「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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警視庁中野署の捜査本部が着実に進める捜査

2007-11-28 00:26:57 | 長井さん殺害の事実関係
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安全上の問題は何もありませんので、先に進んで署名してください。


今回、政府当局は概ね、この長井さんの事件について
きちんとした対応を継続していると思いますが、
警視庁の捜査本部が
ビデオ映像の分析で
長井さん殺害の実行犯を横の兵士と確認しており、
おそらく部隊名も兵士名も今後特定されることは
ほぼ間違いありません。
そうした際に、ミャンマー当局が適切な処置を
とらなければ日本政府からきびしい姿勢が示されることは
間違いありません。
犯人の特定と処罰、カメラとビデオテープの返還が
僕らの活動の中心です。
僕らにとって
それに手を貸してくれる人たちなのか
妨害する人なのかしかありません。
拉致問題の反省もあるのでしょうか、
今回のような
日本の捜査当局の動きが着実に継続されることを
さらに期待します。

長井さん、1メートル内から銃撃=横の兵士と確認-ビデオ映像分析・警視庁 (時事通信) - goo ニュース

シンポジウム
長井健司さん殺害に抗議して

「最前線ジャーナリストの真実」


12月1日(土)12時30分~14時30分(開場12時00分)

日本記者クラブ(日本プレスセンタービル)10階ホール
千代田区内幸町2-2-1
入場無料・当日受付(先着150名まで)
【パネリスト】
山路徹(ジャーナリスト、APF通信社代表)
石丸次郎(ジャーナリスト、アジアプレス大阪事務所代表)
高世仁(ジャーナリスト、ジン・ネット代表)

主催「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
参加希望の方はできましたら事務局までお名前を事前にメールしてください
メールをいただけていない方は、
当日人数超過の場合のみ席数の都合で入れないこともあります。

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なお署名の用紙のPDFファイルも設置しました。
ダウンロードして手書きで署名する方のためにお使いください。
https://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
http://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
送付先は下記まで郵便かFAXで。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
FAX 03-5772-1127

肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックス、郵便物などで署名を頂いても結構です。
なお、会には電話も一応ありますが、
電話番をお願いしているだけの状態ですので
何かご連絡のある方は(メディアなども)
できるかぎりまずメールでご連絡をお願いいたします。

「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/(ブログ) 
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
TEL 03-3746-0065
(平日10時から17時で対応)
FAX 03-5772-1127




長井さんと行動を共にしたビルマ人の証言

2007-11-09 16:31:28 | 長井さん殺害の事実関係
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先ほど衆院第二議員会館で記者会見がありました。
会見を行なったのは
長井さんと直前まで行動を共にしていたという
通訳のビルマ人の男性と山路さんです。
この前、日テレの番組に登場したビルマの男性です。
この男性はミャンマー当局からの
プレッシャーを相当感じているようで
きょうの記者会見も本人にとっては
文字通り、命がけの会見になっています。
ミャンマー当局の追及は厳しく
彼の身辺の安全も考慮した結果、
セキュリティ面で安全性の高い、議員会館での会見になったようです。
この男性は、監視していたとみられる人物について
「携帯電話を持ち、インタビューの様子をみていた」などと話しました。
また、このブログで独自取材した
 「地を這うような取材をしたいから死ぬ気で行きます」
と日本人二人に話したエピソードも開示されたようです。
彼が来日して語ったことで、
彼の安全確保も含め、
長井さん殺害事件が次のフェイズに入ってきた感じがしています。
このビルマ人通訳の証言から
さらに長井さん事件の解明を
ミャンマー当局に迫る術もでてくるかもしれません。

引き続き
署名の目標は十万人です。
現在は一万五千人に到達しています。
具体的に身の回りのお友達に署名をおねがいしてください。
状況を突破するには、皆さんの力が頼りなんです。
力を貸してください。
署名はまちがいなくミャンマー軍政の立場を追い詰められます。

署名の用紙のPDFファイルも設置しました。
ダウンロードして手書きで署名する方のためにお使いください。
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送付先は下記まで郵便かFAXで。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
FAX 03-5772-1127



肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックス、郵便物などで署名を頂いても結構です。



また手書きの署名の必要はなく、
お名前と肩書きをこのブログでリンクしているフォームに書き込んでください。
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ボランティアを募集しています。
東京圏、大阪圏、愛媛に限らず
活動の意思がある方は
必ず事務局まで
名前と電話番号をメールしてください。
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp
ボランティアの注意事項はこちら
勇気をもってあなたも行動する人間になりませんか。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/0116ba2e1310e9230004d64c154477aa

なお、会には電話も一応ありますが、
電話番をお願いしているだけの状態ですので
何かご連絡のある方は(メディアなども)
できるかぎりメールでご連絡をお願いいたします。


「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/(ブログ) 
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
TEL 03-3746-0065
(平日10時から17時で対応)
FAX 03-5772-1127

抗議文を引用しておきます。
======================================

ミャンマー連邦
タン・シュエ国家平和開発評議会議長殿
駐日ミャンマー連邦大使館
フラ・ミン特命全権大使殿

抗議文

 2007年9月27日午後、貴国のヤンゴン市内にあるスーレーパゴダ付近で、
取材中だった映像ジャーナリスト、長井健司氏が、貴国軍治安部隊の軍人に
至近距離から銃撃され、殺害されました。
自国の国民に対するミャンマー軍の一方的な暴力による制圧行動について、
国際的な取材活動をしていた日本人ジャーナリストの生命を、
警告もなく銃で奪ったことは、
殺害を前提とした意図的かつ残虐な取材妨害行為であり、
国際社会の一員として、また日本人として、
我々はこの行為を断じて許すことはできません。
しかも貴国の当局は、
長井氏が亡くなるまで手離さなかった
ビデオカメラとテープを未だ返却していません。

われわれは貴国治安部隊軍人による長井氏の殺害について強く抗議します。
また、長井氏の殺害の経緯を明らかにするとともに、
犯人の特定と厳罰を求めます。
遺品であるビデオカメラとテープも内容の消去など一切の改竄を許さず、
返却することを求めます。

       

ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会
(事務連絡先)
〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  

=====================================
  
ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議して、
抗議文の趣旨にご賛同をいただける方の、署名をお願いいたしております。
ご賛同いただける方は氏名と肩書きをお願いいたします。

呼びかけ人(順不同)2007/10/30 2100現在

 
鳥越俊太郎(ニュースキャスター)
田丸 美寿々(ニュースキャスター)
テリー伊藤(演出家)
徳光和夫(司会者)
麻木久仁子(タレント)
綿井健陽(ジャーナリスト)
石丸次郎(ジャーナリスト)
佐藤和孝(ジャーナリスト)
高世仁(ジャーナリスト)
櫻井よしこ(ジャーナリスト)
北村肇(ジャーナリスト)
江川紹子(ジャーナリスト)
井上トシユキ(ジャーナリスト)
二木啓孝(ジャーナリスト)
原寿雄(ジャーナリスト)
坂上遼(ノンフィクション作家)
河上和雄(弁護士、元東京地検特捜部部長)
紀藤正樹(弁護士)
田島泰彦(上智大学教授)
苫米地英人(脳機能学者)
前田日明(格闘家)
嵯峨仁朗(MIC議長・新聞労連委員長)
--------------------------------------


長井さん直前写真の位置関係

2007-10-31 17:04:41 | 長井さん殺害の事実関係
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先日、黒川さんからいただいた
写真の位置関係を説明する
地図をようやくアップしました。
地図は下記のリンクを確認してください。

http://hal.sakura.ne.jp/Nagai_Map.doc
以下メールより引用
===========================================

場所:
スーレー通り(Sule Rd)とアノーラター通り(Anawrahtar Rd)の交差点

状況:
この写真が撮影された直後に治安部隊が到着し、「10分以内に解散しろ」
と命じられたが、その約2分後に(威嚇)発砲が始まり、群集が逃げ惑うなか、
長井さんと思われる外国人ジャーナリストが撃たれて倒れた、というのが
現地からのレポートとして入ってきています。

上記に加え、写真提供者から現地の地図を入手しました。
添付ファイルにて確認願います。
件の写真は、地図の右下、North-East方向から長井さんに
向けられて撮影されたものです。
写真に見られる電話ボックスの後方に写っているのが、地図上の
Fire Stationです。
また、地図上の電話ボックスの真後ろに、barb wireとありますが、
その位置関係がわかり易い写真もありますので、1枚添付いたします。
画面右端に小さく写っている白髪の男性が長井さんであるようにも見えます。

