本日、世田谷での開催。3席キャンセルが出ました。
予約できていない方でも、関心のある方は、はやめに直接おいで下さい。
【5/31(土) 木下黄太と話す被曝問題 in 世田谷】
詳細 http://kokucheese.com/event/index/173706/
13:15 受付開始 13:45~16:15
開催場所 玉川台区民センター(田園都市線用賀駅徒歩8分)
世田谷区玉川台1丁目6-15
本日、世田谷での開催。3席キャンセルが出ました。
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【5/31(土) 木下黄太と話す被曝問題 in 世田谷】
詳細 http://kokucheese.com/event/index/173706/
13:15 受付開始 13:45~16:15
開催場所 玉川台区民センター(田園都市線用賀駅徒歩8分)
世田谷区玉川台1丁目6-15
特別企画☆木下黄太に訊く! 本音の放談!☆
「反体制派は本当に放射能防御を考えているか」
「放射能懸念を利用する詐欺師に騙されない心得」
「最近首都圏から避難した人が一番、放射能に。。。」
重要情報はメルマガでのみ配信、是非お読み下さい。
いよいよ、あす日曜日に開催! 申込は本日中に!
【6/1(日) 木下黄太講演会 in 三島 チェルノブイリの今を通して見る食の安全】
静岡県・三島市や沼津市エリアでの開催です、是非ご参集下さい。
13時15分開場、14時~16時30分終了予定。
(静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)
沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。
終了後、情報交換会があります。
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/171965/
また、下記のメールアドレスでも申込を受け付けています。
氏名、連絡先電話番号、郵便番号、必要枚数 をお知らせください。
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本日、世田谷での開催は1席、キャンセルが出ました。
申込⇒【5/31(土) 木下黄太と話す被曝問題 in 世田谷】
http://kokucheese.com/event/index/173706/
まず、きょうはこの文章を読んでください。勿論、僕の文章ではありません。
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2011年 3月 11日の東日本大震災は、地震に津波、火災、福島原発のメルトダウンが加わったので、人類の歴史上最大の複合震災の様相を呈した。
この震災は、被災地の生命、財産、健康を大幅に阻害したのみならず、被災者に多大な物理的、心理的ストレスをもたらした。
被害を大きく拡大させ、ストレスを増大させたもっとも大きな要因の一つに、反原発運動家の風評被害がある。
全国で学生運動が華やかだった時代、原水爆実験禁止条約の時代には、隆盛を誇った左翼の運動家は、
世界的にみても、どこでも、ほぼ一本調子の衰退曲線を描き、組織体として衰亡の一途であったが、
東日本震災の原発事故を受け、大きく運動を盛り返した。反原発運動は、国民に不幸があると運動が拡大すると言う
皮肉な側面があると言える。逆に言えば、原発に事故がない限り、本来は消滅していくはずの運動であった。
問題は、被災地の人々のストレスである。反原発の運動家は、福島の不幸な事故を糧にして、大きく蘇ると同時に、た
だちに原発の風評被害をまき散らし始めたことは特筆されてよい。結果として、反原発運動家は、被災地のストレス増大と、
心血管イベントの増大に大きく貢献し、被災地の住民に対する差別意識をもたらした。
東北大学のデータでは、震災前後に心血管イベントの発症の増加が観測されている。
インターネットでは、反原発運動家によって無責任な流言飛語が飛び交った。関東大震災の時には、
朝鮮人が暴動を起こすという流言飛語によって不幸な事件が多発したという歴史があるが、
関東大震災クラスのようなデマが、反原発運動家によって現代に蘇ったともいえる。
反原発運動家のまき散らした様々な流言飛語が、震災被災地に多大なストレスをもたらし、
心血管イベントの多発を介して、せっかく津波の被害を生き延びたはずの多くの国民の命を奪った。
反原発運動家の風評被害で家族は崩壊し、一家は離散し、産業は崩壊した。
現実には、日本では、世界中の 50年代~ 60年代の太平洋などにおける大気圏内核実験を受けて、
現在の千倍から一万倍に及ぶ大気圏内のプルトニウム降下を受けていた。従って、現在の日本人の
40 ~ 50代の人口では出生直後から幼年期に現在のしい千倍に及ぶ核物質を被曝しているが、
先天奇形の発生率も、発がん率も増加がみられていない。チェルノブイリの事故でも日本では
大気圏内核物質降下量は一過性の増加を見せている。一時チェルノブイリで膀胱がんが増える可能性が指摘されたが、
現在は統計的に完全に否定されている。
したがって、反原発運動家が、過剰に放射能被曝を宣伝することは、福島の県民にとって、
健康被害と風評被害をもたらす以外に益はなかったことになる。
同時に、反原発運動家による流言飛語は、被災地への物資輸送を止めた。原発の周辺では日用品や食料だけでなく、
薬剤の輸送も止められたので、薬の不足により医学的な有害事象が多発することにもなった。
これら反原発運動家の災厄がもたらす死傷者、困窮者、経済破綻者の数は、東日本震災の地帯から全国に離散しているので経済規
模の把握は困難である。震災前の東北地方の人口は1千万近くであり、
この1千万規模の日本人に加えて北関東、東京の人口が反原発運動家により
有形無形の多大な被害を受けた人口であるという推定を行うこともできる。
原子力発電所はなくなっても日本の生活には影響はないかもしれない。
リスクを考えれば、これ以上の原子力発電所の新しい建設は、事実上、不可能であろうし、止めなくてはならないが、
日本人に最大の不幸をもたらしたのは反原発運動家であるという、
明確な事実は、歴史に記録しておかなくてはならない。
これまでも、そしてこれからも、反原発運動家の流言飛語は、被災地に多大なストレスをもたらしている。
被災者の人命を救助するためにも精密なストレス負荷の測定は必須である。
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上記は『被災地診療支援のための電子診療鞄の開発と臨床』という報告文献よりの引用です。
この報告は「大和証券」グループのサイト内にあって、「大和証券」グループの大和証券ヘルス財団が100万円を助成している研究です。
全文は下記リンクでご確認下さい。
http://www.daiwa-grp.jp/dsh/results/38a/pdf/04.pdf
筆者はこのように記載されています。
東北大学加齢医学研究所心臓病電子医学 山家 智之
(共同研究者)
東北大学サイバーサイエンスセンター 教授 吉澤 誠
東北厚生年金病院循環器センター センター長 片平 美明
宮城社会保険病院循環器科 部長 秋野 能久
東北労災病院斤量者予防医療センター センター長 宗像 正徳
仙台市立病院循環器科 科部長 八木 哲夫
宮城県立がんセンター循環器科 医長 大和田 直樹
宮城県立循環器呼吸器病センター循環器科 医長 柴田 宗一
共同研究者は複数名いらっしゃいますが、この報告は山家 智之教授によるものでしょうし、文責は勿論、教授本人だと思います。
山家 智之教授はこのような方です。下記は大学サイトhttp://mec1.idac.tohoku.ac.jp/?Tomoyuki_Yambeより引用です。
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東北大学加齢医学研究所心臓病電子医学分野教授、 同大学院医工学研究科人工臓器医工学講座教授兼担、東北大学病院兼担、同大学院医学系研究科内科学系病態計測制御学教授兼担。
医師・医学博士・日本心臓病学会認定心臓病上級臨床医;FJCC・日本人工臓器学会理事・日本生体医工学学会理事・日本自律神経学会評議員・日本循環制御医学会評議員・日本臨床生理学会評議員。 第48回日本人工臓器学会大会長
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皆さんでいろいろとお考え下さい。
僕が2013年初頭にブログに書いた次の文章も掲載しておきます。
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言葉として、あまり認識していなかったのですが、最近「心不全パンデミック」という単語が、よく使われています。ここで、気になるのが、「心不全」という単語と「パンデミック」という単語が結びついていることです。これは、感染症の全国か世界的な流行を示す「パンデミック」という用語が、本来そうした状況があるはずもない、「心不全」に係る言葉になっています。
おきているのが、東北地方、特に宮城や福島などでおきていて、これが震災の影響であると説明している模様です。もちろん、震災によって、そうした影響が、事故直後の数カ月に出たことは、想定はできなくはないのですが、過去の震災における、心不全の増加は、これまでおきていないタイプの現象だそうです。
http://www2.convention.co.jp/jhfs16/greeting/index.html
心不全の学会のあいさつの中でも、「東日本大震災により心不全が増加している現状を被災地で目の当たりにしている」と書かれています。もちろん、いろんな薬の発達で、心筋梗塞などの延命率が上がったことにより、逆に、慢性的な心不全が増えていることも考慮にはいれないとならないでしょうが。
ただ、東北大学病院で、震災後の一か月で、心不全の患者が震災前の3倍になっていたという話がありました。これなら、直後のいろんな状況で激増したのも理解できなくはないのですが、しかし、震災後二年近くが経過しても、いまだに「パンデミック」といった状態にあるのは、非常に不思議なことです。
こうしたことについて、僕は、いろんな影響がはっきりする、指標の一つと考えます。
また、福島市内のある病院では、こうした状況の様です。ここでは、狭心症が増加傾向にあるようです。
2010年は心不全143人、狭心症266人(震災前)
2011年は心不全199人、狭心症285人(震災後)
2012年は心不全84人、狭心症212人(震災後。ただし半年間のデータ。)
(http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2012/10/post_5401.html 「福島民報」2012/10/31 11:31よりデータを引用)
バンダジェフスキー博士が「セシウムというのは特に心臓に対して激しく攻撃する。」とおっしゃっていたことと、類似したような状況だなと思うのは、僕だけでしょうか。
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本日金曜夜に配信予定のメールマガジン17号。
特別企画☆木下黄太に訊く! 本音の放談!☆
「反体制派は本当に放射能防御を考えているか」
「放射能懸念を利用する詐欺師に騙されない心得」
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あさって日曜日に開催!
