心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

花を求めて

2017-01-29 | 日記
ウラウラ穏かな春の日の様な昨日、昨秋まで住んでいた家の紅梅がもう
花開き、下手したら散り始めているかもと焦って見に行ってきました。
でかけたついでに、ニュースでみた蝋梅が、いつも近所で花見をする時に
行く公園にあるかもしれないと寄ってみたら、丁度見ごろで芳香を放って
いました。

咲いてました!引っ越し前に思い切り切り詰めて少し寂しい枝です。

   


もう少し近寄って



ご近所の庭の白梅はまだまだのよう



公園では、蝋梅がありました。


これも近寄って


もう一枚



梅は?と探したら・・・、やはりここも白梅はまだまだのようでした。



この公園には、私が最近になって大好きになった春一番の花山茱萸がありますが・・・
まだ固い蕾でした。


開花を楽しみにしていましょう。

秋の韓国を楽しむつもりの旅NO11ー韓国三大寺刹松広寺(ソンガンサ)

2017-01-26 | 2016秋韓国旅行
10月29日、順天滞在二日目です。シンガンス茶をお暇しバスに乗って
一旦市街地に戻りました。
バスターミナル近くのパン屋さんで朝食をとりながら、気の向くまま足の
向くまま今日の行き先を決めようと思います。


       コーヒーの紙コップ、可愛くて心がなごみます^^ 


行き先は松広寺(ソンガンサ)と決まり、丁度近くのバス停に松広寺行きが
あるとわかりました。バスに揺られること1時間半程で到着。



      曹渓山(チョゲサン)道立公園案内図

松広寺は全羅南道順天市の曹渓山(チョゲサン)北西の山裾に位置します。
東側にあるシンガンス茶とは山頂を挟んで、ちょうど反対側になります。

チケット売り場はバスを降りて割合すぐの所、大人3000ウォンは老人は免除
となりますが、さて私は~^^

       チケット売り場


参道は渓流沿いを歩きます。少し行くと橋と橋の上に建てられた丹青の美しい
建物「清涼閣」があります。ここを渡るのが往きの正式経路のようです。



      清涼閣往き入り口天井の龍(口に何も咥えていません)


      清涼閣戻り口天井の龍(赤い玉を咥えています)



お寺の入口一柱門(世の煩悩の濁りを払い一心で仏法の世界に向かう)


↑の写真に見える赤いジャケットの女性は韓国人ツアー客に付いていた
お寺の案内の人です。ところどころで説明を聞きかじりながら見学して
いきました。聞き逃したり分からない部分があったりで完璧な理解が
できなくて残念!


仏になった人の霊魂を清めるための場所、洗月閣(左)滌珠堂(右)

左が女性用、右が男性用だそうですが、単に区別されているだけでなく
出入り口の向きが男性用だけがお寺の中心大雄宝殿に向かっている点に
差別的な意味もあったとか。


   コヒャンス高僧所縁の古木

 
↑この建物から見る景色が松広寺で一番美しく、多くの人が詩心を呼び覚ま
された場所だとの事。その景色とは↓







 羽化閣(ウファカクー体と心が羽のように軽くなり天に登り神仙となる)

羽化閣は三清橋という橋の上にかかっています。この橋を渡っていよいよ
松広寺中心部に入って行きます。

松広寺四天王










    大雄宝殿(テユンポジョン)


    



旅から戻って振り返ってみると、訪れた時の感動を伝えられるような写真
が撮れていない事に、いつもながらがっくりきます。もともとあまり撮る
方ではないのですが、それにしても少なすぎました。思えば現地にいる
時は、楽しむ方が先決で、記録に残す意識が飛んでしまっています^^;

見学を終えてバス停めざして戻る帰り道、近在でとれた農産物を売る店が
眼につき大豆を購入しました。


       参道の土産物店

秋の韓国を楽しむつもりの旅NO10ー名人シン・ガンス茶

2017-01-19 | 私のハナヨ旅
2016年10月28日順天の葦畑をそれなりに楽しんだ後は、いよいよ今日の
最終目的地名人シン・ガンス茶を訪ねました。気に入ると同じ所へのリピートを
することの多くなる私、今回で4度目の訪問です。

   初回  2012年5月21・22日 南部バスTより光陽梅農園経由
   二回目 2012年8月4・5日  KTX
   三回目 2013年6月7日    KTX


名人シン・ガンス茶は、我が心の人が旅と自国文化についてエッセー『韓国の美
をたどる旅』を書いた時、お茶の項に関連して、手作り茶を訪ね歩くなか出会っ
たお茶です。既に東アジア茶文化研究所の協力を得て、韓国の茶文化について製
茶体験も含め理解を深め、原稿執筆も全て終えていたと思われる時期、研究熱心
な彼が更なるお茶を求め出会ったのでした。

