心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

カンジャタンと発表準備

2014-03-29 | 韓国の食べ物
こんばんは。今日はこちらは午後から雨が降り始めました。気温も少し下がっています。
今日は午後復習をしに図書館に出かけ少し勉強してきました。今週は出かける計画はなく
のんびりしています^^

さて発表準備のマッチプですが、韓国ではよく食べられる料理が、ある一定の地域に
集中している事がよくあるのですが、その中からタクハンマリ(鶏一匹、)カンジャタン
(ジャガイモ鍋)、パジョン(ネギお好み焼き)を選んで、そのおいしいと言われている
お店を紹介することにしました。
昨日は授業を終えたその足で、ソウル市西部にあるウンアム洞のカンジャクク
コリ(街)というところへ行って来ました。ソウル西部というと、ヨンジュンさんが
3年前に出演したドラマ『ドリームハイ』の舞台となった高陽市のすぐ近くです。
最寄りのセジョル駅を出た川沿いの歩道を歩き始めると、なんと桜が蕾を開き始めている
のが目に飛び込んできました。

目的のカンジャククコリまでは10分強、検索した地図を印刷できないため略図にして
持参したら、チームメイトが用意がいいねと誉めてくれました^^

ウンアム洞カンジャクク(ククはタンと同じく汁という意味の韓国語で、一般的に
カンジャタンと呼んでいる料理を、ここではカンジャククというようです)コリ入り口の
大看板、ここはテリム市場の入り口でもあってこの看板はカンジャククと市場の両方を
ウンアム洞の名所だと宣伝する看板です。写真の右側に写っているテリム食堂にお邪魔し
カンジャククの小とポックンパプを2人前注文しました。

カンジャククが運ばれてきました。上に新鮮なお野菜もたっぷりで期待が高まります^^

上に乗っていたお野菜を、煮え易いようにとスープの中に沈めたところです。

写真でもお分かりになると思いますが、料理名はカンジャタン(カンジャージャガイモ鍋)
となっていても、この料理はジャガイモを食べることをメインとする料理ではありません。
れっきとした肉料理です。韓国というと、プルコギと言われるくらい牛肉を食べる国の
様に思われるようですが、実はテジコギ(豚肉)がおいしく、ずっと良く食べられているようです。
下宿のセスクシも風邪のはっている時や、黄砂が飛び初めて体に良くないことがある頃には
韓国人はサムギョプサル(三枚肉)を良く食べるのだと言っていました。このカンジャククに
使われる豚の背骨料理は、一説によると三国時代から食べられていたと言われています。
手に入らない牛肉の代わりに病人に食べさせたところ元気になったので、食べられるように
なったとか・・・。

食べ掛けのように見苦しく見えますが、お鍋の中でホロホロにほどけて崩れてこうなりました。


「写しますよ」というと↑のようなにこにこの良いお顔になるチームメイト
食べている時は↓のように真剣にお肉と格闘です。

食べ終えた後はスープを利用してポックンパプ(焼き飯)です。海苔とチャンギルム(ごま油)の香りが堪りません。

お店はテリム市場の中にありますから、市場見学も当然して帰ります。韓国では日常の買い物に
出ることを「ジャンウル ポダ(市場を見る)」という言葉もあります。「オンマヌン ジャンポロ 
カッソ(母さんは買い物に行った)」なんて感じで使います。

たくさんの春の野菜、野草を売っていたハルモニ、写真を撮らせてくださいと言うと快く
撮らせてくださって、ついでに一緒に撮ってくださいと言うと「いやだよ~」なんておっしゃって
ましたが、顔が拒否されていなかったので、強引に一緒に写っていただきました。

韓国の豊富な植物実感していただけますか?

