NHKのETV特集の映像を確認いたしました。本来は、総合テレビでNHKスペシャルとして放映される内容と認識しています。現時点で、日本の地上波放送に載せられる限界までの内容を放送をされたことに、敬意を表します。
主たる取材場所であったコロステンの汚染は、東京東部の感じかとおもいました。江戸川区や足立区、葛飾区のイメージでよいと思います。東葛地域でもよいのかもしれません。番組によれば子どもは、480人中14人しか、まともな体育ができないそうです。
この放送で、セシウムの臓器蓄積について、大変注意しているウクライナの医師たちは伝わってきました。食べ物による被曝、遺伝的な問題は、クローズ゜アップされていると思います。
しかし、この放送を見て、ぼくは大変気になりました。それは、ウクライナの医師たちが、なぜ病気が増え続けているのかという事について、まだ解答をもっていないということです。彼らが考えている初期被曝のヨウ素、さらにセシウムの汚染による食べ物の汚染で、事が引き起こされているなら、まだ何とかなると思うのです。危ないものをひたすら食べなければ、日本はウクライナと違い、東京でも明るい未来はあるはずでしょう。
でも、違うと思います。ウクライナの医師たちが気づいていない、もしくは語っていない要素がはっきりと、ある気がします。それは、吸気による内部被ばくの継続、そして、セシウムでもヨウ素でも、ストロンチウムでもない、他の核種、特にα線核種、β線核種の影響です。この視点が、スルーされていました。気づいていない部分もあるし、語りたがらない部分もありました。僕はここにしか、二十五年の時を経てもなお、病気が増大している結果につながる要素はないと強く思います。
ある意味、名前の出てこないバンダジェフスキー博士の影を感じる放送内容でしたが、実はバンダジェフスキー博士の限界も示している内容なのかもしれません。
ウクライナから学べることは多いのですが、今回の東日本でおきている現実は、ウクライナよりも先に行かないと、解決できない状態だと僕は思っています。そして、あきらかにウクライナ政府よりも、日本政府は問題の直視をさけています。これでは、東日本には、とんでもない未来しか待っていないだろうと、僕は痛感しています。
さて、3/13には西日本へ避難したご夫妻です。3月末には東京に戻り、何か月か東京・新宿区で過ごさされたあと、現在は移住されていて、旦那さんは時々都内には戻られています。首都圏在住の旦那さんの知人やその周りの若い方に、ことし初夏から突然死などが相次いでいて、ご自身も体調不良があるそうです。さらに、3/15や20、21あたりの初期被曝は避けられたはずの奥様が、甲状腺にのう胞が複数個あり、一つが専門医では、腫瘤と診断されたそうです。「あまりないもの」と専門医からは伝えられたそうです。また、他の知人関係に体調不良の話が相次いでいることも、気になっているそうです。
メールに関して、ご本人から本文を削除してほしいという要請がきました。内容の訂正の意味ではありません。主な内容は下記。
○今年6月、30代、東京、知人(男)が心臓死急死
○今年8月、30代、千葉、知人の友人(女)がガンで死亡
○今年9月、20代、埼玉、知人の友人(男)が突然死
○奥さんのう胞4個、大きい1つは腫瘤。一番大きいのう胞は、8mm。
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健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。
報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。
「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から一年半近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」
甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの数値も確認した方が良いと思います。
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台風の進路次第で、メインステージのイベントは中止になります。しかし、緑の館での室内イベント、特別講演は、予定通り開催されます。
