心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

かぼちゃ粥

2023-11-13 | 韓国の食べ物

旅の六日目、23日の朝セスクさんにかぼちゃ粥を作っていただきました。

セスクさんが物置代わりに使っている空き部屋、とても大きなカボチャが三個も鉢のようなものに入って窓際に等間隔に並んでいました。

「どうしたの?」と聞くと、

「庭でなったの」  に

「エエッ!」でした。

セスクさんの庭は、門から玄関までの通路の両側に猫の額ほどの空間があるのみで、ブロックで花壇のように設えてありますが、蔓を伸ばしてドンドン大きくなるカボチャが、そんなところでできるんだと驚きでした。というより、そんな狭いところでカボチャを作ることを発想することに驚いたのかも〜

かぼちゃの話からカボチャ粥の話になり作っていただくことになりました。途中でブログへのアップを思い立ったのでカット前の写真が無くて残念ですが、簡単ですからすぐ作れると思います。

 

[材料] カボチャ1/4個、米か餅米1/4〜1/3合、塩小匙1、砂糖少々、松の実か胡麻

[カボチャ粥の作り方]

1.かぼちゃを適当な大きさに切り、皮を剥く。

 

2.1のかぼちゃをかぶる程度のお水で茹でる。

3.  お箸がスッと通る程度に柔らかくなったら、ミキサーでペースト状にする。

 

4. お米かもち米を、南瓜の量に対し適宜粉砕しておく。粉砕前に洗って水につけておく。

5.かぼちゃと粉砕したお米を鍋に入れ、水を同量程度、塩と砂糖を適宜入れて強火にかけ、中身が熱くなったら中火に落とし、焦げないようかき混ぜながら煮る。水気がとび全体がトロッとしてきたら弱火にし、さらにかきまぜつづける。調味料は、好みで差し引きしてください。因みに韓国では砂糖をそれなりにたくさん入れますが、わたしは中性脂肪値があがりやすい体質なので、隠し味程度にいれます。

 

 

 

 

 

↑のようになってきたらほぼ完成です。火にかけている時間は10分程度でしょうか。お米が柔らかくなっているか一度味見をしてくださいね。

6. 器によそって、あれば松の実か胡麻でもパラパラっとトッピングしてください。

 

いい加減なレシピですが、要は柔らかくしてからペースト状にし、塩味と甘みを加えるだけです。お水は入れすぎたら、長く火にかけていれば飛ぶので、お塩を入れすぎないことだけ気をつければ、失敗はありません。とっても美味しいので、食欲の無い時など是非お試しください。


チャヂャン麺にひかれて仁川へ(十七日目)

2019-04-24 | 韓国の食べ物
韓国ドラマを見ていると新旧問わず、チャヂャン麺という真黒なタレをかけた
麺料理がよく登場する。中華料理のジャアジャア麺がルーツらしいが、とても
ルーツを想像させるものではなかった。またドラマでは喜んで食べられるチャ
ヂャン麺だが、美味しいものだと思った事は無かった。美味しいチャジャン麺
を是非、一度食べてみたいと思っていた。

美味しいもののためなら、韓国内どこまでも訪ねて行ける私だが、チャヂャン
麺発祥の地と言われる仁川には、何故かご縁がなかった。今回一緒に来てくれ
たものの、地方旅行以外の外出にはなかなか出たがらない夫が、珍しく出かける
気になってくれ、初仁川(初伝統チャヂャン麺)となった。

交通を調べると、仁川とはいっても空港とは離れているので空港鉄道で一足
飛びに行くというわけにはいかない。ホテル最寄りの2号線から1号線に乗り
継いで仁川駅に到着。


三番出口から中華街のある方へ横断歩道を渡ってしまったが、中華街入口の
門を撮り忘れたことに気づきバック。大きく立派な門!


