心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

5泊6日の地方旅行NO3慶州2日目(パドソリキル・骨窟寺)

2019-05-29 | 地方旅行
文武大王陵を見終え、続く見学地は柱状節理の見られるパドソリキル(波の音の
散策路)ですが、その前に昼食タイムでした。
カルグクス(手打ちうどん)でも刺身店でも、各自好きな方へどうぞとお店を推薦して
くれました。どちらも知らないお店ですから当たり外れは運にまかせるほかありま
せんが、天気も良く暖かだったこの日、うどんに触手が伸びず刺身店をチョイス。

でも刺身はウリナムピョンの好物ですが、メインの刺身の他にこれでもかと次々運ば
れる韓国式刺身屋さんのお膳立ては、私達老夫婦のお腹には少々負担なので、刺身ビ
ビンパにしました。注文するとすぐにパンチャンが何皿も並びます。



続いてメインのお刺身ビビンパ(混ぜ混ぜした後です)



食後はバスが待機してくれている場所まで
[パドソリキル]を歩いて移動です。



ここの柱状節理はよくある縦に並ぶものと違い扇状だと聞いて、一生懸命それらしい
場所を探しながら歩きました。







結局どこがそれなのか分からず戻ってからネットで検索した写真は↓



うーん、どうも見そびれたようです。残念^^;

バスの待機場所に近い所に展望台があり、随分お勧めの展望台のようでツアーガイド
さんが力説していましたが、私たちは明日に余力を残そうとカフェで出発時間になる
まで休息をとりました。

1.7キロあるというこのパドソリ道、そんな距離を全く感じない楽しい散策路でした。


[骨窟寺]

午後のお寺もパスし、バスに待機しようかと思っていたのですが、崖に刻まれた仏像
があると聞いて見たくなり降りてみました。寺の入り口には、寺の建造物より何より
武道姿の僧侶の看板が目立ち、頭の中はここは一体何をするところ?状態でした。

それでも皆さんに送れないよう付いて行くと、ダラダラ坂の参道を塞ぐようにワンコが
二匹寝そべっていました。遊んでくれるかな?と近づいて行っても、我関せずだったの
で、諦めて進むと磨崖仏が見えてきました。


私は今日はもうこの急な坂はとても無理なので、ここでリタイアです。

するとウリナムピョン、私の持つアイパッドを取り上げて撮ってきてあげると登って
行ってしまいました。

迫真の(!?)ウリナムピョン撮影の磨崖仏







途中にも何体もの仏様




頑張って登ってくれましたが、この先はロープに頼っての岩登りになるそうで、アイ
パッドをかかえたウリナムピョンはロープを掴むことができず、ここで泣く泣くリタ
イアせざるを得ませんでした。

出来る限る近く正面から〜と頑張ったショットは↓





私同様リタイア組は磨崖仏を正面に見上げる位置に置かれたベンチの周りで待機、私は
ウリナムピョンが下りて来るまで待っていましたが、他の人たちはある時を境にさ〜っ
とどこかへ消えました。寺の建物でも見に行かれたのかと思っていたのですが・・・・

骨窟寺見学を終え出発した車内のガイドとツアー客の話から、一斉に居なくなったのは
武道の公演を見に行ったからとわかりました。この公演の話はツアーのパンフレットに
は載っていなかったし、ガイドからの正式な紹介にもなかった事ですが、車内前方のツ
アー客との個人的な会話の形で‘公演’がどうの〜という会話が聞こえ、バスツアーで公
演って何だろうと不思議に思ったのでした。不思議に思うとすぐ聞くこともある私です
が、座席が後方で距離があった為か聞きそびれていました^^; お寺という仏の教えを探求
する場所と武道の公演、見ていれば入口の看板の意味がわかったかもしれません。


この後電力広報館に寄り市内に戻りました。







5泊6日の地方旅行NO2慶州2日目

2019-05-22 | 地方旅行
4月12日、慶州2日目になりました。今日はツアーバスで文武大王陵へ行きます。
9時集合に遅れない様アセアセ支度をしていたら、宿のアジュモニから電話があり
荷物は部屋に置いておけば、今日の宿コリョバンに運んであげるとの連絡でした。

そうでした!サランバンは昨日一泊だけで今日と明日は同じ経営者の別なゲスト
ハウスに移るんでした。ツアーに持って出ようか、バスターミナルのコインロッ
カーに預けようか、思案していましたから有り難くお願いしました。

このご主人、二ヶ所ゲストハウスを運営しているというのに、他に仕事もしている
というどんだけ働き者なんだ!と驚いた人でした。初めて利用した3年前も今回も
客は掲示板に貼られたメモを見て、自分に割り当てられた部屋に入ります。宿代は
現地支払いなので夜、時間のある時に徴収にやってくると同時に、朝食用の食材を
補充したりしていく様です。客がチェックアウトした後の掃除等はいつ???
不思議ですがずっとこれで動いている様ですから、私が心配することないですね^^;

ツアーバスは、市外バスターミナルに面した天馬観光が運営しています。宿からは
5分とかからないことを前夜行って確認しましたが、余裕を持って8時45分には出発
しました。

