「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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東電勝俣元会長等強制起訴と同日、再稼動の高浜原発4号機緊急停止という想定内事象が起きる日本という病。

2016-02-29 23:18:18 | 福島第一原発と放射能

この国の為政者たちや当局者たちの言説が嘘にまみれていることが日々酷くなっています。

こうした中で、いくつかおきる出来事が、その爛れた姿を象徴するような状況です。

きょうは福島第一原発事故を巡って、検察当局が不起訴処分とした東電の勝俣元会長等3人が、検察審査会の決定を受けて、指定検察官によって、本日強制起訴されました。

現行法の規定の中で、その事故の予見可能性をどう考えるのかという判断は難しいものがあります。

ふつうの検察的判断なら、不起訴処分としたい感覚はよくわかります。

法の判断というのは、この事例にとどまらず、似たような事例で同じように法的な対応ができるのかどうかという普遍性が求められるからです。

法律処理的な感覚では、従来の感覚なら、やりにくい話です。

しかし、それを、通常感覚だけでやらないと検察は判断してよかったのか?

僕は疑問に思います。

原発被害に関して、東京で訴訟もおこなっている紀藤弁護士にも伺いました。

「検察は国策不捜査なんですよね。東京地検はやりたいものだけはやる。やらないものはやらない。自分たちで、選択して捜査する。それは、事案的に国策不捜査という状態になる。もっとはやくに、東電に家宅捜索をすれば、証拠が固められるんですよ。おそらく、もう散逸していると思います。。清水社長辞任後、2011年6月以前の証拠は、散逸している可能性がかなり高いでしょうね。苦しくなります。

検察がやらないことを市民の動きでここまでは持っていた状態です。

しかし初動の捜査がなされていない付けはまわってきますから。指定検察官は大変な状態になると思いますよ。こうした検察審査会によって強制捜査となった事案は、検察庁がまともに捜査していない事案が多いから、同様の構図ですよね。最初から、ちゃんとやっていれば、問題はないことなのに。だから、結局は無罪となってしまう背景には、こうした構造があるということです。」

「検察という組織は、そもそも嫌疑があったら、捜査するという積極的な発想が無い。自分たちが、やりたい事件だけやっている印象というか。また、有罪が堅い事案であるのか、そうでないのかという判断が大きすぎる。確実に有罪に出来る事案しかやりたがらない構造ですよね。」

僕は、感覚的に、欧米の捜査機関なら、少なくとも初動の捜査は、電力会社に対して行った事案と思います。

犯罪性があるのかないのかということは、簡単にハードルは越えられないかもしれません。

しかし、まずは積極的に捜査をしてみないと、犯罪として、立件可能な道筋が何か見えてくる可能性もありません。

それに、これだけ多くの人々の人生が狂って行ったことも間違いありません。

そうした状況の中で、何か問えることはないのか? 正義は無いのか? そうした問いに対して、何かの答えを出せる可能性がある捜査機関が、動こうとはしなかった。そうしたことによって、何とか市民の力で、指定検察官が起訴に踏み出したのが、本日の強制起訴です。

しかし、それは日本が爛れていることを、象徴している話でもあるということです。


そして、もう一つ、西でも爛れた話です。

ボルトが緩んで高濃度放射能汚染水が漏れたばかりの高浜原発4号機。

多くの国民の反対を押し切って、こんな状況のなかで再稼動しています。

その再稼動を先週したと思ったら、早速、発電機がトラブルを起こして、全面停止しました。

わずか数日でこの事態。

よいですか、そもそも再稼動にはリスクが伴います。

圧倒的に、一定期間稼動していなかった原発をまた動かすのは、いろんな系統でトラブルがおこりやすい。

そうしたトラブルがおきやすい原発で、今度は高濃度に汚染された一次冷却水が漏水したのです。

こんなことがおきたら、通常は、点検も含めて一定期間様子を見るのが当たり前。

しかし、一週間くらいで、関電は再稼動に踏み切りました。ありえません。こんなことを許容している原子力安全委員会や政府も。

僕は26日のブログでこう書きました。 

ボルトが緩んで放射能漏水がおきた原発を、一週間程度で再稼動という判断をする事の異様さについて。

「高浜原発が再稼動です。

 ボルトが緩んで、一次冷却水の放射能漏水がおきた原発を、そのまま再稼動させるこの国は、明らかにおかしいと思います。

 こうしたスタンスは、予期せぬ事態を招く可能性はあります。

 きっと、なにかがおきます。

 こんな話は予言でもなんでもなく、普通に状況を見ていたら、あたりまえの感覚があれば、ほとんどの人には理解できる話です。」

そのとおりに、4号機は発電機が止まり、全面停止しています。

僕は予言者でもないのに、予言は見事にあたりました(笑)。

いいですか、今度西日本で、原発事故がおきたら、日本は間違いなく崩壊します。

原発を継続する、為政者、官僚、電力会社などは頭がおかしいとしか言えません。

日本人が生存を更に危うくする、原発再稼動は絶対におこなうべきではありません。左右とか、イデオロギーの話ではありません。

僕と貴女の生存を確保するかどうかの闘いなのですから。 

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2011.3.11.から五年が過ぎて、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思っています。

東京に続き、来月下旬に、沖縄・那覇で開催いたしますので、ご来場ください。定員50人。

3/26(土)夜

【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会IN沖縄】

18時受付開始。 18時15分~20時半

場所 牧志駅前ほしぞら公民館  会議室(定員50名)

    沖縄県那覇市安里2丁目1番地1号  モノレール牧志駅よりすぐ

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/377656/

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原発事故から、まる5年が経過した日に、東京の自由が丘駅近くで、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思います。

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3/11(金)夜 

【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会IN世田谷】

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18:30 受付開始

19:00 開演〜21:00頃

奥沢区民センター第一会議室 定員100名

(世田谷区奥沢3-47-8(自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 ))

詳細&予約⇒ http://kokucheese.com/event/index/377150/

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【プレゼントあり】「だっげらいよん」本日連載100回となり、だけらとだつるに作者も御挨拶、御挨拶の巻!