追加情報として、この現場の発砲で、確認可能なだけで20歳の女性と
16歳くらいの男性が死亡したようです。
提供者の話では、地図上North-WestにあるTrader Hotelにスナイパーが
いた可能性もある、という事です。

==============================================
写真の掲載はこちらのページで。

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/232ac4eb930a0fc470f59c61c040fcd6極秘ルートからもたらされた長井健司直前写真
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/7fb0af6f14c376403a4bed18d2a9643d長井健司直前写真①

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/d6b66f58759d4b9e31adab9dfc530dd9長井健司直前写真②

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/9c32845e23b2ca4976e6d766bac5e6b2長井健司直前写真③



極秘ルートからもたらされた長井健司直前写真

2007-10-30 00:19:36 | 長井さん殺害の事実関係
情報提供をいただきました。
EPAというヨーロッパのメディアの
ストリンガーであるジャーナリストの
黒川さんからです。

事件直前の長井さんの写真です。
長井さんは右はじにうっつています。
提供元はビルマのジャーナリストが
当日撮影したものが
おそらく地下ルートで
タイにある反体制側の拠点にもたらされたものです。
黒川さんのメールを
抜粋して掲載します。

なお署名は
署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
携帯電話はこちら(クリック→) http://hal.sakura.ne.jp/sign.html
署名フォームはhttps使用のため、
セキュリティアラームがでますが
安全上の問題は何もありませんので、
先に進んで署名してください。

=============================
はじめまして。
フォトジャーナリストの黒川と申します。

実は、去る9月27日にビルマ(ミャンマー)で
デモ取材中に殺害された
長井健司さんですが、
彼の取材中の姿を捉えた写真を入手いたしました。
グラウンドレベルで長井さんを捉えた写真はこれまでになく、
長井さんの
最後の勇姿を伝える貴重な写真だと思います。

事が事ですので、長井さんが契約されていた
APFには既に話をしております。

以下、写真撮影時の状況です。

日時:
9/27 現地時間午後2時頃(長井さんが殺害される直前)

場所:
スーレー通り(Sule Rd)とアノーラター通り(Anawrahtar Rd)の交差点

状況:
この写真が撮影された直後に
治安部隊が到着し、「10分以内に解散しろ」
と命じられたが、
その約2分後に(威嚇)発砲が始まり、
群集が逃げ惑うなか、
長井さんと思われる
外国人ジャーナリストが撃たれて倒れた、というのが
現地からのレポートとして入ってきています。

追加情報として、この現場の発砲で、確認可能なだけで20歳の女性と
16歳くらいの男性が死亡したようです。

それと、これはたった今入ってきた情報で、
在日ビルマの方がTVでも証言していたことですが、
私の知り合いのある著名な西側のジャーナリストからの情報では、
国軍高官の証言として、長井さんが殺害された27日朝の時点で、
「カメラを持った人間は外国人であろうとすべて撃て」という命令が
治安部隊に下っていたようです。
このジャーナリストは、すでにAFPや
およびアムネスティインターナショナルに同様の内容で証言しております。

以上何らかの参考になればと思い。

申し遅れましたが、私はEPAの日本支局で写真を撮っているものです。
今年春~夏にかけてビルマの少数民族の武力闘争を取材しておりました
関係で、個人的にもビルマ問題を追っております。

以上宜しくお願い申し上げます。


黒川大助
http://www.daikurokawa.com
========================================
黒川さん経由で提供いただいた
ビルマ人ジャーナリストが撮影した
貴重な写真をあと三枚掲載します。
また位置関係を示すマップデータも
いただきました。
位置関係についての
文章もいただきましたが
マップデータがすぐサーバーにあげられないので
後日アップいたします。
黒川さん、どうもありがとうございます。


なお署名の用紙のPDFファイルも設置しました。
ダウンロードして手書きで署名する方のためにお使いください。
https://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
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送付先は下記まで郵便かFAXで。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
FAX 03-5772-1127

ネットでは
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肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックス、郵便物などで署名を頂いても結構です。