スーパーよりずっとお安く豊富な果物。㈣雪のチャメも一年中売られています。


おまけの一枚(4月9日追加)佛光川(プルクァンチョン)河川敷に作られたサイクリングロードとジョギング路

お詫び&発表準備

2014-03-27 | 韓国生活
みなさん、こんばんは。
今週はこれが初投稿です。
楽しみに訪れてくださったみなさん、更新もなく虚しく閉じる日が続いて
申し訳ありませんでしたM(_ _)M

今日はお詫びと引き続き週末まで記事アップが難しいことをお伝えするために
ここを開きました。また相変わらず私のPCとインターネット回線(?)の相性が
悪くしょっちゅう回線が中断したり一部開かない部屋があったりで、コメントへの
お返事も遅れがちになっています。重ねてお詫びします。申し訳ありません。

さて投稿しついでに学校のことについて、少しお話させてください。
学校では、授業の成果を見るための試験以外に発表という課題も課せられます。
私たちのクラスの課題はソウルの名所についての紹介です。一級下のクラスでは
個人発表でしたが、今回はグループでの発表です。4グループに分かれて大きな
テーマを決めその中で何をどう紹介するか、また細かく分担します。

私はマッチプ(おいしいお店ーグルメ店と言ったところでしょうか?)に入りました。
発表の日(5/2)までに現地調査をし、資料を集め、文章を書き、書いたものを
みないで、クラスで発表をします。資料は、今どきですからPCを駆使してデジタルに
見てもらいます。
国籍の違う同じグルプのクラスメートとの相談、取材先での質問等々を通じて
実地で会話に熟達して行けるようにという意義があるのだろうと思います。

今週は一気に2件のマッチプに行きます。(一軒は火曜に終了、明日が私
担当のカンジャタンです。)学校所在地から電車でほんの30分ほど出かける
だけですが、既に疲労が蓄積して腰に来ています。情けないお話で恥ずかしい
です。それでも毎日が新鮮で、楽しくて仕様ありません。学生時代こんな風に
真面目にやっていたら、もっと違った人生を送っていたかな、と今更なことも
思ったりしています^^;

今週末には、このマッチプ訪問の報告をしたいと思います。ではそれまで
안녕히 계세요.(アンニョンヒ ケ~セヨ・お元気でいらしてください)

ソウルで蜷川幸雄作品を見る。

2014-03-22 | 韓国生活
来たばかりの頃演劇情報を探していて、蜷川作品が韓国で上演されることを知りました。
長年機会があったらみたいと思いつつ、積極的に動くことなく見そびれていましたが
こちらでその機会に恵まれました^^
今日午後2時開演だったのでそのつもりで準備したはずでしたが、乗り換えに思ったより
時間をとられ焦りました(ぜェぜェ)。ぎりぎりの2時到着、青くなってチケットボックスへ
行くと他の観客は涼しい顔でのんびりした様子。2時は開場だったのかしら?
いずれにしろ開演までに一息つく暇があったのは幸いでした。
〈会場のLGアートセンター〉

〈チケット売り場〉




演目は井上ひさし脚本の『ムサシ』
巌流島で決闘し負けて死んだはずの佐々木小次郎(溝畑淳平)が実は生きていた。勝負を見届けた
某藩の藩医に、武蔵(藤原達也)が依頼して助けたのだった。剣の腕では決してひけをとるとは信じて
いない小次郎、死に物狂いでムサシを探すこと2200日、見つけたは鎌倉の某禅寺の寺開き記念の
参籠禅の席。武蔵は寺建築を手掛け参加していた。他にはどうかするとスイッチが入って能を舞い始める
柳生宗矩、寺の後援者として木屋まい(白石加代子)筆屋おとめ(鈴木杏)他。

井上ひさしお得意の台詞多い舞台は、ハングルの字幕がめまぐるしく早く変わって行きますが
皆とてもよく笑っていて、その笑いの壺も私と変わらない、というより早口の日本語が、良く聞き取れ
ない私より、ずっと良く笑っていたようです。
蜷川幸雄の3分云々は、測ってはみませんでしたが、幕が開き舞台正面に大きな赤い月(今考えるに
ひょっとしたら太陽?)が見えた時から、興味しんしんず~っと舞台に引きつけられ続けました。
柳生宗矩役の俳優は初め見る俳優でしたが、そのキャラクターからか印象に残る演技でした。
白石加代子は好きな俳優で、舞台に現れたのを見て踊りだしたくなるくらい嬉しかったです。演技も
期待を裏切らず、圧巻でした。
下の2枚はネットよりお借りしました。




おまけの一枚。帰りに見つけたビルの谷間の階段道路が、建物は近代的で新しいというのに不思議に
ヨーロッパのレンガ造りに建物の間の階段の小道を感じてパチリ。よくよく見たら階段ではありませんでした^^;

コムタンが怖い韓国男性?