【9/30(日)京都ベジタリアンフェスティバル】
つぎの日曜日、9/30(日)に京都市内の梅小路公園で開催される大きなイベント「京都ベジタリアンフェスティバル」http://www.vegetarianfestival.jp/にトークゲストで参加します。今回は、10周年の大きなイベントです。
メインステージ
12:45から15分 木下黄太トーク
13:00から15分 平智之議員や長谷川羽衣子さんらとトーク
緑の館1階イベント室
14:00~16:00
特別講演「放射能汚染と今後の日本。エネルギーシフトを京都から」
平智之 議員 X 長谷川羽衣子さんX 木下黄太 ¥700 予約⇒yoyaku.nonukes.vegefes@gmail.com
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【10/13(土) 木下黄太講演 IN 金沢】
★☆★~ 大丈夫?! 震災ガレキの埋め立て ?? ~★☆★
日時:10月13日(土)14時~16時(13:30開場)
会場:金沢歌劇座 大集会室
(下本多町六番 )
参加費:500円(前売りチケットあります)
予約アドレス→d-t-r-s@mail.bbexcite.jpにメールを。お名前、連絡先電話番号、参加人数を明記してください。
主催:子どもたちを放射能から守る石川の会
共催:そらまめクラブ、わらべうたとえんげきの広場
*お車の方は、周辺の有料駐車場をご利用ください。
*会場内後方に、キッズスペース、授乳スペースあります。
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ブログ記事の投稿し直しの為、前についていたコメントを移しました。一番下が一番前のコメントになります。公開コメントが16コメントついていました。
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公開 港区の室内で 2012-09-29 09:42:22 アメリカ在住
今年家族でアメリカに移住しました。
昨年3月は、事故後西日本に4月中旬まで避難をしていました。
移住した理由のひとつは、今話題になっている呼気からの被曝、いわゆる経気道被曝を避けたかったからです。
我が家では、たまたま避難する前から、空気清浄機を常時回していました。避難から戻った4月末にinspector+や、ベルトールドLB124でフィルターを外して測ったところ、ガリガリガリとかなりの反応が出ました。
12日に西に避難したのですが、避難時に慌てていたため、空気を外部から取り入れる穴を塞ぐ余裕がなかったことと、なんとキッチンの換気扇は入れっぱなしだったことから、やはり3月はかなりのプルームだったのだろうと思っていました。
しかし、移住を決めた決定的な理由はこれではなく、新しい空気清浄機を入れて(事故前から使っていたものは、本体ごと捨ててしまいました)、もしやと思い、また一ヶ月後にフィルターを測った際に、事故後と変わらぬ反応が両方の機器に出たことでした。6月くらいに一ヶ月使った空気清浄機のフィルターにも、やはりガリガリガリと強い反応が出ていたのでした。
空間線量が低くなって、空気中の浮遊埃の数値もほぼゼロになった発表があった夏以降も、フィルターは強く反応が出続けました。
ちなみに、4月にも6月にも室内でPA-1000等の空間線量計は、0.05程度の低い値を示していました。
私は、空間線量計が捉えられない、いわゆるホットパーティクルが相当の濃度で東京には飛んでいたと思っています。HEPAフィルター、ULPAフィルター等の高性能フィルターをつけた空気清浄機は、市販品でありながらそれを集められるのだと思いました。
移住してしまった今、現在のことは知る由もないのですが、地上の放射性物質の舞い上がりや、瓦礫焼却の影響で、現在でも空間にホットパーティクルが存在する可能性はあると思っています。
いま、経気道被曝が気になる方には、空気清浄機を寝室に置くのはひとつの対策になるかもしれないと思っています。
寝室には一日の3分の1、子どもの年齢によっては場合によっては半分以上いることになります。その時間ホットパーティクルが少ない場所にいられれば、被曝はその分減ると考えられます。フィルターに反応が出るのなら、その分肺に入ることを防いでいると言えます。