抗議文を引用しておきます。
======================================

ミャンマー連邦
タン・シュエ国家平和開発評議会議長殿
駐日ミャンマー連邦大使館
フラ・ミン特命全権大使殿

抗議文

 2007年9月27日午後、貴国のヤンゴン市内にあるスーレーパゴダ付近で、
取材中だった映像ジャーナリスト、長井健司氏が、貴国軍治安部隊の軍人に
至近距離から銃撃され、殺害されました。
自国の国民に対するミャンマー軍の一方的な暴力による制圧行動について、
国際的な取材活動をしていた日本人ジャーナリストの生命を、
警告もなく銃で奪ったことは、
殺害を前提とした意図的かつ残虐な取材妨害行為であり、
国際社会の一員として、また日本人として、
我々はこの行為を断じて許すことはできません。
しかも貴国の当局は、
長井氏が亡くなるまで手離さなかった
ビデオカメラとテープを未だ返却していません。

われわれは貴国治安部隊軍人による長井氏の殺害について強く抗議します。
また、長井氏の殺害の経緯を明らかにするとともに、
犯人の特定と厳罰を求めます。
遺品であるビデオカメラとテープも内容の消去など一切の改竄を許さず、
返却することを求めます。

       

ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会
(事務連絡先)
〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  

=====================================
  
ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議して、
抗議文の趣旨にご賛同をいただける方の、署名をお願いいたしております。
ご賛同いただける方は氏名と肩書きをお願いいたします。

呼びかけ人(順不同)2007/10/28 0100現在

さらにジャーナリスト、元共同通信編集主幹で
民放連の「放送番組委員会」委員長なども
務められた原寿雄さんが加わりました。

 
 
鳥越俊太郎(ニュースキャスター)
田丸 美寿々(ニュースキャスター)
テリー伊藤(演出家)
徳光和夫(司会者)
麻木久仁子(タレント)
綿井健陽(ジャーナリスト)
石丸次郎(ジャーナリスト)
佐藤和孝(ジャーナリスト)
高世仁(ジャーナリスト)
櫻井よしこ(ジャーナリスト)
北村肇(ジャーナリスト)
江川紹子(ジャーナリスト)
井上トシユキ(ジャーナリスト)
二木啓孝(ジャーナリスト)
原寿雄(ジャーナリスト)
坂上遼(ノンフィクション作家)
河上和雄(弁護士、元東京地検特捜部部長)
紀藤正樹(弁護士)
田島泰彦(上智大学教授)
苫米地英人(脳機能学者)
前田日明(格闘家)
--------------------------------------

抗議文の趣旨にご賛同いただける方は
氏名(フルネーム)と肩書き(職業か所属先)を
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「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックス、郵便物などで署名を頂いても結構です。

なお、会には電話も一応ありますが、
電話番をお願いしているだけの状態ですので
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長井健司さんの最後の紅茶

2007-10-12 22:50:57 | 長井さん殺害の事実関係
長井さんと最後のお茶をした若い男性とお話して、
東京から離れた町の終電にのっています。
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この方はビジネスの都合で事件当日たまたまヤンゴン市内にいて、
本当に偶然、長井さんと知り合いになったのですが、
ぼくは電話でよくわからなかった
あの日の長井さんの心の流れ方を感じたくて、
このビジネスマンにあうためにきょうは遠出しました。
彼のオフィスの個室などで話ができたのは
全部で一時間半ぐらいでしたが、
長井さんの事件直前の雰囲気が伝わってきました。
まず長井さんは「起きている事態に近づきたい」という気持ちが
強くあったことがわかりました。
やはり当日のヤンゴン市内は一見いつもの日常に見えて
不穏な空気が感じられるようなにおいがしたそうで
お茶をしたカフェの場所でも絶対安全とはいえないと
このビジネスマンは思っていたそうです。
長井さんの取材についての決意を聞いて
「ジャーナリストなんだな」と思ったそうですが、
ビルの屋上や近くの建物内からの取材のほうが
安全面でましじゃないのかと助言をしたそうです。
近づいて撮ることでおきている事象を世界に伝えたいという
長井さんの強い気持ちを聞いて
それ以上はいわなかったそうです。
長井さんはミルクも入ったミャンマーのお茶を何はいも飲んで、
おいしいおいしいと言いながらニコニコわらっていました。
この人はやさしい目をしているし、いい人だなと感じたそうです。

