「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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【着衣の汚染】福島・郡山で使っていたジャンパーは合算で212Bqのセシウム検出、目立つ袖口の汚染。

2015-02-28 15:39:03 | 福島第一原発と放射能

衣類の汚染に関して、福島避難者で作っているグループから、情報がありました。

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「ご無沙汰しております。

2月15日のブログを拝見しました。
木下さんを新潟に呼ぶ会の測定班です。
私たちで調べた着衣の汚染について、ブログ読者の皆様の参考になればと思いましたので
ウクライナ報告会in新潟のwebサイトにあるジャンパーの結果をお知らせします。」

震災前から、郡山で着ていたものだそうで、数回洗濯はしているそうです。

両袖、袖口が高くなる傾向にあるみたいです。

環境に触れやすいところで、更に人体にふれやすいところに、放射性物質が付着しやすいらしいです。

https://ur2014.files.wordpress.com/2014/01/e382b8e383a3e383b3e38391e383bce381aee7b590e69e9ce38082.pdf 

しまいこんでいた衣服はどうなのか。

「また、測定結果をWebサイトで公表はしていないのですが、震災前からクローゼットにしまってあったお洋服をそのままの状態で保管し、3.11以降もクローゼットの扉はずっと開けていなかったもの、それを2014年になってから測定しました。そちらのお洋服の測定結果は約15Bqでした。」

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 最新号内容より

(前略)

例えば首都圏での、α線核種、β線核種の危険について僕は考えていましたが、
そうしたことの懸念が強まる話なのです。

僕の懸念はここにしかありません。

しかし、マスコミは違います。
「汚染水が外洋に漏出」「東電、昨春に把握」「汚染水が港湾内に流出 排水路
濃度70倍」こういう見出しが躍っていました。

そして、次は漁連の怒りばかり伝えています。(僕に言わせればこの地域で操業
するよりも、本来は国の賠償金対応で解決させるべき話)。
僕は苦笑しながら、この記事を読んでニュースを見ています。
全く理解不能です。

何で、東電が本当のことをいつも言っているという認識をあたりまえの前提に
しているのか?そこから疑うのが普通でしよう。

(後略)

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最新号タイトルは。。。

【 移住アンケート回答で、安心な野菜と果物の詰め合わせをプレゼント 】
【 海洋流出に拘るマスコミ、2号機屋上で大量全βの放射性物質に拘る我々、
決定的な認識の違い 】  

『2015年、被曝問題について木下黄太の大放談(5)』
【 避難先選定では医療体制と学校をチェックせよ 】
【 周囲と上手に付き合えないと、避難してもうまくやれない 】
【 放射能による健康被害は発生しているのか 】 

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申し込みは100人を超えています。 

 【3/15(日)午後、三田医師&木下黄太講演会IN名古屋】

 客席数がお子さんも含めて150席しか席がありません。 福岡は、大人だけで参加者がおよそ200人でした。

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 開場13:30 講演14:00~16:00

 イーブル名古屋(名古屋市女性会館) 中区大井町7番25号

 地下鉄 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分 

事務局よりお願いです。

「最近愛知に避難移住された方も数人申し込みがありました。お子さん連れの参加も多いです。遠慮されてる方もいるかもしれないので。ぜひお子さん連れも避難して間もない方も遠慮せずに参加して頂きたいです。あとすでに申し込みをされた方でメールアドレスの登録が抜けてしまってる方はぜひこくちーずの問い合わせ欄からお知らせ下さい、とお伝え頂けるととても助かります。」

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

ボーナス #105 現場での手抜き工事

フィンランドの原発工事現場では、(工事中の地盤没落大事故のあった)ケルン地下鉄の 工事現場よりもひどい状態が続いている。 60 カ国から 4,300 人の労働者がフィンランドのオルキルオトで「欧州加圧水型原子炉 (EPR)」の試作品をどうにか稼動させようと躍起になっている。工事現場の現状は髪の毛が 逆立つようだ――鉄筋コンクリートには一部の鉄筋が足りず、現場の親方は指揮下の労働 者たちの言葉を理解しない、溶接部分がすぐに亀裂し、現場監督は欠陥部分をコンクリート で埋め隠してしまうことを命令する。それに加えて 1 日 16 時間労働、安すぎる賃金、雇入 れと解雇の繰り返し――まさに「奴隷原子炉」の有様だ。 フィンランドの原子炉監督官庁はすでに、土台に種類を誤って使用されたコンクリートに始 まり、規定違いの手法で溶接された冷却システムの配管に至るまで、実に 3 千を超える建 設工事の欠陥を記録している。




放射能防御プロジェクトメンバー⇒代議士政策秘書、国会へ被曝窓口に。三田医師講演を妨害する沖縄避難者。

2015-02-27 02:26:26 | 福島第一原発と放射能

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2号機大物搬入口屋上に全βの放射性物質が大量にあった問題や、更に海に流出している事に関して、「信頼を裏切られた」という報道に関しての根底的な違和感等もメルマガではお伝えします。

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きょうはよい話と、嫌な話があります。

よい話は後のほうがいいので、気分の悪くなる話から先に書きます。

ここまで最低の人間がいることに本当に僕は許せない思いです。

沖縄の放射能回避で避難している中に、あきらかにおかしい人が存在している話は、再三書いていますが、また、こういうことを書かないとならないのは、大変に残念なことです。

実は、5/17(土)に三田医師との沖縄講演を開催するように動いていました。

このことは、沖縄の政治課題とは何の関係も勿論なく、どこの党派も関係なく、純粋に避難者の健康症状に関してきちんと情報を伝えて確認したほうが良いという判断に基づいています。

しかも遠隔地ですから、経費もかかりますから、何とか赤字にはしないようにしたいという感覚での開催で、三田先生もそういうことを承知で沖縄に行こうと判断しています。これは、沖縄避難者に放射能による健康被害に関して、5年目に突入する時点で、きちんと考えてほしいという意識に基づいています。

なんの政治的意図もありません。

この開催に関して、事実上、危うくなるような状況が発生しました。

被曝問題とは関係ない沖縄のテーマを理由に、妨害している動きが発覚したということです。開催事務局に入っている、ある個人、その人が個人的に支持している政治家が気に入らないという話に、端を発しています。その政治家と僕も三田医師も何の関係ありません。また、間違いないのは、今回の講演やFacebookグループの中で、その事務方の人は政治的支持に関しては発言もしていないということです。その人の個人の話(FBでは個人ウォール)でしかありません。

しかもその政治家の影響力はきわめて小さく、被曝問題で活動している我々が本気で対峙するレベルの相手ではありません(例えばガレキ推進の橋下市長などとはまったくレベルが違います)。

勿論、本来は、誰がどの党を支持していても、誰がどの政治家を支持していても、そんなことを他人が攻撃するのは異常な行為です。

要は沖縄の左翼的感覚では嫌われている政治家というだけです。その人物が。

 

かって、スターリニズムといった、左翼が敵対勢力側を、政治的どころか、物理的に抹殺する歴史的状況がありました。今回、この妨害者がそれと似たようなことを平気でして、さらにそこに賛同する馬鹿な人間が沖縄グループに一定数いるようです。

