心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

やっとフェルメール展

2019-01-12 | 展覧会(国内)

1月11日、フェルメール展に行ってきました。この展覧会、開始前から気にはなったものの、ネット検索をしてみると、フェルメール展と銘打ちながら、肝心の絵は9点、(少なッ!)それでも日本で公開される点数としては今回が最多だそうです。またフェルメール作品だけかと思いきや、フェルメール作品だけが展示されているフェルメール部屋がある、(他の画家の作品もあるんだ?)と、どうでもいいことに一人突っ込みをしたり、やっぱり見たいと予約サイトをポチッとすると、通常より高額チケットに若干の抵抗感があってグズグズしてしまったのでした。

肝心のフェルメールの絵は、描かれているモデル達の姿自体は、好きなタイプの絵ではないなという印象はありましたが、作品に盛られている物語性にとても興味が湧いていました。

行ってみて良かったです。好きじゃないと思っていた中に、好きになれるタイプの人物を一人発見できました^^
また同時代のオランダの画家たちの作品が同時に展示されていたのも、結果的にとても良かったです。よい絵が色々ありましたが、絵そのものではなく、見終えた後、特に印象的な点を少しだけ紹介します。

「ハールレム聖ルカ組合の理事たち」聖ルカ組合は芸術家の職業組合だそうで、画家というと現代では芸術家で、一匹オオカミ的な存在のイメージをもちますが、中世ではむしろ技術屋さん的なイメージの一つの職と考えられていたのかなとこの絵から想像してみました。

そして、フェルメールの弟子の作品かとも思った作品
「手紙を読む女」テーマも同じで、ネタバレになりますが、フェルメール作品に登場するのと同じある衣装が〜
「手紙を書く男」テーブルにかけられた物がフェルメールが好んで書いたもの(絨毯orタペストリー)と同じかな



鑑賞後はお昼は井泉でトンカツ午後のお茶は風月堂、どちらも友人の上野での定番コースだとか、私は初めてでした。お八つは最初に目に飛び込んできた正六面体のカステラ、「東京カステラ」というそうです。