その後、ビジネスマンの彼の知人から
「軍はデモ参加者を無差別に発砲するようだ。近づくな」という急な連絡が
はいりました。
もう一度長井さんに言いましたが、
そこで以前紹介している
「地を這うような取材がしたいから、死ぬ気で」というセリフになり
死んだ場合テープを持っていってくれと
すこし冗談ぽく頼まれたとか。
わずか一時間半ぐらいの邂逅でしたが、
やさしいそうな人柄と裏腹の強い言葉に印象を残したそうです。
そしてこのビジネスマンにとっても
数時間後に長井さんの死が告げられたとき、
本当に信じられなかったそうです。
もう少し聞くと
「ついさっきまで、一緒に紅茶を飲んでいた人が
もうこの世にいないということが信じられなかった」
と話してくれました。
ところどころ沈黙しながらも勇気を振り絞って話してくれた彼。
長井さんとの出会いはひと時だったかもしれないけれど、
本人の心の奥底には強いものを長井さんが残していったことは
残酷でもあるし、救いでもあると思いました。

仏教に対する信仰心が日本とはケタ違いなビルマ人たち。
ものすごく貧しい国なのに、旅人がほとんど窃盗に会わないほど
仏教的倫理が貫徹している国。
そういう慈悲と施しにあふれる人々が多いところに
軍政がおこす不条理をどう救済していくのか。
彼は最後に
「長井さんの不幸な出来事であの国やビルマ人が
すべて乱暴で、暴力があふれるなどと思わないでほしい。
それは長井さん自身もそう願っていると思う。」
と話してくれました。

長井さんは酒よりも甘いものが好きでした。
ぼくは長井さんと紅茶を飲んだ記憶ははっきりありませんが
それでもパフェを一緒に食べた記憶があります。

甘いものが好きで
優しい人だった長井さんが
優しいビルマ人たちへの不条理な出来事が許せなかった。
許せずぎりぎりまでがんばった長井さんの
カメラとビデオテープはミャンマー政府が
隠し続けるべきではありません。
抗議文に賛同する皆さんはぜひ署名してください。
まだまだ、力が結集できていません。よろしくお願いします。
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署名フォームは、https を使っているので、
「このWebサイトのセキュリティ証明書には問題があります。」
といったメッセージが署名書き込み時に出ることがありますが
セキュリティ上の問題はありません。
いたずら目的の書き込みを防ぐ目的で、httpsを利用しているため
こういうメッセージが出ているだけですので
無視して先に進んで署名してください。問題はありません。

抗議文を引用しておきます。
======================================

ミャンマー連邦
タン・シュエ国家平和開発評議会議長殿
駐日ミャンマー連邦大使館
フラ・ミン特命全権大使殿

抗議文

 2007年9月27日午後、貴国のヤンゴン市内にあるスーレーパゴダ付近で、
取材中だった映像ジャーナリスト、長井健司氏が、貴国軍治安部隊の軍人に
至近距離から銃撃され、殺害されました。
自国の国民に対するミャンマー軍の一方的な暴力による制圧行動について、
国際的な取材活動をしていた日本人ジャーナリストの生命を、
警告もなく銃で奪ったことは、
殺害を前提とした意図的かつ残虐な取材妨害行為であり、
国際社会の一員として、また日本人として、
我々はこの行為を断じて許すことはできません。
しかも貴国の当局は、
長井氏が亡くなるまで手離さなかった
ビデオカメラとテープを未だ返却していません。

われわれは貴国治安部隊軍人による長井氏の殺害について強く抗議します。
また、長井氏の殺害の経緯を明らかにするとともに、
犯人の特定と厳罰を求めます。
遺品であるビデオカメラとテープも内容の消去など一切の改竄を許さず、
返却することを求めます。

       

ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会
(事務連絡先)
〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  

=====================================
  
ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議して、
抗議文の趣旨にご賛同をいただける方の、署名をお願いいたしております。
ご賛同いただける方は氏名と肩書きをお願いいたします。

