心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

春の足音と共に恐れていたことが・・・

2015-02-28 | つぶやき

随分温かくなってきました。直に啓蟄ですが、私も冬眠から覚めて

少しずつウォーキングを始めようとしているところです。

水曜は夕方にウォーキング、木曜は1月に受けた健康診断の結果を聞きに

雨の中、片道30分の病院まで歩いて出かけました。

そして今日は娘が来る日なので横浜までお買いもの。

 

何時になく連日出かけています。体を動かし始めて精神的にはすっきり

していますが、その半面うっとおしく苦しいのが花粉症です。

今週から本格化しましたT-T。。。。

 

初めて症状があらわれてから、かれこれ35年の付き合い、筋金入りの花粉症です^^;

それにつけても思い出すのは、去年のソウル生活です。韓国にはスギの木が少ないのか

環境的にスギ花粉症が起きにくいのか、理由は分かりませんが2月末から5月末まで

の3カ月間、30数年ぶりにクシャミ・鼻水や目のかゆみと無縁に暮らしました。

 

ということでできれば春の間だけでもソウルに避難したくなるところですが・・・

自分に都合よくばかりは行かないのが世の常、春のソウルには花粉は飛ばないけれど

PM2.5を始めさまざまなものが○国大陸から飛んできて空を覆い続けます。

 

去年の滞在中には教保文庫のある光化門(カンファムン)前から慶福宮方面を眺めて

定点観測よろしく、よくカメラに収めたものです。青空の広がる写真が撮れる日の何と

少なかったことか!

 

昨秋11月の訪韓以来3カ月ほど過ぎて、また無性に出かけたくなり始めてはいるんですが・・・

勢いよく腰が上がらないのは、韓国の空の事情の所為です。何時まで我慢できるかな?


灘の酒蔵見学ー有馬温泉とそのついでに行く京都の旅(その12)

2015-02-21 | 国内旅行

今回の旅の京都の見学コースには、大山崎にあるサントリーのウィスキー工場も

予定したかったのですが、予約が取れず諦めました。その代わりに思いついた

のが灘の酒造りでした。

何故、ウィスキー工場見学をしたかったのかというと、それはNHKドラマ「まっさん」

の所為ではなく、ぺヨンジュンの訪問地を影踏みよろしく訪れるためでした^^

 

東日本大震災によって日本が甚大な被害を受けた時、いち早く10億ウォンもの

義捐金を送ってくださったヨンジュンさんに、日本政府が感謝状を贈ることになりました。

どういう経過で贈呈場所が、大覚寺になったかは分かりませんが、2011年10月

来日した彼は古都の秋を楽しみ、醸造文化や発酵文化に深い関心を持っている

関係からサントリー山崎のウィスキー工場見学もしたようです。

 

京都には、ここ数年は年1回程度は訪れていますが、まだ機会がなかったので、今回

行こうと思ったのですが、計画したのが遅すぎました。何しろ思い立って出かけるまでに

2週間ほどでしたから・・・。曜日によっては3カ月前でないと予約できないようです。

 

そんなわけで有馬温泉へ行くついでに京都を楽しみ、京都の山崎ウィスキー工場の

代わりに有馬への通り道、神戸にある灘を見学しようと思った次第です。

灘には海岸線に沿って今津郷、西宮郷、御影郷、魚津郷、西郷、いわゆる「灘五郷」と

よばれるたくさんの蔵元が軒を並べていたといいます。

 

機械化が進んだ今、昔の酒蔵は資料館や記念館として酒造りの様子を伝えて

くれています。三の宮から一番近い大石の「沢の鶴資料館」に行ってみました。

駅から海岸線へ向かい歩きはじめてすぐ、民家の軒先に小さな標識を見つけました。

                  西郷町道路元標

また少し(100m程)行くと、歩いている歩道の反対側にこんな標識が・・・

              「旧西国浜街道」標識

現代の景色の中に、こんな古を思わせるものを見つけると思わず近寄ってしまいます。

今歩いてる道をあと数百メートル進めば海岸に出られる(昔なら)という場所にあります。

そして歩いている歩道の街路樹は、初めて見ました。松です。手入れが大変では!

そして↓ の標識が見えたら右へ進めば目的地「沢の鶴記念館」です。

           戻れば大石駅、左へ行けば御影郷の標識

        沢の鶴記念館(雨でレンズが曇ったようです?)