2016-02-28 08:16:05 | 福島第一原発と放射能

本日は、だっげらいよん100回を記念して大展開いたします。

まずは、御挨拶、御挨拶。

 

 

そして、作者もご挨拶、ご挨拶。


「だっげらいよん4コマ漫画」木下さんのブログへの連載が、今回でついに100回目となりました。

(わーパチパチパチパチ)

だからなんだ、と言えばそれまでです。

何しろ来月には原発事故から5年にもなろうというのに、何ひとつ事態が好転せず、ひたすら悪化の一途…というのは木下氏も常時嘆いていらっしゃることなので、いっそ割愛しますが。

道のりは長いです。

初期から被曝に危機感を持ち、今までずっとがんばってきた皆さん、ありがとうございます。途中からでも、いいです。むしろ知らなかったことを調べて気づいた人、頭が柔らかいです。

とにかく自分の健康に留意する人、大好きです。
健康を顧みずに

「ナニガシのために云々」

と、いかにも自己犠牲に酔って喧伝してる人、クソ大嫌いです。

きれいごと言いやがって、てめえが具合悪くなったら誰が面倒みるんだよ、ええ? としか、思いませんね。(悪態、無礼講)

もう3年以上前になるでしょうか、避難をおすすめした知り合いから「子どもは、健康のためだけに生きているわけじゃないから」と返されたことがあります。健康を害してもなお、今ある生活環境を保つことこそが、我が子のためである、ということが仰りたかったのでしょうね、きっと。私は「それは子どもが死んでもいいという意味ですね」と返事しましたが、それきり会話断絶。そこまで言うならとことん私と議論しやがれと思いましたが、逃げましたね…。

逃げなんですね。
要するに。
何もご大層な「ポリシー」などありやしません。

病気になると大変です。いずれシモの世話です。
災害時に一番問題になるのは排泄物処理界隈ですよね。
危機的状況が行き着く先は、必ずシモでしかない。

一体世の中のどれだけの大人が、嬉々として糞尿処理を行う気があるんだろうか?

まあ、そんな風にナナメな目線しか送れませんね。
年中ナナメに物事を見すぎて、スッカリ目つきが悪くなりました。

これからも末長く、お付き合いください。

しばざきとしえ


だっげらいよん読者の方々に御礼の気持ちとして、ささやかながらスマホ壁紙プレゼントをご用意させていただきました。
スマホを持ってないので、サイズが大丈夫なのかなど細かいことがよくわかりませんが、ナントカうまく使用していただければ幸いです!

ダウンロードはこちらのページから⇒ http://www.kiricomic.com/DAGGERAIYON/


さて、本日のだっげらいよんはご挨拶と連載100回目の二本立てと相成ります。第100回は『勝手』。



本日大展開の作者サイトはこちらとなります⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/

最後は、多くの皆さんから、100回を記念したメッセージ。一部紹介いたしますね。ではでは。


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だっげらいよん100回おめでとうございます。毎回楽しみにしてます。東京に帰るあるぱかさんの泣き顔が妙に心に焼き付いてはなれません。

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1、いつも「だっげらいよん」を、拝読させて頂き、誠にありがとうございます。
2、いろんなこと、本当に、そうだな、とか、あるなー、あったなー、と、非常な共感を持って読まさせて頂いております。ミミズの話とか、東京にいた理解できない子との別離とか、とか、どれも、奥が深く、他人事とは、とても、思えませんでした。
 3、もっと、週一でなく、多く出たら、良いのに、といつも、次の回の出るのが、待ち遠しくてしょうがありません。
 4、また、本に出版されないかな? 出版されたら、すぐに買いに行くのに、と思ってしまいます。
 5、もっと、もっと、多くのひとが、だっけらいよんを読んで、内部被ばくの危険性を理解してくれることを切に願ってやみません。

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我が身と、どんピシャ!ホッとする。動物なのもリアルすぎず、カワイイ@@今までありがとう♪

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「被曝回避ほのぼの漫画」を制作し続けて下さってありがとうございます。
しばさきさんが発信し続けて下さることでたくさん助けられました。
今後も特に内部被ばくについて掘り下げた内容の作品が読めることを期待しています。

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はじめまして。
木下さんのメルマガ読者で、だっげらいよんのファンです。

しばさきさんの書くキャラクターはよく出来ているなーといつも驚きます。
日本人の全てを網羅している様で。

私は東京へは震災以降一切足を踏み入れず、今後の人生でも踏み入れたくないと思っていますが、キャラクター設定でいうとアルパカさんに近い感じです。夫は単身赴任です。シャム猫さんの様に、自由奔放には出来ないけれど、アルパカさんのごとく東京へ戻るわけでもなく、ただアルパカさんの気分はわかるなーという感じです。
(以前に だつるに向かって「あんたみたいな独身の気楽なツルにはわからない」と言っていたセリフは子持ちだと共感です。)

親戚や家族では、安心羊もいれば、ゆでガエルもいます。セイウチさんもいます。私はアルパカに近い。
安心羊とは、全く話があいません。というか、話にならず、もう終わってる感じで話題になりません。
でも、ゆでガエルさんやセイウチさんとは、日常的にニュース等を語ったり、意見を述べたりできます。仲良しです。

安全羊は一見 おだやかだけれど、何も考えてないし、意見もないので異質な存在です。
そして一番嫌いだと思いますが、これが一番の多数派なのもさびしいですね。

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はじめまして、オーストラリア在住の者です。毎週日曜版『だっげらいよん』をとても楽しみにしております。 100回連載間近とのことおめでとうございます。木下さんさんと同様に、こんなに大変な状況の中でも2年間書き続けてくれていることに大変感謝するとともに、折れることなくブレることなく発信し続けてくれる強い信念に尊敬の念を感じております。人の心とは本当に簡単にブレてしまうのだということを311後まざまざと見せつけられてきましたから。

多分多くの真剣な被曝回避の人々は絶望感とそれでも命を繋ぐという闘争心を持ちながら、世間(愛する人ですら!)との乖離による深い孤独感の中にいると思うのです。

そんな苦しい心の状況の中、被曝回避ほのぼの漫画の存在にどれだけ支えられているかと思うのです。ほのぼのと物事の核心を端的に突くこの『だっげらいよん』。しばざき様の才能はすごいと思います。そしてアートという物の持つ力もすごいと思いました。

しばざき様の漫画と木下さんの情報はまるで、暗闇の中の灯火のような存在です。どうかこれからもご自愛いただいて、『だっげらいよん』描き続けていただけたらと切に願っております。またお父様の体調も回復されることを願っております。

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いつも楽しみにしています。
母子移住した身には身につまされる話ばかりで「そうなんだよね?」とうなずいたり「ほんと、何でわかんないのかなあ」とため息ついたりしながら読んでいます。
コミック本にする予定はないのですか?本という形になれば友達にプレゼントすることもできていいのになあ、と常々感じています。
だげらちゃんをはじめラブリーなキャラクターたちの魅力がまたたまりません。
キャラクターたちの魅力で正攻法では通じない人たちの心にすっと、もしかしてこのままじゃヤバいんじゃ!?…なんて思いが芽生えたりして…などと夢想してます。
決して楽しくもない話ばかりなのに癒される、不思議な魅力あふれるだげらちゃんたちの物語。これからも描き続けて下さいね!