政治的な立場の自由と言うのは、民主主義国家ではあたりまえの話なのに、妨害している連中はそうしたことも認識できないようです。

しかも、三田さんも僕もこの政治家に関心もないし、関係もありません。

にもかかわらず、事務方の一人が個人的に支持している政治家が彼だというだけで、こういうおかしなことがおきます。

この話が広まっているから協力できないなどという、一体どの面を下げて、物を申しているのかと言うことを平気で話してきた人もいると聞いています。

しかも、当該妨害者は、「建設的な議論が出来ているのだ。」と楽しそうに話していると聞いています。

やられた当事者の事務方は、悩んで、こちらにあやまり続けているというのに(勿論、やられている人が謝る必要はありません)。

この妨害者が最低の人間であると僕は思います。左翼的言説を隠れ蓑にして、他人のまわりを引っ掻き回しているだけの最低の輩です。

そして、残念ながら、こんな人間の言説にシンクロする沖縄避難者や沖縄の被曝回避側の人間が一定数いることです。

沖縄被曝回避関係者特有の腐った人間関係の膿がまたしても噴き出しました。最悪です。

こういう妨害行為に賛同する人は、放射能防御プロジェクトの沖縄グループにいていただいては、迷惑と考えていますので、外に出て頂くしかありません。

なお、沖縄グループについては、今回のことが、あまりにも酷いため、今後は一度解散して、再度編成することも考えています。

僕はこんな滅茶苦茶なことが、本当に沖縄の問題と連携し、沖縄の人々と共闘することには全く関係ないと思います。

左翼的な自己顕示欲の発露でしかありません。かなり実質はみじめな自己顕示欲。

なお、こういう妨害があっても、沖縄講演は開催に向けて動いています。協力できる方は僕にメール下さい。

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申し込みは100人を超えています。特に避難者の皆さんは、情報をきちんと知るべきと思います。知った気になって、確認しないのは良くないと僕は思います。 

 【3/15(日)午後、三田医師&木下黄太講演会IN名古屋】

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 開場13:30 講演14:00~16:00

 イーブル名古屋(名古屋市女性会館) 中区大井町7番25号

 地下鉄 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分 

事務局よりお願いです。

「最近愛知に避難移住された方も数人申し込みがありました。お子さん連れの参加も多いです。遠慮されてる方もいるかもしれないので。ぜひお子さん連れも避難して間もない方も遠慮せずに参加して頂きたいです。あとすでに申し込みをされた方でメールアドレスの登録が抜けてしまってる方はぜひこくちーずの問い合わせ欄からお知らせ下さい、とお伝え頂けるととても助かります。」

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「2月24日、平成26年度国会議員政策担当秘書選考採用審査(臨時)において、『採用するにふさわしいもの』として認定され、認定者登録簿に登録されました。即日、宮崎岳志衆議院議員の政策担当秘書として採用されましたので、ご報告致します。」

僕の大学時代からの友人で、放射能防御プロジェクトの古参メンバー(三鷹の講演会を2011年に主催)でもある、高井章博氏が、民主党の宮崎代議士の政策秘書に就任しました。

被曝回避に関して、当選目的のためにだけおこなっていた左派側の政治家は一定数はいましたが、その大半は国会内に残っていません。

現在、国会にいる政治家のうちで、本当に被曝回避を考えている人間がどのくらい存在するのかは、微妙なところです。

こうした中で、政治家でなく、僕らと同じところで、被曝回避を考えていた人間が、いろんな要因で国会議員政策秘書になったということです。

僕が知る限り、被曝回避を熱心に考えている政策秘書は国会内にほとんどいません(過去にいた人は殆ど現在はいません)。そうした貴重な存在が今回、できたということです。

しかも大きいのは、僕や放射能防御プロジェクトと彼が直接連携できるため、被曝問題に関してこちらのことで、国会関連で動く場合に助けになりますから。

彼はきわめて実務能力が高いため、こうした放射能防御・被曝回避に関しても大きな助けになると僕は確信しています。

こうしたことは、何かのきっかけで大きなことになります。皆さんの中で、まともな話で、何か必要な人は、議員会館へ是非アクセスされてください。

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

 

ボーナス #104 貝と葉

ほんの少しの植物片でさえ、原子炉のメルトダウンの原因になる。
冷却システムの「ほんの一部の詰まり」が、フランス・アルザスの原発フェッセンハイムを
2009 年末に緊急停止させた。ライン川からの多量の植物片が冷却循環の配管の奥深くに
まで進入したからだ。原子力監督官庁は緊急対策本部を設置した。その直前にはすでにロ
ーヌ川からの浮遊物が原発クリュアの冷却装置を麻痺させていたからだ。
さらにやっかいなのはタイワンシジミである。極東から持ち込まれたタイワンシジミは、今
では中央ヨーロッパの河川で非常な勢いで増殖している。その小さな稚貝はどんなフィルタ
ーも通り抜けてしまう。スイスの原子力発電所の運営企業は高圧洗浄機を使用している。
アメリカではすでに 1980 年に貝類のために 1 基の原子力発電所が操業停止に追い込ま
れている。



 




南相馬市出身アイドルが体調不良。IPPNW独支部『甲状腺がん更に増加 フクシマ原子力災害による健康被害』。

2015-02-26 07:07:07 | 福島第一原発と放射能

 南相馬市出身で、山形県に避難している時に、2012年ホリプロのスカウトキャラバンに応募、見事にグランプリを勝ち得て、「あまちゃん」にも出演していた、アイドルの優希 美青さん。

「東北を応援したい」「石原さとみさんみたいになりたい」と話していた彼女。

「あまちゃん」での避難者としてのリアルな演技も話題となりました。最近も、NHKの朝ドラ「マッサン」のエマ役で知られています。

ホリプロのHPによれば、1月下旬から体調不良で、芸能活動を休止しているそうです。

丸4年が経過して厳しい状況がいろんな形で耳に届き始めていると僕は思います。

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IPPNW ドイツ支部が、福島県民健康調査の最新「甲状腺検査」について分析を出していますので、一読下さい。

原文(独語)へのリンクです: #mce_temp_url#

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甲状腺がん症例数がさらに増加 フクシマ原子力災害による健康被害 (和訳: グローガー理恵 )   2015年1月6日

 福島で甲状腺集団スクリーニングの最新データが公表された。 データは初めて、日本の子供たちにおける 甲状腺がんの新規症例数の増加を示している。 最初の一巡目のスクリーニング(先行検査 )の枠内で既に、 84人の子供たちに甲状腺がん診断が確定され、その中の一部には既に転移が見られた。 その結果として、 これらの子供たちにおいて甲状腺の部分的摘出手術が実施されなければならなかった。 さらに、24人の 子供たちに、「がんの疑いあり」との細胞診の結果が出ている。 これまでのところ、日本の当局は、これら全 ての症例は所謂「スクリーニング効果 (独語:Screeningeffekt )」に起因するものであるとしている。 「スク リーニング効果」とは、まだ臨床症状がなく、もっと後になった時点になってから初めて臨床症状が出たで あろうという症例が、集団スクリーニングで発 見されることの知見を説明する用語である。

 しかし今、最初のスクリーニング(先行検査)で既に把握されていた子供たちにおける再検査 (本格検査 )の 最初のデータがある。 これまで、60,505 人の子供たちに再検査が実施され、その内の 57.8%に結節もし くは嚢胞が見つかった。 最初のスクリーニング(先行検査 )において、これらの(結節もしくは嚢胞が見つか った)割合は、まだ 48.5%であった。 これを具体的な数値で表すと: 最初のスクリーニング (先行検査 )に おいては、まだ何の異常も見つからなかった 12,967 人の子供たちに、現在、再検査(本格検査 )で、嚢胞と 結節が確認されたということである。 しかも、その内の 127 人に見つかった嚢胞/結節のサイズが非常に 大きいため、さらなる解明が緊急に必要とされている。

