私は26日夜のテレビ朝日報道まで何一つ 知らなかったのですが、私の友人でもある長井健司さんのビデオを、ミャンマーのジャーナリストたちが入手し、それがバンコクで遺族に渡されたようです。
映像について色々思うことはありますが、彼の顔を久しぶりに見てあまりにも 懐かしく思う気持ちだけが強まりました。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」を代表するものとして(休眠状態ですが)、ビデオカメラを戻すようにミャンマー 政府に求める署名に10万人を超える人々が協力してくださいました。そうした流れが、16年近くが過ぎても途絶えていなかったことが、今回のビデオ 発見に繋がったのだろうとも思います。
ミャンマーの国内状況は以前よりも更に厳しいままですが、長井さんの映像の発見が、この状況を少しでも改善する手がかりのひとつになればと祈念します。
長井さんのビデオカメラと映像を、見つけてくださったミャンマーの人々に深く感謝いたします。