昨日京都に来ました。コロナ禍以来、実に2年振りに居住地を離れました。
京都旅行は3年振りです。これ程長く何処にも出なかったのは殆ど初めてです。
8月に接種を思い立ったものの予約が取れないとお騒がせしましたが、9月末、
10月半ばに接種、効果が出るという二週間を待ってやっと出発できました。
どんな旅になるか、未知数ですが、旅の相棒の気分を害することをしないよう
気をつけられれば、多分良い旅になるとおもいます。
帰ったら報告をしようと思っています^^
晩秋のソウル旅行も5日目になりました。今日は料理教室のある日です。
チング(友人)と私は料理教室に、ウリナムピョン(我が夫)は国立中央博物館の見学と
今日はナムピョンと私の別行動です。
延世路をシンチョン方面へ少し行ったところにあるスタバで、一緒にお茶した後
ウリナムピョンは一人で出かけて行き、私はセブランス病院地下にある
パリバケットに明日の朝食用のパンを買いに出かけました。
韓国でパンを食べたくなった時困るのが,まず第一にパン屋さんが少ない
次に調理パンやお八つパンのレパートリーはそれなりにありますが
いわゆる主食としてのパンがないことです。
韓国でパン屋さんというと,どこも殆ど「パリバケット」という看板を掲げています。
パリバケットという名前のチェーン店が,独占的に支店を展開しているのか
あるいは‘パリバケット’という言葉が‘パン屋’という意味で使われてでもいるのか
どちらかは分かりませんが、パリバケ以外のパン屋さんを探そうと思うと本当に大変です。
それ以上に大変なのが食パンが買えないことです。パリバケに食パンはありません。
シンチョンでは現代デパートのパン屋さんが唯一でしょうか?サンドイッチ用に
予め薄くスライスされたパンを、電磁調理器の上で直焼きしてよくトーストにしました^^;
どうでもよいパンのお話が長くなりました。それでは料理教室の話をお聞きください。
9月末に先生からの電話でカボチャに話が及び、埒が明かないと写真映像を送って
いただき、ブログにアップしたことがあります。ご記憶でしょうか?(タイトル:韓国のカボチャ)
10日にマンナカフェに着くなり、「こんなに大きくなったのよ」とあの時、青く手のひらに
載るほどの大きさだったカボチャが、こんなになっていました!
中はこんなになっています。日本のと変わらなく見えるでしょう!
今日はこれを利用して물호박떡(カボチャ餅)を教えてくださいます。
【材料】うるち米の粉 1.1kg、水1/2C、カボチャ400g、砂糖お好みで1/3~1C
小豆2C、、砂糖2ts、塩1ts
1. まず粉の用意です。粉は米の粉を水を混ぜて一度ふるいます。
粉とお水の量は、混ぜた粉をギュッと握ってみてつぶれず↓のようになる程度です。
次に砂糖を混ぜて、2回ふるって均一に混ざるようにします。
ここで手を抜かないと滑らかでおいしいお餅になるそうです。
2、カボチャは皮をむき、中の種を取り除く。厚さ1センチ、長さ4センチ、幅2
センチに切りそろえざるの上に並べてしばらく水分を飛ばしておきます。
3.小豆は洗い、鍋に水を入れて煮る。一度沸いたら茹でこぼし
ひたひたの水を入れて再び煮る。火が通ったら(柔らかくなくて
良い)棒で細かくつぶし、塩、砂糖で味付けする。
つぶした後の状態はサラサラしてる感じが良いそうです。
4.蒸し器に水を入れ火にかけ、蒸す準備をする。
5.2のカボチャをボールに入れ砂糖、塩少々を混ぜ、1の米粉をまぶす。
6.せいろに水気のある布を敷き、まず3の小豆をまんべんなく布全体に敷き詰める。
その上に米の粉を振っていく。
米粉を敷きつめたら、その上にカボチャを載せる。
さらにまた米粉、小豆の順に載せる。
沸騰した蒸し器で、強火で30分蒸す。
」
蒸しあがったら10分蒸らし、風通しの良い所においてあら熱をとる。
今日のもう一品は물김치(水キムチ)です。
【材料】白菜1/2、大根300g、セリ4本、あさつき2本、梨1/4、米1/3C
にんにく4片、ショウガ2片、糸トウガラシ4g、唐辛子粉小1、塩
1.水につけた米をミキサーにかけたものと水を鍋に入れ火にかけて薄めの糊を作る。
木じゃくしで底の方からよくかき混ぜ、沸騰したら火を弱め糊は冷ましておく。
2.白菜、大根、梨は2.5センチ角に切る。
3.ニンニクとショウガは薄く千切りし、白菜、大根と和えておく。
4.セリは葉の部分を取り除き、あさつきと共に2.5cmに切る。
5.糸トウガラシも2.5cmに切る。唐辛子粉は水少々に浸しておく。
6.糊に塩味をつける。水1ℓに対し塩約1ティースプン、塩分0.9%を目安にする。
野菜から水が出て薄まるので考慮する必要があるそうです。
5の唐辛子は綿布などで包み、糊に浸し良く揉んで赤い色を出す。(今日は茶漉し器で代用)
7.すべての材料を混ぜ合わせる。一日は常温でおき、その後冷蔵庫で保管。三日目から食べられる。
料理教室の後はいつもみなさんで会食です。今日のレシピはデザートだったので
残りのカボチャをエビの塩辛と炒めた一品と作り置きのパンチャン類でまず食事をします。
特別のご馳走は無くとも丁寧に作られた手作りのパンチャンは文句なく美味しかったです。
あら熱もとれて包丁を入れて断面が~ 小豆がかぶさって良く見えませんが、真ん中に
黄色いカボチャがあるのがわかるでしょうか?
お餅は柔らかく滑らかであまくないカボチャのすっきりした味が
他の材料を邪魔せず調和して、何とも言えず美味しかったです^^
韓国のカボチャ、いろんで黄色くなっても甘くはありません。
水気が多くて炒め物や汁ものの具に向いているようです。
所変われば品変わる、個性なんですね。