15分程度ですが、三田医師の見解がコンパクトにまとまっていて、被曝に関する基本的な見方を養うためには、とてもよいと思います。是非御覧ください。
下記は三田医師の注釈です。
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2011年東日本大地震により、福島県の東京電力原子力発電所群は原子炉の温度制御ができなくなり次々とメルトダウンし大爆発をおこした。 大量の放射性物質が空中、水中に放出され、その8割は東方の海を、2割が東日本の土地を広く汚染したと考えられている。
原発から200km離れた首都圏は、3月14,15日の「プルーム」放射性雲と20,21日の降雨「フォールアウト」で大きく汚染され、放射線管理区域基準を上回る線量を示す「ホットスポット」が各地に出現した。
東京の開業医であった私は、甲状腺検査のみでなく、電離放射線検診に倣い血液一般検査、白血球分類検査の実施を呼びかけ、乳幼児から高齢者まで4000名以上に行ってきた。
検査を受けたのは主に首都圏の居住者で、北関東、東北居住者の数は少ない。 鼻出血、皮下出血斑、リンパ節腫脹、皮膚炎や喘息の悪化、視力低下、繰り返す下痢、口内炎、脱毛、血尿などの身体症状や、記憶力低下、易疲労性などの精神神経症状を訴える人達と、症状はないがヒバク影響を心配して当院を受診する人達がその対象である。 症状の頻度、程度は個人差がとても大きく、体質的に或いは知的に敏感な感受性の高い人達が飲食や生活の厳重な注意をしながら受診しているのであって母集団としては偏りがあることを踏まえたうえでの一考察である。
◎ 東日本、首都圏の放射能汚染の程度についてのデータを提示する。
◎ 現在まで強い変化として観察している小児の白血球データを提示する。
(好中球の減少、異型リンパ球の出現について)
◎ 生化学検査値と近年の疾患とくに感染症の流行に対する違和感について。
ヒロシマ・ナガサキのヒバクシャにおいて「慢性原子爆彈症の後障碍」として昭和20年代に研究された、社会問題としては「ぶらぶら病」として認識されたものと非常に類似した諸症状が2016年頃より目立ちはじめた。
◎ 「新ヒバクシャ」の「能力減退症」という概念の提唱。
◎ 脳下垂体ホルモン、副腎皮質ホルモンレベルの低下傾向と治療について。
ヒバクは純粋な医療、医学の問題として今まで充分に検討、研究されてきたと言えない点で、また政治的配慮が入り込む点で古くからの公害問題と似ていて、我々医療者の苦手とする分野である。
様々な体調不良が確実に改善することから移住先として一番人気の高い岡山で、諸先生方の理解と協力を得て、歴史的に今までは諦めるしかなかったヒバク関連症状を解明し治療する可能性を模索したい。
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京都講演は既に予約が100人を超えました。当初の定員設定を増やして、予約枠を150人に変更しました。別に当日席も設ける予定ですが、予約されたほうが参加費は安くなりますので、関心のある方は予約して下さい。一日10人近くが予約していますので、予約枠の定員が一杯になれば、予約申込は事前に締め切る場合があるのはお許しください。
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3/9(土)京都「放射能汚染最新報告と被曝国家のリアル」
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京都で開催する「放射能汚染最新報告と被曝国家のリアル」です。
福島や東京で放射能汚染調査を実地で行っている某国立大学X教授が、
最新の汚染調査報告をこの講演会場だけで語られます。
2015年にも講演を行っていて、4年が経過しての開催となります。
この間にいったい汚染はどのように変化しているのかを具に語っていただきます。
教授はリアルな放射能汚染に直面する首都圏で、
この話をすることは社会的にやはり困難な状況であると考えていて、
四年前に続いて京都での開催となります。
最新情報を今回、ここ京都だけで報告予定です
(学会論文などで一部はオープンとなっていますが、
一般向けに公に語る機会はほぼ無い状態が以前よりかなり強くなっている、
と御本人は話しています)。
現実に何が起きていて、何が続いていて、
何が新たに分かりつつあるのか、皆さんにお伝えします。
前半は某国立大学X教授報告、
後半は教授と木下黄太のトークセッションとなります。
【3/9(土)京都「放射能汚染最新報告と被曝国家のリアル」】
■ 13:30開場 14時開演
■ 京都ひとまち交流館
下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1 (河原町五条下る東側)
【バス】 市バス4,17,205号系統「河原町正面」下車 すぐ
【電車】 京阪電車「清水五条」下車 徒歩8分 地下鉄烏丸線「五条」下車 徒歩10分
詳細&予約申込→https://kokucheese.com/event/index/556381/
なおこの3月9日の講演に申し込んでいるメルマガ読者のうち限定10人で、
多数の講演では極めて話しにくい内容を1時間程度木下が話します。話しにくい内容は現段階で決めていませんが、例えば一例としては、「母親連盟と内海聡氏とサイエントロジーと日本会議と山本太郎議員について」のように、一般にはオープンで話すことが望まれないような話題となる予定です。現段階で、まだ何を話すのかは決めていません。当日の朝に僕は決めると思いますが、ディープな話になることは御約束致します。
参加費は無料です。
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参加費無料!「他言無用!メルマガ読者10人限定トーク」
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参加費無料ですが、場所の関係で、ワンドリンク注文が必要です(500円程度)。スペース都合で10人のみ。
メルマガ読者限定ですが、これからメルマガ購読される方も申込可能です。
メルマガ購読申込みはこちらへ→ http://www.hoshanobogyo.com
<参加条件>
1) 3/9の講演会に予約していること。
2) 3/1の時点でメルマガ購読者であること。
日 時:3月9日(土)12時-13時
※参加予定者は抽選で決定します。
※参加予定となった方には3月2日以降にメール連絡します。
場 所:講演会場より徒歩5分圏内で開催予定。
参加費:無料(ワンドリンク注文が必要)
申し込み期限:3月1日 23:59
お申込は、メルマガ事務局 mail@hoshanobogyo.com まで、
お名前、お電話番号を明記の上お申し込み下さい。
※応募はなるべくメルマガの受信アドレスでお申し込み下さい。