20年前の阪神大震災の折、この記念館も倒壊し4年後再建されたものが

現在のものだそうです。

ビデオでその再建の様子と酒造りの工程をざっと見てから館内を見学しました。

 

<酒造り工程> 

酒米→精米→洗米→蒸米→麹・酛仕込→醪仕込み―熟成→しぼり

     

 灘は、酒米の王様と云われる「山田錦」が栽培される播州にあり、加えて名水

‘宮水’に恵まれ、酒造りに申し分のない立地条件を備えているそうです。

時々聞くコメの精製度が何パーセントの言葉、そんなにそぎ落としてもったいない

思っていた酒造りの不思議が今回判明しました。

 

                 精製してできる糠

精製度によってできた糠は和菓子、米菓子、味醂、飼料等の材料になるようです。

   

                  半切(はんぎり)

半切は酢飯を混ぜる時などに使う半切として現在も残っていますが、元は

酛仕込に使うため桶を半分の長さに切って使われた所からこう呼ばれたそうです。

                酒樽

                      槽(ふね)

この槽(ふね)は樽の中で熟成された醪を絞る道具です。これを設置する場所は

槽場(ふなば)と云われるそうですが、沢の鶴の地下構造は作業がしやすいよう

造られた珍しいものだそうです。

                槽場(ふなば)跡

その他さまざまな道具

見学を終えた後、ミュージアムショップの試飲でいただいた灘の原酒は、市販のもの

よりアルコール度数が高いそうですが、すっきりした切れ味が下戸の私にもおいしく

思えました。お土産にそれと、日本酒で漬けた梅酒を3月の娘の誕生日用に購入。

 

見学後は灘五郷の散歩コースを歩こうかと・・・

左側は酒造工場、右側は倉庫(?)塀の四角く囲われた部分には灘郷の説明文(?)

小雨降る中歩いていたら時間を経るにつれ段々雨脚が強くなったので一駅分歩いて

散歩は終了。

夕食は五時半で予約していたので、時間が近づくまで三の宮をブラブラして

新幹線の中で食後のデザートにいただくべくスィーツを手に入れました^^

 

夕食は大倉山のお寿司屋さん「植月」、眼の前の淡路の海で採れたものしか

出さないと、こだわりの姿勢を貫く親父さんが、お任せで握ってくれる新鮮な

お寿司を堪能。心行くまで海の幸を楽しんで帰りました。

     ↑うまく撮れなかったので店主の写真とお寿司を数枚だけご紹介

 

 

拙い報告をお読みいただきありがとうございました。

一月末にはそろそろブログ開始一周年になると意識していましたが、気づいてみれば

過ぎてしまっていました。

何時まで続けられるか分かりませんが、もうしばらく細々なりと続けて行きたいと

思っています。応援していただけたら嬉しいです<(_ _)> 

 

 

 

 

 

 

 


有馬温泉とそのついでに行く京都の旅(その11)

2015-02-18 | 国内旅行

昨日の朝は、いよいよ暗い時代に突入した「まっさん」を見ていたら

地震のテロップが流れたと同時にニュースに切り替わりびっくり!

幸いけが人や特別な被害はなかった模様(ほっ)

 

何時またどこで大地震が起きるかしれないこの国で、また原発を動かそうという

ニュースも増えて暗澹たる気持ちでいた昨夜、プライベートでの幸せを願っていた

ヨンジュンさんが、その恋に終焉を迎えたニュースまで飛び込んできました。

 

未来に明るい希望を見出しにくい日々ですが、自分にできることを模索して

望することなく生きて行きたいと思います。

それでは1月の旅豊国を続けます。お読みください。

 

美食の町、神戸を行く

期待してなかったものの実際に来てみて気に入ってしまった有馬温泉、

何気に朝、顔を触った時にいつになく肌に張りを実感しました。

これは~~と早速、朝食前にもうひと風呂いただきました。

 

この地域の見どころもじっくり見てみたい気持ちも生まれましたが、それは

またの機会にして、今日は旅に出る前に予定した神戸ならではの楽しみを~。

 

というわけで神戸の中心部に向かいますが、旅行鞄をガラガラ引いて歩くのは

嫌ですから、新神戸のロッカーに預けてから行動開始です。

有馬温泉から三宮経由でバスが出ています。景色が見えるかと期待しましたが

雨とトンネルの中が多く残念でした。

でもノンストップですから、電車よりは速かったような気がします。

 

鞄を無事預けて中心部へ出るべく地下鉄に乗った時は既に12時近く

行動開始の前に、エネルギー補給をしなければなりません。旅に出かける前に

家にあったガイドブック「大人の○歩き神戸」を何度も開いて今日の昼食・夕食を

どこにするか熟考しました^^

 

候補を見つけてパソコンの食べログで検索を重ね、朝ご飯は温泉でしっかり

いただくでしょうからお昼は軽く、夜は新幹線が遅い時間だからこちらで食べて

から帰る予定です。

 

お昼は三宮のcafe Si'on、「ヘルシー素材のメニューがほっこり楽しめる」という

文言に付箋を貼りました。

駅から3分高架下にある穴場カフェの言葉通り静かな落ち着いた雰囲気です。

テーブル席、ソファ席、階段を上がって行くロフトもあり、お好みの席にどうぞらしい。

奥の方のテーブル席に着いてしばらくすると満席になりましたが、到着した時

7割方の入りのお客さんは皆女性で、年齢は若い人が多い感じ。私たちはダントツの

最高齢、男性はウリナムピョンのみで心なしか夫の花の下が伸びているような・・・

(今調べていたら女子カフェという別名もあるとか・・)

 

 今日のランチ2種類(ほっこりランチとピタパン)からピタパンをチョイスしました。

丸く薄いパンを半分に切り、開いた中に色々詰めていただく料理のようです。

初めていただきました。入ってた物もお味も忘れましたが、お店のうたい文句通り

ほっこりおいしかったです。大根や白菜の煮物の小鉢にお味噌汁が付き、別料金の

デザートをプラスして二人で3千ちょいでした。

 

(続く)


今日はバレンタイン・デー

2015-02-14 | つぶやき

みなさん!今日はバレンタイン・デーです。

あなたの愛する人に、あるいはいつもお世話になっている人に

チョコレートをプレゼントなさいましたか?