【6/1(日) 木下黄太講演会 in 三島 チェルノブイリの今を通して見る食の安全】
静岡県・三島市や沼津市エリアでの開催です、是非ご参集下さい。
13時15分開場、14時~16時30分終了予定。
(静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)
沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。
終了後、情報交換会があります。
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/171965/
また、下記のメールアドレスでも申込を受け付けています。
氏名、連絡先電話番号、郵便番号、必要枚数 をお知らせください。
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6/21(土)夜 【三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」IN京都】
三田医師報告、トークセッションと質疑
開場:18:00 開演 18:30~20:30
場所:ひとまち交流館 定員:270席(固定席&椅子席)
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/177741/
申込済は参加費1000円 当日 1200円
☆初期被曝をあまりしておらず、東京を離れて2年間、東京等の汚染地で過ごした女性の突然死
☆僕が本音で答えたインタビュー
明日配信のメールマガジン17号でお伝えします。
福島原発事故 - 高濃度の放射能を含む黒い粉末を東京で発見
Deutsche Wirtschafts Nachrichten, 2014年4月2日
ドイツの物理学者セバスチアン・プフルークバイルが、福島事故後の日本を調査して警告を発している。首都東京でプフルークバイルは今まで一度も見たこともない現象に出会った:道路上に、メルトダウンによって発生したと考えられる放射性のダストを発見したのだ。
政治、マスコミ、そしてマフィアは手に手を取り合って福島原発事故の被害を隠ぺいしている。日本を訪れたドイツの物理学者 セバスチアン・プフルークバイルは、原発事故による惨事が、日本全土におよんでいることを見てとった。そして、2020年のオリンピックを東京で開催することに決定したのは、大きな誤りだったと語る。今では東京にも、メルトダウンから発生したと考えられる放射線が存在するのだ。プフルークバイルは、”不安などという生易しいものではないような”測定結果も存在すると、当紙に語った。
首都東京で起こっている不穏な現象とは:
「オリンピックを日本で開催する決定はとんでもない誤りだった。選手たちは、放射能汚染が激しい東京の北部に宿泊させることが計画されている。まったく狂った条件だ。検出される測定値は不安などというものではない。そうした数値は公園や遊技場、家の屋根などから 偶然に見つかったものだ。数日前に私が日本を再訪したとき、今まで一度も見たこともない現象に出会った。
道路上に、粉末状の黒い、乾いた水溜りに似た残滓が見られるのだ。この粉末の放射線量は非常に高く、メルトダウンから発生した残留物であるとしか考えられない。いかにして東京にこうした粉末がたどり着いたのかは今のところわかっていない。しかし地べたで遊んだり、転んだりすることが多い子どもにとっては、大変な危険だ。また、除染を実施した場所も、しばらくすると再び放射能汚染することが繰り返し確認されている。森林に覆われた山々の放射能を取り除く方法は誰にもわからない。雨だけでなく、雪解けもまた、谷や河川に汚染水を運ぶ。」
日本国民への事故の被害影響について:
「このテーマは日本国内では、政府とマスコミによってまるで無害であるかのように報じられている。関係する官庁は、国民に平常心を保たせ、これ以上福島周辺から移住させないこと、さらには福島に帰還させることに主に専心している。市民運動は萎縮してしまった。今のところは、健康上の被害を訴える声よりも、社会的な障害をつらいという声の方が強いが、健康上の被害がどのような規模になるのかは誰にもまだ想像はつかない。事故について話題にならないように、近所の人や仕事場の同僚、それに家族自身が互いに圧力をかけ合っている状態だ。」
福島事故の長期的影響について:
「 健康被害はすでに現われている。一、二年後には、反論の余地のない発癌率の増加が見られるだろうと私は推測している(詳細はこちら)。太平洋は何十年も汚染されつづけるだろう。放射能が海水によって薄められるとう原子力ロビーの主張はまったくバカげている。福島とチェルノブイリとは事故の進行の仕方が異なるために、被害は、チェルノブイリとはやや異なる様相をもつだろう。チェルノブイリ事故後、西ヨーロッパの人々は、事故を原因とする健康被害はまったく出ないと確信していた。しかし十年もたつと、西ヨーロッパでも、白血病、ダウン症、先天性異常、そして新生児の死亡率が増加したことが明らかとなった。西ヨーロッパでは、約25万人の赤ん坊(主に女児)が生まれてこなかった。同様のことがすでに日本では進行中であることが、真剣に危惧される。ただこうした問題は現在まだ無視されているだけだ。」
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このインタビュー記事の翻訳掲載は http://vogelgarten.blogspot.de/2014/05/blog-post.html のご協力によるものです。今回の当該記事の全文翻訳もこちらのブログで読めます。是非お読み下さい。
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この日曜日に開催!
【6/1(日) 木下黄太講演会 in 三島 チェルノブイリの今を通して見る食の安全】
静岡県・三島市や沼津市エリアでの開催です、是非ご参集下さい。
13時15分開場、14時~16時30分終了予定。
(静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)
沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。
終了後、情報交換会があります。
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/171965/
また、下記のメールアドレスでも申込を受け付けています。
氏名、連絡先電話番号、郵便番号、必要枚数 をお知らせください。
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6/21(土)夜 【三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」IN京都】
三田医師報告、トークセッションと質疑
開場:18:00 開演 18:30~20:30
場所:ひとまち交流館 定員:270席(固定席&椅子席)
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/177741/
申込済は参加費1000円 当日 1200円
初期被曝をあまりしておらず、東京を一度離れ、その後、二年間東京や周辺汚染地で暮らした女性の突然死の話などをメールマガジン17号でお伝えします。
2011年に「福島第1原発事故で放出されたセシウム137の汚染状況を見積もった日本地図が発表されています。」と言って、ヘリコプターによる調査などに基づいた地図をいまだに流布している人々が居ます。
この地図で、西日本で、有意に汚染が分かるという話を三年後でも流布する人々が居ます。
これはhttp://mausam.hyarc.nagoya-u.ac.jp/~yasunari/pressrelease.pdf
上記に基づくものです。
この文書の中に言及されていますが、
「モデル自体の不確定要素や観測値の測定における誤差などもあるため、この結果䛿日本全国各地の汚染状況を直ちに保障するものではない。実際解析期間において、宮城県(観測なし)、福島・山形(欠測日あり)なども絶対値の見積もり誤差に影響を与えていると考えられる。また、解析期間より前䛾沈着量を考慮できていないため、地域によって原発事故後の実際の総沈着量が本研究の見積もりより多いと考えられる」
「本研究成果は、現在まだセシウム 137 の土壌観測が行われてない地域における今後の詳細観測計画䛾検討や、既に詳細観測が得られている地域のデータ(航空機観測や土壌観測など)と比較するため基礎資料として䛾み使用可能であり、それ以上の議論をすることを目的としていない。そのため、本研究結果に関して、本研究結果のみを信じて風評被害を生むような間違った使い方を決してされないように強くここに喚起する次第である」
そもそも、こういう断り書きを入れています。特に西日本などはヘリコプターによるシュミレーション調査に基づくものでしかありません。研究者自体が実際に汚染がどの程度かは、実はいえないシュミレーションです。
西日本、例えば四国で、福島第一原発由来で、汚染がわかるほどに本当に存在しているのか?