呼びかけ人(順不同)2007/10/06 2100現在

鳥越俊太郎(ニュースキャスター)
田丸 美寿々(ニュースキャスター)
テリー伊藤(演出家)
徳光和夫(司会者)
麻木久仁子(タレント)
綿井健陽(ジャーナリスト)
石丸次郎(ジャーナリスト)
佐藤和孝(ジャーナリスト)
高世仁(ジャーナリスト)
櫻井よしこ(ジャーナリスト)
北村肇(ジャーナリスト)
江川紹子(ジャーナリスト)
井上トシユキ(ジャーナリスト)
河上和雄(弁護士、元東京地検特捜部部長)
紀藤正樹(弁護士)
田島泰彦(上智大学教授)
苫米地英人(脳機能学者)
前田日明(格闘家)
--------------------------------------

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氏名(フルネーム)と肩書き(職業か所属先)を
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肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックス、郵便物などで署名を頂いても結構です。

なお、会には電話も一応ありますが、
電話番をお願いしているだけの状態ですので
何かご連絡のある方は(メディアなども)
できるかぎりメールでご連絡をお願いいたします。


「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/(ブログ) 
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
TEL 03-3746-0065
(平日10時から17時で対応)
FAX 03-5772-1127

なお、このブログはリンクフリーですので
いろいろご紹介してください。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/
       








「地を這うような取材がしたいから、死ぬ気でゆきます。」

2007-10-07 23:33:34 | 長井さん殺害の事実関係
署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
携帯電話はこちら(クリック→) https://hal.sakura.ne.jp/sign.html
僕は今、通夜から帰宅しました。安らかな長井さんの顔も見てきました。
明日は午前十一時から青山斎場で告別式。
署名ブースも入り口付近に設置されます。
葬儀の詳細はこちら。一般の方も参列してください。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/3b65cd74d4195064a1a708c899d6064b

先ほど新しいニュースがはいってきました。
長井健司さんが亡くなる数時間前のことについて
貴重な情報をいただきました。

長井さん殺害の数時間前
現地時間のお昼ごろに、長井さんが滞在していたヤンゴン市内。
ヤンゴン市内にあるカフェで何人かでお茶をしたんだそうです。
情報をいただいたのは
あるビジネスでミャンマーにきていた若い日本人男性。
他には現地に詳しい日本人男性、
長井さんら数人がいたそうです。
長井さんはミャンマーの甘い紅茶を
おいしい、おいしいと飲んでいたそうです。

ミャンマーに特に詳しいわけではない長井さんが
現地に詳しい男性に
ミャンマーの現地情報をいろいろ聞いていたそうです。
そこに、若い男性の現地の知人から
「ミャンマー政権は誰でも発砲するようだから注意してくれ」
とのメールが飛び込んできたそうです。
若い男性は長井さんに、メールの中身を伝えて
「危ないですよ。注意してください。あまり近づかないで」
と話したそうです。

すると長井さんは少し微笑みながら
「地を這うような取材がしたいから、死ぬ気でゆきます」
答えたそうです。

そして
「もしも死んだら日本にビデオテープを送ってください。」
すこし冗談ぽく、お願いされたそうです。
あの優しい目はやつぱりにこにことしていたそうです。

長井さんはミャンマーの甘い紅茶が気に入ったようで
お代わりをして、
少なくとも二杯は飲んでいました。

若い男性が長井さんが亡くなったのを知ったのは
その日の夕方のこと。

何もすることが出来ず、
帰国してきたと話す彼は、
あのビデオテープもカメラごと奪われたままなのが
本当に悔しいし、
長井さんに申し訳ない気がするといわれていました。


若い男性に一期一会の人となり
ぼくにも大切な友人、長井さんの最後の映像を
なんとかして、取り戻したいと願っています。
皆さんのお力を貸してください。
ミャンマー政府への抗議文に賛同してください。
署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
一部の携帯電話ではこちらのほうが入りやすいようです
(クリック→) https://hal.sakura.ne.jp/sign.html

現在署名は、フォームやメール、ファックスなど
2300人を超えました。
でも皆さんのお力がまだまだ必要なんです。
葬儀会場でもあす署名ブースが出ています。
署名は十万人を目標に集め続けようと思っています。
一定数集まれば来週以降、ミャンマー大使館に働きかけることになります。
署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
一部の携帯電話ではこちらのほうが入りやすいようです
(クリック→) https://hal.sakura.ne.jp/sign.html