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連載100回おめでとうございます。
アルパカ奥様の気持ちよーくわかります。
私も心中組です。旦那から色々な意味で自立できておりません。
5年前も短期母子避難を旦那からすすめられましたが、子供が小さくて不安で実行できませんでした。
今度何かあったら母子で絶対逃げます。旦那と北京で再開したいです。
だげら君の恋の行方も気になりますが、お父様の話も大変興味深くよみました。また機会があったら読みたいです。
それから年賀状の回を読んで紙の汚染はあまり考えていなかったのでちょっとショックでした。
これからも楽しみにしています。

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だっげらいよん100回目、おめでとうございます。
どこから来て何処へ行くのか、だげらくん。
311の震災で噴出したのは放射能だけではなかったと様々な瞬間で痛感する5年間でした。
可愛い4コマ漫画を読む度、救われるような、絶望するような気持ちも味わいつつ、泣くのは嫌だ笑っちゃお!進め~!と歌いたくもなります。
書いていらしたように、死ぬまで続けていただきたいです。とても助かっています。ありがとうございます。

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「だっげらいよん連載100回」おめでとうございます。
今回お祝いのメッセージを送らせて頂くにあたり、改めて連載1回から99回までを読み直してみました。
西日本へ移住した私にとって、同じく避難移住組の面々VS安全厨達が繰り広げるエピソードの数々には身につまされることばかり。
「クスリ」と笑った後に、胸の奥が「チクリ」と痛みます。
狭い国土にひしめく一億数千万の人々の中にいながらあまりにも孤独な日々の中で、弱さも脆さも素直に見せてくれるだけらくん達に何度励まされたことか。

くれぐれも御自愛の上、ご無理のない範囲でこの連載を続けてくださいますようどうぞ宜しくお願い致します。

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これからも、だっげらいよんとだつるを、皆様ご贔屓に、ご贔屓に。





携帯トラブル対応のPTA会合で「子供にスマホは与えない」発言⇒総スカンされた女性が経験ずみの類似状況。

2016-02-27 22:45:15 | その他

これは放射能の話ではないのですが、放射能防御プロジェクトの事務局メンバーが、最近学校やPTAで遭遇した話です。

ちょっと面白いので紹介します。 話題は「スマホ」です。

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 有名ヴァイオリニストが子どものゲーム機を壊した話で思い出しましたが、前に、学校PTA主催で「スマホの使い方を考える」という主旨の会がありました。

 「子どもがゲームアプリを使って数万円もの請求がきた」

「親がアダルトロックをしても解除する方法を子どもは知っているので無意味」

「出会い系でのトラブルがあった」

 驚くような話が満載でした。

 親がスマホを与えておいて、その使い方がどうのとか、マナーがどうのというのも、おかしな話だと思ったので、「子どもにスマホを与えなければいいのでは?」と、言ったら、総スカンでした。

「スマホを与えない」という選択肢がないと思い込んでいるところが、電話会社の思うつぼでは。

実は、講師もこういうところから派遣されていたりしますからね。

そして、お母さんたちからの総スカンな反応が、原発避難を言った時と同じだったことも思い出しました。

放射能の汚染があるところから逃げ出すのが、根本的な解決になるのに、その選択肢はないと言っていましたから。

早寝早起きなど基本的な生活のところは、人と同じであるほうがいいと思いますが、うちとよそが何でも同じでなくても平気である図太い感性も大事だと思います。

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どうして根幹的なところで、単純で明快な解決策を示すと、多くの人は拒絶するのかということは、社会心理的にテーマがある話だろうと思います。

日本で本当にスマホ奴隷が多い現実は歴然として存在しています。

僕も少し考えてみたいと思います。

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 2011.3.11.から五年が過ぎて、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思っています。

 

東京に続き、来月下旬に、沖縄・那覇で開催いたしますので、ご来場ください。定員50人。

3/26(土)夜

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18時受付開始。 18時15分~20時半

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原発事故から、まる5年が経過した日に、東京の自由が丘駅近くで、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思います。

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3/11(金)夜 

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ボルトが緩んで放射能漏水がおきた原発を、一週間程度で再稼動という判断をする事の異様さについて。

2016-02-26 22:28:40 | 福島第一原発と放射能

高浜原発が再稼動です。

ボルトが緩んで、一次冷却水の放射能漏水がおきた原発を、そのまま再稼動させるこの国は、明らかにおかしいと思います。

こうしたスタンスは、予期せぬ事態を招く可能性はあります。

きっと、なにかがおきます。

こんな話は予言でもなんでもなく、普通に状況を見ていたら、あたりまえの感覚があれば、ほとんどの人には理解できる話です。

こうしたごく普通の指摘にも、攻撃がネット内でおきているのを見て、本当にこの国は終わっていると思います。

ふつうのネット住民がこんなことをしているなら、大きな流れとして、終わっているだけです。

こうした工作を執拗にやらせている経済勢力があるなら、社会にこうした連中は、百害しかない状態です。

どちらかは識別がつきませんが、今回の再稼動はどうしても推し進めたい感覚が強い一定勢力が厳然とあることは間違いないことと思います。

普通に考えたら、わずか一週間くらい前に漏水が起きている原発を、そのまま稼動させていくことは、安全を重視する考えでは有得ません。

そうしたことをそのまま許す日本政府・原子力安全委員会、平気で押し進める関西電力という存在だということは、皆さんも再確認すべきだと思います。


さて、今日まで、取材も含めて、僕の時間が取れない状況にあったため、本日のメルマガはこの土日のいずれかで配信させていただきますので、ご了解くださいませ。既にメルマガ読者には伝えているとおりですが、念のため書いておきます。

 

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 2011.3.11.から五年が過ぎて、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思っています。

 

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今度は大阪・梅田駅前で歩行者を轢き続けた車の惨劇、運転手が大動脈乖離で突然死に近い状態という可能性。

2016-02-25 23:59:59 | 福島第一原発と放射能

まあ、懸念していたことが僕にはわかりやすく続けておきている気がしています。

もちろん、大動脈乖離は、高血圧による可能性が高い疾患です。

そういう状態を抱えている人には、だれしもおこりうるし、そういう意味では、疾患を抱えている人が、乗車中にこういう事態に陥ることは、前からあってもおかしくありません。