また、最初のスクリーニング(先行検査)で小さな嚢胞もしくは結節が見つかった 206 人の子供たちの再検 査において、非常に急速な(嚢胞/結節の) 増大が確認されたため、さらなる診断検査が始まった。 目下の ところ、これらの子供たちの内 11 人に穿刺吸引細胞診がなされ、今、その中の 4 人にがん疾患の ‘強い 疑い’がある。 これら(4 人)のケースにおいて、がん疾患の診断が確定されるのであれば、もはや、この事を 「スクリーニング効果」で理由づけることはできなくなる。なぜ なら、これは、過去2年間の間に発生した新 規症例に関わる問題となってくるからである。

「確かに、原子力災害による長期的な健康影響を評価できるには、まだ時期が早過ぎますが、これらの最初 の検査結果は確かに憂慮すべきことです」と、IPPNW 副会長、アレックス・ローゼン (Alex Rosen) 医師は 説明する。

「これまでのところは、まだ再検査結果の部分的なデータのみが提供されているだけです。 チェルノブイリ からの経験に基づきますと、甲状腺がんの疾患数が、さらに長年に亘り増加していくことになるでしょう。」

UN (UNSCEAR)によって出されたデータに従えば、フクシマ原子力災害がもたらす健康影響として 1,000 件以上の甲状腺がん症例数が予測されている。 一方、UN は彼らの算定を疑わしい仮定に基づかせてい るため、実際に予期される症例数は、多分、その何倍も高い数値となる。

同時に、甲状腺がんは、放射能汚染が人々に及ぼす健康影響のほんの僅かな一部を提示しているに過ぎ ない: 過去の原子力事故の体験に基づけば、①白血病、②リンパ腫、③固形がん、④心臓血管系疾患、 ⑤ホルモン障害、⑥神経障害、⑦精神障害などの罹患率の上昇 が予測される。 さらに、精神的外傷や当 局に失望させられ、放置されたという感情が及ぼす心理社会的な影響を無視することはできないというこ とが、付け加えられる。

福島や日本におけるその他の放射能汚染地域の人々が緊急に必要としているのは:

① 包括的な医療支援/アドバイス

② それぞれの人々の必要に適合した透明な健康診断の提供

③ その提供された健康診断によって、疾病を早期発見し早期治療できるようにすること

④ 患者が自分たちの健康診断の結果にアクセスできるようにすること

現在、日本では、これら全ての事柄が存在していない。 IPPNW ドイツ支部は当局責任者に訴える: 「被災者になおこれ以上の健康被害が発生することを防ぐために、必要な措置を講ぜよ」と。

以上

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

ボーナス #103 原子炉内のフェルト

剥離した断熱材が原子炉の冷却配管を塞ぐ。 小さな亀裂が 1992 年 7 月 28 日、スウェーデンの原発バーゼベックで破局的な大災害 を引き起こしかけた。漏水が断熱材を剥離させ、細い繊維が原子炉に冷却水を循環させる 配管内の濾過網に引っかかり、配管を塞いだ。 この「濾過網の目詰り問題」は、他の原子炉でも緊急時に原子炉の冷却装置を麻痺させ ることが分かった。調査試験はさらに不安をあおる事実を示した――とりわけ細い繊維は 濾過網を通過して、原子炉の内部まで入り込み、そこで小さなフェルト状に形成され、小径 の冷却配管を塞ぐというのだ。 2008 年末に、原子炉安全委員会はこの問題を根本的に解決する長年の努力は失敗し たことを認めた。原発はそれでもなおすべて稼動している。

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現在申込者が90人、定員が110人ですので、残席は20席となります。

イラン・アフガニスタン情勢に詳しく、中東のエネルギー問題にも詳しいスペシャルゲストも来場する予定です。

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3/13(金)夜 大野元裕&木下黄太 リアル・セッション IN 自由が丘

『イスラム国人質事件と安倍政権対応、僕らが晒される脅威』 
詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/262128/

 

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  スピーカー: 大野元裕(参議院議員、中東調査会非常勤研究員)

                  木下黄太(ジャーナリスト、著述家、アクティビスト) 

  3/13(金)18:30受付開始19:30開演21:30終了予定(間に休憩有) 

 奥沢区民センター第一会議室(定員115席) 世田谷区奥沢3-47-8 

自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 
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福島第一原発2号機の搬入口屋上で全βが52,000Bq/L検出、大気に大量放出されていたβ線放射性物質の脅威。

2015-02-25 02:50:10 | 福島第一原発と放射能

今度は、2号機の屋上に高濃度の汚染水が存在していました。一番酷いのが、大物搬入口の屋上です。

特に画像を東電資料から引用したこのポイントです。

 

水質調査箇所         Cs134     Cs137          全β         Sr90             H-3        

① 2号R/B屋上(北)     200     650       920     10      ND(<100)    H27.1.16

② 2号R/B屋上(中)     340    1,100     1,900     12      ND(<100)    H27.1.16

③ 2号R/B屋上(南)     300      990    1,900     20      ND(<100)   

H27.1.16

④ 大物搬入口屋上      6,400   23,000    52,000    分析中     600       H27.2.19

⑤ 大物搬入口竪樋(東)   920    3,200     9,700    分析中    ND(<100)   

H27.2.18

この屋上のデータを見て驚愕しているのが、この屋上に存在している放射性物質で圧倒的な量なのが、全βであることです。

ここでの放射性物質は、原子炉からメルトアウトして溶け出して、地中⇒海中に流れ出ているものでなく、事故当時の爆発などで飛散した可能性が高い放射性物質であると、東京電力は判断しているようです。

よいですか、しかも、この全βのうちストロンチウム90は1%から2%。他は違う放射性物質です。そしてこの全βはセシウムの倍程度は存在しているということです。

これは福島第一原発の屋上で確認されていることから、大気放出されているものが似たような割合であった可能性が否定できないということです。

セシウムのみに気を取られている人。

ストロンチウムは土壌調査してもセシウムよりかなり少なかったと安堵されていた人。

こういう方々に、この大気中に全βが相当量、当初爆発で出ていたことをどう考えうるのかということです。

実は、我々は今回の福島第一原発事故が起こしつつあると思われる放射能被害の原因について、その解明の糸口に、初めて立った時点かもしれません。

何度も、このブログでも、α線核種、β線核種の危険について考えていましたが、その片鱗となる情報が認識できるようになるのかもしれません。

とにかく要注意です。

しかし、こういうことを書いていても、その意味を被曝を回避していたと言っていた人々のうち、どのくらいの人が認識するのか。

最近の、貴女達の反応の鈍さを考えると、本当に考え込みます。

これからが、本番なのに、日本人は甘すぎる、愚かで駄目な人たちだと、深くため息をついています。

合掌。

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  【 安倍総理「日教組」ヤジ発言から考える、放射性物質の被曝による中枢神経への影響。 】 

  【 一般食品基準値を20ベクレルに引き下げる運動 】

 【 「緊急避難状態」は終わった。地域社会との新しい関係づくりを! 】 

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ボーナス #102 チェルノブイリ

チェルノブイリの原子炉事故は数え切れないほど多くの人びとの生活を破壊した。
チェルノブイリ原子力発電所(ウクライナ)での破局的な大災害の後、ソビエト連邦は約
80 万人の「リクビダートル」を災害警防と処理作業のために派遣した。そのうちの 90%以
上が現在では傷病者である。原子炉事故から 20 年経過した現在までに、「リクビダートル」
として派遣された父親が傷病で死亡したため、1 万 7 千のウクライナの遺族は国からの保
護を受領している。
1990 年から 2000 年の間に、白ロシアにおける癌発症率は 40%上昇し、WHO はホメリ
地方だけでも 5 万人の子供たちが生涯の間に甲状腺癌を患うであろうと予想している。流
産、早産、死産が事故の後、劇的に増加している。原子炉付近に住んでいた 35 万人の住
民は、永久に自身の故郷から引き離された。