2014-03-21 | 韓国の食べ物
食事には大概スープや汁物が付きます。今週は白濁したスープが2度
出ました。2日前の朝と今朝です。2日前のはコムタンだと聞きました。
牛の尾の周りの骨を8時間煮込んで作るのだそうです。油も浮いて濃厚そう
ですが、食卓に置かれたねぎのみじん切りと塩を好みで入れて、意外に
さっぱりした味わいでした。夜は別な汁物が出ましたが、朝のコムタンに
トク(お餅)と卵を入れてトク クッも用意されていました。何でも食べて
みたい私はそれもいただいて「マシッケ チャ―ル モゴッスッムニダ」
と部屋に引き揚げました。

今朝も白濁したスープだったので、一昨日のを取りのけておいたのかと
思ったら、これはコムタンではなくソルロンタンで、尾の周りの骨を使う
コムタンと違い大腿骨で作るのだそうです。10年以上韓国をリピートして
訪れていながらどちらも始めていただきます。
今日もねぎと塩を適宜入れていただいたので見た目には全く同じで、私には
この二つの味の差は判りませんでした。

朝食時間は7時半から9時までで、私はいつも7時半を少し過ぎたあたりに
行きます。今日は少し遅れて言ったのですが、セスクシのお話しが面白くて
長居してしまいました。セスクシは「このスープにキムチを入れて食べるのが
好きだ」そうです。韓国人はこのスープとキムチがあればご飯が食べられる
ので、女友達と何処かへ行く時はこのスープを作ると、ご主人はスープとキムチで
2・3日は一人でも食事が出来るのだそうです。
だから韓国には「マヌラ(女房の別名)がコムタンを作ると、亭主が怖がる」と
云う言葉もあるとか。

ドラマを見ていると家族の誰かが気運無く過ごしていると、ことこと骨を
煮込んでスープを作る場面が出てきていたような・・・
とても手間のかかるこの料理は、オンマの家族への愛情が凝縮されたものだと
思っていましたが、別な顔も持っているようです。

それからこれはキムジャンをする頃(した後)に作る料理だとも聞きましたが、
その理由は、作り方を検索してみて判りました。スープをとる過程で出た脂肪を
冷やし固めて取り除かなければならないのですが、大鍋に煮出したスープ、暖かい
部屋では固まりません。かといって大鍋を冷蔵庫に入れるスペースもないでしょう。
寒い韓国では鍋ごと、一晩ベランダなどに出しておけばいいわけです。

【コムタンの作り方】コムタンで検索しましたが、材料の骨の部位、煮出す時間
さまざまなレシピがあります。絶対必要なことだけ適当に抜き書きしました。

キロ単位の骨をざっと洗って、鍋に入れかぶるくらいの水を入れて血抜きをする。
一時間程度経ったら水を捨て新しい水を満たす。これを何度か繰り返し、良く
血抜きをする。不十分だと生臭い匂いが出たり味も良くない。(参考にしたレシピでは
1時間ごとに最高12時間)
その後熱いお湯で良く洗い、1時間ほど茹でて一旦そのお湯は捨てる。
その後本格的に煮てスープを取る。時間はセスクシは7時間。
火を止めたお鍋は冷やしてから上に固まった脂肪を取り除く。
一回分ずつに分け保存
大ざっぱな記録ですが、食べさせたい人を思いながら丁寧に作ればきっと
おいしいスープがとれると思います。ハンボン チャンレンジ ハセヨ.ファイティン!

ソウルの春

2014-03-19 | 韓国生活
昨日は天気も良く暖かかったので帰宅途中にフラット校内を少し歩いてきました。
花はまだまだと思っていたのですが、知らないうちに春がそこまでやってきていました。

黄色ですが連𧄍ではなく山茱萸(別名春黄金花ーはるこがねばな)


学校と下宿の間にあるお宅の庭で

わかりにくいですが、眼を凝らすと・・・学校の裏門の庭に開いていた梅