バスは9時10分に出発し、川沿いの通りを北へとひた走り煮〜〜 。両岸には桜並木
があり慶州到着前は、もしかしたら桜が見られるかもと淡い期待を抱いていました
が、ざんねんなことにとうに散ってしまっていました。


どこまでも続く桜並木が恨めしくなる程、本当に慶州は桜の木が沢山あります。


散らずに残っている木も有るのでは〜〜とずっと外を眺めていたら、花びらは散っ
てしまっているものの、紅い萼が残って全体が薄紅色に見え、別な花を持つ木の様
に見えてきました^^;

バスは市内アチコチのホテルに、何軒も寄ってツアー参加者をピックアップ、平日
だというのにほぼ満員でした。おじいちゃんと小学生の男の子二人を連れた一家と
若い、といっても十分大人の雰囲気あるカップルが一組居る位で、あとは中年、ご
高齢の差はあれど、全て女性のグループでした。日本人は私達だけの様〜〜

コースは伝統絹展示館→感恩寺址→文武大王陵→柱状節理(パドソリ道)→骨窟寺→水
力原子力広報館と回りました。

[感恩寺址]







往時のまま現存するのはこの東西二基の石塔のみ、国宝に指定されているそうです。

感恩寺は新羅の文武王が半島を統一した後、国を倭寇から守るための鎭国寺を創建し
ようとして建て始めた寺で、王は完成前に亡くなったが、その意思を継いだ次の王は、
龍となって東海を守る文武王が寺へ入って休める様、竜の通り道を作ったそうです。

金堂の床は石造りだったそうで、石塔より一段高くなったところに発掘された石材が
置かれていました。




↓これが龍の通り道に使われたものでしょうか?



感恩寺からほんのしばらく行くと今日の目的地文武大王陵です。



韓国においてお墓をどこにつくるかは、ある意味生きている時の住まいより重要かも
しれない問題です。陽当たりの良い居心地(眠り心地)の良い場所が選ばれるのは当然
水辺など以ての外、まして水中など〜〜
生前に国を守るための寺院建築、死してなお龍となって国を守りたいとは、何と国に
対する思いが強いのでしょう!一度は来てみたかった所でした。これで今回の地方旅
の目的の半分を達成しました^^

でも、ツアーですからお付き合いしてまだ旅はつづきます。

生協の『沖縄平和スタディツアー』報告会参加

2019-05-19 | 日記
5月18日午後、3月に参加した生協主催の沖縄平和スタディツアーの報告会があり、
参加者は是非出席して欲しいとの要請を受けたので参加してきた。
会は、生協スタッフのツアー報告と参加者の感想のあと琉球新報の島洋子さんが
「沖縄でいまなにが起こっているか」と題して講演された。

島さんのお話を再現するのは、記憶力乏しい私には難しいが、メモを見ながら少し
記録しておきたい。

沖縄では2月に辺野古埋め立ての意思表示をする県民投票が実施された。辺野古に
基地建設が決まってから、国政選挙、知事選挙等を通じて何度も沖縄は“辺野古埋め
立てNO"
の意思表示をしてきた。しかし、時の官房長官は選挙というものは地方地
方で事情があり、辺野古だけが争点では無いと無視しつづけた。
それでは単独で是非を問おうとなったのが県民投票だった。途中県民投票をしないと
する首長が出て、辺野古反対で当選した当の沖縄の県知事が、居住地域の首長が反対
で投票に参加できない事態になるところだった。

[有権者の37.65%が反対]
県民投票は52.48%の投票率で新基地反対72%、賛成19%、どちらでもない9%の
結果であった。それは県民投票条例で「結果を尊重」し、首相と米国大統領への通知
を義務付けた全投票資格者数(有権者数)の4分の1を大きく上回る数字である。

その結果を受け沖縄は政府に方針の見直しを求めたが、工事は止まらず続いている。
民意を無視しているのである。

「そうは言っても、沖縄は基地で食っているんでしょう!」とは沖縄への批判でよく
耳にする言葉である。基地からの収入が全収入の3〜5割もあると思っている人がいる
が、5%に過ぎない。その内訳は基地の賃貸料、基地で働く人の給料、米軍の物資調達
費、軍関係者5万人の基地外での消費で、しかも最初と二番目の費用は日本政府が支払
っているもので、決して基地があるお陰で経済が成り立っていると言えるものではない。

現に既に一部返還された地域では、生活や産業の場を分断してきた軍事基地返還後の
県の経済が拡大した実績があり、基地は経済成長の阻害要因という認識が定着している。


民意が政府によって無視され、沖縄が犠牲にされ続けるなんて事、決してあっては
ならない事だ。


生協の平和活動の一環で取り組まれているささやかな集会でしたが、こうした会への
関心を広げて今起きていることに目を向ける人を増やしていかなければならないと
思う。

5泊6日の地方旅行NO1慶州

2019-05-09 | 2019年春ソウル生活
2019年春のソウル暮らし9日目の11日からは地方へ5泊6日の旅に出ました。
朝9時台出発のKTXに乗り遅れず起きられるよう、前日はひたすら体力温存に
努め、出掛けたのはお昼ご飯を食べにマジャン食肉市場に行っただけです。

