六日目後半です。景福宮の西側、いわゆる西村(ソチョン)と言われる地域でカルグッスのお昼を終えたのは、午後2時を少し過ぎたばかりでしたが、今日はセスクさんの代わりに夕食を作っておくと約束したのでシンチョンへ戻ります。夕食といっても作るのはメイン料理のみなので楽チンです。でも食材の調達は若干苦労しました。何しろ物価高、野菜をカットして売ったりお店も涙ぐましい努力をしているようでした。ところが私が思い付いた献立はロールキャベツ。丸ごとのキャベツは欠くことのできない食材です。新鮮かつそれなりにお安いキャベツを求めて、3軒のお店を回ってしまいました!
その結果(ついでに)購入予定にないものにも目が引き寄せられたのが、ウナギでした。
それなりの大きさの物が3尾入って29900w!(当日レートで¥3.432)
日本で生のウナギを購入したことはないので単純比較はできませんが、デパ地下で焼いて味付けされた鰻一串と同程度です。期間限定の特別な割引のようですが、それにしても5割引って!
話がそれました!小さめでしたが丸ごとキャベツを何とか調達し、ソウルで初料理、セスクさんに手料理の初もてなし。
味付けはお醤油ベースに、洋風タシダ(韓国版コンソメ)でコクをプラス。少食のセスクさん、当初よそった2個をペロリたいらげお代わりもしてくれました!気に入ってくれたみたいでホッとしました^^
食後お喋りしているうちに、はたと気づくと滞在中セスクさんが、娘さんのお家の近所の川沿いの桜がそれは見事だから一緒に見に行こうとか、娘さんのお家にも来て欲しいとか言ってくれていたのに、お邪魔する間も無く明日は帰国日になっていました。せめて桜だけでも見に行こうと話がまとまって夜桜見物になりました。
場所は、詳しい地名は既に記憶の彼方に〜ですが、ソウルに近い某市、漢江に注ぐ安養川(アニャンチョン)沿いでした。両岸数キロに亘って土手に桜並木が続いているそうです。
桜並木に向かう通路の途中には、やはりここにも!の健康器具。
この桜並木、安養川の両岸の土手それぞれに一列でなく、片側の土堤の端両側に植えられ、桜のトンネルが作られているのが素晴らしかったです。
ところが桜並木の土手は単に街灯があるのみで、特別に桜がライトアップされていることもなかったので、セスクさんが昼間だったらもっと素敵に見えたのにと、盛んに悔しがっていました。私は帰国前夜にセスクさんと桜の下を散歩出来たことだけで充分満足だったんですが〜。
戻ってきて考えると、セスクさんがあの桜を私に見せたかった気持ちを深く理解出来ていなかったな…と思います。(今ならもう少し分かるよ!セスクさん^^)
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