ブログの内容、アドレスなどは自由に引用、報道してください。
映像で流していただいてもかまいません。
いろんなお知り合いに知らせてください。





以下は抗議文です。

======================================

ミャンマー連邦
タン・シュエ国家平和開発評議会議長殿
駐日ミャンマー連邦大使館
フラ・ミン特命全権大使殿

抗議文

 2007年9月27日午後、貴国のヤンゴン市内にあるスーレーパゴダ付近で、
取材中だった映像ジャーナリスト、長井健司氏が、貴国軍治安部隊の軍人に
至近距離から銃撃され、殺害されました。
自国の国民に対するミャンマー軍の一方的な暴力による制圧行動について、
国際的な取材活動をしていた日本人ジャーナリストの生命を、
警告もなく銃で奪ったことは、
殺害を前提とした意図的かつ残虐な取材妨害行為であり、
国際社会の一員として、また日本人として、
我々はこの行為を断じて許すことはできません。
しかも貴国の当局は、
長井氏が亡くなるまで手離さなかった
ビデオカメラとテープを未だ返却していません。

われわれは貴国治安部隊軍人による長井氏の殺害について強く抗議します。
また、長井氏の殺害の経緯を明らかにするとともに、
犯人の特定と厳罰を求めます。
遺品であるビデオカメラとテープも内容の消去など一切の改竄を許さず、
返却することを求めます。

       

ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会
(事務連絡先)
〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  

=====================================
  
ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議して、
抗議文の趣旨にご賛同をいただける方の、署名をお願いいたしております。
ご賛同いただける方は氏名と肩書きをお願いいたします。

呼びかけ人(順不同)2007/10/06 2100現在
増えています。

鳥越俊太郎(ニュースキャスター)
田丸 美寿々(ニュースキャスター)
テリー伊藤(演出家)
徳光和夫(司会者)
麻木久仁子(タレント)
綿井健陽(ジャーナリスト)
石丸次郎(ジャーナリスト)
佐藤和孝(ジャーナリスト)
高世仁(ジャーナリスト)
櫻井よしこ(ジャーナリスト)
北村肇(ジャーナリスト)
江川紹子(ジャーナリスト)
井上トシユキ(ジャーナリスト)
河上和雄(弁護士、元東京地検特捜部部長)
紀藤正樹(弁護士)
田島泰彦(上智大学教授)
苫米地英人(脳機能学者)
前田日明(格闘家)
--------------------------------------

抗議文の趣旨にご賛同いただける方は
氏名(フルネーム)と肩書き(職業か所属先)を
署名のためのインターネット上のフォームに書き込んでください。

物理的に手書きの署名の必要はなく、
お名前と肩書きをこのブログでリンクしているフォームに書き込んでください。
署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックスなどで署名を頂いても結構です。

なお、会には電話も一応ありますが、
電話番をお願いしているだけの状態ですので
何かご連絡のある方は
できるかぎりメールでご連絡をお願いいたします。


「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
 http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/(ブログ) 
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
TEL 03-3746-0065
(平日10時から17時で対応)
FAX 03-5772-1127

なお、このブログはリンクフリーですので
いろいろご紹介してください。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/
       




長井健司さんミャンマーで殺害

2007-10-02 00:00:54 | 長井さん殺害の事実関係
2007年9月27日午後、
ミャンマーのヤンゴン市内にあるスーレーパゴダ付近で、
取材中だった映像ジャーナリスト、長井健司氏が、
ミャンマー軍治安部隊の軍人に至近距離から銃撃され、殺害されました。

長井さんと長らく苦楽をともにしてきたジャーナリストで
ニュースプロダクション、APF通信社の山路徹代表が、
ミャンマー当局とネゴシエーションしていますが
現在も長井さんが亡くなるまで手から離すことのなかった
ビデオカメラとビデオテープが返却されていません。

このブログは今回のミャンマー軍の暴挙に抗議し
長井さん殺害犯人の特定や、その犯人に対する厳罰を求め、
長井さんのビデオカメラとテープの返却を求めるため
緊急に立ち上げたものです。