夕方飲んだアイスコーヒーが祟って全く寝付けず、少しウトウトしただけ
で出かけた5時40分の新村。8月ならとっくに夜が明けている時間なのに
真っ暗で、歩いてる人たちはまだ昨日を引きずっている様〜
余裕で出たはずがなぜか全然来ないバスを諦め、地下鉄で出発7分前に到着、
大汗かきましたが、無事安東行きムグンファ6時40分発にて出発しました。
初めて乗る中央線に、どんな地域を走るのか、しばらく眼を凝らしていまし
たが、初めてだけに地図をイメージできなくていつしか眠っていました。
小一時間ほどで眼が覚めると、車窓には色付き始めた田圃が〜〜
大慌てでアイパッドを取り出し〜
稲の黄色(写真右上に少しだけ写りました)とその他の農作物の緑とで、美しい
コントラストの風景も見たのですが、シャッターチャンスをつかめませんでし
た。残念!
収穫期の稲は散々見ましたが、この時期の田を鮮烈な印象で見たのは初めて
かもしれません。
ほぼ定刻に到着。明日のソウル行きの時刻と、記念に駅舎も写真に収めました。
安東は10年ぶり、この間、他の駅では立派な駅舎に変わって風情も何もすっか
り〜〜になった所が多いですが、安東は郷愁を誘う駅舎でホッとします^^
所で変わったといえば、河回行きのバス停の向かい側にはバスターミナルが
あったはずですが、某生命保険会社のビルが建っていてビックリ!
どこへ移転したんだろうと思ったら、河回へ向かう途中にありました。
今回どこへも寄らず直接河回を目指して来ましたが、終点の村の入り口のシャト
ルバス乗り場の、一つ手前のバス停で降りました。
今日の夕食は、村には食堂が無いので駅前で調達したもので簡単に済ます積り、
なのでお昼はバッチリ河回味噌村で味噌鍋をいただこうと思います。
広大な敷地には、手作り味噌の膨大な数の甕があったはず〜〜
あ、ありました!(↓の写真はレストランから撮ったものです)

味噌鍋(小)
さすが味噌村、青いコチュにかかった味噌ダレの美味しそうなこと!故郷の味
赤味噌を思い出します。普通このコチュは辛いことが多いので手を出す事は稀
ですが、お味噌に惹かれ一口、辛くなかったので更にと、いつになく美味しく
いただきました^^
小とはいえ、少々量の多かった味噌鍋、淡白なお味の上、本日のまともな食事は
これのみなので、ユックリ時間をかけて完食しました。
懐かしい味噌村ですが、10年前とは微妙に変わっていました。前はお店の前面
ばかりで無く裏にも、もっと沢山の甕が置かれて、寧ろそちらの甕がよく人の
手でお世話をされている感があったのですが…、裏の甕はなくなっていました。
お店の一角にはショウルームがあり職員が常駐してお味噌のピーアールに努める
という風情で働いていましたが、今はレストラン部門の人のみのように〜
この後、村へ入るシャトルバス乗り場までは、食後の腹ごなしに歩こうかとも
思っていたのですが、日中はまだまだ厳しい陽射しに、無駄な抵抗はよして、
タクシーを呼んでもらいました。タクシー技士さんには、「すぐそこじゃないか」
と笑われましたが、年の所為で足が弱くて〜と、見栄を張らずにお願いしました。
シャトルバス乗り場には入村料の窓口があり、前の料金は覚えていませんが、
ずいぶん上がった印象を受けました。それでも通常5000wのところフェスティバル
割引なのか4000wでした。ここは外国人の敬老割引は無理でした。
村直前の観光案内所、此処で今日の宿の場所を聞いて宿へ直行です。
職員から電話が行って、迎えに来てくださった民泊のアジュモニと宿へ。

佳景斎(カギョンチェ)
素敵な可愛い看板が宿の名前を告げている草屋根の家です。
まずは、しばらくお昼寝をさせていただきます。(3日目、続きます)