このシリーズは、実は理由が100に加えて、16個ボーナス的な話が付け加わっています。ですから、そのまま紹介しますが、#101が一番最後になります。チェルノブイリという存在だけで、世界は原発を全廃すべきでした。悔やまれます。

 




【生物化学兵器テロ警戒】パリ上空で謎の無人機飛来、米大使館やエッフェル塔、以前は原発や大統領府上空。

2015-02-24 20:00:30 | イスラム

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 【 安倍総理「日教組」ヤジ発言から考える、放射性物質の被曝による中枢神経への影響。 】 

【 一般食品基準値を20ベクレルに引き下げる運動 】
【 汚染食品を食べる自由もあれば、避ける自由もある 】
【 「緊急避難状態」は終わった。地域社会との新しい関係づくりを! 】 
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僕は、天皇制というシステムは、見直すことが本当は大切と考えています。少なくとも、東京で象徴をさせている状態でなく、京都にお戻しして、政治との距離をあけることが望ましいという立場です。

しかし、皇太子の次のような発言を見ていると、すくなくとも現行政権の政治家よりも、天皇家の皆さんの方がいろんな観点でまともな人であることだけは、はっきりと分かります。

彼の誕生日に際しての言葉で、戦争否定に関して踏み込んだ発言をされています。

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先の大戦において日本を含む世界の各国で多くの尊い人命が失われ,多くの方々が苦しい,また,大変悲しい思いをされたことを大変痛ましく思います。広島や長崎での原爆投下,東京を始め各都市での爆撃,沖縄における地上戦などで多くの方々が亡くなりました。亡くなられた方々のことを決して忘れず,多くの犠牲の上に今日の日本が築かれてきたことを心に刻み,戦争の惨禍を再び繰り返すことのないよう過去の歴史に対する認識を深め,平和を愛する心を育んでいくことが大切ではないかと思います。そしてより良い日本をつくる努力を続け,それを次の世代に引き継いでいくことが重要であると感じています。

両陛下には,これまで様々な機会に,戦争によって亡くなられた人々を慰霊し,平和を祈念されており,今年は,戦後70年に当たり,4月にパラオ国をご訪問になります。戦後60年にはサイパン島をご訪問になりましたが,お心を込めて慰霊されるお姿に心を打たれました。また,両陛下には,今年戦後70年を迎えることから,昨年には広島,長崎,沖縄で戦没者を慰霊なさいました。私は,子供の頃から,沖縄慰霊の日,広島や長崎への原爆投下の日,そして,終戦記念日には両陛下とご一緒に黙祷とうをしており,その折に,原爆や戦争の痛ましさについてのお話を伺ってきました。また,毎年,沖縄の豆記者や本土から沖縄に派遣される豆記者の人たちと会う際に,沖縄の文化と共に,沖縄での地上戦の激しさについても伺ったことを記憶しています。

私自身もこれまで広島,長崎,沖縄を訪れ,多くの方々の苦難を心に刻んでまいりました。また,平成19年にモンゴルを訪問した際に,モンゴルで抑留中に亡くなられた方々の慰霊碑にお参りをし,シベリア抑留の辛苦に思いをはせました。

私自身,戦後生まれであり,戦争を体験しておりませんが,戦争の記憶が薄れようとしている今日,謙虚に過去を振り返るとともに,戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に,悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています。両陛下からは,愛子も先の大戦について直接お話を聞かせていただいておりますし,私も両陛下から伺ったことや自分自身が知っていることについて愛子に話をしております。

我が国は,戦争の惨禍を経て,戦後,日本国憲法を基礎として築き上げられ,平和と繁栄を享受しています。戦後70年を迎える本年が,日本の発展の礎を築いた人々の労苦に深く思いを致し,平和の尊さを心に刻み,平和への思いを新たにする機会になればと思っています。

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僕は昔から、この方には、こちらの勝手なシンパシーがあります。


さて、AFPがフランス当局者の話として伝えたところでは、パリ上空で、正体不明の5機以上の無人機が2/23の夜からきょうの未明にかけて飛来していました。

正体はわからないそうです。

今回の確認箇所はこの上空。

△米国大使館

△エッフェル塔

△コンコルド広場

△アンバリッド(軍事博物館)

先月やそれ以前には次の場所でも確認されていたそうです。

大統領府

△複数の原子力発電所

僕は気になっているのは、生物化学兵器のテロ行為を行うために、その前段として何かをおこなっている可能性などを考える必要があるということ。勿論、爆発物投下のために情報誌優秀目的も想定はできますが、もし散布物を握っていた場合には、大変な惨害が想定されます。

例えば、地下鉄サリン事件以前に、上空からの東京でサリン散布をオウムが一時狙っていたことは有名な話です。

このときにヘリコプターの操縦訓練をしていたオウム信者(現在は完全に脱会)は、なにをおこなうのかがよく分からない状態で、ラジコンヘリの練習から行わされていましたから。彼らがラジコンヘリの操縦がうまく出来なかったから、断念していった話です。幸運でした。

今回は、具体的に次のテロにアクセスするスタイルが、進化してくることは十分に考えられます。

もちろんこうしたテロ可能性が高いのは、イスラム国やアルカイダなどの関係者でしよう。彼らはすべてのフランス人が敵対している感覚でしょうから、どのポイントもリスクは増加しています。

彼らがこれまで爆発物を使ったテロや銃撃しかおこしていなかったのですが、インターネットカルトとして、深度が増している以上、テロ手段が変化していくことは十分に想定をしておくべきでしょう。

フランス政府等の当局要所(大統領府や米国大使館)、フランスやパリの象徴的場所(エッフェル塔)、テロを実行した場合被害を極大化できる場所(原発)を狙ってくるのはおかしくありません。

こういうことを治安当局が見落とさないようにすることが、一番テロ対策では重要な話となります。諜報や分析ということが、要になりますから。

こういうことが最前線の話となると、安倍総理が目指している軍事国家的感覚は、現実にはあまり役に立たないことを再確認してください。

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申し込みは100人を超えています。お急ぎ下さい。

 【3/15(日)午後、三田医師&木下黄太講演会IN名古屋】

 客席数がお子さんも含めて150席しか席がありません。

 福岡は、大人だけで参加者がおよそ200人でした。

 詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/258756/

開場13:30 講演14:00~16:00

イーブル名古屋(名古屋市女性会館) 中区大井町7番25号

 地下鉄 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分 

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

#100 エネルギー革命 

原子力はエネルギー革命を阻害する。 原子力は私たちのエネルギー供給の再編成のためのすべての努力を無駄にする。原子 力は投資資本を束縛し、電力流通を妨げ、分散型の再生可能エネルギーの拡大を遅らせ る。とりわけ原子力は大企業の億単位の利益と影響力を確保するために、ここ数十年にわ たって再生可能エネルギーと省エネの推進を妨害してきた。



 




警視庁に通報しました。

2015-02-24 15:30:36 | 福島第一原発と放射能

メールアドレスの虚偽登録が頻繁におきているため、警視庁に通報しました。刑事捜査の担当者と細かく話しました。今後も、そうした対応は続けます。頻度がましているということです。

