチングが聞いてくれました。
そのアジョシ、少し後に自転車で私たちの後ろから付いてくるかのように現れました。

チングがそれに気づいて話しかけ、通りが見える場所までおしゃべりしたり写真を写
していただいたりしながら歩きました。
アジョシと別れた後チングが言うには、私たちが教えた通りチャンと行かれるか、付い
てきてくれたんでしょうとのことです。チングのお陰でアジョシのさりげない親切を知
ることができました。

(続く)

秋の韓国を楽しむつもりの旅NO8-お祝いカードを持って三成洞~奉恩寺~成陵

2016-12-31 | 2016秋韓国旅行
皆様おはようございます。ぐずぐずしている間にとうとう今日は大晦日!
なかなか指が動かず(?)アップが遅れています。(お恥ずかしい^^;)

今日はアップの前に年末のご挨拶を申し上げます。
一年間拙い我がブログをご訪問いただきありがとうございました。私が見る
等身大の韓国の今を伝えたく、細々ではありますが書いています。思いとは
裏腹に何も伝えられていない気も、時にはしますが引き続き報告していき
ますので、また来年もどうぞよろしくお願い致します。


それでは秋のソウル報告やっと3日目に入ります。今日は江南にあるヨンジュンさん
所属事務所キーイーストへ行き、お祝いのカードをポストに投函する予定です。その
足で韓国リピート18年来まだ行ったことの無い成陵迄歩いてみようと思います。

キーイストの最寄駅は、2号線三成駅です。新村からは時間はかかりますが、2号線に
乗ったまま乗り換えなしで行けます。
2号線は東京の山手線や大阪の環状線の様に、市内の主要な地域をぐるっと一回り
して、また元の場所に戻れる路線です。三成はほぼ丁度反対側にあり、内周りで行こう
が外回りで行こうが、かかる時間はほぼ同じです。この日は内周りにしました。新村に
宿をとると、出かける時は大抵内周りで出かけますから、こちらの方が慣れているんです。

長く乗っていると時には居眠りが出て、乗り過ごすことも良くあるのですが、幸い途中
何度かフッと気付き、東ソウルバスターミナルのある江辺(カンビョン)からはずっと
景色を見ていましたから、乗り過ごさず済みました。漢江(ハンガン)を渡って5つ目が
Coexのある三成です。

事務所へ行くまでに、大通りに交差する道が何本もあるのですが、前に通った道より手前で
曲がってみたところ、その通りになんとスジンさん(ヨンジュン夫人)の写真を看板にした
レストランがありました。何でしょう?とっても興味が湧きました。事務所の帰りには
ここに寄ってお昼に決定です!




なんて考えながら曲がった角に、美味しそうなケーキを置いたカフェがありました。
気になる、気になる、こちらは食後のデザートにしよう!



事務所のあるビルに到着、私たち家族(ファン)が入ることが出来るのは該当階の
エレベーターホールまでです。前回(2015年5月)結婚のお祝いカードを投函
しに来た時は、スヒョン君のファンらしい中国系の若い人たち大勢と出会いました
が、今回は誰も見かけませんでした。

なんだかポストが小さく見えて寂しいですね。誰も居なくて間が持たず、カードを
投函すると早々に引きあげました。


来る時見つけたレストラン、お一人様はお呼びでなく、やむなくもう一軒気になって
いたカフェの方にお邪魔しました。気になったケーキは、人参ケーキだそうです。
土台がふわふわスポンジでなくしっとりしてしっかり詰まっている感じ、結構お腹に
ズシンときます。お昼としては少し軽いけれど、お昼ご飯は抜きにした方が良さそう
です。


アップでもう一枚


美味しくいただいて、食べ終わればお一人様のテイ-タイムは終了です。


おいとましてさあ歩きましょうと進んだら、おいしそうなお餅が店先に並んで
いました。 購入して写してみたもののピンぼけでした。(いろんな木の実が沢山
詰っている雰囲気だけでもみていただきたいので載せました)


