さて久々の必読書の紹介、それは『チェルノブイリの犯罪』(上下巻、現在は上巻のみ刊行)です。
元スイスTVのジャーナリストの著作。上巻で4000円弱とほんとに高いですが、かなりの価値があります。しかも、版元が、わずか500部しか発行していないため、欲しい人は早めに注文しないと手に入りにくくなることがかなり予想されます。(2015/12/9に訂正、初刷りは500部でなく、1200部の発行だそうです。出版社より。)
というか、先週金曜日の僕のメルマガで、内容からの一部紹介も含めて、かなり記事に書いたことで、相当、手に入りにくく、なっているみたいです。
そうであっても、このブログ読者にお願いしたいのですが、この本『チェルノブイリの犯罪』を貴女が居住している図書館に購入リクエストを行ってください。一人でも多くの人に、この書籍の情報が触れるようにしたほうがよいと思いますから。
図書館から多くリクエストが版元に入ると増刷する可能性も出ますから。
僕とやりとりをしている、訳者の新居朋子さんからの紹介文です。
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[『チェルノブイリの犯罪』(ヴラディーミル・チェルトコフ著)について ]
アレクセイ・ヤブロコフ博士(『チェルノブイリ被害の全貌』の編纂者)は、元スイスTVのジャーナリストだったヴラディーミル・チェルトコフの著作『チェルノブイリの犯罪』を、”チェルノブイリ関連書籍のなかでもトップに位置するもの”と絶賛しています。
W.チェルトコフは、何度も現地に通っているうちに、特にユーリ・バンダジェフスキー、ヴァシーリ・ネステレンコと懇意になっていきます。この二人のエキスパートが発信する現地情報を西側世界に伝える役割を果たすようになります。そんな中である時偶然、「バンダジェフスキーが逮捕された!」と知ることになるのです。
チェルトコフがこの情報をキャッチしていなかったら、そしてすぐに事態の重大性を察知して、西側世界でバンダジェフスキーの解放を求める運動 を開始していなかったら、ユーリ・バンダジェフスキーの存在は世界に知られることのないまま、抹殺されていた可能性もあったでしょう。
ロシア語のわかるチェルトコフは、バンダジェフスキー裁判資料もすべて確認し、獄中のバンダジェフスキーが敵による洗脳や拷問に屈しないよう励まし、また西側世界に向けて『獄中便り』の送信を続けました。
本書上巻では、最初の逮捕にいたるまでの、また下巻(今秋刊行予定)では裁判の内容と長期収監時のバンダジェフスキーについての詳細な記録が収められているほか、WHOやICRP、UNSCEARといった権威機関によるロビー活動の歴史、チェルノブイリ汚染地帯に住み続ける人々の生の声、健康被害の実態、リクビダートルらの証言などについても詳細に記述されています。
読んでいると、福島とあまりに状況が似ているため、どちらの話だったかわからなくなることもよくあります。チェルノブイリ事故を通して原発ロビーが編み出した”原発事故対処法”がすべて、福島で応用・実践されていることを実感します。
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そして、この本は、発行部数が少ないため入手先が、かなり限られます。更に出版社である緑風出版がamazonと闘争状態にあるため、amazonで手に入りません(この話は僕は関心ないので、調べたい人はご自由に)。
下記のネットショップは僕のメルマガ配信前は注文できましたが、現在は取り寄せとなっていて、しかも期間がかかりそうです。
http://honto.jp/netstore/pd-book_27109945.html
http://books.rakuten.co.jp/rb/13213186/
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784846115050
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106528877/subno/1
また大手で最も在庫が多かったジュンク書店も、僕のメルマガ配信後に、ネットや池袋本店や梅田本店も現在売り切れ。全国でも在庫が減りつつあります(在庫店舗数が三分の一減りました)。下記リンク先で在庫があるとされる店舗で、取り置きボタンを押して、更に電話して取り置きの確認をして、購入されることが望ましいと思います。メルマガ読者で、在庫があると思って店舗に行ったら、もう全部売り切れていたという話があったそうですから。ブログできょう書いたため、情報がわかった人の数が飛躍的に増えますので、更に大変と思います。
http://www.junkudo.co.jp/mj/products/stock.php?product_id=3000343195
なお、この本の難点を一つだけあげておきます。
この本が日本語で出版されるのは、新居さんと訳のとりまとめをした中尾和美さんという女性訳者2人が中心です。ここまでは問題ないのです。
しかし、ここにコリン・コバヤシという、僕がバンダジェフスキー訪日を行ったことを妨害し続けた輩が関与しているようです。この本は勿論、コリンの著作ではありませんし、この翻訳に関する流れに、コリンは部分的にしか関わっていません。しかし、コリンは自身の功績を過剰に主張しているようです(左翼関連のネット情報で見ました)。
この男は、フランス在住の年配左翼で、僕に関してネット上の虚偽話をバンダジェフスキー博士にメールして、僕とバンダジェフスキー博士の関係を壊そうとした、非常識で許しがたい人間です(博士は逆に僕を更に信用したそうですが)。なお、コリンが僕に関して第三者と虚偽話をした証拠メールも、なぜか僕が保有している状況です。
今回の翻訳に際する何らかのコーディネーション問題で、部分的にこの男が関わっているのは、僕には大変に遺憾です。しかし、そうした細かい問題は抜きにしても、この著作自体は読むべきであると僕は思います(なお僕は、コリン・コバヤシとは全く面識もありませんので、この知りもしないフランス在住の年配左翼がこうした嫌がらせをおこなったことは本当に腹立たしい限りで許せません。しかも知らない人間なので、その動機は不明です。こういう輩をフランスにいるから、招聘する日本の左翼運動家は馬鹿だと思います)。
左翼でも、その中でレベルの低い人間は、事実を確認もせず、奇妙なレッテル張りをして、攻撃することは、本当に多い話ですから。コリン関連については、過去のブログ記事も参照下さい。ここに「チェルノブイリ救援・中部」の中枢関係者である竹内雅文という人間も関与しています(この人物も面識がありません)。私が、「チェルノブイリ救援・中部」「東海ネット」というグループを全く信頼しないのは、こうした事象から判断しているということです。僕は一般的に左翼嫌いではありません。しかし、左翼の中の特定部分で、以前にこちらとの関わりが何もない連中から、こうした意味不明な攻撃が突然降りかかることには、相当な嫌悪感しかありません。
意味不明ですし、人間として完全におかしい連中と思います。一方的に、嫌がらせをされている僕は、当然、コリン・コバヤシや竹内雅文を糾弾し続けます。
過去記事はこれです。
『バンダジェフスキー博士に僕の誹謗中傷したコリン・コバヤシのイベントの紹介を、僕に要求するな。』
http://goo.gl/3MpYiz
こういう嫌な絡みがあっても、チェルトコフ氏の『チェルノブイリの犯罪』は、本当に大切な本です。こうした本を、異国のテレビジャーナリスト書いたことには、率直に敬意を表します。
日本でこの本を認識する人が1人でも多くなることが雌雄を制することに通じると僕は思います。汚染地で、こんな本を読んだら、正気は保てなくなるでしょうが、それでも読むべきだと僕は思います。
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