この門をまっすぐ進んだ突き当たりが、韓国チャヂャン麺発祥の店、共和春
だ。だが私がチョイスしたお店は口コミ人気NO1の萬多福、予約しなければ
行列に並ぶそうだが……

共和春を左に少し行くと、行列のお店に行き当たった。


まさにそこが萬多福だった。

待ち時間は意外とスムーズに進むらしく二、三十分と言われたので列に並び
待ちくたびれる前に、相席で良ければと二人組の客が四組、まとめて2階に
通してもらえた。

私の席からの店内



注文はチャヂャン麺だけでも良かったが、本格中華料理が定評のお店だと
いう折角の機会なので、チャヂャン麺も萬多福独自メニューの白チャヂャ
ンも含まれているお手軽コースにした。

まずは前菜三種盛り


海鼠の炒めもの


エビチリソース


出された時は豚肉のフリッターかと思った韓国ナイズされた[酢豚]


青椒肉絲


白チャヂャン麺 黒チャヂャン麺


お味は、最初の二品には特別なインパクトは感じなかったが、エビチリは
プリプリの海老と、それに絡む甘酸っぱいタレがとてもおいしかった。
酢豚も普通に美味しかった。
チャヂャン麺は、コースの中の主食メニューで少量だったのと、単品
メニューではタレとスープが麺とは別に供されるのが最初から一緒に
入っていて、この店本来のものが味わえなくて残念。
やはり二兎を追ってはいけないのだと実感。

オンニに会いにヨンチョンへNO2-心づくしの晩餐は

2017-11-29 | 韓国の食べ物
オンニの二女ジョンヒさんに連れられて1年振りのオンニのお家に着きました。
お家の前の公設市場が見え始めるや、懐かしさがどっと溢れてきます。見知らぬ
人が来ると吠えまくる飼い犬迄も、不思議にかわいく思えます。
こころなしか吠え方が前回ほどきつくないような~~

到着後一頻り再会を喜びあった後は、オン二は忙しそうだったけれど、手伝える
ことは無さそうな一人の時間・・・勝手知ったるオンニの家。
お家の裏の線路際の畑には、今はどんな野菜があるかな・・・

裏門を開けた途端、大鍋が目に飛び込んできました。


オオ~これは、もしかしたら今日のお料理をこれで!
とすると献立は、参鶏湯かタッペックスかも!
参鶏湯は日本人もかなりの人が知っている韓国料理ですが
タッペクスは同様な食材で作られながら、別な名前が付いている料理です。
参鶏湯は朝鮮人参やもち米などを鶏のお腹の中に入れて炊きますが、タッペクスは
お米は布製の袋に入れてお鍋に入れます。いただく時には器に取り分けたご飯を
そのままいただくも良し、スープを掛けて食べても良しです。
このタッペクス、ハナヨでは我が俳優がキムジャンの朝、朝食抜きで参集する事務
所の職員に食べさせようと腕を振るった料理です。

忙しいのに、オンニ頑張ったんだ!今日の晩餐に期待が膨らみます^^

程なくテーブルを中庭に持ちだし準備が始まったので、私も猫の手を貸して~~




私の予想通り、今日のメインディッシュはタッペクスでした。外れたのは、それのみ
ではなく骨付き牛バラ肉を煮込んでつくるカルビッチムもあった事!美味しくて大好
きなんですが、たくさんのご馳走を目の前にすると、それだけで十分になってあまり
食べられなくなるのが残念^^;

ソウルチングと初スンデクッ(スンデ汁)のお昼はヨン様夫人も行く?スンデシルロッ

2017-07-17 | 韓国の食べ物
7月16日、ソウルチングが待つヘフア駅一番出口へ嬉々として向かいました。
待ち合わせがへフア11時と聞いたとき、今日のお昼はこの前連れていって
もらったカンテンジャンのお店になり、その後は演劇を見ることになるかな
と予想しました。でもお昼も演劇も大外れ!

お昼は、「もしかしてスンデを食べたことないんじゃない」とスンデクッを
勧められました。
スンデはインサドンの屋台で、通りがかりに一口試食してみたのが唯一の
経験です。

韓国料理はほぼなんでも抵抗なくいただく私ですが、スンデはホンオフェと
ボシンタンそして、その二つの料理程には抵抗感がないにも関わらず、何故か
食べたことがありませんでした。嫌という訳ではなかったのですが即答せず
いると、“全然臭みはないし、美味しいお店だから~~
とさかんに勧めてくれます。

お店の名前は‘スンデシルロッ’料理は汁物、ステーキ、野菜やチャプチェと
炒めたブテェチゲ風のものと3種類。「スンデクットゥゲ(二つ)」と注文すると
チングは席を立ち、自由に取り分けるパンチャンコーナーへ。戻ってきた彼女の
手には山盛りのエゴマの葉。どうするの?というと、スンデクッに好きなだけ
入れるのだそうです。

