心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

花巡りとキムジャンの旅ー五日目のお昼は4世代も違う下宿チングにご相伴

2024-05-26 | 2024春の韓国旅行

旅の五日目、この日はセスクさん宅に私も旧知の元下宿人の来客があるので、セスクさん心尽くしのお昼をご一緒しながら、彼女の近況を聞いてから出かけることにしていました。

彼女は在日韓国人で、語学留学終了後も日本へ帰らず、韓国の大学で語学講師をしたり、通訳をして働くとても有能な女性です。彼女の話を聞くとこちらまで元気になり、会うのが楽しみな若者です。

彼女の話が楽しみな理由は話題ばかりか、彼女の話す韓国語が耳の聞こえが少し悪い私にlもとても聞き取りやすいからです。さすが語学講師!なのですが、普通語学学校などでは専用のカリキュラム専用のテキストに基づいて教えるのですが、彼女のすごいところは、独自の教材を工夫し独自の授業をし、それを敢えて選んで受講する生徒を持っているというところにあります。今考えてみるに、語学学校の講師ではなく、大学の日本語教室なのかもしれません。

 

今日の献立はタットリタンというチキンとジャガイモの煮物に蕎麦粉のジョン、そして夜明けに一緒に作ったキムチを早速味見を兼ねて〜

本来ならキムジャンの日はサムギョプサル(豚三枚肉)の焼肉をキムジャン主催者が振る舞わねばならないところでしたが、知らぬが何とか〜のわたしでした。

↑の料理の詳細が気になる方のためにもう少し大きい写真もアップします。

ジョンー中身が何かは失念しています^^;

 

エゴマの葉の味噌漬け(チングの大好物だそうです)

 

キムチ三種(左からキャベツのムルキムチ、白菜、きゅうり)

 

 

鍋物ではありませんが、豪快に鍋ごと食卓に置き好きに小皿にとり分けていただきました。チキンも一緒に炊いたじゃがいももとってもおいしかったです。

 

その後は一人で東大門と南大門でショッピングを楽しみました。


花巡りとキムジャンの旅ー深夜のキムジャン(キムチ漬け)

2024-05-15 | 2024春の韓国旅行

ソウル四日目、市場での買い物を終えセスクさんのお家に帰ると、白菜はもうこんな状態でした。

というわけで白菜の塩漬け(下漬け)は終わっているので、あとはヤンニョムという味付けの薬味ダレを用意します。

 

 

 

薬味ダレの材料は、餅米粉、唐辛子粉、カナリエキス、あみ海老の塩辛、ニンニク、生姜、大根、ニラ、小ネギ、リンゴ、梅エキス(このとき使用したそれぞれの分量は、セスクさんの加減で正確な量はわかりません)

 

餅米粉は水に溶き火に掛けてトロッとするまで、混ぜながら煮溶かし冷ましておきます。

リンゴはすり下ろし、ニンニクと生姜はミキサーで一気にすり潰し、餅米粉の糊状のものと合わせよく混ぜます。ニラ・小ネギは3・4㎝長さのざく切り、大根は数mm厚に輪切りした後千切りにし、薬味の糊と混ぜます。

 

 

ヤンニョムを準備し終えたら下漬けの終わる3時半迄ひと眠り!

 

3時半、スマホのアラームが鳴り、無事起床できました。これでセスクさん一人にお任せという図々しいことにならずに済みます^^;

塩漬け白菜は、芯に近い部分がしんなりしているかを確認し、大丈夫だったので水で良くすすぎます。すすぎ終わったら絞り、切り口を下に向けて暫く水を切ります。

水切りのおわった白菜にヤンニョムをすり込んでいきますが、その前に味の最終確認、足りないと思われるものを足して(塩っけの足りないものは塩辛、甘みの足りない場合は梅エキスなどを足します)、白菜一枚一枚の間に万遍なくヤンニョムをすり込んでいきます。要注意なのは株の根本に丁寧にすり込むこと。すり込み作業はセスクさんがしてくれたので、私はもっぱら観察していました。ヤンニョムをつかんだ彼女の手が届かぬ箇所は無い程に、全ての葉の両側は赤く染められていきます。

 

 

↑は取り敢えず下漬けした白菜の全面にヤンニョムをすり込み終えたところ。

これを一個一個一番外側の葉で全体をくるりを包むように巻いてポリ袋二重にして詰めて、更にジッパー付き袋に入れて終了です。写真をあまり写していないので、イメージが湧かない面があるかもしれませんが、ご容赦ください。

 


花巡りとキムジャンの旅ージャンポギ(買い物)