そういう話であるなら、心臓疾患には気をつけましょうという一般論で終わる話です。

亡くなった方や傷ついた方が大変にお気の毒なのですが、それ以上に言えることは何もない話です。

ただし、僕は、年末ぐらいから、各地で続いている車両のおかしな事故と似ている気がしてなりません。

心臓の血管が、どういう状態になりやすい環境に、われわれが2011年以降に置かれているのかは、一度考えてくださいとしか言い用がありません。

僕の懸念が当たっているなら、大きなリスクが世の中にある状態と言うことです。

バンダジェフスキー博士と話し続けた僕には、考えすぎと言われても、その要因による悪化という状況が無かったのかを疑う姿勢は持つしかありません。

象徴的な異様なことがおきることは、もっと普遍的な大きな問題が存在する場合が多いと、20年の報道生活で僕が体得したことでもあります。

今晩もそう感じています。

 

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 2011.3.11.から五年が過ぎて、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思っています。

 

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「先月までふつうに元気だった30代ママ友が、今月になって白血病で無菌室に入院しました」品川からの報告。

2016-02-24 19:33:53 | 福島第一原発と放射能


 放射能回避・被曝防御に意識のある品川区内女性から、身近な30代ママ友が、急な白血病になったという報告が届きました。

 この方の周りでは、2011年後半以降から、いろんな異変が続いているのですが、さらにそれが加わった状態と言うことです。

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「品川区沿岸部 30代後半のママ友」

先月末までは元気に学校行事などへ来ていたのを、私自身も直接見ていましたが。 2月に入って「白血病」が発覚。

総合病院の無菌室に入院している事は聞いていました。

その後、どうやら「骨髄移植」をしなければならない状態だという事が分かり、姉妹が適合検査をするも合致せず。

今は、骨髄の型が一致するドナーを探している所だと聞いています。

下の子はまだ小学校低学年。

子どもを置いて入院する事だけでもつ辛い事でしょうに・・・。 彼女は震災前に脳まで癌が転移した事があったと聞いています。それを克服して、やっと医師から「子作りOK」との許可を得て下の子を妊娠・出産。

その後もずっと元気だったのに・・・。 頑張り屋の彼女の強運を信じるしかありませんが、子どもより大人の方が危険な状態になっているのではないか?!と、改めて感じさせられた事象でした。

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外務省が韓国で仕掛けた"放射能は大丈夫"イベントが現地反対で突然中止という事態への考え方。

2016-02-23 00:43:46 | 福島第一原発と放射能

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160222-051871.php

「外務省がソウルで企画した東日本大震災の復興PRイベントが開催当日に中止となった問題」というニュースが流れているようです。

まあ、反原発側が潰したとか、韓国だから潰したとか、そういう文脈を言いたい話のようです。

こんな報道していますから。

まあ、でも、隣国の感覚からすると、こうした「放射能安全キャンペーン」は、不快な感覚は強いと思います。

そういうことを、外務省がわざわざ仕掛けている方が、たぶん非常識だと僕は思います。

何というのでしょうか、放射性物質を拡散させてしまった国が、他所の国までのこのこ出かけて、イベント企画して、そのイベントで大丈夫と言い張る、そういう意識構造が根幹的におかしいのです。

そもそも、隣国は、被害がありうる立場にすぎないのであって、外交努力で影響がないと説明することが普通のやり方。

何でそういうところへ、PRイベント開催になるの?

そういうことにマスコミや代理店を使うの?

そりゃ、他国人から見たら、わざわざこんなことをイベントしにくる連中を、不快に思うほうが普通です。

こう考えてください。


立場を置き換えたらいいんです。


韓国が原発事故をおこしました。

大量に放射能が漏れました。日本にも多少は飛来した可能性もあります。

日本海の魚にセシウムが検出されました。大騒ぎになりました。

そして、5年後に東京で、「韓国の放射能はおさまりました」イベントを韓国政府が開催。

韓国の代理店や韓国マスコミが東京で動いて。


こんなイベントが、もしも東京開催されたら、僕は下手をすると、死人が出るとおもいますよ。

同じことを、日本外務省は韓国で開催しようとしたのです。

ものすごく、わかりやすい話です。

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2011.3.11.から五年が過ぎて、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思っています。

東京に続き、来月下旬に、沖縄・那覇で開催いたしますので、ご来場ください。定員50人。

「311原発事故から早くも5年が経とうとしています。 沖縄でも避難者が増える中、食品、流通物などを通しての被ばくも懸念されています。 この度、放射能問題について健康被害や汚染状況を取材調査し続けてこられた木下氏よりお話を伺います。被ばくを防ぐために私達がこれから何をするべきか、考えてみませんか。」主催者

3/26(土)夜

【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会IN沖縄】

18時受付開始。 18時15分~20時半

場所 牧志駅前ほしぞら公民館  会議室(定員50名)

    沖縄県那覇市安里2丁目1番地1号  モノレール牧志駅よりすぐ

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/377656/

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原発事故から、まる5年が経過した日に、東京の自由が丘駅近くで、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思います。

 

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3/11(金)夜 

【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会IN世田谷】

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18:30 受付開始

19:00 開演〜21:00頃

奥沢区民センター第一会議室 定員100名

(世田谷区奥沢3-47-8(自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 ))

詳細&予約⇒ http://kokucheese.com/event/index/377150/

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次回はいよいよ100回記念!だっげらいよんの最新作99回は「心中」、読者メッセージも紹介予定。

2016-02-22 16:32:20 | 福島第一原発と放射能

こういう会話のリアルは、2011年から、僕も聞き続けた台詞です。。。

 



< 「だっげらいよん」
作者のしばざきとしえです。
感想・ご要望・励ましメッセージをお送りくださった皆さまへ。
こんなに反響があるとは思ってもおらず、嬉しいです。ありがとうございます。
28日(日)「木下ブログ連載100回記念」では、こちらの場をお借りし、できるだけたくさんご紹介させていただきたいと思います。(その際、お名前は省く形にしますのでご了承ください)
26日(金)締め切りでまだまだ受け付けておりますので、自由なご意見を募集中です。
下記のアドレスまでお送りください。
ponsima@gmail.com >

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2011.3.11.から五年が過ぎて、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思っています。

東京に続き、来月下旬に、沖縄・那覇で開催いたしますので、ご来場ください。定員50人。

「311原発事故から早くも5年が経とうとしています。 沖縄でも避難者が増える中、食品、流通物などを通しての被ばくも懸念されています。 この度、放射能問題について健康被害や汚染状況を取材調査し続けてこられた木下氏よりお話を伺います。被ばくを防ぐために私達がこれから何をするべきか、考えてみませんか。」主催者

