フィガロのレジス・アルノーという記者が
ニューズウィークの日本版オンラインの
トウキョウアイというコラムに寄稿した
記事を見つけました。
日本に今いないので、現物を確認していませんが、
現在発売中のニューズウィークに
出ていると思います。
「長井さんに妻がいない」という事実誤認はありますが、
当会が長井さんの評価を求めて活動を
続けていることと、立場を同じくするものだといえます。
フィガロやニューズウィークといった
海外メディアで当たり前のことが
この日本の大手メディアの中で
通らないという現実と僕らはどう戦い続けるのか
(長井さんを直接評価せず、
フジテレビを評価する新聞協会の対応を思い出してください。
彼らはまともな対応をしていないままです。)
記事のタイトルとリンク先はこちら
「メディアのメタボ症候群と自民党の罪」
2009年08月19日(水)15時35分
http://newsweekjapan.jp/column/tokyoeye/2009/08/post-49.php
下記は長井さん部分のみ引用です。
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日本には勇気ある調査報道記者が沢山いることも事実だ。ビルマで射殺された映像ジャーナリストの長井健司は、日本のロバート・キャパだと思う。それなのになぜ、それにふさわしい地位と名誉を与えられなかったのだろう。なぜ天皇は長井の妻に会わなかったのか。日本のメディアはなぜ業界としてこの英雄の像を建てなかったのか。彼こそはジャーナリストの鑑ではなかったか。メディア界は、長井が私たちジャーナリストすべてのために死んだのだということを理解しなかった。彼は私たちの名誉を守ってくれた。私たちの罪や妥協を、その血で洗い流してくれたのだ。
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こんな当たり前のことを
きちんと認める日本の大手マスコミの
ジャーナリストは
一体どのくらいいるのかを考えると
暗澹たる思いがしています。