韓国では、ご町内に1軒はこうしたお店があるんじゃないかと思うくらい
お餅屋さんがあります。餅といっても日本の餅のようなもち米で搗いて作る
ものでなく、うるち米を挽いて粉にしたものを蒸して作ります。御先祖の供養
チェサにお供えしたり、お祝い事のときにもお決まりのお餅があるようで、
年中人々の暮らしの中にはお餅が登場するようです。



再びCOEXが見えるところまで来ると北側に奉恩寺(ポンウンサ)があります。


「朝鮮時代に仏教寺院を縮小する政策がとられたなかでも、王陵を守る寺として
全国的に名声を高めていき、僧侶の科挙試験にあたる僧科の試験も行われた」
そうです。



内側から見た門(真如門ーチニョムン)お寺の古色蒼然たる風情と近代的な
ビルのコントラストが面白いです。


都会のオアシスとして、信徒さん以外にご近所のビルに通う人々にも親しまれて
いそうです。

四天王




美術的な意味はさておき、韓国の四天王にはユーモラスな親しみがあります。
現在何か行事があるのでしょうか?門前には受付のテントが出ており、四天王
像の前には鉢植えや花が供えられています。、

カンナムの高級アパート群


韓国の高層集合住宅、日本で言うマンションはアパートと言います。造りは
寒い土地がら冬にあわせて設計されていると思われます。ベランダは日本の
様に開放的な造りではなく窓で閉鎖されています。日本でも断熱効果を高める
ために2重窓にすることがありますが、韓国のアパートでは外側の窓と内側
の窓の間がベランダになっている、と言えるでしょうか。私は韓国旅行を
始めて間の無い頃、こうしたアパート群を見る度、ベランダの無い景観に
違和感があって仕様がありませんでした。

またこうしたアパートの出入り口は専任のガードマンが24時間体制で詰めて
いて、住人の安全を守っているようです。





奉恩寺を出て2つ目の交差点が盆唐線・9号線の宣靖陵駅で、ここを左に曲がると
成宗とその2番目の王妃、そして二人の子である中宗の三人の墓がある三陵公園が
あります。公園が見えてきました^^


塀がず~っと続いています。


グル~ッと歩いて入口に来ました。

         入口の案内図

         木立ち越しに見る公園内

今日は三陵公園の周囲を歩くだけにしました。五月に英陵を見学して王の墓がどういう
構造になっているかおおよそわかったので今回は見学はパスです。
さあ下宿へ帰ってチングに連絡したり明日の支度をしなければなりません。
帰りは9号線で高速バスターミナル~(3号線)~教大~2号線~新村という経路で
帰りました。


秋の韓国を楽しむつもりの旅No7ー光化門~鐘路~曹渓寺~嘉会洞

2016-12-22 | 2016秋韓国旅行
京都の旅について書いている間に韓国情勢は大きく動き、韓国国民の怒りは
とうとう国会における大統領弾劾決議を可能にしました。ニュースで流れる
韓国の人々のすがすがしい笑顔が印象的でした。

11月の韓国旅行2日目のソウル散歩、前回で独立門から光化門前広場までき
ましたが、その後カードを買いに教保文庫に行きました。

韓国一の書店、教保文庫は文具関係の品揃えも豊富です。旅立ち直前にわが
心の人の第一子誕生の知らせが入り、急遽お祝いカードを届けようと思い
立ちました。カードコーナーで探しましたが、誕生日を祝うカードはたくさん
ありますが、出産を祝うカードは見つかりません。店員さんにお願いして
可愛い絵のあるカードを、幾つか選んでもらいその中から選びました。



目的の買い物を終えたので先を急ぎます。困った時の観光公社頼み、この日
空港で借りたwifiの、使用方法が良く分からなくて、早速お手上げ状態に
陥っていたので、教えていただこうと思った次第です^^;

何のことはない、バッテリーの使用時間切れで使えなくなっているだけと
判って見れば初歩もいいところの問題でしたが、アナログ人間の私、生まれて
初めて持つwifi故、何も分からずとっても不安でした。