これは通常業務の妨害にあたります。

おかしかった人がどんどんおかしくなるのは、必然ではありますが。。。


ヤジと妄想説明の安倍総理は交代すべき。『イスラム国人質事件と安倍政権対応、僕らが晒される脅威』開催。

2015-02-23 22:30:30 | その他

現在申込者が87人、定員が110人ですので、残席は23席となります。

きょうの夜の時点で申込者が70人を超えないと中止する予定でしたが、一定数を超えましたので、開催いたします。

イラン・アフガニスタン情勢に詳しく、中東のエネルギー問題にも詳しいスペシャルゲストも来場する予定です。

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3/13(金)夜 大野元裕&木下黄太 リアル・セッション IN 自由が丘

『イスラム国人質事件と安倍政権対応、僕らが晒される脅威』 
 

詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/262128/

 

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  スピーカー: 大野元裕(参議院議員、中東調査会非常勤研究員)

                 木下黄太(ジャーナリスト、著述家、アクティビスト) 

  3/13(金)18:30受付開始19:30開演21:30終了予定(間に休憩有) 

 奥沢区民センター第一会議室(定員115席) 世田谷区奥沢3-47-8 

自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 
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翌日の被曝問題に関しての会合は、満員のため、キャンセル待ちとなっています。こくちーずで随時ご確認下さい。

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きょうは農水大臣が辞任し、安倍総理は農水大臣をかばう為に発言したはずの「日教組ヤジ」に関して、日教組が補助金をもらっていて、その傘下にある日教組会館からの議員献金をうけていることを前提にして発言したと話していました。

しかし、日教組は国から補助金は貰っておらず、日教組会館は議員献金もしていなかったそうです。

もはや、ヤジどころか、その後の説明も、妄想の上に妄想を重ねています。

正常な意識の状態ではありません。

自民党はそろそろ総理の交代をきちんと考えるべきです。

ここまで、最低限の事実確認ができない、しかもヤジ発言の言い訳のつもりで、攻撃的言説を喋り、その言説の事実関係が全く間違っている総理大臣など、だれが信用するのか、ということです。

小学生のほうがたぶん、マシです。

頭が正常であるのかどうか、微妙としか思えない総理大臣によって、政治判断がされていることは本当に危険な話と思います。

我々の生存リスクをあげている要因は、放射能やイスラム国に限らないということです。

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 最新55号内容

 

・・・・ I N D E X・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【 安倍総理「日教組」ヤジ発言から考える、放射性物質の被曝による中枢神
経への影響。 】 
『2015年、被曝問題について木下黄太の大放談(4)』
【 一般食品基準値を20ベクレルに引き下げる運動 】
【 汚染食品を食べる自由もあれば、避ける自由もある 】
【 「緊急避難状態」は終わった。地域社会との新しい関係づくりを! 】 

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三田医師とのジョイント講演、5月に沖縄と札幌で開催予定が、ほぼ、固まっています。他にも仙台や首都圏、避難者の多い大都市圏での開催は模索していますので、開催希望や招聘希望のある方は、僕にメールでお問い合わせ下さい。⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 【3/15(日)午後、三田医師&木下黄太講演会IN名古屋】

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開場13:30 講演14:00~16:00

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

#99 雇用

原子力は雇用を脅かす。
再生可能エネルギーは国内で最大の雇用発生装置である。
将来性、持続性のある 30 万人分以上の職場がわずか数年のうちに確保され、しかもその
うち 5 万人分はここ 2 年間のうちに創出された――経済危機にもかかわらず。原子力産業
では合計してもわずか 3.5 万人を雇用しているのみである。
経済予測では、電力系統の中で今後もエコ電力の優先を保障する限り、2020 年までにさ
らに 20 万人の職場が創出されるという。
脱原発の期限の延長や、脱原発自体を取り消すことは、エネルギー革命を阻害し、非常
に多くの雇用を脅かす。









岩上安身氏、狭心症で一時緊急入院。異常警報、福一排水路で高濃度汚染水漏れか。産経新聞御用取材が暴露。

2015-02-22 20:41:48 | 福島第一原発と放射能

歌舞伎役者の坂東三津五郎さんが、すい臓がんで亡くなられました。59歳。ご冥福をお祈りいたします。

しかし、歌舞伎界は、本当に早すぎる死が、多すぎる気がいたします。

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【 一般食品基準値を20ベクレルに引き下げる運動 】
【 汚染食品を食べる自由もあれば、避ける自由もある 】
【 「緊急避難状態」は終わった。地域社会との新しい関係づくりを! 】 

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全ベータで5000Bq/L以上、もう一つは5600Bq/L以上の汚染水が出ていたようです。東電のプレスリリースでは

次のようになっています。

本日(2月22日)午前10時頃、構内側溝排水放射線モニタ「高」警報が発生しました。その後、午前10時10分頃、構内側溝排水放射線モニタ「高高」警報が発生しました。

 本日(2月22日)午前10時20分現在、当該放射線モニタの指示値については、以下のとおりです。
 A系:5.05×10^3Bq/L(全ベータ)
 B系:5.63×10^3Bq/L(全ベータ)

 現在、構内汚染水タンク等の漏えいの有無および、構内側溝排水放射線モニタの健全性の確認を実施しています。

 また、午前10時20分、全汚染水タンクエリアの止水弁「閉」の確認、35m盤上の汚染水移送の停止、排水路ゲート「閉」を指示しました。

排水路のモニターでこの異常は感知され、現在は確認作業が継続されているようです。

本日(2月22日)午後3時1分、当該排水路に溜まった水の排水のため、パワープロべスター(バキューム車)によるくみ上げを開始しました。

現在排水路、排水路出口および港湾内のサンプリングを実施するとともに、警報発生の原因について引き続き調査を実施しております

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IWJで知られる、岩上安身氏がきょう一時、狭心症で緊急入院したそうです。

「冠攣縮性狭心症」。意識はありましたが、帯広で緊急入院され、治療の結果、いったんはホテルに戻られたそうです。

55歳。ホテルからかなり近い場所に病院があり、対応が早かったことも功を奏したようです。

帯広には有罪が確定して公民権停止、既に辞職した石川知裕元代議士の会合、司会役で行かれていました。

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『石川ともひろ裁判報告会』開催!

■日時 2月21日 午後3時より (開場2時)
■場所 とかち館  帯広市西7条南6丁目2
     孔雀の間
■会費 無料
■主催 石川ともひろの裁判を支援する会
 
弁護団の安田好弘弁護士、河井匡秀弁護士をゲストに、フリージャーナリストの岩上安身氏をコーディネーターとして報告会を行います。

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僕は1995年から、彼を直接は知っていますが、昔から体力を過信するタイプの方だと思います。
以前から、相当に体調は悪いし、被曝を自分に降りかかることとしては、当初甘く見ていたことも間違いないです。
その上、過労や睡眠不足の上に、心的ストレスまでになると、厳しい事態も今後もありえる話です。
要は、ご自身がどういう選択を優先されるのかだと思います。

この冠攣縮性狭心症は日本人の狭心症には多く、寒い時におきやすいです。

「突然死と冠攣縮性狭心症の強い因果関係、急性心筋梗塞との強い関係も最近注目されてきております」(東海大学のサイトより)


⇒ 「IWJ代表・岩上安身の体調悪化と入院のご報告」2015.2.22日号 ~No.893号~ http://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/21889 

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  健康症状を中心としたご報告や何かのご相談もまずはメールでお知らせ下さい。まともなお話には、電話や通話アプリなどで、直接お話いたします。   

  また、僕は、去年の年末迄に日本テレビを正式に退社いたしました。  

   出演、制作、寄稿、出講、ビジネスベースのお話、政治的な活動など、僕に関心があって何かやりたい方がいましたら、まずメールでご連絡下さい。きちんとしたお話なら、これも、お電話やお会いして対応いたします。 