ぼくらは2011年にも西日本で調査をして、一ヶ所で数値がセシウム137のみ10Bq/kg程度出ているのが高知県でした(他に広島県内でセシウム137のみ一ヶ所検出があっただけ)。しかし、セシウム134は不検出です。
おそらく福島第一原発事故由来ではない汚染が軽微にあることが分かっただけです。
四国にどこまでセシウムがあるのか。確認作業を進めるため、特に可能性が高いと見られる高知で、2012年の三月までに7ヶ所の土壌調査を行い、四月にも1ヶ所調査しました。
ここまでは以前にも明らかにしています。
更に2014年に山間部でも4ヶ所調査しました。
そのデータをご覧下さい。2011年、2012年、2014年と全部で13ヶ所のデータであっても、汚染がどこまであるのか。それが福島由来の土壌沈着と言えるとは思えない状態です。
【個別土壌調査】は、2012年は疎開母子のグループ「虹色くじら」で、2014年は「グリーン市民ネットワーク高知」がおこなったものです。
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「放射能防御プロジェクト」の全国調査 検出限界1Bq/kg
2011年8月1日 高知県高岡郡中土佐町矢井賀乙 農地(田) セシウム134 ND セシウム137 10.0Bq/kg
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★★土壌調査 2012年3月31日までの7件と4月の1件の結果報告
高知市近辺7カ所で土壌を採取し、定量下限値:Cs134:4.8Bq/kg 、Cs137:3.2Bq/kgで検査したもの。5番は他所のところで測定した結果は、以下のとおりです。
1 高知市春野町弘岡中/土佐湾に近い農地(休耕田)
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出
放射性セシウム(Cs137):10.44 Bq/kg ± 1.23
2 高知市春野町内の谷/農地(畑)
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出
放射性セシウム(Cs137):4.34Bq/kg
3 高知市塩屋崎町/小学校花壇周辺
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出
放射性セシウム(Cs137):不検出
4 高知市神田/庭
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出
放射性セシウム(Cs137):不検出
5 高知市鴨部/鏡川河川敷
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出(定量下限値:3.7Bq/kg)
放射性セシウム(Cs-137):2.81Bq/kg(定量下限値:2.5Bq/kg)
6 高知市土佐山桑尾/家庭菜園用に開いた土地 奥の方の掘り返されていないところ
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出
放射性セシウム(Cs-137):14.33Bq/kg ± 1.39
7 南国市東崎/庭の花壇や通路
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出
放射性セシウム(Cs-137):不検出
8 幡多郡黒潮町浮鞭/
道の駅から北へ2キロほど山をあがった金比羅さん付近
放射性ヨウ素(I-131) 不検出
放射性セシウム(Cs-134) 不検出
放射性セシウム(Cs-137)1.9Bq/kg
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★★土壌調査 2014年4月9日と5月1日の4件
高知県山間部4カ所で土壌を採取し、定量下限値:I-131:2.0Bq/kg、Cs134:0.93Bq/kg 、Cs137:1.0Bq/kgで測定した結果は、以下のとおりです。
1 長岡郡大豊町庵谷/梶が森山腹南斜面
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出
放射性セシウム(Cs-137):7.3Bq/kg ± 0.45Bq/kg
2 長岡郡大豊町庵谷/梶が森山道脇の土砂だまり
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出
放射性セシウム(Cs-137):1.7Bq/kg ± 0.28Bq/kg
3 長岡郡本山町瓜生野/畑に続く山道脇の土砂だまり
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出
放射性セシウム(Cs-137):7.0Bq/kg ± 0.52Bq/kg
4 吾川郡いの町本川/脇ノ山字休場 開けた山道南斜面
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出
放射性セシウム(Cs-137):5.7Bq/kg ± 0.54Bq/kg
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この13ヶ所のデータは、セシウム137が平均で5.0bq/kg、セシウム134は全てNDになります。
最大値も高知市土佐山の14.33Bq/kg。ND箇所も多いです。
福島第一原発由来のセシウム137:134の放出はおおむね1:1と言われています。
134の半減期が2年であることを考えても、福島第一原発由来のプルームが土壌沈着で明確に分かる量があれば、134が最低でも数ベクレルは検出されるはずですが、それもありませんし、下限値以下でも、それらしきピークもないと聞いています。
つまりここから導き出せる話は、このセシウム137は、おそらくチェルノブイリ由来を中心とした以前からある放射性物質の汚染で、今回の福島第一原発由来のセシウム汚染は土壌汚染として計測できるほどには、ほぼないということです。
四国の中で最も汚染が見つけやすい高知でも。
徳島では以前からの汚染土壌さえ、まだきちんとみつかっていません。
しいたけなども測定していますが、汚染しているものにあたらないという話も高知からは聞いています。
中国地方でも同様の状態でしょうし、花崗岩による自然線量を間違ってカウントしていることもあると思います。
頼むから皆さん、ちゃんと勉強してください。
2011年から何回も何回もこういう話をしても、いまだにわけの分からない情報に飛びつく人がいます。
オリジナルの典拠にあたるとか、やっているところがどういうところで何をしていることなのか、きちんと確かめて下さい。こんな話ばかり繰り返すのは、本当におかしいです。
レベルの差を思います。
あなたはどちらでしょうか。
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満員で随時キャンセル待ちです。【5/31(土) 木下黄太と話す被曝問題 in 世田谷】
http://kokucheese.com/event/index/173706/
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中日新聞や東京新聞の地元面で講演会のお知らせ記事が出ているそうです。
鼻血問題も語るとの記事になっています。
次の日曜日に開催!
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6/21(土)夜 【三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」IN京都】
三田医師報告、トークセッションと質疑
開場:18:00 開演 18:30~20:30
場所:ひとまち交流館 定員:270席(固定席&椅子席)
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/177741/
きょう、疲れて休んでいたら、電話が知っている方から鳴りました。
その人の知り合いが、突然死をされていたという内容でした。
初期被曝をあまりしておらず、東京を一度はなれ、その後、二年間東京や周辺汚染地で暮らした女性の突然死の話を聞きました。
こういうことも、メールマガジンでお伝えします。
自分がどこに住んでどこに生きるべきなのか、そうしたことがずっと3.11.以降に問われています。
こうしたことへの答えもなかなかありません。
しかし、一つだけ分かることがあります。
それは、自分が住んでいる自治体の中で、どういうトップがいて、どういう見解を示しているのかで、そのエリアの権力構造はどのように動いていくのかということが、少しは推測できるのです。
先週の大飯原発に関しての判決について、万が一の事故の場合に、大きく影響を受ける可能性がある近畿の自治体。
その中で、兵庫県知事と京都府知事がコメントをしています。
このコメントは同じような感覚もありながら、決定的な違いを有しているようです。
同じような感覚は、規制委員会をどう見るのかという点ですが、しかし、違いはくっきりと浮き彫りになっています。
兵庫県知事は、会見の中で、「行き過ぎ。少し極端な視点だ。」と話したそうです。そして原発の稼動は、原子力規制委員会の審査結果によるのだと話しています。
京都府知事は「国民の不安を代弁している。」と答え、規制委員会の説明責任があるという見解をもっているそうです。
この違いは僕には相当に大きな話だろうと感じています。
個々にどういう考えを持ったかよりも、それぞれの知事発言を普通に比較してみると、その違いが明確に分かります。一つ一つのことがどのように繋がってくるのかが、こうした知事や首長の発言の違いを比較しておくことが、その人たちの本音をあぶりだしていきます。
これも、また良くわかる話です。
特に、大きな違いがないと予断を抱きがちな人たちの中でも、見解に実は明確な開きが出るということは認識しておいたほうが良いと思います。
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満員で随時キャンセル待ちです。
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【6/1(日) 木下黄太講演会 in 三島 チェルノブイリの今を通して見る食の安全】
静岡県・三島市や沼津市エリアでの開催です、是非ご参集下さい。
13時15分開場、14時~16時30分終了予定。
(静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)
沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。
終了後、情報交換会があります。
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/171965/
また、下記のメールアドレスでも申込を受け付けています。
氏名、連絡先電話番号、郵便番号、必要枚数 をお知らせください。
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6/21(土)夜 【三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」IN京都】
三田医師報告、トークセッションと質疑
開場:18:00 開演 18:30~20:30
場所:ひとまち交流館 定員:270席(固定席&椅子席)
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/177741/
< 毎週金曜発行 > 配信済みの木下黄太メールマガジン第16号
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子ども達だけでなく、大人自分達も、親(おじいちゃんおばあちゃん)も、
全ての年齢層の症例に注意が必要ですね
親として、家族として、
異常かもしれないと思う事は全てが可能性があると考えます
症状を記載する時は、病名は使わずに出来るだけ平易な言葉を使うべきです
貧血ではなく、立ち上がった時にクラクラした、とか
胃痛ではなく、食後にみぞおちが痛くなる、とか…
心臓が痛くなるのは心筋にセシウムが貯まる、とか、
骨が痛いのはストロンチウム…は情報として価値が低いです
思い込みが視野を狭くします
<心臓>が痛いことはあまり多くなく、胸が痛いのですね
心臓が痛いという人の診察をするとその多くは肋間筋や肋間神経の痛みです
膀胱炎というのの多くは、血尿のことだったりするわけです
思い込みで無用の心配をしたり、
もっと困るのはそのために大事な兆候を見逃す事だと思うのです
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次の日曜日に開催!
