「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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1月の東京と京都の署名報告

2009-01-28 13:09:10 | 署名などの報告(会の活動報告)
ネット上で署名可能な方は下記署名フォームでお願いします。
署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
携帯電話はこちら(クリック→) http://hal.sakura.ne.jp/sign.html
署名フォームはhttps使用のため、セキュリティアラームがでますが
安全上の問題は何もありませんので、先に進んで署名してください。



遅れましたが
土曜日の東京署名報告です。
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1/24(土) 13:30~16:00
巣鴨地蔵通り商店会のすぐ前にて活動を行いました。
頂いた署名は366名でした。

さあ呼びかけをしようと想い、
「昨年~」と言いはじめ、
もう昨年じゃなくて一昨年で「長井さんがなくなったって2年も
たってしまったんだなあ」と改めて感じました。

今日は、小雪の降る寒い日でしたので、
町のみなさまも、足早に歩いているご様子です。
そんなお寒い中でも、
長井さんの活動をわかってくれると、署名してくださいます。
自転車を止めて、手袋をはずして・・・・
たくさんの方からご署名いただけました。
ありがとうございました。

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また京都でも日曜日
13時30分~15時15分ごろまで、
河原町四条高島屋前にて署名活動を行いました。
結果、24名の方々から署名を頂きました。
京都は、2月は、2月8日の14時30分~を予定しています。

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東京も京都も寒い中で
活動が続いています。
皆様のご支援を宜しくお願い致します。



ガザの虐殺を長井健司はどう伝えるだろうか

2009-01-18 00:20:58 | 署名などの報告(会の活動報告)
新進気鋭の女性フォトジャーナリストの安田さんが
長井さんのご遺体の帰国便と同じ飛行機に乗っていたという
エピソードを書かれています。
http://ameblo.jp/nyasuda0330/entry-10184272930.html

たまたま仕事関係者から
若手の女性ジャーナリストで
面白い人がいると推薦されていたのが
安田さんでした。
お会いしたことはないのですが
彼女のブログをみていたところ、
長井さんのご遺体の帰国便と同じ飛行機に乗っていたという
エピソードは何かかんがえさせるものがあります。

さて、ガザではイスラエルによる虐殺が続いています。
ハマス掃討という大義名分を
西側社会でさえ全く信じられないほどの
ひどい虐殺に、
パレスチナ情勢に以前はほぼ無頓着な
日本国民の大半も
今回のイスラエルによる虐殺に
かなりの嫌悪感を感じていることは
伝わってきています。
世界的なテロの横行や
長井さんが死と引き換えに伝えたことが
実はボディーブローのように効いている感じがします。

長井さんが生きていたらどのようにこの虐殺を
伝えたのでしょうか。

僕らも考える必要があると思います。

他にも中央大学教授殺人事件など
書きたいことがありますが、
また次回に。
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なお、会へのご連絡はこのブログで明示している
nagaikenji20070927@yahoo.co.jpへ
お願いします。
新年になってから事務局の電話対応が出来ていません。
メールでお願いします。

永田寿康元議員の自殺について

2009-01-04 04:31:26 | その他
長井さんとは特に関係のない話です。

一度だけなのですが、
さしで食事をした人が
新年早々、
自殺したという報道を聞きました。

僕は以前、若い友人が
三菱地所の本社内で「自殺」する
(これは丸の内警察署の見解)という
事態と向き合ったこともあるので、
知った人が
自殺したということを聞かされるのは
ふつうの皆さんよりも気持ちとしては
耐えられると思います。

とはいえ、
新年早々聞く話としては
つらい話でもあります。

永田元議員とは
あの偽メールがオープンにされた
その日の夕方が初対面で、
赤坂の歌行燈(すでに赤坂店は閉店、蕎麦屋でした)で
食事しながら話をして、
一緒に氷川神社の脇から議員会館まで
上り坂を歩きました。
彼のほうが僕より体力があり、
ついていくのが少しつらかった記憶があります。
議員会館で
実物として、コピーされた紙のメールを見ましたが、
メールとしての電子データ、
ヘッダーは何も持っていませんでした。

これでは、確認するレベルにはいたりません。

その後も何回か
元データを確認できないかという話だけは
電話だけで彼としましたが、
段々彼の応対がなくなり、
ついにはそれっきりになりました。

そして皆さんご存知のように
偽メール問題での議員辞職という事態に
彼は至ります。

去年、永田元議員が
リストカットしたとの記事が雑誌に出ているのを見て
気になって一度、二年ぶりくらいに電話を
僕は掛けました。
呼び出し音は鳴るものの
繋がりませんでした。

そしてきのう夜中、
最初は音声速報で
「福岡で民主党のナカダ元議員が遺体で発見。自殺と事故の両面で」
と聞こえたことから
「中田」とかの苗字が連想されましたが
ナカダでなくナガタかなと思い、つまりは
「永田」なのでは思い直すと、やはりそうでした。

言葉は、音は、
よく少しずつずれることがあります。
一音違いや一文字違いというのは
無意識の偽名に使われるそうですし。


彼の辞職後、
実は一度も話ができていなかったことや
去年の秋口に僕が電話しながら
うまく繋がらなかったことを
今は、残念に思います。
話が繋がれば人も、世の中も
流れが変わることは実は多いと思うからです。
自ら死ぬほどのことではないと
思うからです。

それにあの人さえも永田元議員にこう書いていました。
以前の自殺未遂報道頃の記述です。
下記は引用です。
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この人、会った事もないし、偽メール事件のときは、外に居な
かったので実は良く分からないんだけど、相当酷いことをされ
たという印象があります。この人も、私のことが相当極悪人だ
と思ったのでしょうかね?

政治家に裏金渡したって、何の役にも立たないと思うんだが。
この人のおかげで、未だに私が政治家に裏金渡したと思い込ん
でいる人もいるんじゃないかなあ。火のないところに煙は立た
ない理論で。

とはいえ、自殺をするこたあ、ありません。生きていればいい
ことあります。くさらないで、がんばれよ、永田さん。
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引用終わり。(六本木で働いていた元社長のアメブロより)

長井さんの殺害のときにも僕は後悔したことがあります。
僕がニュース番組を欠かさず全部見ていれば
一度くらい、銃撃前に
彼と電話で話すチャンスがあった気がしていて
話していれば
何か流れを変えられる言葉を
長井さんに伝えられたかもという想いが
完全に排除できないためです。

いまさら言ってもしょうがないことでもありますが。

もちろん自殺した永田元議員と
取材中に銃撃されて殺された長井さんでは
役割に大きな違いがあります。
しかし僕としては
近い場所にいた命の重さを考える作業の観点から
思考を進めていくことになる気がします。
僕には、
永田元議員の自殺が
大きな流れの中で、間接的に何かにシンクロ的に
つながる感覚もあるのです。
個人的な感覚過ぎるのですが。

とにかく、
永田元議員の御冥福をお祈りいたします。


追伸

もしこのエントリーについて
何か情報などがある方があれば
メールください。