シン・ガンス先生は仙厳寺の住職だった父親の下で、1989年迄仙厳寺の茶畑を守
り、その後は順天の高地で在来種のお茶を、肥料はおろか水さえも与えない自然
栽培の方法で作っていらっしゃいます。

禅僧によって韓国にもたらされたお茶文化、修行の一環として受け継がれてきた
その流れは、李氏朝鮮の崇儒廃仏政策の結果、茶畑は放置され、その後再びお茶
が必要とされるようになった時は、大量生産用に開発された改良種のやぶきた種
が入ってきて、現在全国のお茶の木の90%以上を改良種が占めているそうです。

「改良種は主に肥料を吸収させて育てるため、直根よりは横根が発達し、深根性
の在来種に比べ根を深く下ろせない。しかし在来種のお茶の木は根が背丈の3倍
まで育ち、大地の精気を吸い取ることができ、それゆえ深い味が出るのです」と
シン・ガンス先生はおっしゃいます。

名人茶ホームページより

      
     在来種のお茶の木      改良種のお茶の木



シン・ガンス先生と出会い、在来種のお茶の精髄に触れた彼は、お茶を通じて
「私たちが子孫に継ぐべき文化遺産はまさに自然だ」と気づいていきます。

韓国は狭い国土にもかかわらず植物資源が豊富で、また自然環境は同じ植物に
非常に優れた薬性を持たすことができるといわれています。それは歴史ドラマ
の中で商人の中国との取引の中で高麗ニンジンが非常に珍重されることからも
信頼性が想像できます。

豊富な植物資源と言うと思い起こすのは、スーパーとかデパートなど無論コン
ビニも含めて近代的なショッピング場所がありつつ、その一方でソウル市内の
各町内には従来型式の市場があり、近郷から出荷されてくる瑞々しい新鮮植物
が山と積まれて売られている様子です。多分それは日本が高度成長過程で失って
しまった姿では無いかと思われます。


2012年になって初めて順天に出かけた私、彼が東アジア茶文化研究所で経験
した茶作りの過程を、追体験したくなり先生のお許しを得てやってみるという
幸せな機会を得ました。

その経験があったからか、元来乗りやすい性格のせいなのか分かりませんが、
その旅の最後にいただいた名人茶は、お茶は元々薬として用いられていた事を
自分の喫茶体験によって実感する鮮烈なものとなりました。

直前まで会食しながらシンガンス家自家製のお酒をいただいた私、アルコール
に弱いため、ほんの少量でしたが顔が真っ赤になっていました。食事を終え
喫茶室に向かう時、先生が私のその顔色を「お茶でクレンジングしてあげまし
ょう」とおっしゃったんです。

顔を、お茶で?クレンジング?、イメージが湧かずクエスチョンマーク一杯だ
った私、淹れていただいたお茶の一杯目を飲み干すや、顔の熱気がサ~ッと
ひいていました。

大地の英気を吸い上げ育った最高の茶葉を、名人の手でその茶葉に一番かなった
条件で仕上げたお茶… 12年・13年は、我が家にはちょっと贅沢品でしたが行く
度、ワンパックずつゲットして、少し離れて住む娘が帰る週末の一日などゆったり
お茶タイムを持つのが、無上の楽しみになりました。

丁度大切なお客様を迎えようとしていた16年の秋、図らずも韓国チングと順
天に遊ぶことになったのも、丁度良いタイミングと久し振りに先生のお茶をゲッ
トして、幸せなお茶の時間が持てるようにと願った次第です。



先生のお宅へは順天駅前1番バス乗り場から仙厳寺行き路線バスで向かいます。
バスセンターで入手した地図を片手に降りるバス停の名称をチェック、チェック。
しかと確認した筈なのに・・・、韓国人のチングも付いていてくれたというのに
どうもシン・ガンス茶を訪問する時は、決まって2停留所前で降りてしまいます。
余程停留所名が似ているのでしょうか!?