【6/1(日) 木下黄太講演会 in 三島 チェルノブイリの今を通して見る食の安全】
静岡県・三島市や沼津市エリアでの開催です、是非ご参集下さい。
13時15分開場、14時~16時30分終了予定。
(静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)
沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。
終了後、情報交換会があります。
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/171965/
また、下記のメールアドレスでも申込を受け付けています。
氏名、連絡先電話番号、郵便番号、必要枚数 をお知らせください。
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満員で随時キャンセル待ちです。
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/173706/
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< 毎週金曜発行 > 配信済みの木下黄太メールマガジン第16号
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主人が通勤できるギリギリの場所。。。 伊豆に引っ越しを決めました。
こちらにきてからは鼻血も出る事はなく、喘息の症状も出なくなり、アトピーも少しましになりました。
熱海や伊東のひどく汚染されてしまった事は知っていましたが、山を越えるとクールスポットになっているという情報を信じて決めました。
三島や函南、伊豆の国市などの測定ではあまり出ない・野菜についてはほとんど出ないという情報を見ていました。
ですが、静岡茶・伊豆市のしいたけなどから出る大きい値には愕然とします。
ですから、いつも、危険にはさまれているような気分になります。
千葉産や神奈川産より安全だろうと地元産の野菜も使っていますが、いつもどこかで心配しています。
地元の方の意識は薄く、釣った魚を頂いたり、海で皆さん泳いでいます。こちらの名物 しらすや桜エビ、きんめだいは子供達が大好きで
いつもとても困ります。
境であるという微妙な場所で、いつも不安に思っています。
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3年以上もの間、日々、貴重な情報をありがとうございます。
以前一度、親戚の子の循環器系の疾患についてお尋ねしたものです。
その節は、お忙しい中お返事ありがとうございました。 その後も原因不明ですが、震災後毎年春頃に心臓が痛むようで、今年も痛がっているようです。
6月1日に三島での講演会に出席する予定です。3年間、いつもブログやネット上の動画で木下さんの発信される声を聞いてきましたが、実は講演会は初参加でとても楽しみにしております。
<震災後、避難までの経緯>
3.11は第一子出産の3週間後で西の実家に滞在。出産後、体調不良でネットや本での情報収集をしておらず東京の現状把握が遅れる。 5月半ばに東京都東部へ戻る。
→東京に戻る不安はあったが、周りのママと情報交換して防衛できると思っていました。しかし、戻ると母親学級に参加しても9割はのほほんと普通に生活し子供も公園で遊ばせており、自分は体力が回復せず子供も小さかったため一度も公園遊びはさせず家にいることが多かったですが、少しずつ緊張が緩み、布団は外に干したり、関東の食材を買ったりしてしまいました。
2011.6月ー7月 情報収集。東京の現状把握
2011.7月ー2012.3月 主人と移住について話し合い(平行線)。
(2011.8月、12月、2012.2月などは1ヶ月単位で西に滞在)
2012.4月ー2013.5月 外国。
2013.5月半 三島移住。現在に至る。
<震災後、現状把握に至るまで>
2011.6月初に学生時代の友人から沖縄移住の話を聞き、それ程のことなんだろうかと初めて実際に受身ではなく自分で本やネットでの情報収集を行う。まだ、2,3時間おきに授乳中で常に睡眠不足の中、寝る間を惜しんで1ヶ月とことん推進論含め情報収集をしたら、心身ともにフラフラになりましたが(主人にも怪訝な顔をされていました)、ようやく自分の中で軸ができました。いかに自分で情報にあたることが大切か痛切に思い知らされ、今まで受けてきた教育についても愕然とした思いになりました。
今までも政府やマスコミが語ること全てが真実とは思っていませんでしたが、リベラル、保守の論調を読み比べたり、自分の信頼できる友人、先輩、家族などの意見を参考にしながら、偏らないように自由に考え(ていると思いながら)、何となくこの辺りが妥当な線に近いのかな等と思って暮らしてきていました。
しかし、震災後、政府やマスコミが絶望的にひどいことはさることながら、信頼する友人や家族の意見というものも、その人たちの自分に対する愛情、友情は信頼できても、真実を見抜こうとする眼があるかという点においては、自分と同じようにこの日本で、物事を懐疑的に見て、議論し、自分で調べ裏をとる教育を受けていない人たちである以上、そこから脱せれていない人の意見も(確かな裏づけや根拠があるものではなく)鵜呑みにできないことを思い知りました。
中国など国民がサバイバルを強いられ続けている国、あるいはドイツ等のように自治意識が高い国などでは盲目的に政府の発表を信じないということは当たり前で、自分で調べたり、信頼できるネットワーク筋の情報を確認したり、騙されないように防衛する国民が多いのだろうと思いました。
今でも手探りですが、情報発信する人のバックグラウンド、どんな利益を得ているのかなどを探り、考えながら、せめて、日本以外の国で一般的なレベルの防御ができるよう学び、子供にも伝えていかなければと思っています。
<体の症状などについて>
私自身は東京在住時、口内炎が恒常的にできていたり、お腹がしくしくしたり、2011-2012冬は子供も自分も何週間も風邪を引き続けて辛かったです。外国、三島では、風邪が長引くことはなく、子供も1晩で熱がひくことが多いです。
<三島について>
避難目的で選びましたが、コミュニティが暖かくよい町だと感じます。家族以外の生身の人と被爆について語り合うことは諦めかけていて、そんな日々にも慣れていたのですが
最近、何名かの避難者、また、三島在住で被爆意識のある方とお知り合いになれて、ごまかすことなく被爆について語り合えて張っていた気持ちが少しリラックスして癒されました。0ベクレルではなく、食べ物なども(もちろん全国どこにいても)注意は必要ですが、東京に暮らしていた時のことを思えば、食材も選択しやすく、子供を部屋に閉じ込めておかなくてもよく、落ち着いて次の展開を考えられるようになりました。
東京でご夫婦の認識が一致せず悩みながら暮らしていらっしゃる方も多いと思いますが
どうしてもご主人が転職をしたくなかったり、すぐにはできなかったりする場合に、三島であれば東京に通い続ける事は可能ですので(震災以前から三島から通う人は多くいることを知り、実際に毎日通勤してみて、その多さに驚きました)三島を考慮されてもよいかと思います。(もちろん、0に近い場所に越せればそれに越した事はありませんが)。平均値として20−30ベクレル程度(0は少ないですが、一桁もあり、50ベクレルあれば多いほう)ですので、ここからまた1年、2年と関東で過ごし、ご家族(特にお子さん)に多大な被爆を積み重ねられるよりは、次の展開までの避難地としてもよいかと思います。
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今回の講演主催者は次のように話しています。
《土壌セシウム合算20ベクレルのクールスポット三島で、講演会を開催します。新横浜から新幹線で最短26分。従来から東京・横浜へ通勤している人が多い地域です。私自身も、首都圏への通勤圏内ぎりぎりの場所で、少しでも汚染度が低いところを探し、2012年始めに移住しました。10か月におよぶ母子避難に伴う別居を解消できました。都会のきらびやかさはないものの、数社のスーパーやショッピングモールが点在し、西日本の食材が比較的、簡単に手に入ります。自然も豊かで、子育てがしやすい環境です。私が所属する地元のグループでは土壌や食品の放射能検査をしながら、勉強会や情報交換をしています。事故後、首都圏から移住してきたかたもいらっしゃいます。被ばくへの関心がある人が少ない中、貴重な交流の場となっています。同じ感覚の人たちと話題選びに遠慮したり躊躇することなくフランクに話すことができることが大変心地よく、安心感を覚えています。》
来週日曜日開催! ご参集下さい!
【6/1(日) 木下黄太講演会 in 三島 チェルノブイリの今を通して見る食の安全】
静岡県・三島市や沼津市エリアでの開催です、是非ご参集下さい。
13時15分開場、14時~16時30分終了予定。
(静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)
沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。
終了後、情報交換会があります。
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/171965/
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まだ工作員が気がついていない、驚愕のマンガ「だっげらいよん」はこちらでも展開中、「直ちに」アクセス!⇒⇒⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/
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本日金曜夜に配信予定のメルマガ16号は以下の内容です。
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木下黄太メールマガジン [第16号 2014/5/23]
< 毎週金曜発行 >
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・・ I N D E X ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 福島の子どもたち89人が甲状腺がん(疑い含む)という状況から、医師たちが考える健康被害 】
【「福島への修学旅行」に取り込まれた岡山や台湾の高校生達、あからさまな狙われた理由 】