3/26(土)夜

【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会IN沖縄】

18時受付開始。 18時15分~20時半

場所 牧志駅前ほしぞら公民館  会議室(定員50名)

    沖縄県那覇市安里2丁目1番地1号  モノレール牧志駅よりすぐ

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/377656/

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原発事故から、まる5年が経過した日に、東京の自由が丘駅近くで、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思います。

 

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3/11(金)夜 

【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会IN世田谷】

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18:30 受付開始

19:00 開演〜21:00頃

奥沢区民センター第一会議室 定員100名

(世田谷区奥沢3-47-8(自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 ))

詳細&予約⇒ http://kokucheese.com/event/index/377150/

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【確認】"菅首相談話草案"の鈴木寛氏、去年から自民安倍政権文科相補佐官。3/26(土)沖縄講演開催。

2016-02-21 08:08:08 | 福島第一原発と放射能

 

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2011.3.11.から五年が過ぎて、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思っています。

東京に続き、来月下旬に、沖縄・那覇で開催いたしますので、ご来場ください。

施設都合で、定員が多くありませんので、ご了解ください。

主催者からです。

「311原発事故から早くも5年が経とうとしています。 沖縄でも避難者が増える中、食品、流通物などを通しての被ばくも懸念されています。 この度、放射能問題について健康被害や汚染状況を取材調査し続けてこられた木下氏よりお話を伺います。被ばくを防ぐために私達がこれから何をするべきか、考えてみませんか。」

3/26(土)夜【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会IN沖縄】

18時受付開始。 18時15分~20時半

場所 牧志駅前ほしぞら公民館  会議室(定員50名)

    沖縄県那覇市安里2丁目1番地1号  モノレール牧志駅よりすぐ

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/377656/(本日9時受付開始)

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東京新聞政治部がスクープと喧伝している"菅首相談話草案"に関して、僕の情報を読んでいる被曝回避側の人たちは、冷静な反応が続いています。いくつか紹介します。

「東京新聞の記事だけ見ていると、首都圏の汚染や首都圏から西日本への避難を想定していたように読めますが、草案全文を読んでみるとぜんぜん違いますね。」

「3/18日にこんなもん作ってたんですか、遅。その2〜3日前には京都に逃避してました」

「スズカンと平田が遊んだ話を、新聞にさもすごいネタとして持ち込んだだけなんじゃないですかね。」(マスコミ関係者)

まずもう一度指摘しておきますが、官邸が取りまとめる首相談話は、通常は官房長官などの指示がないと、はじまりません。

菅氏に、有能な秘書や政務役がいたら、裏で取り仕切るかもしれませんが、そういう存在はいません。

少なくとも、官邸内から話が始まっていないと、そもそもこの平田氏の文章が、"首相談話草案"とすることに疑問しかありません。

あの時の官邸に、鈴木氏が重用されて使われている話など、菅氏周辺から、僕は一度も聞いたことがありません。

というか、そんなに関係はよくなかった感覚しかありません。

鈴木氏の選挙対立相手、大河原雅子氏は生活クラブ出身で菅シンパ。2013年の参議院選挙、鈴木氏が民主公認で出馬、大河原氏は菅元総理も支持し無所属出馬、しかし両者とも落選。大河原支持の菅元総理と鈴木氏は距離に関する背景事情。)

その鈴木氏が、文科副大臣の立場で、直接的に首相談話を行う立場とは思えないです。実際に、菅元総理自身が、存在を知らないと明言していますし。

あまりにも多くの疑問しかありません。

実は何人かの民主党関係者と話したのですが、僕の感覚とそんなに違いはありません。

その中のある議員秘書は僕にこう言いました。

「鈴木さんの、最近の肩書きをもう一度確認してみたら、ヒントがあると思うよ。」

それで、思い出しました。

彼は、2015年2月から文部科学大臣補佐官を務めています。

つまり、自民・安倍政権の下で働いています。

現在も、馳文科大臣の補佐官は鈴木寛氏であることは、間違いありません。

この人のことをずっとはウォッチしていなかったのですが、民主を離れて、現在は自民党に擦り寄っている立場の政治家であることは間違いありません。

その鈴木氏が作成指示したという"民主党の菅首相談話草案"という話です。

それを東京新聞政治部が「スクープ」と言い張る構造に、この話はあるということです。

実は、何一つまともな話にもならないレベルだなあと僕は感じています。

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 原発事故から、まる5年が経過した日に、東京の自由が丘駅近くで、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思います。

 

 来場下さい。

 

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高浜原発4号機で水漏れで推定6万ベクレルという放射性物質の可能性、再稼動による思わぬリスク。

2016-02-21 00:41:35 | 福島第一原発と放射能

高浜原発で、水漏れがおきたと関西電力は公表したそうです。

午後3時台に高浜原発4号機原子炉補助建屋で、1次冷却水がおよそ34リットル漏れています。

推定で、60,000Bqという放射性物質。

関電は現在は外部に影響は無いとしていますが、僕はわからないと思います。こうした冷却水が簡単に漏れるような原子力発電所を再稼動することは、当然に許される話ではありません。

こうしたことが当たり前のように慣れてはなりません。

再稼動をおこなうときにこうした不具合はよくおきます。

パイプや配管が思わぬ形で、腐食していたり、壊れているケースがあります。

これは、前段でおきるときもありますし、本格稼動後におきることもあります。

こうした思わぬ障害が、原子炉の致命傷になることも少なくありません。

一定期間運転停止していた原発を再稼動することは、実は思わぬリスクを増加させているのです。

通常に稼動が続いていた状況では想定されない状態も、考える必要があるということです。

それに、こうした漏水などがおきている原発は、危険度が高くなっていることは、間違いありません。

原発再稼動はやめるべきだと、改めて言っておきたいと思います。

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東京新聞の「スクープ」について、僕の根源的な疑問。

2016-02-20 16:03:41 | 福島第一原発と放射能

東京新聞が「スクープ」を掲載しています。東京新聞政治部のツイッターアカウントが「スクープ」と宣伝しています。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/CK2016022002000148.html