大きな不安が解決し心も軽く鐘閣を北上し曹渓寺へ向かって歩いて行くと
ふと目に留まった茶道具店、素敵な煎茶セットがありました。


お邪魔して話をすると何とか先生という有名な先生の息子さんの作品だとの
こと、陶芸家はチョン・ハンボン先生しか知らないと言うと、何という奇遇!
その先生はチョン・ハンボン先生の師匠でもあるとか・・・

このお茶碗写真では、残念ながらがその時私がよいと思った色や、お茶碗から
受ける感じを伝えられていませんが、凄く素敵で心惹かれました。でも煎茶
セットはこの4月に、2代目陶泉チョン・ギョンヒさんのを購入したばかり、
諦めた方が良さそうです。

せめて記憶にとどめたくて、諦めて一旦外に出た後で写真の許可を得ました。



お店のお向かいの曹渓寺に目をやると、春は提灯で一杯だった境内に
今は菊の花が一杯です。





菊花展も素敵ですが、今日はもう一ヵ所行きたい所があり急ぎます。
曹渓寺前の路地に入り、仁寺洞の大通りから嘉会洞の北村博物館へ向かい
無事開館中の博物館へ到着しました。しか~し、入口のポスターを見ると

   "간찰"(6/22~10/21)

10月21日で終了と言うことは、今(10/26)は次の展示に向けた準備期間?
ここへ来る時は、何度も閉館中が重なって通うこと4度目位でやっと一度だけ
観覧したことがあります。
諦めの悪い私、入口に鍵はかかっていなかったので、まずは様子を見に展示場
のある地下に降りて行くと、前回付き添って解説してくださったスタッフが
「どうぞ、どうぞ」と招き入れて、一人思い通りに見せてくださいました。





ハングルで書かれたこれらの手紙、男性同士のやり取りならば漢字で書かれます
から、出す人と受け取る人少なくとも一方は必ず女性です。
安否を問うものだったり、心配事の相談だったり・・・・、そこには人々の
暮らしや人生が語られていると古きを知りたい人々の関心を惹いたとか…

また手紙を書くのに必要な道具や調度品も併せて展示されています。




"간찰"とは(会場の解説文より)

간찰은 죽간(竹簡) 목찰(木札) 등에 쓰여진 글을 말한다.
簡札は竹簡・木札などに書かれた文をいう。

넓은 의미로 종이나 비단에 쓰인 편지까지 통칭한다.
広い意味で紙や布に書かれた手紙まで総称する。


전시에 공개되는 20여점의 간찰은 한글로 쓰여 있다.
展示に公開される20点余りの簡札はハングルで書かれている。

남성 사이 주로 주고받았던 한문간찰과 달리
男性の間で主にやりとりした漢文の簡札と違い、

한글간찰은 여성이 쓴 것이 많다.
ハングルの簡札は女性が書いたものが多い。

발신자나 수신자 중 한쪽에 여성이 관여한다는 점도 특징이다.
発信者や受信者のうち片方に女性が関与するという点も特徴だ。


전계층의 남녀 모두 사용한 한글간찰은 가족 또는
全階層の男女の全てが使ったハングル簡札は家族または、

매우 가까운 지인 간에 주고받은 경우가 많다.
非常に近い知人間でやりとりした場合が多い。

조선 후기 이모가 조카에게, 누이가 동생에게,
朝鮮末期に叔母が甥姪に、姉が弟妹に、

여동생이 오빠에게 또는 친척어른들에게 보낸 각양각색의 편지들이다.
妹が兄に、または親戚の大人たちに送った様々な手紙だ。

의식주, 관혼상제, 질병 등 다양한 삶의 모습이 생생히 담겨 있는 이유다.
衣食住、冠婚葬祭、病気など多様な人生の姿が生き生きと盛り込まれている理由だ。

秋の韓国を楽しむつもりの旅ーNo6韓国のデモ

2016-11-24 | 2016秋韓国旅行
10月26日、韓国旅行2日目西大門から光化門への散歩の続きです。光化門前の通りを
世宗路の2本西側辺りで、ハングル通りの標識を見つけ、何となくその道から光化門
前の広場に向かおうと曲がってみました。通りの反対側、青瓦台へ向かう方向へは
何度か歩いたことがありますが、南側は初めて歩きます。