 

私は普段思っていても、あまり表現しないでいる感謝の気持ちとか

愛してるよっていう気持ちを表す日、と決めて毎年チョコを用意します^^

 

少し寒かった昨日の午後、大倉山まで一人電車に乗って出かけてきました。

夫にはマロンチョコのセット、娘と自分用にはハートのパウンドケーキと

チョコを掛けた木苺のマシュマロを組み合わせました。

 

買い物を終えて外へ出ると空からは白いものが降りてきましたが

楽しいショッピングの後、ルンルンでした^^


有馬温泉とそのついでに行く京都の旅(その10)

2015-02-09 | 国内旅行

         名湯有馬温泉

 

美術館をお暇した後の駅への道は、丁度降り始めた雨を避けてシャトルバスに

乗せていただきました。JR山崎駅を経由して阪急大山崎駅まで10分足らず

時間があり、お天気が良ければ・・天王山もゆっくり散策して見たいところですが

今日は有馬へ急ぎます。

大山崎駅にて有馬温泉までの道のりを路線図で探します。乗り換え二度ほどで

連絡よく行けそうです。阪急電鉄京都線から十三で神戸線へ、そして新開地で神戸

高速線に乗り換え、温泉口経由有馬温泉。新開地ではこんな可愛い電車も見られました。 

新開地からの神戸高速線は、新興住宅地が拡がる通勤線らしく平日のこの日、乗客は

家路を急ぐ人々が殆どの様でした。電車を乗り継いで温泉に行く者は珍しいのかも~。

 

到着は明るいうちにと予定したものの、6時を過ぎて夜の帳が降りて暗くなっていました。

雨降りの為か、平日の所為か分かりませんが、暗くなったとはいえまだ宵の口なのに

駅前メインストリートの土産物店などが、既にシャッターを下ろして、街灯に照らされ

雨に濡れた道路がつめたそうでした。

温泉地というと、浴衣掛けで土産物店を冷やかしながら、そぞろ歩く人の姿が浮かぶ

のですが・・・、これって今はもう大昔昭和のころの残像でしょうか?

 

宿は有馬グランドホテル、何と昨年の夏エアコンを買い替えた時のメーカーの景品で

抽選で当たった招待旅行です。留守中にウリナムピョンが応募したもので、話に聞いて

いましたが、まさかの当選、まさかのご招待でした。

 

当初は気が進みませんでしたが、一旦計画を立て始めると

次々行きたいところ、やりたいことが出てきて楽しみになりました^^

温泉自体もどこにもあるようなありふれたものだろうと思っていたら・・・

 

「日本三古湯」「林羅山の日本三名泉」「枕草子の三名泉」に数えられ、

「江戸時代の温泉番付では当時の最高位である西大関に格付け」されていた

との記述が出てきて、どんなお湯か期待を持って出かけるに至ったのです。

 

またこの温泉は「太閤が好んで訪れた温泉」であるとわかって、期せずして

今回訪問を予定した場所がほとんど秀吉と所縁があった事の不思議を

面白がっています。(方広寺・豊国神社はもとより、織部美術館の古田織部は

千利休亡きあと秀吉によって天下一の茶人とされたそうですし、大山崎は

明智光秀を破った合戦場でした)

 

有馬のお湯は【湧出口では透明だが、空気に触れると赤く着色する含鉄

塩化物泉は「金泉(きんせん)」と呼ばれ、 それ以外の透明な温泉は「銀泉(ぎんせん)」と

呼ばれている】とあって、その面で金キラ好きの秀吉が好んだのかも・・・ですが

よいお湯だということは、まさに翌朝実感するに至りました。

夜、就寝前にシャンプーや湯あがり後の身支度含めて1時間足らずの入浴時間

でしたが、翌朝の洗顔時に触れた自分の顔は何時になく張りを感じました^^v

 

40年以上前の一時期関西に住んでいた当時に、さんざん聞いた「ありまひょうえの

こうようかくへ」のコマーシャルソングが、その後関東に移り住むようになって、聞くことに

なった「いとうにいくなら、○とや、は○やに決めた」のコマーシャルと重なって、団体旅行で

行く温泉地(=行きたくないところ)のイメージを作り上げてしまっていました^^;

 

先入観はいけませんね!反省です^^;

(続く)