待つ事暫し、運ばれてきたスンデクッ



↑ にエゴマの葉っぱとすりエゴマをたっぷり入れ




写真を撮っていると、「可愛いく取るにはこうしなくちゃ!」と
チングがカクテキ(サイの目に切ってつけた大根キムチ)をのっけてくれました。
赤系の色がちょっと入るだけで、絵的にぐっと引き立ちます。



グラグラ煮えたぎり、もうもうと湯気の出るお鍋からスンデを取り出し、ご飯の
蓋の上に置いてさまして置きます。お鍋の方には塩味があまり付いてないので
えびチョッカルを好みでいれていただきます。蓋の上のスンデをいただく時も
チョカルを一匹ずつ乗せて食べると美味しいそうです。小さいえびを一つだけ
つまむのがうまくできなくて、つい二つ三つつまんでしまうと、しょっぱい!
しょっぱい!と血相を変える勢いで除けられます^^;

言われた通り臭みは全くなく、黙って連れて行かれればあら挽きの手作りソーセージ
のような食感でした。次はステーキもポックンも是非いただいてみたいです。


食べている間この店を訪れた芸能人、なのかお店のコマーシャルなのか不明
ですが、ヨンジュン夫人パクスジンさんの映像が流れていたので、家族の方の
為に写してきました。



豪快な食べっぷりが健康そうで好感が持てます。


※演劇の代わりに見ることになった映画はまた別途に報告できたらしたいと思います。

夫と行く晩冬のソウルNO4-新しい味カンテンジャン

2017-03-14 | 韓国の食べ物
夫と行く晩冬のソウル旅初日2月28日も夕刻になりました。ホテルに一人待つウリ
ナムピョンが気にかかってもいますので、夜ご飯をどうするか一旦戻って相談です。

チングが誘ってくれたお店はテハンノにあるというので、場所としては大賛成です。
今回の旅は元々腰が悪かったうえに、最近は踵に神経痛が出るようになったウリナム
ピョンに無理を言って同行してもらったので、映画や観劇などあまり歩き回らないで
済むことをしようと思っていました。
テハンノは小劇場のメッカ、街を歩けば上演中の舞台のポスターが至る所に貼られて
います。今晩の食事はチングに誘われなくてもテハンノに行って、序でに面白そうな
舞台を見つけるつもりでした。


さてホテルでウリナムピョンとチングのはじめましてを済ませ、夕食とその後を相談
すると、飛行機での移動で既にかなり腰に負担がかかっているので、やはり出かける
のは見合わせたいとのこと。でもチングと二人で楽しんできたら~と言ってくれたの
で、チングと出かけました。


カンテンジャン、最初に聞いた時はテンジャンチゲの一種かと思って、ナムピョンに
そのように説明してしまいましたが、全く別物でした。言ってみればヤンニョム味噌。

      ヤンニョム味噌の濃い味の中で煮込まれた豆腐。


注文したカンテンジャン定食のお膳立て


このお料理は丼ご飯に右端の生野菜をトッピングし、その上に味噌だれとお豆腐を
適宜かけ、混ぜ混ぜして食べる一種のビビンパのようです。
たくさんの付け合わせのおかず類は、それぞれに丁寧に味付けしてありましたが、
韓国チングとの食事は、どうしても会話を聞きとる事に神経を集中するので、一つ
一つの調理法や味の違いをゆっくり味わう余裕が無く、詳しく紹介できないのが
残念です。

お店の名前は確認をしわすれていたので、ネットで検索してみたらそれらしいお店
がありました。ソルナムギル テンジャン芸術という名前のお店です。テハンノ3番
出口を出て、ロータリー方向へ進み最初の角を曲がってすぐのところにあります。

テンジャンをウリとしている点、カンテンジャンをメインにしている献立などから
多分間違いないと思います。素朴な野菜中心の料理の様ですが、多分四季折々に
様々なお野菜を楽しめるのではないかと思います。野菜のお好きな健康志向の方や
いわゆる韓国料理は食べ飽きた方に新鮮に思っていただけるのではと思います^^