回りは官庁街らしく落ち着いた雰囲気がありましたが、光化門前広場に近づくにつれ
次第に幟旗を持った人々が増えて行きます。光化門前広場とはまた別の小さな広場と
いうか公園があり、そこで集会が開かれる(開かれている)ようです。
幟には鉄道関係の労働組合の名前が書かれています。


何を問題としているのか、興味が湧いて参加者に聞いてみました。新たな賃金制度の
導入に反対しての取り組みだそうです。私も在職時は労働組合に身を置いたことが
あります。昔を思って「頑張ってください!」とエールを送って別れました。



さて光化門前にくると、私が決まってすることがあります。
ソウルの空の定点観測です。今日のソウルは?


青空は見えず、私的にはあまり良いとは言えないですが・・・・多分今や
ソウルとしては、それ程悪い状況ではなくなっているのではないかと思います。


光化門広場の一番南側、教保文庫の前辺りまできましたら、また別な集会をやって
いました。規模は小さいですが、参加者が有名な人なのでしょう!?
報道関係者のカメラが結構集まっていました。横断幕には、何々・・・




       「これ以上国民を侮辱しないで!
      朴大統領 退陣 催促 市民社会 合同記者会見 


この集会は、今日本の各局テレビワイドショーなどでも話題になっている、大統領
退陣要求運動の始まりとなるものだったのでしょうか?!

今や数百万人にならんとする大統領退陣を求める国民運動、その動きの中身について
あれこれ言う情報はありませんが、社会で起きる問題や政治について、個人が明確な
意見を持ち、自己の立場を表明する率直な姿勢を私はとても評価しています。


世の中にはデモや集会と聞くと、何か怖いもののようなイメージを抱く人々が居ます
が、それは誤ったイメージを持たされてしまっているにすぎないと思っています。
ソウルでは毎週土曜日に、百万人規模の集会が整然と楽しく行われているようです。
その運動が大統領退陣を可能にするとしたら~


なんだかワクワクしてきそうですが、現実に戻って教保文庫でお買い物です。

秋の韓国を楽しむつもりの旅ーNo5西大門から光化門へ

2016-11-21 | 2016秋韓国旅行
一昨日から京都で紅葉を楽しんでいます。今年年頭からの計画で、韓国の秋を楽しめなかったから
というわけではありません。スマホからの投稿で読みづらい点があるかも知れませんがご容赦を!

10月26日、旅の二日目の続きです。ヨンチョン市場を抜けると
お向かいは独立門公園でした。


独立門はパリの凱旋門に倣って造られたそうですが、独立の意味は記憶に新しい日本統治時代の
為に.日本からの独立かと思われがちだそうです。さにあらず中国(清)からだそうです。
1896年定礎,1897年完成だと言いますから確かです。

とはいえこの公園、日本とは浅からぬ印縁があります。
公園北部にある西大門刑務所歴史館は、日本併合後の独立運動家が投獄されていた場所です。
機会があれば歴史の事実を韓国側からもみてみる場所として訪れたいところです。


三一独立宣言記念塔


久々のソウル、今日は西大門から光化門方面まで歩いてみたいと思います。
光化門駅前の教保文庫では、誕生祝い用のカードを探したいです。


この道は延世大前から景福宮方面へ行くバスで通る道のはず。
あのトンネルを抜け歩いていけば、光化門方面に出られるでしょう。



ソウルの銀杏並木は少し色づき始めていますが、全体的には紅葉はまだまだの様です。
日本も韓国も今年はゆっくりの様です。
光化門のある世宗大通りの1、2本手前にハングル通りなんて言う通りがありました。
記念碑があったので拾い読みしてみると、日本統治時代禁止されたハングルの使用を守り続けよう
とした人々の、集う場所があったことで名付けられたのだそうです。


実はこのハングル通りの碑もそうですが、鐘路区の道路脇には小さな標識風のちょっとした
記念碑が結構あちこちにあります。目にすると何だろうとつい読んでしまいます。


気が付くと景福宮に大分近づいていました。道路脇には警察のバスが並んでいます。デモがあるんでしょうか?
 

(続く)