とは言え、まあどれだけ頑張っても体は思うようになるとは限りませんから、
最悪の場合は時間変更も覚悟していましたが、幸いKTX発車30分前にはソウ
ル駅に到着出来ました^^;

今回のKTXは特室がソールドアウトだった為一般車両でした。それでお水や
オヤツの提供もなかったのはプチ残念!持参のオヤツを食べ、ウトウトする
うち到着。

新慶州駅から市内へはどのバスに乗っても大丈夫だそうで、初めて一人で向
かった4年前の緊張感を思い出しおかしかったです。市内到着は12時をとっく
に過ぎていたので、ランチをすべくトソルマウルに直行です。

4年振りに歩く街は、以前と変わらず高層建築は無いながら、一段と建て替え
やリニューアルが進行中で、取り分け大陵苑沿いの西側では新しい韓屋スタイ
ルのカフェや民泊が沢山出現していました。

トソルマウル一押しメニューはスリサン定食です。お客さんの殆どはこれを
注文する、というよりメインメニューはこれのみというお店です。


少し拡大




植物主体の滋養食というイメージが湧いてくる膳立てです。でも少量ですが
ウリナムピョンが大好きな、お肉(鶏)もお魚(鯖)の煮付けもあります。

私たちにとってはこの食事をしただけで、今日のメインイベントをこなした
感がありますが、折角目の前に大陵苑が見える所に居ますし、ウリナムピョ
ンには初めてなので、苑内に入って見学しようと思います。

普通入園料がかかりますが、年金生活者の私たち韓国ではこうした施設は、
無料というところが多いです。その為年齢確認が出来るよう、以前は持ち歩
かなかったパスポートを最近は必携で出かけます。

入苑してすぐのところは松林ですが、進んでいくと未だ裸木の百日紅、韓国
では本当によく百日紅を見ます。日本のようなピンク色よりもっと赤い色の
方が多いような気がします。


そして今盛りのツツジ


ふと足元に目が行くと、タンポポ


韓国のタンポポは、日本のとも、日本でよく見る西洋タンポポとも違うよう
な〜〜気がして目がとまりました。どうでしょう?


この大陵苑、初めて訪れた1980年代には塀も門も無く街中に普通にある古墳
群だった記憶があります。公園の様な雰囲気の開放的なこの場所、死者にも
訪れる市民や観光客にも素敵な癒しの空間です。塀も柵も無い方がもっと素敵
だと思いますが〜〜









天馬塚の前に観光案内所があったので解説員さんをお願いしました。

数ある古墳ですが、呼び方が4種類あるそうです。
古墳は埋葬の主がわからず発掘もされていないもので、主がハッキリしている
ものは、陵と言い、発掘はされたが主がわからない場合は、塚と呼ばれる。
(だから、その副葬品から王の墓と目されている天馬塚も陵ではなく塚なんです
ね!日本にもありますね、高松塚っていう古墳が・・・)
また貴族や身分の高い人の墓はただ墓と呼んだのだそうです。

写真は撮り忘れましたが、天馬塚で有名なこの大陵苑で発掘されたもう一つの塚
があるそうです。皇南大塚(ファンナムテチョン)


円い古墳が二つくっついています。ご夫婦の墓と言われているそうです。

天馬塚のネーミングの由来となった馬の泥除けに描かれた絵



見学を終えてお礼を伝えてお暇しようとすると案内所の壁に、明日行こうと
思っている文武大王陵へのツアーバスのポスターが貼られていました。
ここで申し込めるのならラッキーな話です。聞いてみると、ただポスターを
貼っているだけでしたが、お願いすると申し込みの電話をしていただけました。
これで明日の予定はたちました^^

効斎(ヒョゼ)

2019-05-04 | ショッピング
4月9日、ポジャギチングと三清洞のビーンズビンズでスィーツを楽しみお店を出る
と、目の前に効斎(ヒョゼ)がありました。



効斎は城北洞、吉祥寺の向い側に店舗を構えていた、韓服デザイナー且つポジャギ
アーティストのイ・ヒョジェさんのお店です。
城北洞から引っ越したんでしょうか?!


ヒョゼには室内インテリア小物から女性のお洋服まで、布で作ったいろんな可愛い
物がた〜くさん。勧められて幾つか試着させても頂きました。
お花が一面に刺繍された素敵なブラウスを勧められましたが、私には華麗過ぎて〜
〜〜と、見送っているうちある物が目に付きました。
襟周りにポジャギ模様のある韓服風ベストです。



色の組み合わせが、落ち着いた色ばかりでなかなか良かったです。

気に入ったので頂こうと思ったら、駄目だといわれました。そういえば、チョット
くたびれた感じがあるし、所々擦れているような〜〜と思っていると

これは見本で、注文を受けてから新たに拵えるから無理だとのこと。

その点は、しばらく滞在するので大丈夫です。
見本より胴回りや着丈を増やしてお願いし、受け取りの日を決めました。

仕上がりは、見本より色鮮やかで、私には少々派手なようです。
でも、くすんだ顔が明るく見えて良いようにも思えます。どうしましょう?