今回も手前で降りることになってしまいましたが、1・2キロ歩けば着くと分かって
いますから、余裕で秋の風景を楽しみながら歩きます。バスを降りて歩く道は↓
こんな道です。山間の長閑な所ですが整備されていて歩きやすいです(この写真は
翌日撮影)


この看板のある所を右へ入って行くと黄金の実りの向こうに先生ご一家の住む
韓屋が見えます。



入口を入り案内を乞うと先生・奥様が出迎えて下さいました。挨拶を済ませると
先生はすることがあるからと席を外されましたが、奥様が心をこめて、何杯も
お茶を淹れて下さり話し相手になってくださいました。4度目にして初めてお目
にかかった奥様は、シャイな先生と違い気さくに親しくお話してくださる方で、
一しきりおしゃべりとお茶を楽しんだあとは、ご紹介いただいた民宿へ移りオン
ドルの入った部屋でゆっくり休みました。


  左側にある韓屋が宿泊した民宿  中央の水色っぽく見えているのが製茶工場


  民宿からみたシンガンス茶の全貌(左:民泊用韓屋、中:勝雪軒、右:居宅)


翌日は昨日用事があって不在だったお嬢さんに会い、お久し振りの挨拶をし、お茶
をワンパックゲット^^遠路ようこそとお茶の花を乾燥させ小さな瓶に詰めた物や
お嬢さん手作りの、心のこもったプレゼントをいただき満ち足りた思いで名人茶を
お暇したのでした。

秋の韓国を楽しむつもりの旅No9ースンチョン湾葦畑

2017-01-11 | 2016秋韓国旅行
10月25日からの韓国旅行の報告です。いよいよ4日目にはいります。
この日はソウルチングと1泊旅行に出ます。最終的な行き先はチングが決
める事にして、私からは内蔵山の紅葉か順天(スンチョン)湾の葦畑を見ら
れたらと希望を出して、観光バスツアーを探す手筈になっていました。

所が申し込みをしたツアーは、希望者が少なく成立しなかったと、ソウル
到着後に知らされました。
そういうわけで二人で、順天湾へ高速バスの旅になりました。宿泊はツアー
が駄目と分かった時に、それならと以前お世話になった順天の茶名人シン・
ガンス先生の所に、民泊させていただくことを思いたちました。

実はツアーで行ったとしても、立ち寄り先で近い所を選んで一時抜け出すか
夜宿に着いた後でなり、シンガンス茶に出向き、久々に先生のお茶を手に入
れたいと考えていました。ですからツアーでなく個人で行くことになって、
それはそれで良かったのでした^^

ただ連絡したのがツアーが無いと分かってからなので、出かける間際でし
た。急なことで最近民泊を受けていらっしゃらないのか、準備が整わない
からなのか、先生のお宅ではなく近所の民泊に頼んでくださることになり
ました。

宿も無事決まり、28日早朝まだ暗いうちに江南の高速バスターミナル目
指し出発しました。チングとは3号線ウルチロ3街駅ホームで待ち合わせ。
2号線を降り3号線ホームに着くやカカオで連絡し、乗車する電車の車両
番号を打ち合わせて無事合流できました。

乗り込んだ車内には、通勤帯にはまだ早い午前6時、乗っている人たちは
どこかへ遊びに行くらしい楽しく嬉しそうなアジュンマ・アジョシ軍団で
いっぱいでした。また乗り換えた高速バス車内もそんな人たちが多く、中
にはゴルフバックを抱えた人も複数いて、ゴルフをする人がバスで出かける
のは意外な気がしたものでした。

順調に始まったチングとの秋を楽しむ一泊旅行でしたが、ソウルを離れ一路
南へ進み始めるや、どんどん空色が悪くなりトイレ休憩の頃にはポツポツき
始めました。ソウル到着後ずっと晴れが続き、今朝は暗いうちに出て来たの
で天気の事は全く考えることなく、遠出するというのに傘も持たずに出て来
ていました。

大慌てで休憩所でビニール傘を購入する一方、どうぞ順天の方は晴れています
ように!と一生懸命祈ったのですが、私の期待とは裏腹に走るにつれ雨脚は強
くなるばかり、順天のバスターミナルに着くころには完璧に今日のお天気は雨!

ターミナルにはインフォメーションがあり、順天湾へ行くバスのナンバーや
時間を一旦は調べてもらいましたが、待つ時間、バス停を探す手間を考えて
結局タクシーで向かいました。(15000ウォン程)

順天湾へ向かう車中では、運転手さんが色々アドバイスをいただきました。
生態園も国家庭園も人工的に造られている。葦畑をみるなら川沿いの遊歩道が
自然の儘でいい。また順天出身作家の文学館があるから是非寄ると良い。
『스무살의 어머니(スムサレ オモニー20歳のお母さん)』の著者チョン・チェ
ボンを知っていますか?
遊歩道と国家庭園の間を新しい乗り物が通っているから乗ってみると良い。