消えた場合のアーカイブ https://archive.is/APvrR


もちろん、独自情報ですから、広い意味ではスクープではあると思います。

しかし、僕はあの内容を読んで、何か被曝回避側の人がプラスを得られたように思えるのは、相当に違うと言う気がしています。

要は、放射能が拡散する可能性が高いので、首都圏も防護しきれないから、国民が自分たちで何とかしてとする文書。

しかも、その文書の作成指示は、官邸から出されたのではなく、当時の文科副大臣であった鈴木寛氏の独断によるもの。

それを官房参与として鳩山内閣から入っていた劇作家の平田オリザ氏に書かせたもの。

鳩山政権では、平田さんの役割は一定以上あり、そのスピーチ原稿がそのまま使われるような可能性もあるとは思います。

しかし、政権は、菅直人政権。

彼は、鳩山さんと違って、自分が納得しないことは、何一つ認めないタイプの人格です。

しかも記事中での確認どおり、菅氏本人は、存在すら知らなかった代物。

この中身は、首相である政治家との距離感が相当にあるものです。

しかも、作成日は遅すぎます。作成指示がそもそも3/18ですよ。既に一回目のプルームは襲った後です。

3/12に爆発、3/14にも爆発は起きていますし。

官邸が実際に緊迫度が高まったのは、3/11から3/15あたりであることは、各種資料からも明らかであるし、実際、僕が取材をしていても、同様の感覚です。

たぶん、それから後に作成しているという話は、実際にこうしたものを使う話と相当にずれがある代物だと思います。

当時の政府内で、どういう状況が垣間見えたのかと言うことを少しは知る内容になっているとしても、本当に総理スピーチとして用意された代物と言うには、ちょっと無理がありすぎる中身だと思います。

少し考えたら、その中身がずれている話であれば、そういう資料として読むべきものに過ぎません。

これを東京新聞政治部が「スクープ」として喧伝している感覚が全くわかりません。政治部的感覚なら、いよいよ理解不能です。実質的意味が無いですから。

これに、騒いでいる放射能や原発に感受性の強い人たちが多く居るのもわかりません。

現実に出なかったし、使われる可能性も当初からほぼ無いような談話よりも、現実に拡散している放射性物質のことをなぜ考えないのか。

これだけのリスクがあった状況は回避されて、首都圏は助かったよかったという感覚に、こうした記事は寄与することが、僕には懸念されるだけです。

いいですか、この文書作成指示が出る前に、既に首都圏にはプルームは襲っているんですよ。

その量は、尋常な量ではありません。

そして、鈴木氏は、当時文部科学副大臣。

緊急時迅速放射能影響予測ネットワーク システム(SPEEDI)に関して、彼は責任がある立場ですよ。

その情報公開が先でしょう。

そうした情報が分かる立場に居る責任者の一人が、変な対応をしていた証拠文書でしかありません。

というか、やっていることの前後が全く違う。めちゃくちゃでしょう。

そして、こんなものを、5年後に読んで、有難がっている東京の反原発派や被曝回避グループはよほど神経が大丈夫かということです。

僕がおかしいのか?

東京新聞やそうした皆さんがおかしいのか?

貴女はどう思いますか。

 

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「復興の道標・ゆがみの構図」という福島の地元新聞記事に関して、被曝回避を志向するブログ読者の意見。

2016-02-19 22:07:57 | 福島第一原発と放射能

下記記事について、意見を求めたところ、いくつか寄せられました。

当方に寄せられた意見を、一部ご紹介いたします。皆さん、被曝回避や放射能防御に意識のある方たちの見解です。

 

【復興の道標・ゆがみの構図1】被災地、無意識に差別 生の声聞き実情知るhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160215-00010000-minyu-l07

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<前略>

震災後わりと早い時期から、ずっと欠かさず読ませて頂いている、西日本住みのブログ読者です。


福島民友の記事は、2重3重に歪んで捻じ曲がっている、と思いました。

岩崎ちひろさんの絵は、私も好きでしたが、お孫さんが絵本作家になっていることは、知りませんでした。
まず、既に汚染された東京に住みながら、福島の母子避難について書くこと自体、自分の足下の汚染について、全く気づいていないようです。
そして、福島に行って、いろいろ取材か何かされていること自体、ご自身の年齢を考えても、危険と考えるべきなのに、その点の認識も甘いと思います。
この方自身は、たぶん純粋に真剣に、被災者の気持ちを考えているのだろうとは思います。
でも、避難先から福島に帰還して笑顔になった、という結末に仕上げていること自体、悪気は無くとも、政府の帰還プロパガンダを援護することになっているのに、その非に気づいていないことが、残念です。

福島民友は、既に政府の御用新聞に成り下がっていることは、早い段階でわかっていたので、もう自分から、こういう記事を読むことは無かったのですが、今回リンクから読んで、やっぱりな、と思いました。
放射「線」の言葉に、凝縮されていると思います。
「線量は下がったのに」みたいな論調で、外部線量だけ測って、危険が去ったかのように言い募る。
そして、福島県民は県外の人から憐れまれ差別されている、という感情論へ、論理をすり替えて、県民の意識を歪んだ方向へ誘導している。

これが、この新聞社の姿勢だけで、県民の総意では無いと思いたいですが、どうなのでしょうか。
福島の人達も、この記事に同調する気持ちなのか、それが気になります。

この新聞が、福島の人達を、さらに蛸壺に追い込んでいるような気がします。
しかも、東京とか関東の人達も、「蛸壺に寄り添おう」、みたいな。 

福島が、共に沈む渦巻きの中心で、少しずつ日本全体が飲み込まれて逝く、その手助けの役目をしているような記事だと思いました。

<後略>

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この記事については、何と言って良いのか絶望的になり、吐き気までします。評価できる点など何処にもありません。

権力が横暴を通す際に必ずやる、人々を対立させて/目をそらし/分断し/力を削ぐ、というやり口が表に出ているだけだと思います。

住んではいけない程の汚染が現実なのに、様々な思惑でこれを隠蔽したいだけなのでしょう。

実害を風評被害だと言い、自分の安全を確保したい人/福島の人々を心配して現実を見てほしいと思っている人に対して

ゆがみだ差別だと言い募る。

気が狂っているのか、この新聞社が何らかのうま味のためにこのような偏向報道をしているのか、中央からの有形無形の圧力があるのか、圧力など無くただの内部での同調圧力なのか。

福島県内での様々な病気や死亡者の急増が明らかなのに、歪んだ情緒に訴えて、被害者同士での対立を煽り分断する、

この記事から読み取れる事はこれに尽きると考えます。

油断すれば、日本人の情緒、国民性からみても、他の地域にも広がる恐れがあるとも思います。

==================================================

僕は、こうした内容に関して、皆さんがどういう見解を抱いているのか、そうした見解の位相が異なっているところもあり、いろいろと気になっています。

このため、意見がある方は、ぜひ僕のところまでメールしてください。

とても気になります。

これは原発事故から5年が経過して、自らの立ち位置確認をしている僕には、似たような作業という気がしています。このための、誰でも考えるために、飛び込んできやすい教材を、福島の地元新聞が提供されたことは、いろんな観点で、とても意味があることになるなと、実は思っているのです。

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タイトルに「ゆがみの構図」「無意識に差別」等の文字が躍る福島の地元新聞記事を貴女はどう思いますか?