ダイキン、シャープ、バナソニック等の空気清浄機なら、今はほとんど高性能フィルターがついていますので、部屋の大きさにあわせて選べば良いと思います。ウィルスを90何パーセント捉えられると書いてあるものは、ほとんど高性能フィルターがついています。
公開 シティ・バンクの海外赴任手続き 2012-09-29 09:39:50 今回は匿名
知らなかったのですが、シティバンクの日本法人は2011年8月から海外赴任にあたって居住性変更に関する届出書の提出を求めています。 この届けを出すと、海外からオンライン・バンキングもテレフォン・バンキングも海外送金も出来なくなります。 この銀行の唯一の利点だった海外赴任先での使い勝手の良さがすっかり失われてしまいました。 (ひょっとして、去年の3月から半年間で、個人レベルでこれまでになかったような移動があったんでしょうか??) なんだか、今後ますます資金移動の手段が限られて不自由になる嫌な予感がします。
2011/08/01 海外へ転居するお客様へ
ttp://www.citibank.co.jp/news/2011/news_080111_01.html
2012/07/05 第三者(個人・法人)のための外為送金は、お取扱いできなくなりました
ttp://www.citibank.co.jp/news/2012/news_070512_01.html
注: 海外移住する方は、ビザがあれば現地の銀行に口座を開設できます。 一旦、口座を開設すれば、日本から資金移動できます。 銀行はシティバンクだけではないし、手続きが面倒なだけで、まだいくらでも方法があります。 ただし、一気にハードルが高くなることもあるので要注意。
公開 クレンザー 追記 2012-09-29 09:34:07 おばはん
福島産業と代表者が同じですね。
http://www.kaneyo.com/gaiyo.php
公開 情報を知らせる 2012-09-29 09:26:16 MINI
知人に、色々な情報を伝えていて感じることは、インターネットを使わない人たちは致命的だ・ということです。
テレビ、新聞に洗脳されきっているので、人から言われることはピンとこないし信じないし自分で調べることがありません。
瓦礫焼却されていること、健康被害が起きることも、みんな何も知らないのです。
そんな人たちには話よりも、まず目で見て知る、今、有害瓦礫焼却がされていてすでに健康被害が起きていることを、まず知ってもらうことが、大きく瓦礫焼却反対運動につながると思います。
北九州市民全員が知る・・プロジェクトで募金を募りチラシを作って配布なりできませんか・・・なるべく多くの人が知ることが出来ることを早くやらないといけないと思います。、
そして市長を告発しなければなりません。砒素やクロムや放射能を気化して撒くとは、サリンを撒いたオウム以上の犯罪ですから。
公開 はじめまして 2012-09-29 09:24:40 女子大生 埼玉住み
いつも更新楽しみにしています。
福岡県に移住しようと計画していましたが瓦礫焼却により躊躇して身動きがとれない現状です。大学は今年度卒業で何もしがらみがないのですが…放射能だけでなく首都直下、東南海地震のためにも将来のためにも移住したいです。愛知より西に避難と書いてありますが、西にも安全な場所ってあるのでしょうか(;_;)個人で許容範囲は異なるとは思いますが(>_
公開 クレンザー 2012-09-29 09:03:36 おばはん
もしや他社もかと気になり検索しました。要注意です!http://www.plaza.city.fukushima.fukushima.jp/f-sangyo.html
公開 Unknown 2012-09-29 07:41:27 Unknown
このブログにいらっしゃる方々の意識の高さと現実を知らない、見ない方々の余りの乖離に唖然とします。食べて応援フェアはもちろん認識のない人々が沢山。福島の風評被害払拭のため演奏ツアーに行く人々・・数々の復興コンサート出演
業界でも名だたる良識的な人々が率先して福島に無防備に出向き福島県産品を薦めているのは無責任です。影響力がある彼らの行動、言動は重みがある。
人々の生死がかかっている時に何故?