    連絡先⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

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「安倍日教組妄想ヤジ」擁護目的で産経新聞が権力御用としてあからさまな機能をしていて、現場の記者が掲載しなくてもよいと思える記事を掲載する事例が紹介されています。

 

安倍総理の日教組ヤジを飛ばした相手である民主党議員に難癖つけている産経新聞。

しかし、こんなことを取材相手の国会議員からオープンにされたら、報道機関としては完全終了です。

安倍総理が野次を飛ばしたときに質問していた民主党の玉木議員の政治資金パーティーについて、あらかじめ上から言われたとおりのスタンスでだけ取材し、記者本人が報道する価値がないことまで、取材相手に吐露している状態です。

いろんな意味で、酷すぎます。

玉木議員のブログから、一部引用しておきます。

http://ameblo.jp/tamakiyuichiro/entry-11992969087.html

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帰り際、当然、これは記事にはなりませんねと二人に聞くと、驚くべき答えが返ってきた。

「いや、違法でないことは確認できましたが、記事にするかどうかは別で、上の判断になります。」

違法性がないのになぜ掲載する必要があるのかと聞き返すと、

「この取材そのものが、上からの指示で始めたものであり、記事を掲載するかどうかも上の判断です。」

との返事。


実は、取材前日の19日、私は衆議院予算委員会で西川農林水産大臣の疑惑をはじめて予算委員会で取り上げた。そして期せずして安倍総理のヤジ問題も発生した。

取材に来た記者たちも、暗に自民党サイドからの情報提供および取材依頼であることを示唆した。(実は秘書が気をきかせて取材は全て録音している)
また、そうした政治的意図は、次のような取材依頼のFAXの文章にも表れている。

“この「脱法的行為」は、玉木先生が国会で追及した、西川公也農水相の「精糖業界からの脱法献金」と似た構図だと考えます。”

たぶん、私がこれ以上、西川大臣の疑惑追及をしないよう、玉木にも同様の問題があると指摘して、産経新聞と夕刊フジを使って私を潰そうとしたのだろう。

そもそも、フジサンケイグループの二社だけがそろって取材に来たこと自体不自然だ。

(中略)

ただ、取材をうけた後21時頃になって、夕刊フジからは、検討の結果、掲載を見送るとの連絡があった。しかし、産経新聞からは何の連絡もないままだった。

そして、昨日21日になって、産経新聞の記者から、明日の朝刊の社会面に掲載することになったとの電話が来た。
「違法性がない」と認めたのに掲載するのはおかしいのではないかと反論したが、彼はとにかく

「上の判断で掲載することになりました。」

の一点張りである。
こんな対応は理不尽ではないかと聞いても、「社の方針です。」と繰り返すばかり。
では「個人的にはどう思うのか」と聞いたところ、

「個人的には掲載する必要はないと思います。」

と言った。
その時に、現場の記者は、むしろ被害者なのかもしれないと悲しくなった。

権力の言いなりになるメディア。

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玉木氏の見解がおかしいのは「現場の記者は、むしろ被害者」感覚です。こういう人間は本当の意味で記者ではないので、駆逐されるべきと僕は思います。

社会部記者としてゆるせない酷さです。

玉木議員はまだ甘いです。マスコミに。

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こういうレストランは現実に京都市内にありますよ。⇒⇒⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie

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午前はキャンセル1席でました。午後は現在満員。

【3/14(土)午前 木下黄太と話す被曝問題 IN 世田谷】

 

9:15受付開始 9:30~12:00

 

等々力地区会館(世田谷区等々力3-25-16)等々力駅徒歩6分

詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/260860/

 

 

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3/13(金)夜 大野元裕&木下黄太 リアル・セッション IN 自由が丘

『イスラム国人質事件と安倍政権対応、僕らが晒される脅威』 
 

詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/262128/

 

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  スピーカー: 大野元裕(参議院議員、中東調査会非常勤研究員)

                 木下黄太(ジャーナリスト、著述家、アクティビスト) 

  3/13(金)18:30受付開始19:30開演21:30終了予定(間に休憩有) 

 奥沢区民センター第一会議室(定員115席) 世田谷区奥沢3-47-8 

自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 
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独身女性が、被曝を回避するために単身で関東⇒関西へ移住し、地元の伴侶を得て、まもなくお産という報告。

2015-02-21 23:58:00 | 福島第一原発と放射能

 

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経への影響。 】 
『2015年、被曝問題について木下黄太の大放談(4)』
【 一般食品基準値を20ベクレルに引き下げる運動 】
【 汚染食品を食べる自由もあれば、避ける自由もある 】
【 「緊急避難状態」は終わった。地域社会との新しい関係づくりを! 】 

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被曝回避という事象が、いろんな形で多くの人の人生を変えていますが、きょうは、30代の独身女性が、被曝回避のために、関東を離れて、西で結婚、まもなく出産されるという報告です。

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こんにちは。関西に移住したのは2012年の春です。これから結婚して子育てする願望が強くありましたが関東で子育ては厳しいかなと思いまして。移住して2年目に友達の紹介で知り合った関西の人と意気投合して去年入籍しました。関西に知り合いは最初は殆どいませんでしたし一人での生活は想像以上に大変でしたが移住して良かったと今は思えます。ちなみに旦那さんは移住者とかではなく土地の人で私の行動も理解してくれています。すぐに赤ちゃんも来てくれて来月お産でしばらくネットから離れてしまいますが、単身移住者の方達にも希望持ってもらいたいです。

移住したのは30過ぎの時です。一番の理由は関東で子供を産んで育てることに懸念があったためです(絶対に子供がほしかったので!)移住後は仕事が安定するまで金銭面で厳しかったこと、また親戚友達がいない土地で一人での生活が最初は寂しく大変でした。でも現地で人との繋がりが出来始めると頑張れました。移住先で早くから人との繋がりを作ることは大事だな〜と感じてます。


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これは、「放射能防御プロジェクト女子会」で発言があり、細かく確認してご報告いたしました。

うれしいお知らせです。

独身女性は、自分を守るために、決断をすることは難しいですが、こうしたケースもあり、新たな地で、幸せをつかまれつつあることを嬉しく思います。

特に独身女性で被曝回避のことでつながりのほしい方は、こちらにお入り下さい。なかなか、つながりを作れないという声は、相変わらず多いです。

信頼できる人とのつながりを構築することはとても大切です。

「放射能防御プロジェクト女子会」⇒https://www.facebook.com/groups/190023214461507/

独身女性、既婚でもお子さんのない女性が被曝回避のために集っています。200人くらい参加者はいます。

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 三田医師とのジョイント講演、5月に沖縄と札幌で開催予定が、ほぼ、固まっています。他にも仙台や首都圏、避難者の多い大都市圏での開催は模索していますので、開催希望や招聘希望のある方は、僕にメールでお問い合わせ下さい。⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

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開場13:30 講演14:00~16:00

イーブル名古屋(名古屋市女性会館) 中区大井町7番25号

 地下鉄 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分 

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  また、僕は、去年の年末迄に日本テレビを正式に退社いたしました。 

   出演、制作、寄稿、出講、ビジネスベースのお話、政治的な活動など、僕に関心があって何かやりたい方がいましたら、まずメールでご連絡下さい。きちんとしたお話なら、これも、お電話やお会いして対応いたします。 

