旅の四日目午後は京東市場歩きです。昨日買いそびれたキムジャンの材料、コチュッカルとカナリエキスを買うのが目的です。宿泊している新村から程近い所にも市場はあるのですが、なんといっても沢山の品物が豊富に並ぶ京東市場が大好きで、ソウルへ行けば必ず一度は寄らずにいられないのです。今回の旅の目的は、ソウルでキムチを漬ける事でしたから、材料は全て市場で調達したいとおもった程。
ただ、スケジュールや運ぶ手間等を考えて、ほとんどの材料は近所のスーパーマーケットで調達しましたが、それでもキムチの味の決め手となるコチュッカルとカナリエキスは市場で、とこだわりました^^;
ウォンミ山からは地下鉄七号線で高速バスターミナルまで行き、三号線に乗り換え鍾路三街(チョンノサムガ)で一号線に再度乗換え、祭基洞(チェキドン)下車という経路です。久々に地下鉄に長距離乗りました。高速バスターミナルでの乗り換えも本当に久し振りでした。かつてそこを起点に韓国の地方のあちこちへ向かったことを懐かしく思い出しました。何もわからずガイドブック片手に右往左往したものでした。今はスマホがあるので鬼に金棒です!前回wifi無しで、バス利用に少々不便を感じたので、今回はちゃんとレンタルしました。eシムという便利な方法もあるそうですが、私にはまだハードルが高そうなので見合わせました。
チェキドンに着くとさすがに空腹で、去年見つけた市場内の食堂へ向かうつもりが…市場に一歩足を踏み入れると、新鮮な食材が次々目に飛び込んできて、メイン通りを往復しちゃいました。この間に土産用の伝統菓子を二種類ゲット^^そしてとある食堂の中の、片隅で両替をしているアジョシ(おじさん)を発見。レートを見ると、空港でやむ無く一枚だけ換金したのよりずっと良かったので、二度目の両替(と言ってもまた一枚だけです)ちなみに空港でのレートは¥10000が82599w、京東市場89700w
寄り道しながらくだんの食堂に着いたのはもう三時近くになっていました。
↑ 食堂のシェフ
店内に大きく貼られた店主紹介の掲示は写してきましたが、気づいてみれば店舗入り口の写真もなくお店の名前がわかるものをなにも写していませんでした^^;参考にならなくて済みません。
ここに来たわけは、前回感動したビビンパをもう一度食べたかったからなのですが、残念なことにそのビビンパ、メニューから消えていました。お店の従業員の話では、忙しすぎるのでメニューを整理したんだそうです。元々のメニュー数だって多くは無かったと記憶していますが… それに‘忙しい’って、お昼時を外したからなのか、客は、前回も今回も私以外には1・2組だけです。謎です!
でも無いものを注文はできないので、ユッケビビンパ(刺身牛肉の細切りをトッピングしたビビンパ)を注文しました。
↑ 具材の入った器にご飯を適量入れて混ぜ混ぜしたところ(決してお箸はまだつけていません)パンチャンはキクラゲの酢の物、青唐辛子の味噌和え、青菜のキムチ
ユッケは普通に美味しかったですが、残念ながら前回感動した香りは、全く感じられないものでした。今となっては幻のビビンパです。
唐辛子屋さん
国内産の辛く無い唐辛子と指定し、好みの状態にひいてもらいます。
この後カナリエキスを購入し、カフェで一休みしようと、この市場に変わったスタバが出来たと聞いていたので探してみました。見当をつけた個所の二階に上がって行ったらそこは高麗人参関係商品の卸屋街で、そこで聞いて、言われた通り進んでみたものの反対側の出口についてもわからなかったので一旦外に出てみました。その入り口は↓です。こちらから入れば聞かなくてもわかったかもしれません。ここから3階まで上がると、
一瞬、?となりますが…
中はこんなです。
元劇場だった場所を、構造はそのままにカフェにしたそうです。正面のカウンターあたりが舞台だった場所でしょうね。
コーヒーを一口いただいて、写真を撮ってシンチョンへ帰りました。
今日が金曜で帰国までに二日間だから、下漬け本漬けの手順を考えると帰り次第夕食の後は白菜の下準備をしなくちゃ!と段取りを考えながらセスクさんのお家に帰ると、何と既にセスクさんが下漬けをやってくれていました。コマプタ!チング!
でも漬けて?時間後には水切りをしなきゃならないから明日は午前三時起きだと!おんぶに抱っこ、全部お任せでは罰が当たりますから、スマホでアラームをセットし、必死で起きました。