2016-02-18 22:39:45 | 福島第一原発と放射能

僕のブログ読者には、どうしても下記記事を読んでいただきたいと思います。短期の連載記事。

読んでその感想を、聞かせてください。

僕からは論評しませんが、まる五年が経過した時点で、福島の地元新聞がどういうスタンスなのかは、よくわかると思います。

率直なご意見をお聞かせください。僕宛にメールで。

被曝回避を考えている人たちが、こういう内容をどう捉えるのか、確認しておきたいと思います。

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【復興の道標・ゆがみの構図1】被災地、無意識に差別 生の声聞き実情知るhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160215-00010000-minyu-l07

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放射能防御プロジェクト関係のFacebookグループに参加されたい方にお願いがあります。

最近、偽装アカウント(外国人のみならず日本人名も)による参加申請が相次いでいます。

管理人は、公開されているウォール情報で判断するしかありません。

それが、顔画像なども含めて、情報掲載がほとんどない場合が多く、判断しようがありません。

あまりに分からない場合、申請者に確認メールしますが、ほとんど返信がありません。

こちらのグループに参加される場合は、先に必ずメールしてください。参加したい意志を明示したメールを。

なければ、此方から問い合わせします。

問い合わせメールは、気がつきにくいところに入っていますが、申請されたなら、そうしたメールがきていないか、確認もしてください。

返信がない方は、一律、お断りしています。

そういう類の方が、同じようなアカウントを入会させようとするケース。

突然、意味不明の宣伝投稿が為されるケース。

不可思議なことばかりおきますので。

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「愚かな人々と、心中するつもりはありません」被曝回避側が勝つために進むべき道と僕が考えていること。

2016-02-17 21:43:05 | 福島第一原発と放射能

原発事故から、まる5年が経過した日に、東京の自由が丘駅近くで、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思います。

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まあ、僕が、あきれ果てる人たちがいる話をします。


僕のブログでも、記事下にひとつだけ広告が出ていると思います。

これはgooにこちらが有料でお金を払わない限り、消せません。

gooが出している広告で、僕には何の関係もありませんし、見返りもありません。

今後、HP的なもので広告を掲載する場合があるとしても、その掲載に関してこちらの基準で確認して、契約して掲載することがありうるかもしれないのが、可能性(具体的に話はありません)ではありえる位です。

単なるアフリエイトなんかしません。

そういうスタンスで通しているブログの書き手はほとんどいません。

ほとんどが何かよいことを記載しているように見えても、単なる「アフリエイト乞食」に他なりません。

そうしたレベルのものと、僕は全く違うことをしていますが、そんなことさえ、識別がつかない人が多くいることに、いつも呆れています。

被曝回避側のネット住民として反映されている層は、低レベルである疑いはずっと強まるだけです。


そして、今回はさらにアホな話になりました。

ある人が、普通に紹介しているつもりのサイトがあります。

しかし、これは会員制に移行させて、お金を集める類の話です。

しかも、このサイトの運営者は、そうしたトラブル事例は他からも聞いています。被曝回避ではないことでも、過去にいくらも話があるそうです。

少し注意深く確認したり、そのサイト運営者の名前で検索すれば、実は即座に分かる話です。

そういうことはしないんです。こういう人たちは。

何も確かめずに、ネットで拡散を始めます。

あまりにもアホなだけでなく、人間としての最低限のマナーやルールも有していません。

あなたが拡散させたことで、被害者が出たらどうするのですか?

責任がとれるのですか。

こういうまずい行為を平気でこの人たちはします。そして、指摘しても、その意味すら理解しません。

頭が悪いとかという次元を超えていて、僕はどう説得してよいのかも皆目わかりません。

騙している悪辣さよりも、騙されたい馬鹿さ加減ばかり目に付きます。


そういう人は、こちらが指摘した意味がわからないことに留まりません。

今度は、また違う詐欺サイトを紹介しています。

これも、分かっている人が見たら、単なる詐欺セミナーを開催しているおっさんに過ぎない輩。

こんなものをほめちぎって紹介しています。

詐欺師サイトAをウォールにあげる人は、今度は詐欺師サイトBをウォールにあげていた。

まったく話す意味がない。

もはや、こんなことを続けている人は、被曝回避側であっても、もうどうにもなりません。原発事故から、5年が経過して、こんなに低レベルの話が続いているのを見ると、この国は共産圏よりも知的水準が低い可能性を想定せねばならないと僕は感じています。

絶望します。

そして、更なる絶望の話を書きます。

スピリチュアルな人々が、この放射能問題に入り込んでこようとする時に、おかしなことをする人は要警戒です。

スピリチュアルでも、社会的なルールや現実を認識している人なら、そうしたバランスは保てています。

しかし、たとえば、5年目の3.11.に絡んで、奇妙なイベント宣伝がされる場合は、背景におかしな動機があることは、ほぼ間違いありません。

Facebookなどのグループ投稿で、ルールを守らず、突然PR投稿だけする輩は、そういう人間が圧倒的に多いです。

まずいレベルです。

こうしたことが先日もあって、そこに関西の市民測定所が関与していることがわかりました。

こうしたスピリチュアル的な輩で、ビジネス的な匂いもして、イベント宣伝をしている類と、市民測定所がつながるケースは首都圏ではよくみられました。

こういう市民測定所は、その後、ほとんど実体がない存在になっているようです。

僕には、こうした市民測定所が、そういう判断をしていること自体が、皆目理解できません。

ある意味で、自分たちが検査しているという存在意義を、自ら溝に捨てている行為に他なりませんから。

市民測定所設置を多くの人々に働きかけた立場ではない私は(日本ではチェルノブイリ後のヨーロッパにおける有効性は乏しい)、こういう末路を歩む市民測定所が、首都圏のみならず西日本でも出てきたことは、想定外ではありません。特定の左翼活動系グループが、全国に働きかけたことは、いろんな意味で、その有用性を保てるレベルの市民測定所を増やしました。けれども、それが継続するはずがないこと(どこの県でも公的検査機関はあり、多くの県に会社として検査できる施設を有する企業が存在)を全く理解していませんでした。