   連絡先⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

#98 時代遅れの遺物

原子力は世界中で時代遅れの遺物である。
ヨーロッパでは 46 各国のうち原子力を使用しているのは、18 国のみである。そしてその
うちの 2 国のみが新しい原子炉を建設中である。EU27 カ国内では、原子炉の数も原子力
が電力供給に占める割合も、両方とも低下している。
世界中でここ 10 年間に総出力 26GW の 35 基の原子炉が新しく稼動を始めた。しかし
現在稼働中の 438 基の原子炉のうち、348 基(総出力 293GW)はすでに 20 年以上経過
する古いものである。それらの原子力発電所を置き換えるだけのために、今から 2030 年
までに 18.5 日毎に新しい原子炉を稼動させなくてはならない。現在の状態はそれには程
遠い。





メルマガ55号⇒【 安倍総理「日教組」ヤジ発言から考える、放射性物質の被曝による中枢神経への影響 】

2015-02-20 22:22:22 | 福島第一原発と放射能

■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■
   木下黄太メールマガジン [第55号 2015/2/20]
            < 毎週金曜発行 >         
■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■

 二月も二十日が過ぎました。あなたは今、どんな気分で過ごしていますか。
さて、きょうは懸念すべき安倍総理への、ちょっと違う懸念から書いておきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 安倍総理「日教組」ヤジ発言から考える、放射性物質の被曝による中枢神経
への影響。 】 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今日は、僕の懸念を書いておきます。政治的なこととも関係はありません。
衆議院予算委員会での安倍総理の「日教組」ヤジ発言に関してです。
ヤジというのは、その内容に関係するか、質問者個人などの足を引っ張るため
に言うものです。
そうでないと、本来のヤジになりません。
昨日、予算委員会の農水相の献金疑惑に関する質問で元官僚の民主党議員に
対して、「日教組はどうするの」とヤジる論理が全くありません。
安倍総理はヤジることが昔から好きなようです。下種な趣味があるということ
です。
しかし、下種な趣味があっても、関係ないことを、ヤジるのはあまりに辻褄が
あいません。
というか、おかしいです。

僕は懸念します。
このところ、安倍総理が嬉々として話したり、イスラム国関連で泣き出したり
するような映像を見ていて、本人がある種の感情の高ぶりが押えられないので
はないのかと。
さらに不安な質問に対して、何か邪魔したいという感情が持ち上がり、それを
抑えきれず、ヤジを飛ばしている気がします。
しかも、そのヤジの中身も考えられず、自分の思考の中で固定観念としてある
日教組への悪態が、その場の流れと何の関係もないヤジとして出ている。
それを本人は押しとどめられない。


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 三田医師とのジョイント講演、5月に沖縄と札幌で開催予定が、ほぼ、固まっています。他にも仙台や首都圏、避難者の多い大都市圏での開催は模索していますので、開催希望や招聘希望のある方は、僕にメールでお問い合わせ下さい。⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 【3/15(日)午後、三田医師&木下黄太講演会IN名古屋】

 客席数がお子さんも含めて150席しか席がありません。そして現在、相当数の予約が入っています。

 福岡は、大人だけで参加者がおよそ200人でした。お早く予約下さい。

 詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/258756/

開場13:30 講演14:00~16:00

イーブル名古屋(名古屋市女性会館) 中区大井町7番25号

 地下鉄 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分 

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  健康症状を中心としたご報告や何かのご相談もまずはメールでお知らせ下さい。まともなお話には、電話や通話アプリなどで、直接お話いたします。  

  また、僕は、去年の年末迄に日本テレビを正式に退社いたしました。 

   出演、制作、寄稿、出講、ビジネスベースのお話、政治的な活動など、僕に関心があって何かやりたい方がいましたら、まずメールでご連絡下さい。きちんとしたお話なら、これも、お電話やお会いして対応いたします。 

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

#97 2%のテクノロジー

 原子力は、特筆に値するようなエネルギー供給を担えない。 世界にある計 438 基の原子力発電所における発電電力量では、世界のエネルギー需要 のわずか 2%強しか賄えていない。滑稽なほどの尐なさだ。 同じエネルギー需要のもとでこの割合を 10%にまで引き上げようとすれば、新たに 1,600 基の原子力発電所を追加で建設しなければならない。そうなれば天然ウラン資源は約十年 後に枯渇する。人は結局その後で、別の選択肢を探すことになる――それは例えば、再生 可能エネルギーだ。





【法改正で自衛隊がイスラム国等の人質救出すべきは非現実】機関紙的性格の強い軍事専門紙が警鐘。

2015-02-19 18:30:00 | イスラム

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 木下黄太メールマガジン毎週金曜配信。明日夜も配信します。

 被曝に関する重要情報はメルマガを購読して下さい⇒http://www.hoshanobogyo.com/

 最新号内容

 【最初の検査では問題がなかった子ども達が、甲状腺がん疑い8人(うち1人確定)という福島の状況、医師2人の分析】 

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警察予備隊の機関紙として、その存在がスタートして、現在も防衛省と自衛隊情報を伝える専門紙である、新聞があります。

『朝雲新聞』。http://www.asagumo-news.com/

ここに次のような記載が出ていたそうです。 

自衛隊がイスラム国からの救出に法改正して作戦行動を立てれば何でも出来るかのようなウソを安倍政権は話していますが、それがありえない妄想であることが、現況の軍事的感覚、さらに自衛隊の状況を踏まえて端的に語られています。

海外邦人保護の限界、人質事件での救出など次元が違うということ

シビアに軍事的なことを考えても、他国のテロ組織にできることは皆無に等しいということです。

こういう声が、軍事側の情報筋から公言されているのが、今の日本です。

どこまでおかしくなっているかを認識する材料と考えてください。

大野氏とのリアルセッションも、こうした軍事的感覚とシンクロする部分があるとおもいます。

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現在は60人(表示は55人ですが一申込で複数参加者がいます)が参加申込です。しかし、被曝問題に比べると、非常に反応が悪いままです。

詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/262128/

△来週月曜日23日の夜までに参加申込みが70人を超えない場合は、こうした被曝・放射能・原発関連ではない、別のイベントは、首都圏では、二度と僕は開催いたしません。

しかし、このイベントが開催できない場合には、以下のようにいたします。

△ブログ記事は現在、被曝や放射能関連に関しての記事がほぼ毎日でしたが、毎日そういう記事であることをやめます。

△具体的には、放射能や原発や被曝のことはメールマガジンでお伝えし、このブログは、メイン記述は他の事に致します。被曝・放射能・原発関連のブログ記事は、週1回~2回程度に頻度を下げます。

開催の場合は、中東地域のエネルギー問題に詳しく、アフガニスタンやイラン情勢でテレビ報道解説も多い専門家が飛び入り参加する予定です(彼もイスラム国関連の報道番組で、何回もテレビには出ていますし、勿論、テレビでしゃべれないことをしゃべって頂きます)!