2024-05-09 | 2024春の韓国旅行

旅の四日目午後は京東市場歩きです。昨日買いそびれたキムジャンの材料、コチュッカルとカナリエキスを買うのが目的です。宿泊している新村から程近い所にも市場はあるのですが、なんといっても沢山の品物が豊富に並ぶ京東市場が大好きで、ソウルへ行けば必ず一度は寄らずにいられないのです。今回の旅の目的は、ソウルでキムチを漬ける事でしたから、材料は全て市場で調達したいとおもった程。

ただ、スケジュールや運ぶ手間等を考えて、ほとんどの材料は近所のスーパーマーケットで調達しましたが、それでもキムチの味の決め手となるコチュッカルとカナリエキスは市場で、とこだわりました^^;

ウォンミ山からは地下鉄七号線で高速バスターミナルまで行き、三号線に乗り換え鍾路三街(チョンノサムガ)で一号線に再度乗換え、祭基洞(チェキドン)下車という経路です。久々に地下鉄に長距離乗りました。高速バスターミナルでの乗り換えも本当に久し振りでした。かつてそこを起点に韓国の地方のあちこちへ向かったことを懐かしく思い出しました。何もわからずガイドブック片手に右往左往したものでした。今はスマホがあるので鬼に金棒です!前回wifi無しで、バス利用に少々不便を感じたので、今回はちゃんとレンタルしました。eシムという便利な方法もあるそうですが、私にはまだハードルが高そうなので見合わせました。

 

チェキドンに着くとさすがに空腹で、去年見つけた市場内の食堂へ向かうつもりが…市場に一歩足を踏み入れると、新鮮な食材が次々目に飛び込んできて、メイン通りを往復しちゃいました。この間に土産用の伝統菓子を二種類ゲット^^そしてとある食堂の中の、片隅で両替をしているアジョシ(おじさん)を発見。レートを見ると、空港でやむ無く一枚だけ換金したのよりずっと良かったので、二度目の両替(と言ってもまた一枚だけです)ちなみに空港でのレートは¥10000が82599w、京東市場89700w

寄り道しながらくだんの食堂に着いたのはもう三時近くになっていました。

↑ 食堂のシェフ

店内に大きく貼られた店主紹介の掲示は写してきましたが、気づいてみれば店舗入り口の写真もなくお店の名前がわかるものをなにも写していませんでした^^;参考にならなくて済みません。

ここに来たわけは、前回感動したビビンパをもう一度食べたかったからなのですが、残念なことにそのビビンパ、メニューから消えていました。お店の従業員の話では、忙しすぎるのでメニューを整理したんだそうです。元々のメニュー数だって多くは無かったと記憶していますが…  それに‘忙しい’って、お昼時を外したからなのか、客は、前回も今回も私以外には1・2組だけです。謎です!

でも無いものを注文はできないので、ユッケビビンパ(刺身牛肉の細切りをトッピングしたビビンパ)を注文しました。

 

↑  具材の入った器にご飯を適量入れて混ぜ混ぜしたところ(決してお箸はまだつけていません)パンチャンはキクラゲの酢の物、青唐辛子の味噌和え、青菜のキムチ

ユッケは普通に美味しかったですが、残念ながら前回感動した香りは、全く感じられないものでした。今となっては幻のビビンパです。

 

唐辛子屋さん

 

国内産の辛く無い唐辛子と指定し、好みの状態にひいてもらいます。

この後カナリエキスを購入し、カフェで一休みしようと、この市場に変わったスタバが出来たと聞いていたので探してみました。見当をつけた個所の二階に上がって行ったらそこは高麗人参関係商品の卸屋街で、そこで聞いて、言われた通り進んでみたものの反対側の出口についてもわからなかったので一旦外に出てみました。その入り口は↓です。こちらから入れば聞かなくてもわかったかもしれません。ここから3階まで上がると、

 

 

一瞬、?となりますが…

 

中はこんなです。

 

元劇場だった場所を、構造はそのままにカフェにしたそうです。正面のカウンターあたりが舞台だった場所でしょうね。

 

 

 

 

 

コーヒーを一口いただいて、写真を撮ってシンチョンへ帰りました。

 

今日が金曜で帰国までに二日間だから、下漬け本漬けの手順を考えると帰り次第夕食の後は白菜の下準備をしなくちゃ!と段取りを考えながらセスクさんのお家に帰ると、何と既にセスクさんが下漬けをやってくれていました。コマプタ!チング!

でも漬けて?時間後には水切りをしなきゃならないから明日は午前三時起きだと!おんぶに抱っこ、全部お任せでは罰が当たりますから、スマホでアラームをセットし、必死で起きました。