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さて、大飯原発の運転中止をせよという判決が、福井地裁から出されました。この判決文の内容は、その内容を虚心坦懐に読めば、こういう活動を続けている僕からすると、手放しで喜びたい内容ですし、それはブログにも書きました。しかし、このメールマガジンでは、違うことを言及しておきます。これは、一般の人たち、その立場が被曝回避側であっても、相手側であっても、そのまま伝えると誤解に誤解をする構造と思うので、ブログには書きづらかったのです。
この続きが読みたいあなたは⇒⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/
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「美味しんぼ」騒動に関して、本日東京で、集会と記者会見が行われるようです。
この会見にメインで登場する西尾正道医師が「鼻血論争について」の見解をまとめました。西尾医師は、日曜に札幌でおこなった僕のウクライナ報告会にも来ていただいていました。まず、お読み下さい(画像データなどは割愛し、そのデータについて加筆されている部分は、省略)。
緊急集会《「タブー化」していいの?被ばくと健康~「美味しんぼ」騒動を考える》
「鼻血論争について」 2014年5月18日
北海道がんセンター 名誉院長 西尾正道
巷では、今更になって鼻血論争が始まっています。事故後は鼻血を出す子どもが多かったので、現実には勝てないので多くの学者は沈黙していましたが、急性期の影響がおさまって鼻血を出す人が少なくなったことから、鼻腔を診察したこともない放射線の専門家と称する学者達は政府や行政も巻き込んで、放射線の影響を全否定する発言をしています。
しかし、こうしたまだ解明されていない症状については、根源的に物事を考えられない人には、ICRP の基準では理解できないのです。ICRP の論理からいえば、シーベルト単位の被ばくでなければ血液毒性としての血小板減少が生じないので鼻血は出ないという訳です。しかしこの場合は、鼻血どころではなく、紫斑も出るし、消化管出血も脳出血なども起こります。しかし現実に血小板減少が無くても、事故直後は鼻血を出したことがない多くの子どもが鼻血を経験しました。伊達市の保原小学校の『保健だより』には、『1 学期間に保健室で気になったことが2つあります。 1 つ目は鼻血を出す子が多かったこと。・・・』と通知されています。また DAYS JAPAN の広河隆一氏は、チェルノブイリでの2万5千人以上のアンケート調査で、避難民の5人に1人が鼻血を訴えたと報告しています。こうした厳然たる事実があるのです。
この鼻血については、次のように考えられます。通常は原子や分子は何らかの物質と電子対として結合し存在しています。セシウムやヨウ素も例外ではなく、呼吸で吸い込む場合は、塵などと付着して吸い込まれます。このような状態となれば放射化した微粒子のような状態となり、湿潤している粘膜に付着して放射線を出すことになります。そのため一瞬突き抜けるだけの外部被ばくとは異なり、準内部被ばく的な被ばくとなるのです。
健康影響は、不溶性の放射性微粒子が、粘膜が湿潤した鼻・喉頭・口腔・咽の広範囲な粘膜に付着すると影響は強く出ます(面積効果)。これらの準内部
被曝という観点では、①セシウムホットパーティクル②不溶性の微粒子③付着して被ばく④面積効果⑤子どもは高感受性、などを評価する必要があります。
事故後の状態では、放射性浮遊塵による急性影響が真っ先に出ます。放射性浮遊塵を呼吸で取り込み、鼻腔、咽頭、気管、そして口腔粘膜も含めて広範囲に被ばくすることになりますから、最も静脈が集まっている脆弱な鼻中隔の前端部のキーゼルバッハという部位から、影響を受けやすい子どもが出血することがあっても不思議ではありません。
また咽が痛いという症状もこうした機序によるものです。この程度の刺激の場合は粘膜が発赤したりする状態にはならず、診察しても粘膜の色調変化は認められませんが、粘膜の易刺激性が高まるため、広範な口腔・咽頭粘膜が被ばくした場合は軽度の痛みやしみる感じを自覚する訳です。受けた刺激を無視し、採血や肉眼的な粘膜炎所見などの明らかな異常がなければ、放射線が原因ではないとして刺激の実態をブラックボックス化する ICRP の評価だけでは事実は解明できません。
ICRP の健康影響評価では現実に起こっている被ばくによる全身倦怠感や体調不良などのいわゆる「ぶらぶら病」も説明できません。そのため何の研究や調査もせずに、精神的・心理的な問題として片付けようとする訳です。今後、生じると思われる多くの非がん性疾患についても否定することでしょう。鼻血論争は、未解明なものは全て非科学的として退け、自分たちの都合のよい内容だけを科学的とする従来の ICRP 主義の人たちの発言の始まりでしかないと思います。
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西尾医師の文書でもよく理解できますが、そもそもこの鼻血問題を最初に伝えているときに、僕は、高い線量の被曝をして、その被曝によって、血小板減少がおきて、鼻血が起きていると考えたこともありませんし、そうした主張もしたことがありません。
僕も含めて、初期からこの事実を伝えている人たちはほぼ似たようなスタンスと思います。
鼻血という現象が起きていることを報告しているだけです。
その原因として、被曝も疑っているが、それはいろんな要因を考えている(粘膜の刺激など)結果であって、血小板減少による鼻血という発想ではありません。それなのに、勝手に血小板減少の話ばかり言い出し、その話がありえないから、鼻血を否定するというようなありえない構造で否定的言説が続いたことを当初から相当に訝しく感じていました。
これは、その鼻血という現象伝えている事を、最初から違う方向に誘導したい話だとずっと思っています。
ですから、確認しておきます。
「鼻血は、急性被曝により大幅な血小板減少が原因であると、そもそも言っていません。」
参考に、僕のブログで2011年の5月に、鼻血などの話を書いた記事を再掲載しておきます。この文章に、僕は今でもそんなに違和感がありません。
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警告:東京など首都圏で低線量被曝の症状が子どもたちにおきているという情報
2011-05-29 17:29:02
このことについて、まだ、医学的な確認が取れていませんが、確認がとれるのをまっていたら、事態がさらに進行する危険を感じ始めたため、先に書いておきます。きのう、百人が参加した、松戸の講演会でも、この話が出ました。東葛地区でとくに最近、喉の痛みや、リンパの異常などを訴える子どもたちが多くなっていると言う話です。身体がだるくなる、元気が出ない、風邪でもないのに咳が出る、など。口の中に金属っぽい感覚がすると言う話や、乾燥していないのに顔の皮膚がひりつくという話が出ています。ふだん全く鼻血を出した事のない子どもが、鼻血を出すと言う話も。医療機関に相談するケースが増えていると聞きました。言うまでもなく、おきているのは子どもだけでなく、大人にも同様の症状が起きているという話ですが、子どもの方が目立つと言うことです。 勿論、関係のないケースもあるかもしれませんが、非常に心配される話です。さらに、神奈川から聞こえてきた話は、中学生の野球チームが三月の二十三日に半数が吐き気と下痢、鼻血を突然出して、動けなくなった事。食中毒でなく原因がよくわからない話になっていて、その後子どもの体の切れが悪く、大幅に調子が落ち続けている事。
この東葛エリアで、のどの痛みを訴える子どもたちが、3月後半から、急増しているのではないかという情報をどう精査するのか。もちろん、別の感染症のはやりも考えられますが、放射性物質による影響であれば大変ですから、症例数を確認して、何か有意な事がいえるのかどうかを検討する作業も行われそうだと聞きます。こうした、被曝による症状として、何らかの因果関係が推定される事象があるのなら、体内に取り込んでいる放射性物質をホールボディカウンターで計りたいと言う要求はとても増えると思います。国が駄目なら、民間で資金を集めて、少しでも増設するようにと、考えるしかありません。この被曝量を計るべしという考えは、この被曝による影響の見積もりがいまだに為されていない不安感を払拭するために必要です。台数が少ない事を理由にして、ほとんど計測できません。
きょう、「チェルノブイリのかけはし」という団体の野呂代表とも話をしましたが、チェルノブイリでのいろんな活動経験から、低線量の被曝地域の中の方が、初期症状が出易いと言う認識を話をされます。「東京も、基本的にはチェルノブイリの低線量地域並みに汚染されている」とお話になります。ここの団体の相談会にも、首都圏のお母さんから、かなりの相談が寄せられています。喉の痛みを訴える相談はかなり集中してきている事、子どもの抵抗力が落ちてくる事。鼻血もあるし、粘膜の異常を訴えることもあるそうです。とにかく子どもたちに元気が出ないという話なのです。「福島はチェルノブイリのゾーン1とかゾーン2の移住ゾーンですが、高濃度被曝だから初期症状がチェルノブイリの時の感覚ならまだまだすぐにはわかりにくいですが、低線量の地帯の方が、初期の被曝と見られる症状が、はやくでる」という認識だそうです。重症な身体の不調でなく、軽微だが異常がおきる症例がはやくおきるということです。
僕も考えますが、ここには、免疫のシステムが関係しているのかもしれません。体内に入った異物を取り除きたい身体のシステムが、いろんな不調を示しているということ。まだ、それが機能するだけ、被曝レベルが大きくないのかもしれません。しかし、これから考えると、低線量の被曝が継続して続いていて、土が汚染され呼吸からも放射性物質を受け取り、さらに野菜などの食物や牛乳などから内部被曝が恒常化する状態に首都圏がおかれる恐怖と言う事です。つまり、危機はもう三ヶ月近くも、水面下で続いていた訳で、段々と、幅が狭まっている気がしています。
野呂さんは「都会は雨で表面の汚染が薄まるから、むしろ食べ物による内部被曝の警戒が、移住と言う選択よりも優先では」ともおっしゃいます。福島ほど差し迫っている状況ではないですが、ただし、危険はあるということです。「茨城や千葉は、土壌が多い場所なので東京よりもさらに心配です。コンクリートはまず流れていくが、土は流れない。チェルノブイリの問題は土に放射性物質が残留して大変だったのです。大都市部の考え方はちがうかもしれない」とおっしゃいます。ここは、人により見解が分かれるかもしれませんが、危機の対処をどうするのかと言う事です。
本当はどうなるのかは確実には分かりませんが、ちゃんと分かったときには既に大変な事態なのです。白血病や甲状腺のガンといった明確な状態ではなく、あいまいな免疫系等の初期症状などに繋がるケースは容易に想定されます。ソ連が隠しているかもしれませんが、当時チェルノブイリから130キロのキエフは、被曝被害がほぼないとされ、放射線管理区域にも入っていませんでした。しかし、実際は、この街でも子どもたちの健康被害は出ています。そして、東京は、現在の一部の土壌調査の数字が、放射線管理区域のゾーンにあることを示しています(勿論これより低いところもありますし、東葛地区などでは、さらに高い希望移住ゾーンになる場所がある可能性も否定はできません)。そうすれば、子どもに、喉の痛み、リンパ、免疫系等の異常を示す話が出ていも、なんらおかしくはありません。