公開 都内にも発生した「黒い物」 2012-09-29 07:08:09 徒然熊
南相馬市の大山市議が市内で発見した、100万ベクレルを超える超危険物質(放射性物質を集めた、元々は自然界に存在していた藻だったらしい)と同じタイプのものが、都内湾岸周辺区内にも存在している様ですね。
(20~10万ベクレルあるようです)
これらの危険物がまだ都内に存在している限り、都内で普通に暮らす事は不可能に思えます。
(これは、都知事の号令で燃やし出した瓦礫の影響もあるでしょうけど。)
・・・当然、「藻「なので、風により簡単に大気に舞い上がり、生物の肺の中にも・・・・・
公開 低線量長期ヒバク 2012-09-29 06:28:46 もと渋谷区民
初期ヒバクの被害を受け、その後も一年半も何らかの汚染にさらされ続けているだろう私の体は先が長くないと自覚しています。
生命体が生きられる環境も今後の日本には残されていない。
フクシマの事故は前人未到。想像を遥かに上回る惨事でした。
初期被バクの軽かったエリアはもっと死に物狂いで国土を守るべき。海外に出て母国同様の生活を全う出来る人はごく一部です。それどころか、その末端の生活すら大変です。
公開 訂正! 2012-09-29 03:29:13 品川 花子
ベラルーシ駐日大使の話でした。
ゴメンナサイ!!!!!
公開 ウクライナ駐日大使は 2012-09-29 03:28:10 品川 花子
”肺を守る事”
に、言及していらっしゃいましたよ。
大使の講演会で・・・。
マスクだけではなく、環境的にも気をつけないといけないと。
保険制度の見直しや、国がするべき体制など。
堂々と語って下さいました。
公開 Unknown 2012-09-29 03:14:40 Unknown
沖縄の琉球セメントが発表せずに瓦礫を持ち込んでいる
公開 呼気被曝 2012-09-29 02:13:24 風花
ETV特集を見て、私も、土煙の舞い上がるあの農場で、マスクもなしに耕作を続けていて、彼らは何ともないのだろうかと不思議に思いました。今、TV取材に映し出される「元気に見える」人々の影に、どれだけ症状を抱えたり、すでに亡くなっている人がいることだろうかとも。
東京は家の中の埃も、街の土埃も、すべて汚染物質を付着させています。段ボール、書籍、書類、カーテン、衣類、絨毯……。強烈なものは花粉マスクをしていても侵入してきます。街中は、幹線道路、人混みに舞い上がりが強く、要するにクルマやヒトの動きによって舞い上がっているのだと思っています。
根拠は、空気の金属的刺激と舌に感じる苦味です。311前には、そんなものはなく、埃は埃臭いだけでした。いろいろな地方や外国に行くたびに、その刺激の有無や軽重を確かめて、自分なりに納得がついています。
東京に滞在、もしくは居住していて被曝を避けたいなら、24時間マスクは必要です(それでも防ぎきれないと思いますが、まったく無防備よりマシ)。家の内装や収納は簡単に、水拭きできるシンプルなものに置き換える必要があります。これにより、自宅内での呼気被曝は格段に防げます。しかし、そんなところで、子どもが伸び伸びと暮らすことはできません。まして学校生活は無防備すぎます。学校に関しては、関西でも従来通りの生活では、まずいのではないでしょうか(特に土のグラウンドでの活動)。大阪はまだ空気の刺激を感じる場所は少ないですが、校庭や地下鉄内、特定の幹線道路は汚染されていると感じました。
あくまで体感です。が、これが科学的に証明されるのを待っていては命がいくつあっても足りません。
公開 yaekoさんへ 2012-09-29 02:05:19 木下黄太
詳細伺いたいのでメールください。
公開 Unknown 2012-09-29 02:01:55 yaeko
今夜久しぶりに福島の友人から電話がありました。息子さんの同級生(41歳)が肺癌になって3ヶ月で亡くなり、知人の娘(39歳)も同じく癌で亡くなったとか、そして那須の別荘地に住む知人(61歳)はゲキショウ肝炎で亡くなり周りで亡くなる人が多いいので怖い,でも福島では放射能という言葉は言えないと言っていました。会社を経営している友人は従業員を置いて避難することもできず本当に悲しい状況です
公開 Unknown 2012-09-29 01:41:44 Unknown
>>さらに、3/15や20、21あたりの初期被曝は避けられたはずの奥様が、甲状腺にのう胞が複数個あり、
それじゃあ、何が原因なん?