NHK朝の連続テレビ小説が面白く、かかさず見ている。今朝は再婚に際して挙式はしない考えの主人公に弟からサプライズが贈られた。法学部同窓生たちが裁判官夫婦に贈る判決文形式の結婚宣言。録画しテープおこしをしここに残しておきたい。
主文 私たちは申立人の夫婦それぞれの姓での婚姻関係を認める。
理由 民法において夫婦はどちらかの氏を名乗ると決められてはいるが、性を変えることで、夫婦どちらかの社会生活に不利益や不都合をもたらす恐れがある。名前を変えることで自分が失われると感じる人もいる。夫婦のどちらかがそれを負うのは、平等とは言えないのでは無いか、同じ姓を名乗ることが夫婦や家族であることの証しにはならないと考える人もいる。同じ姓を名乗るか、それぞれの姓を名乗るかは申立人の夫婦間で自由に決定すべきである。
それは憲法により保障された権利のはずである。よって星航一と佐田寅子のそれぞれの姓での婚姻関係を認め主文の通り決定する。
我々の主張には法的効力はないが、それを二人への結婚の祝いの言葉とする。
(耳が遠く細部の聞き取りには自信が無いので、てにをはなど間違いがあるかもしれないことを予めご了承ください)