とにかく、事態はさらに猶予がならないことになっている可能性が否定できません。最低限、お子さんの内部被曝を避けるために、野菜、牛乳の産地を厳しく吟味して下さい。以前に製造されている脱脂粉乳も最後は選択肢にしてください。水産物は、小魚や貝などから注意が必要です。産地をチェックする作業を怠らないで下さい。
首都圏での子どもの異変についての情報で、曖昧な形で書き込めるものは、コメント欄に。具体的な情報は、連絡先を添えてメールでお寄せ下さい。コメント欄で書いている方でも、具体的にさらにお伝えいただける方は、是非メールしてください。これは大切です。医師の皆さん、特によろしくお願いします。
未明に書いて消えた原稿よりも(コピーいただき復活しました。ありがとうございます。)、さらに懸念が高まった原稿です。どうも、当初想定よりも、最近空間への大量放出がおきていないのに、深刻な状態が、東京などの首都圏にもうおきはじめていれば、大変な話です。話が深刻で、首都圏住民に強い警告になりますので、書くことを躊躇する気にもなる話ですが、僕はやはり危険がある可能性を言うしかありません。
一緒に自分や自分の大切な人の身を守ることに努力してください。事態は切迫していますし、そのために大きな流れが始まっている気がします。声をあげるしかありません。
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【奇怪現象】
Facebookからも、googleのチェックでも引っかかりませんが、ツイッターから僕のブログに来られないように、リンクのクリックで警告画面が出る現象が、先程この記事を更新したときから起きています。大飯原発のブログ記事をツイッター経由でリンクできません。ちょっと驚いています。これは、具体的妨害が行われている可能性が高いと思います。
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福井地裁が大飯原発について、3号機4号機原子炉の稼動を認めない判決が出ました。
この判決は、3.11.以後はもちろんのこと、日本で原発に関して出された中で、本当に画期的判決と言えると思います。
これについて、さらっとしか伝えないNHKの病、普通に長くトップニュースで伝えるテレ朝「報道ステーション」。マスコミの立ち位置もくっきりとわかります。
△原発から250キロ圏内までに、原告適格を認めたこと。原子力委員会が250キロ避難検討やチェルノブイリに基づく。
△生存権に基づく人格権という法概念をほかの事よりも優先するという立論。
△万が一にでも具体的危険性があるか否かを判断するのが司法の役割という考え。「原発事故後、判断を避けることは裁判所に課された最も重要な責務を放棄するに等しい」とまでの文言。
上記がポイントと思います。
つまり、被害が最大に及ぶエリアまで、原発停止を求める訴えを起こすことは、この判決後には、かなり容易になります。
これまで、30キロのエリアでしか、そうした訴訟について、門前払いにされる(原告適格がないとして)ケースが想定されていましたが、今回の判決で、少なくとも地裁レベルでより広範囲の人々が訴えをおこすことのハードルは低くなります。
また人格権(生存権)>原発発電という考え方の明示もされています。
福島第一原発事故によるいろんな被害が想定される中で、こうした判決が出されることは、当然の気もしますが、勿論、地裁レベルでこういう思い切った判決が出ても、高裁、最高裁で覆されることも多いです。
しかし、少なくともこうした判決、放射性物質による危険も明示した判決が出ることは、いろんなことで今後の日本状況を変えていくきっかけの一つになると思います。
「美味しんぼ」騒動、増え続ける福島の子どもの甲状腺ガン、そして今回の大飯原発運転停止判決。
全く何も可能性が見出せなかった状況が、3年という時間経過と共に、変化が始まっていることだけは、僕は間違いないと認識しています。
この判決や福島県民健康管理調査についても更に金曜夜配信のメルマガ16号でお伝えします。
詳しい情報や重要情報はメールマガジンでのみお伝えします。
知りたいあなた、読みたいあなたは⇒⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/
判決文を部分的に引用します。
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主文
1 被告は、別紙原告目録1記載の各原告(大飯原発から250キロメートル圏内に居住する166名)に対する関係で、福井県大飯郡おおい町大島1字吉見1-1において、大飯発電所3号機及び4号機の原子炉を運転してはならない。
理由
1 はじめに
ひとたび深刻な事故が起これば多くの人の生命、身体やその生活基盤に重大な被害を及ぼす事業に関わる組織には、その被害の大きさ、程度に応じた安全性と高度の信頼性が求められて然るべきである。このことは、当然の社会的要請であるとともに、生存を基礎とする人格権が公法、私法を間わず、すべての法分野において、最高の価値を持つとされている以上、本件訴訟においてもよって立つべき解釈上の指針である。
個人の生命、身体、精神及び生活に関する利益は、各人の人格に本質的なものであって、その総体が人格権であるということができる。人格権は憲法上の権利であり(13条、25条)、また人の生命を基礎とするものであるがゆえに、我が国の法制下においてはこれを超える価値を他に見出すことはできない。したがって、この人格権とりわけ生命を守り生活を維持するという人格権の根幹部分に対する具体的侵害のおそれがあるときは、人格権そのものに基づいて侵害行為の差止めを請求できることになる。人格権は各個人に由来するものであるが、その侵害形態が多数人の人格権を同時に侵害する性質を有するとき、その差止めの要請が強く働くのは理の当然である。
2 福島原発事故について
福島原発事故においては、15万人もの住民が避難生活を余儀なくされ、この避難の過程で少なくとも入院患者等60名がその命を失っている。家族の離散という状況や劣悪な避難生活の中でこの人数を遥かに超える人が命を縮めたことは想像に難くない。さらに、原子力委員会委員長が福島第一原発から250キロメートル圏内に居住する住民に避難を勧告する可能性を検討したのであって、チェルノブイリ事故の場合の住民の避難区域も同様の規模に及んでいる。
年間何ミリシーベルト以上の放射線がどの程度の健康被害を及ぼすかについてはさまざまな見解があり、どの見解に立つかによってあるべき避難区域の広さも変わってくることになるが、既に20年以上にわたりこの問題に直面し続けてきたウクライナ共和国、ベラルーシ共和国は、今なお広範囲にわたって避難区域を定めている。両共和国の政府とも住民の早期の帰還を図ろうと考え、住民においても帰還の強い願いを持つことにおいて我が国となんら変わりはないはずである。それにもかかわらず、両共和国が上記の対応をとらざるを得ないという事実は、放射性物質のもたらす健康被害について楽観的な見方をした上で避難区域は最小限のもので足りるとする見解の正当性に重大な疑問を投げかけるものである。上記250キロメートルという数字は緊急時に想定された数字にしかすぎないが、だからといってこの数字が直ちに過大であると判断す’ることはできないというべきである。
3 本件原発に求められるべき安全性
(1) 原子力発電所に求められるべき安全性
1、2に摘示したところによれば、原子力発電所に求められるべき安全性、信頼性は極めて高度なものでなければならず、万一の場合にも放射性物質の危険から国民を守るべく万全の措置がとられなければならない。
原子力発電所は、電気の生産という社会的には重要な機能を営むものではあるが、原子力の利用は平和目的に限られているから(原子力基本法2条)、原子力発電所の稼動は法的には電気を生み出すための一手段たる経済活動の自由(憲法22条1項)に属するものであって、憲法上は人格権の中核部分よりも劣位に置かれるべきものである。しかるところ、大きな自然災害や戦争以外で、この根源的な権利が極めて広汎に奪われるという事態を招く可能性があるのは原子力発電所の事故のほかは想定し難い。かような危険を抽象的にでもはらむ経済活動は、その存在自体が憲法上容認できないというのが極論にすぎるとしても、少なくともかような事態を招く具体的危険性が万が一でもあれば、その差止めが認められるのは当然である。このことは、土地所有権に基づく妨害排除請求権や妨害予防請求権においてすら、侵害の事実や侵害の具体的危険性が認められれば、侵害者の過失の有無や請求が認容されることによって受ける侵害者の不利益の大きさという侵害者側の事情を問うことなく請求が認められていることと対比しても明らかである。
新しい技術が潜在的に有する危険性を許さないとすれば社会の発展はなくなるから、新しい技術の有する危険性の性質やもたらす被害の大きさが明確でない場合には、その技術の実施の差止めの可否を裁判所において判断することは困難を極める。しかし、技術の危険性の性質やそのもたらす被害の大きさが判明している場合には、技術の実施に当たっては危険の性質と被害の大きさに応じた安全性が求められることになるから、この安全性が保持されているかの判断をすればよいだけであり、危険性を一定程度容認しないと社会の発展が妨げられるのではないかといった葛藤が生じることはない。原子力発電技術の危険性の本質及びそのもたらす被害の大きさは、福島原発事故を通じて十分に明らかになったといえる。本件訴訟においては、本件原発において、かような事態を招く具体的危険性が万が一でもあるのかが判断の対象とされるべきであり、福島原発事故の後において、この判断を避けることは裁判所に課された最も重要な責務を放棄するに等しいものと考えられる。
(2) 原子炉規制法に基づく審査との関係
(1)の理は、上記のように人格権の我が国の法制における地位や条理等によって導かれるものであって、原子炉規制法をはじめとする行政法規の在り方、内容によって左右されるものではない。したがって、改正原子炉規制法に基づく新規制基準が原子力発電所の安全性に関わる問題のうちいくつかを電力会社の自主的判断に委ねていたとしても、その事項についても裁判所の判断が及ぼされるべきであるし、新規制基準の対象となっている事項に関しても新規制基準への適合性や原子力規制委員会による新規制基準への適合性の審査の適否という観点からではなく、(1)の理に基づく裁判所の判断が及ぼされるべきこととなる。
4 原子力発電所の特性
