帰国日です。一週間はあっという間に経ちました!
週日はお孫さんのお世話があるはずのセスクさんでしたが、私の滞在中は娘さん夫婦が有休などでやりくりして、私のためにスタンバイできるようにしてくださって、ありがた過ぎて恐縮してしまった程でしたが、帰国日はあいにくセスクさんのハモニカ教室がありセスクさんのお出かけがお別れの時です。
朝食は昨夜に続き私が作りました。昨日ロールキャベツのタネのつなぎのために食パンを買ったので、使わなかった分を有効に使おうと〜フレンチトーストになりました。そして冷蔵庫にあるお野菜でサラダ(切って盛っただけですが)
これも昨夜同様とても気に入ってもらえて、後日娘さんやお孫さんに作ってあげるつもりだと〜^^
セスクさんを見送った後、四苦八苦で荷造り、部屋の片付けをすませると最後の食事に出かけました。場所は中部市場隣接の五壮洞興南屋(オジャンドンフンナムチッ)、おひとり様OKのネンミョン屋さんをチョイスしました。
変わらず美味しいフェネンミョン(エイの刺身冷麺)
中部市場に来ているというのに、今回はセスクさんと作ったキムチを持ち帰るために他のお土産類は我慢我慢です。往きも帰りも脇目を振らずただネンミョンを食べて帰りました。
新村に戻った時マウルバス(近距離の地域を循環する緑色のバス)のバス停に、こんな施設が作られているのに気づきました。
日本で一昔前によく見かけたターミナル駅近辺の歩道上に作られた喫煙所のような、駅のホーム上に作られた待合室のような空間です。
直訳して「微細埃安心乗降場」、いわゆるPM2.5退避待合室とでもいいましょうか!
英語表記が英語の苦手な私にも、この施設の設置目的が一目瞭然でわかります。
お天気が晴れであろうと、ひどい日には青空が全く見えないほどに黄砂やPM2.5に苦しむ韓国、バスを待つちょっとの時間もそれらにさらされたくない人のために、こんな施設がつくられたのですね!
市民の安全.安心につながることなら、費用の多寡を云々するよりまずやってしまう韓国の公の姿勢が、ここまできたかと思った施設でした。
セスクさんのお家に戻り荷物を取り出したら出発です。
高麗山のチンダルレと足並みを揃えていたセスクさんの庭のチンダルレは、この時もまだ固い蕾のままでした。
帰国まで書ききれていませんが、ひとまずこれにて4月の韓国の旅しゅうりょうとさせていただきます。セスクさんの作ってくれたご飯で未報告のものとか、帰国時の空港のハプニングとか、まだちょっと記録しておきたいことも残っていますが、それは番外ということで……。長々お付き合いいただきありがとうございました。