目的地に到着する頃には、すっかりお腹が空いていたので、運転手さんに
名物料理を聞いてチャントゥンオ鍋を食べに行くことにしました。



チャントゥンオって何だろう?分からないと早速スマホで検索です。
ムツゴロウとありました。お客さんの大半は同じものを注文するようです。



鍋の中に原形の分かるものは見当たらず、どう料理するのかわかりません。
ムツゴロウというと、潮の引いた浅瀬のドロドロの中ではねる姿が浮かびます
が、泥臭さも生臭さも無く滋味ある鍋物でした。

また海辺ということでコマッという貝が色々な調理法で料理され何皿も並びました^^
 


食事を終えて見学開始の前に、強くなって着た雨脚対策にコンビニでレイン
コートを買っていざ出発!以前リアルタイムで御披露した出で立ちになりました。


この写真の手前の方に順天湾自然生態園があるのですが、そして…実はそこを
写したネット上の映像を見て、4年来秋の順天湾にいつか行って見たいと思って
いたわけなんですが…私たちはここから湾とは反対側へ向かって歩きました。
入場料8000ウオンの自然生態園見学でなくタクシー運転手さんアドバイスの
コースをとったのでした。








白いコスモスは珍しいです。


↑見えるでしょうか?向こう岸には鳥が!順天は渡り鳥の中継地で有名だそうです。



また鳥が


10分ほど歩くと草ぶき屋根の建物が見えてきました。きっと文学館でしょう。


順天出身の二人の文学者について一棟毎に著作や業績、身の回り品等が展示されて
いました。タクシーの運転手さんが紹介してくれた作家チョン・チェボンの(1946
~2001)展示館では、ぺヨンジュン絡みで知った僧侶とこの作家が知己で、作家の
通常より短い生を悼む言葉が寄せられていることを知ることができました。
デカダンな暮らし振りを心配する文章が掲示されていて、作家が著書から垣間見ら
れる生い立ちから、孤独感に囚われ続けた生涯が想像されました。


文学館の見学を終えて外へ出ると文学館の庭園に白い花が見え引き寄せられました。
バラかな?と近寄ったんですが・・・




良~く見ると、少し違います。


綿花でした。



こうして実際に咲いているのを見るのは、私が幼少の頃実家で栽培していたらしい
のですが、記憶にないのでほとんど初めてです。
見ているだけでふわふわと柔らかく温かい気持ちになります。



文学館の見学を終えてそろそろ次の目的地シンガンス茶へ向かおうと、大通りに出る
道を文学館のスタッフらしいアジョシ(おじさん)にチングが聞いてくれました。
そのアジョシ、少し後に自転車で私たちの後ろから付いてくるかのように現れました。

チングがそれに気づいて話しかけ、通りが見える場所までおしゃべりしたり写真を写
していただいたりしながら歩きました。
アジョシと別れた後チングが言うには、私たちが教えた通りチャンと行かれるか、付い
てきてくれたんでしょうとのことです。チングのお陰でアジョシのさりげない親切を知
ることができました。

(続く)

外出先で偶然見ることになった箱根駅伝

2017-01-03 | 日記
2017年3日目にしてやっと行動開始^^;
今日は東京国際フォーラムで開催されていた日本の伝統芸能を網羅的に紹介する
プログラムの「FORM」(能と狂言を最先端テクノロジーと融合)を見にいきました。

舞台の背景、黒いスクリーンに照明や映像が写されて、舞台とコラボレートされ
る形の演出です。アナログ好みの私にはいささか疲れる物でしたが、久々に伝統
芸能に触れられたので良しです。




終わってホールBのエスカレーターを降りながら外を見ていると、はるか先に駅伝
コースらしき人垣が見えました。時間的には午後1時を10数分回った所、トップは
駆け抜けた後かもしれないけど、2・3位校は見られるかもしれないと行ってみました。

ゴール目指し学生たちが次々駆け抜けていきます。スマホしか持って出なかったので
撮れるかどうかわからなかったのですが、取りあえず腕を高く上げてシャッターを
押したら・・・どれにも選手が写っていました^^






ほんの少しだけエールを送った後は、銀座の美味しいパン屋さんがお店を開けていたら
そこでお昼にしようと行ってみました。

食パン3種食べ比べ(牛乳付き)、今日のサラダ、コーヒーをシェアして遅いランチ。

その後は国際フォーラムの骨董市を冷やかして、鶴見の総持寺へ初詣で。



総持寺へ初詣はもう30年近いお正月の定番スケジュールです。古いお札を納め
新しいのをいただいて、屋台のシャーピンをほおばればお正月を迎えた感がします。

今年も1年大事なく元気に過ごせますように!