原子力発電技術は次のような特性を持つ。すなわち、原子力発電においてはそこで発出されるエネルギーは極めて膨大であるため、運転停止後においても電気と水で原子炉の冷却を継続しなければならず、その間に何時間か電源が失われるだけで事故につながり、いったん発生した事故は時の経過に従って拡大して行くという性質を持つ。このことは、他の技術の多くが運転の停止という単純な操作によって、その被害の拡大の要因の多くが除去されるのとは異なる原子力発電に内在する本質的な危険である。
したがって、施設の損傷に結びつき得る地震が起きた場合、速やかに運転を停止し、運転停止後も電気を利用して水によって核燃料を冷却し続け、万が一に異常が発生したときも放射性物質が発電所敷地外部に漏れ出すことのないようにしなければならず、この止める、冷やす、閉じ込めるという要請はこの3つがそろって初めて原子力発電所の安全性が保たれることとなる。仮に、止めることに失敗するとわずかな地震による損傷や故障でも破滅的な事故を招く可能性がある。福島原発事故では、止めることには成功したが、冷やすことができなかったために放射性物質が外部に放出されることになった。また、我が国においては核燃料は、五重の壁に閉じ込められているという構造によって初めてその安全性が担保されているとされ、その中でも重要な壁が堅固な構造を持つ原子炉格納容器であるとされている。しかるに、本件原発には地震の際の冷やすという機能と閉じ込めるという構造において次のような欠陥がある。
《中略》
6 閉じ込めるという構造について(使用済み核燃料の危険性)
(1) 使用済み核燃料の現在の保管状況
原子力発電所は、いったん内部で事故があったとしても放射性物質が原子力発電所敷地外部に出ることのないようにする必要があることから、その構造は堅固なものでなければならない。
そのため、本件原発においても核燃料部分は堅固な構造をもつ原子炉格納容器の中に存する。他方、使用済み核燃料は本件原発においては原子炉格納容器の外の建屋内の使用済み核燃料プールと呼ばれる水槽内に置かれており、その本数は1000本を超えるが、使用済み核燃料プールから放射性物質が漏れたときこれが原子力発電所敷地外部に放出されることを防御する原子炉格納容器のような堅固な設備は存在しない。
(2) 使用済み核燃料の危険性
福島原発事故においては、4号機の使用済み核燃料プールに納められた使用済み核燃料が危機的状況に陥り、この危険性ゆえに前記の避難計画が検討された。原子力委員会委員長が想定した被害想定のうち、最も重大な被害を及ぼすと想定されたのは使用済み核燃料プールからの放射能汚染であり、他の号機の使用済み核燃料プールからの汚染も考えると、強制移転を求めるべき地域が170キロメートル以遠にも生じる可能性や、住民が移転を希望する場合にこれを認めるべき地域が東京都のほぼ全域や横浜市の一部を含む250キロメートル以遠にも発生する可能性があり、これらの範囲は自然に任せておくならば、数十年は続くとされた。
《中略》
10 結論
以上の次第であり、原告らのうち、大飯原発から250キロメートル圏内に居住する者(別紙原告目録1記載の各原告)は、本件原発の運転によって直接的にその人格権が侵害される具体的な危険があると認められるから、これらの原告らの請求を認容すべきである。
《後略》
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【6/1(日) 木下黄太講演会 in 三島 チェルノブイリの今を通して見る食の安全】
静岡県・三島市や沼津市エリアでの開催です、是非ご参集下さい。
13時15分開場、14時~16時30分終了予定。
(静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)
沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。
終了後、情報交換会があります。
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/171965/
また、下記のメールアドレスでも申込を受け付けています。
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kouenshizuoka@gmail.com
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メールマガジン15号は下記タイトルで配信、重要情報はメルマガのみで配信
【バンダジェフスキー博士見解「放射能汚染された地域の住民に鼻血などの出血性の現象が起こることは十分あり得ます」】
【橋下市長「場合によっては法的措置」問題、大阪市で僕らが抗議記者会見】
今から読みたいあなたは⇒⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/
本日午前10時よりタンクにためている、原発建屋手前の地下水を、560トン海洋放出をするようです。
地下水が更に汚染されるよりは、少しでも汚染前の地下水を海洋に流したほうがマシだという論理はよくわかります。
しかし、実際にこれで地下水が汚染水になるのを回避できるのは、全てではありません。
実は焼け石に水的な話です。
海洋放出をするという衝撃を強く受け止めるよりも、海洋放出をしても、実はそれより多くの汚染水が、建屋地下で毎日つくられている実状は大きく変化はしていないということです。
東電が言っている話どおりでも、地下で日々できている汚染水を最大で二割程度減らせるという話です。推定に過ぎませんが。そういう東電が言っているとおりになっても、汚染水の八割はそのまま出来続けています。
数百トンできていると推測される汚染水が、楽観的な見通しで数十トンから百トン減らせるという話です。
ですから、この海洋放出は、やらないよりはやったほうがマシなのですが、実は目くらましてきな効果しかなく、本質的に汚染水問題を解決する手立てにはならないということです。
実際に底が抜けている燃料の在り処も含めて、汚染の拡散を食い止める有効な方法は、まるで無い状態がきちんと継続しているということです。
海洋放出という単語で、風評がどうのという感覚よりも、実は放出しても大して効果が無いことを、大きく見せているのが現実であることを認識すべきです。
朝日新聞がスクープしている吉田所長調書から、九割くらいの福島第一原発職員が、第一原発から事故当初に逃げていたことが分かりました。僕はこの人たちを責める気はあまりありません。勇敢に戦った吉田所長は、偉大であっても、全ての人間が原発や東電に命を差し出せと言い張る論拠も僕にはありません。ある意味、戦ってくれた吉田所長は、今、この世にはいないのですから。
この事実が、照らし出していることはたった一つです。
原発というものは、何かが起きたときに、人が何かを出来るのかどうかなど、保障の限りではないということです。
原発は人間がコントロール出来ないという事です。
放射能に人間は勝てません。
この3年間解決しない状況が、この後も解決する可能性が大きく見えている状態ではありません。
日本で、直接放射能の拡散が続いている状態には何も変化はありません。
こういう社会が、時間経過と共に、更に追い詰められることは、僕にははっきりとみえています。
チェルノブイリでは一週間で止められたことも、3年経過しているのです。
そして汚染された土地が、そこに生きる人々がどうなってくるのか。
ひとつ気になるのは、不動産経済研究所が発表した、この4月の首都圏マンションの新規発売戸数が2473戸で、昨年4月と比べると、およそ4割(↓39.6%)も減りました。前年実績を3ヶ月連続で下回っているようです。
近畿圏での前年同月比9.3%減よりも、首都圏の減少は大きいです。
景気が回復しているといっても、動産、株価が少しあげられているだけで、肝心な首都圏の不動産は実は厳しい状態が続いています。これはおかしな話ではありません。放射性物質に汚染されている場所の価値が上がり続けることなど、冷静な頭で考えればありえません。
だから市場は、実は冷酷にそうしたことを時間経過と共にはっきりさせてきます。
だめなものはだめです。
こういう当たり前のことも、口にすることが出来なくなりつつあるこの日本社会。
マンガの表現がどうのこうのというよりも、そうした社会は、更に凋落する兆しがはっきりしていることの方が問題と思います。
不動産市場は、表向きの繕い言葉とは違い、人間の本当の意識を浮き彫りにするものの一つです。
オリンピック神話や既得権者の抵抗があっても、いずれははっきりすることになると僕は考えています。
リアルに露骨に。
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【6/1(日) 木下黄太講演会 in 三島 チェルノブイリの今を通して見る食の安全】
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13時15分開場、14時~16時30分終了予定。
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福島第一原発の汚染水処理のシステムALPSでまたトラブルが発生し、白濁しているために停止しました。すでに二系統が停止中で、最後の一系統もこれで止まったため、汚染水処理は当面できないそうです。
きょう書くのはあたりまえの話です。
しかし、そうしたあたりまえの話がなかなかできていない現状が起きている報告を北海道でも耳にしました。
そして、これはおそらく北海道以外でも、実は様々におきていることです。
これは、被曝回避の話というよりも、人としてどう生きるのか、そういう話に近いです。
最近、被曝回避で、避難・移住している方の中で、孤立している人が目立ってきている、そういう話を聞きます。
連絡が取れなくなった。電話をしても出ない。どこの集まりでも顔を見ない。
三年の時間経過があり、もうなかなか活動が出来ないということは当然にあると思います。
一生懸命やり続けることも難しい。それも良くわかります。
だから、日常、仕事や違うことをしていて、従来のこうした活動周りから遠ざかりたい、それなら理解できます。
こういう話なら僕から何も言うことはありません。
でも、おきている状態は多分違います。
一番目のケース。周りとの人間関係に不信感を抱いて、例えばどんどんと隔絶していくケース。
こういう報告は、次々に僕のところには届きます。
いろんな方の相談も多く聞いています。勿論、大半の人は普通に相談をされていますが、その相談の状態がセンシティブになっていって、そういう場合、僕の返答が気に入らないために、攻撃的な言説を吐く方も発生するような状態もあります。
こうした場合には、僕はそういう方とは距離をあけるようにしています。
直接、会うような地域的距離感にいない方が、一方的に言われだした場合、対処方法はありません。しかも、僕は精神科医でも心理カウンセラーでもありませんから、その方たちとのお話はお話でしかありませんから、攻撃的になっている人に対応する必要など僕には全くありません。
