木下です。喉の体調不良が好転していない為、出来ることが限られています。
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さて、日本にはジャーナリストが本当は殆どいないことがよくわかる話があるので簡単に書いておきます。
財務事務次官セクハラ被害に遭った女性記者が音声を隠し撮りしていたことを非難する話が一部マスコミ側から出されています。
頭が完全におかしいです。
そもそも、被害者が法的対応をどうするのかということを考える場合に録音は不可欠です。
新潮に提供した手法はともかく、録音は何らかの形で公開される可能性も含めてするしかありません。この場合は被害者ですから議論の余地など全くありません。
100パーセント録音するしかありません。
「取材相手だから断らずに録音するのはおかしい」などと寝言を言うマスコミ関係者がいます。
頭がおかしいです。
この場合は被害裏付け作業も兼ねていますから、録音に疑問の余地はありません。
というか、取材相手がセクハラでなくても何らかのリスクが存在する相手であれば、更に取材内容に関して覆す可能性があったら、その取材内容にこちらが録音することは何もおかしくはありません。現実に録音の可否を相手に聞いたら取材など成立しませんから。
その音声をそのまま公開するかどうかはいろいろとありますが、少なくとも重要なレベルの取材をする場合に、隠し撮りも含めた取材をすることはあたりまえの話です。
そんなことに、おかしいネット住民が言い出すならともかく、マスコミの範疇に居る人間たちが問題だと言い出すことに、どこまでお前らは保身が大事なのかと思います。
原発事故以降、基本的に日本のマスコミへの信頼感は僕には殆どありませんが、それを後押しする状況が今回も展開していると思います。
被曝国家では何一つおかしい話ではありませんが。
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