ただの馬鹿だと思います。恒常的収益がなくて、市民検査機関なんて維持できません。

そのへんのおばちゃんが考えてもわかるようなリスクを、こうした人々は全く理解していませんでした。あほすぎるはなしです。

しかし、本当に被曝回避側の人材は、だめな人が多すぎることを痛感しています。

あまりにも駄目すぎるということでしかありません。

ふつうの社会的判断や対応ができる人材が、少数しかいないのが、被曝回避側の大きな弱点です。

こんな最低限のことがクリアできない人々が、いくら集まっても、それは何も達成できません。

原発推進側・御用学者・「放射能は影響が少ない」という人々に、勝てる可能性は現在もありません。彼らは、経済的結束が強く、社会的パワーが強いですから。

少なくとも、ふつうの社会的判断や対応のできる人材が、被曝回避や放射能防御に関わってくるように、どうしたら働きかけられるのか。そうでなければ可能性はゼロのままです。

どうしたら、ゼロを打破できるのか。

僕の課題は重くなっていくしかありません。


こうした僕のスタンスを、「だから、あんたは駄目だ」と福岡のミーティングで言い出した輩がいました。

申し訳ないですが、何が駄目なのかさっぱりわかりません。

つるまないことが駄目らしいし、僕が一見味方と見える人々を、強く批判するからのようです。

スピリチュアルとくっついたり、陰謀論とくっついたり、そうした判断を平気でする政治家や物書きと、僕がつるめば何かよい結果があると、本気で考えているのでしょうか。

市民測定所の意義を自ら放棄する市民測定所とか。

ありえませんよ。

仮に僕が批判しないようにして、ニコニコ付き合いを続ければどうなるのか。

左翼市民活動的グループの中で、僕を中心とした被曝回避側が、心地よいスペースを得られた気になるだけで、実際の社会には更に影響を与えることなく、むしろ番外地としての存在に追いやられる一方だと思います。

そこに抜け道などありません。

そんないい加減な話を僕が呑まないことが、僕の器量の問題であるかのごとく言う感覚。あまりにも浅薄な話です。被曝回避・放射能防御にいても、社会的なことをきちんと考えて判断や行動できない人は、全く駄目なんです。

こちらが、ぎりぎりの判断をして、被曝回避を優先して、汚染地から移動したことさえ、「キチガイ」として攻撃しようとする人々が敵には一定数います。

そうしたこちらを抹殺しようとしている人々を打ちのめすには、被曝回避を実は妥当な話は感じているが、実際に移動する決断はできなかった、しかし社会的立場もあり、社会的判断も出来る能力のある、一定数以上は存在するとみられる人々を、こちらと連携させねばならないのです。

そのためには、少なくとも3.11.以前の社会では共通理解であった社会的対応、もしくは日本では認められていなくても、通常外国の先進国ではあたりまえと考えられるような社会的対応や判断を考えて行動しなければならないのです。

こんな基本中の基本さえ、わからない人は、被曝回避側でも百害しかありません。

百害です。

こういう人々を全て切っても、前に進まないと、この話に1パーセントの可能性も僕はないと考えています。

こんな基本すら、全く理解せずにこちらを罵倒する感覚。

こうした愚かな人々と、心中するつもりは僕はありません。

僕は、原発事故の時に、愚かな判断を平気で繰り返した日本政府と心中する気もありませんでしたし、ごまかした日本テレビと心中する気もありませんでした。

これは、当時そうしたスタンスをはっきり相手側にも伝えています。

まるで同じことなんです。

被曝回避だからといって、愚かな判断や行動を繰り返している政治家・運動家・専門家・物書き・ネット発信者等と心中するつもりも1パーセントもありません。

僕の読者であっても、そんな判断をするなら、そうした馬鹿と一緒に死ぬつもりなど、全くありません。

貴女はどうなんですか。

貴女もそういう輩なら、僕は貴女がいくら好きだったとしても、貴女と心中するのは御免蒙ります。

もう、そういう時期なんです。

原発事故から、もうすぐ五年が過ぎるのですから。

 

 

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3/11(金)夜 【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会】を自由が丘で開催。

2016-02-16 19:32:00 | 福島第一原発と放射能

原発事故から、まる5年が経過した日に、東京の自由が丘駅近くで、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思います。

ご来場下さい。

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3/11(金)夜 
【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会IN世田谷】
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3月11日(金)夜

18:30 受付開始
19:00 開演〜21:00頃

奥沢区民センター第一会議室 定員100名

(世田谷区奥沢3-47-8(自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 ))

詳細&予約⇒ http://kokucheese.com/event/index/377150/

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昨日配信した、木下黄太メールマガジンの増刊です。

メルマガは金曜夜配信原則月4回ですが、何かあったときに、こうした臨時の増刊を増やせればと思っています。

 

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   木下黄太メールマガジン [増刊 2016/2/15]
            < 毎週金曜発行 >         
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 福島県民調査の内容を確認しておきたいと思います。メルマガの通常号は、週末金曜日の配信のため、増刊としてお伝えいたします。

 

【 二巡目検査で甲状腺がん(疑い含め)51人のほとんどが一巡目A判定という異様な結果も大丈夫と言い張る検討委員会の欺瞞 】 

 

福島県民調査甲状腺の二巡目ですが、前回よりも確実に増加しているようです。前回報告よりも、12人増えました。
悪性ないし悪性疑い  51人
男性:女性  21人:30人
平均年齢  16.9±3.3歳 (10歳から23歳)  震災当時は12.9±3.3歳 (6歳から18歳)
平均腫瘍径  9.9±4.6mm(5.3から30.1mm)
この51人は、二巡目で、はじめて悪性ないし悪性疑いと判明。
先行検査は、A1判定が25人、A2判定が22人、B判定が4人。ほとんど問題のないA判定から、二年間ほど経過して、これだけ甲状腺がんになっているということです。
年度検査別に分けると次のようになります。
2014年度検査 45人(平均年齢17.2歳、平均腫瘍径9.1ミリ)
2015年度検査  6人(平均年齢14.5歳、平均腫瘍径16.4ミリ)
検査年度が後になれば、平均年齢が下がり、平均腫瘍径はおおきくなっていることがわかります。
先行検査とあわせると、既に160人以上が甲状腺に悪性もしくは悪性疑いの状態であることまでも確認できます。
通常の甲状腺がんの少なくとも数十倍に、数だけでもなっています。
こういう状況にも関わらず、「将来的に診断されたり、死に結びつかないがんを多数診断している可能性がある」という話で、取りまとめる方向という体制側の感覚も記者会見で披露されたそうです。
正気かと思いますが。。。
このような状況に関して、医師二人に聞きました。
道北勤医協旭川北医院の松崎道幸院長はこう話します。

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