こういう人たちが身近に行く先があれば、まだ良いです。
しかし、こうなっている人たちを、目と目が合う距離で対応してくれる人ばかりでは、世の中はありません。
当然、周りからも疎んじられています。こういう人たちの孤立は進むと思います。
更にまずいケースもあります。
二番目のケース。そうしたトラブル的な関係さえもおきていない、まわりとの関係がない移住者・避難者のケースがあります。
これはまだ、いろんな避難・移住者の場やネットワークに顔を出している人なら、なんとかなるのですが、そういうところに、元々全く顔を出さない人の場合です。
さらにその人が避難・移住先の地元の繋がりが強ければよいのですが、そうした繋がりが出来ていないケース、しかも、母子避難で親類縁者がいなかったり、親族などが居ても疎遠だったり関係性がかなり悪いケースなどです。中には、実家に戻っていても、親などと折り合いが相当悪いケースもあります。
避難・移住を両親から責められる、母親もいますから。
そうすると、避難・移住先で繋がる相手がまったくいなくて、心理的に不安になっていったり、少しずつ追い詰められる状況もよくおきていると思います。
一番目の場合は、その人たちの意識にそもそも何かあるケースで、対応の施し様がないことは、最近増えていると僕は実感しています。こういう場合は、本人達が攻撃的になっている段階で(妄想的でもあります)、対処の方法がありませんし、物理的に距離がある僕などは、そういうことがおきると、関係性を切ることしか判断はありません。こういうケースの対処を各地で、現実に知っている関係でもおきている場合も難しいです。まわりの負荷は大きくて、そこに対処する義務は、知人レベルではありえません。このケースでは有効な対処法がありませんし、実は精神科や心療内科的なところに行くのが早いとは思います。
活動的な人ほど、迷路にはまるととんでもないところに行きます。
二番目の場合は、あきらかに対処法があります。まず、とにかく、避難・移住先でどのようなつながりでもよいので、最低限意思疎通が出来そうな人を、三人は確保することです。被曝に関しての思いを共有するということよりも、話して何か分かち合える人(親友とかのレベルよりも遥かに前段階)を三人確保できるのかどうかにまず徹することです。避難者のつながりでも良いし、日常のアルバイトや仕事のゾーンでもかまいません。お子さん達が行っている先の関係でもかまいません。
何となく顔を合わせて、ちょっとしたことが電話できる人を三人作ると決めて下さい。
こういう繋がりができると、自分がいろんなことで追い込まれていくプロセスに入りそうになったときに、違う話でもよいから話を他人とすると、そうした落とし穴にはまらずに済む事があるからです。
回答は、悩みごとに直接回答できることばかりではありません。
回答は、思いもかけない、関係の無い話題に潜んでいることが実はよくあります。
人間は何が救いになるのかはわかりませんから。
しかし、その救いが、一見関係のないことでもたらされていることはあっても、それは殆どの場合、何かの人間関係のつながりで、レスキューされるのです。
ただし、それを一人の人になると、相手は重く感じて、ほぼ逃げます。
それを避けるためには、答えは簡単です。
複数の人にそうしたルートを持つようにしたほうが良いのです。
しかし、人間関係がうまくない、孤立しやすいタイプの人は、数多くは難しいでしょう。
だったらまず三人程度、そうした付き合いが出来そうな人、何か話したり電話をかけられそうな人を、どんなつながりからでも良いので、避難移住先で見つけることから始めて下さい。
それは大切なことだと思います。
そして、第一のケースのような場合は、むしろ被曝回避的な活動の外でそういう関係を見つけられるしかないと思います。自分の他者への振る舞い・言動がどういう影響を与えているのかを、客観視できるかどうかが無いとダメですが。実は、精神科医や心療内科的な対応にアクセスするのは、そのために不可欠だと思っています。
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このイベントは、静岡東部でそうした人間関係を作るのに役立てばよいですね。
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つながりを作るツールとして活用することも出来ます。社会的な対応は通常のネットよりも求めますが。
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放射能防御プロジェクト女子会(RDP女子会)
http://www.facebook.com/groups/190023214461507/
ここは参加資格があります。未婚既婚は問いませんが、まだママではない女性たち限定で、放射能防御を行うグループです。
放射能防御プロジェクト 北海道
http://www.facebook.com/groups/238760466232853/
放射能防御プロジェクト 東京(関東地方)
http://www.facebook.com/groups/286356271460140/
放射能防御プロジェクト 北陸
http://www.facebook.com/groups/135591699922058/
放射能防御プロジェクト 中部(甲信越含む)
http://www.facebook.com/groups/141209445967172/
放射能防御プロジェクト 近畿
http://www.facebook.com/groups/262087893818390/
放射能防御プロジェクト 中国
http://www.facebook.com/groups/cyugoku.info/
放射能防御プロジェクト 四国
http://www.facebook.com/groups/215846271812276/
放射能防御プロジェクト 九州
http://www.facebook.com/groups/357554564308882/
放射能防御プロジェクト 沖縄
http://www.facebook.com/groups/303467553070206/
放射能防御プロジェクト ヨーロッパ
http://www.facebook.com/groups/256282161066976/
放射能防御プロジェクト アジア
https://www.facebook.com/groups/rdp.asia/
放射能防御プロジェクト 北米
https://www.facebook.com/groups/rdp.NorthAmerica/
「福島第一原発を考えます」(第1グループ)
「福島第一原発を考えます2」(第2グループ)
https://www.facebook.com/groups/264874763523469/
一部報道機関が先んじて報じているないようによりますと、福島県民健康管理調査で、甲状腺ガン確定が50人、疑いが39人になったそうです。
あわせて89人です。前回が74人ですから、また15人増えました。
前々回は15人増加、前回は16人増加、今回は15人増加と、増えているペースが一定なのが、ちょつと奇異に思っていますが。
数字の評価は、調査の分析が進むごとに、一定数、甲状腺ガンの疑い例を含む数は増えています。
「チェルノブイリでは四年目から増えているから、現在の数値はスクリーニング効果」というのが県立医大側の主張ですが、それでも一定数発生している甲状腺ガンがそうした楽観的見解で説明できるのか、僕はかなり疑問です。
前にも書いたのですが、チェルノブイリでは4年後以降、一万人に一人くらいの発生頻度で、甲状腺ガンが増えたと大騒ぎになりました。
今回は八割の分析がすんでいるので、およそ30万人の分析が終わっています。
そうすると、疑い例も含めると、福島は3年が経過した時点で一万人に三人くらいの発生頻度です。
虚心坦懐にデータだけ見ると、現時点で、チェルノブイリの三倍の状態です。
確かに、歴史的に、これだけの大規模スクリーニングはおこなっていませんでしたが、それでもこの数は多いと考えるのが普通のことと思います。
通常これまでは、こどもの甲状腺がんは100万人に1人の発生頻度とか、多くても10万人に1人程度の発生であるといわれてきました。その知見の300倍から30倍のデータが、僕らの目の前に突きつけられていることをしっかりとは確認したほうがまずは良いと思います。
きのうの札幌での報告会は、満員で、北海道に居る避難者や、この問題を気にかけている道民のみなさんが多数集まっていただきました。ウクライナ報告会というスタイルは、その気分的なウクライナの遠さも影響してか、少し敬遠気味なところも多かったのですが、札幌ではこの被曝問題に関係するいろんな団体や会社、専門家の皆さんがほぼ来られている状態での開催で、そうした熱気は強く感じました。
終了後に二時間近く、お話会も開催しました。そこでは、かなり厳しいお話もいろいろ伺いました。特に福島から、来られている方たちのお話は、世の中が「美味しんぼ」ごときで糾弾する感覚とは、全く位相が異なります。
こういうお話は、メールマガジンでお伝えすることになります。
15号は下記タイトルで配信
【バンダジェフスキー博士見解「放射能汚染された地域の住民に鼻血などの出血性の現象が起こることは十分あり得ます」】
【橋下市長「場合によっては法的措置」問題、大阪市で僕らが抗議記者会見】
メルマガを読みたいあなたは⇒⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/
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【6/1(日) 木下黄太講演会 in 三島 チェルノブイリの今を通して見る食の安全】
静岡東部での放射能防御活動の再構築を考えています。
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※コメント欄投稿ルール
コメント欄は、「何らかの意味があると認識できる、皆に伝えたい情報」に限定して投稿してください。それ以外の、感想・意見などは、どのような立場であれ、今後は掲載しません。
メールマガジン最新15号は昨夜、下記タイトルで配信
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大阪市役所での記者会見の詳細内容も、メールマガジンに載せています。
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【予約の無い方は直接お早めにおいで下さい、残席が少ないため】
本日《5/18(日) 木下黄太 ウクライナ報告会in札幌》
札幌駅前すぐ佐藤水産本社ホール
中央区北4条西3丁目交洋ビル3F
13時30分開場、14時00分開演、16時00分終演予定(30分程度延長あり)