参加者が来なければ、あきらめて僕ら三人で、その辺で飲むことになるかもしれません。僕が首都圏のブログ読者のレベルを確認しているとお考え下さい(なお、世田谷区より汚染が少ない地域の方にわざわざ来てほしくて開催はしていません)。

 

3/13(金)夜 大野元裕&木下黄太 リアル・セッション IN 自由が丘

『イスラム国人質事件と安倍政権対応、僕らが晒される脅威』 

詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/262128/

被曝問題などでも徹底した姿勢を崩さない、ラジカルなジャーナリストの木下黄太。 

さまざまな話題で、現実を直視するシリアスな専門家を招いて、リアルなトークセッショッンを開催。 

今回は、イスラム国とその対応を巡って、我々に起きつつある脅威を伝えます。  

イラク問題のエキスパート、イラク戦争の際に、 CIAも顔負けの綿密な情報分析をテレビで披露したことで有名な、大野元裕氏。 

イラク大使館の専門調査員をつとめ、中東調査会の研究員、そして現在は民主党の参議院議員。 

イスラム 過激派に関して日本有数の識見があり、尚且つ政治家でもある大野氏と徹底トークをいたします。  

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スピーカー: 大野元裕(参議院議員、中東調査会非常勤研究員) 

             木下黄太(ジャーナリスト、著述家、アクティビスト) 

3/13(金)18:30受付開始19:30開演21:30終了予定(間に休憩有) 

奥沢区民センター第一会議室(定員115席) 世田谷区奥沢3-47-8 

自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 

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 三田医師とのジョイント講演、5月に沖縄と札幌で開催予定が、ほぼ、固まっています。他にも仙台や首都圏、避難者の多い大都市圏での開催は模索していますので、開催希望や招聘希望のある方は、僕にメールでお問い合わせ下さい。⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 【3/15(日)午後、三田医師&木下黄太講演会IN名古屋】

 客席数がお子さんも含めて150席しか席がありません。そして現在、相当数の予約が入っています。

 福岡は、大人だけで参加者がおよそ200人でした。お早く予約下さい。

 詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/258756/

開場13:30 講演14:00~16:00

イーブル名古屋(名古屋市女性会館) 中区大井町7番25号

 地下鉄 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分 

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僕は、マインドコントロール論には全面的には組しません。

マインドコントロール論は、マインドコントロールを行う側と、行われる側を峻別しすぎていて、カルト組織でマインドコントロールされる側を過剰に保護している構造は前からおかしいと感じています。

これは相互作用で捉えるべき話です。

マインドコントロール論は、統一教会の反対弁護団=オウムの反対弁護団がさんざん話していた内容です。これで説明できる部分も当然あったが、説明できない部分もオウム事件では多くありました。こういうあたりまえの現場認識もネット住民は理解しないで、いつまでも書誌情報に耽溺してます。

スティーブ・ハッサンのマインドコントロール論は、1995年当時、被害弁護団がさんざん喧伝しています。その弁護士達の主張は良く聞いたし、紀藤弁護士などとも、ずっとその話はしています。こうした情報を相当回数、テレビ報道もしています。マスコミ報道がマインドコントロール論を理解していないと考えるのは、完全な間違い。

そこで、マインドコントロール論を理解したら、おかしな動員や、高額販売、違法なカルトの蔓延が防げると、甘く考えているような現実はありません。そうした理解は一定程度必要ですが、そういう理解のみで、解決に際して現実の根幹はそこにはありません。こうしたことも、理解しないネット住民の対応は意味がありません。

マインドコントロール論を全面的には信用しないということが、カルト肯定している話でさえないことも、理解しようともしないで、決め付けてくる事に対しての簡単な回答です。

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【世界初、高線量高速道路開通】5.5μSv/hの高線量を指し示す、高速道路「常磐道」が開通する日本の狂気。

2015-02-19 13:15:00 | 福島第一原発と放射能

上記画像は河北新報より引用。http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150218_63012.html 

上記画像は毎日新聞より引用。http://mainichi.jp/select/news/20150218k0000m040076000c.html

読売新聞はhttp://www.yomiuri.co.jp/photograph/news/article.html?id=20150217-OYT1I50020

NHKはhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20150217/k10015532831000.html

これらのニュースの核心は、5.5μSv/hの高線量の場所を通行することが確認できる高速道路が、世界ではじめて作られたということです。チェルノブイリにはこうしたエリアを走る高速道路はありません。

こんな面白い光景が、普通のニュースとして、テレビや新聞で報じられていることを、僕らは深く心に刻み込むべきです。

日本政府がおこなっている復興という話が、どこまで狂気とシンクロしているかということを。


さて、ツイッター上で、こうしたことに少し触れただけで、過剰反応してきたフクシマ関連ツイッター住民が一定数いました。

久しぶりにこういう愚者に多数遭遇したのですが、その中の1人は自称F1作業員。

5.5μSv/hなど高線量ではない、私はもっと高線量の場所にいるのだと、自慢していました。

真性・・・・・ということを思い起こします。

チェルノブイリレポートにどうして「中枢神経」に関わる記述が本当に多いのかということも、再考させられる事象でした。

4年も経過すると、蓄積した被曝は尋常ではありません。被曝は足し算ですから。合掌。

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現在は59人(表示は54人ですが複数参加者がいます)が参加申込です。非常に反応が悪いままです。

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3/13(金)夜 大野元裕&木下黄太 リアル・セッション IN 自由が丘

『イスラム国人質事件と安倍政権対応、僕らが晒される脅威』 

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被曝問題などでも徹底した姿勢を崩さない、ラジカルなジャーナリストの木下黄太。 

さまざまな話題で、現実を直視するシリアスな専門家を招いて、リアルなトークセッショッンを開催。 

今回は、イスラム国とその対応を巡って、我々に起きつつある脅威を伝えます。  

イラク問題のエキスパート、イラク戦争の際に、 CIAも顔負けの綿密な情報分析をテレビで披露したことで有名な、大野元裕氏。 

イラク大使館の専門調査員をつとめ、中東調査会の研究員、そして現在は民主党の参議院議員。 
イスラム 過激派に関して日本有数の識見があり、尚且つ政治家でもある大野氏と徹底トークをいたします。  

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   スピーカー: 大野元裕(参議院議員、中東調査会非常勤研究員)

                  木下黄太(ジャーナリスト、著述家、アクティビスト) 

3/13(金)18:30受付開始19:30開演21:30終了予定(間に休憩有) 

 奥沢区民センター第一会議室(定員115席) 世田谷区奥沢3-47-8 

自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 

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3/14(土)午前と午後に予定している「木下黄太と話す被曝問題IN世田谷」は、満員のためキャンセルまちとなっています。ご了解下さい。

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 客席数がお子さんも含めて150席しか席がありません。そして現在、相当数の予約が入っています。

 福岡は、大人だけで参加者がおよそ200人でした。お早く予約下さい。

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開場13:30 講演14:00~16:00

イーブル名古屋(名古屋市女性会館) 中区大井町7番25号

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

#96 投資の障害

原子力は、イノベーションと投資の妨げとなる。 再生可能エネルギーは世界的にも、もっともダイナミックで、もっとも成長の見込まれる業 種の 1 つである。再生可能エネルギーのブームによって、ドイツでは多くの国内企業がそ の研究と開発に投資した。そしてドイツは多くの分野において今日、技術的に世界の最先 端であり――将来の見通しも明るい。いまや「made in Germany」の風力発電機、水力発 電用のタービン、バイオガス発電施設、太陽光発電パネルといえば輸出のヒット商品である。 2008 年に世界で新たに建設された風力発電の 3 つに 1 つはドイツ製であった。 ドイツの再生可能エネルギーへの投資は、世界同時不況の発生した 2009 年でさえ 20% 伸び、180 億ユーロになった。 原子力発電所の稼働期間の延長は、再生可能エネルギー分野への投資の安全性を奪う。 それは研究と開発の妨げとなる。原子力に執着するものは、環境に優しく、輸出に強く、今 世紀最大のブーム産業の拡大に水を差す。












2/23夜迄にイスラム国関連講演申込が70名を超えない場合⇒開催中止、僕のブログ運用も大幅に変更します。

2015-02-18 11:50:55 | その他

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僕は意味のある情報提供をしたいと考えていますが、世の中の人々は実は外電と呼ばれている、外国で起きている事象に本質的に反応していないことは、よく知っています。

テレビの世界でも外国に関してのニュースに関心があるケースは少なく、視聴率は下がります。

外国の戦争などは、取材経費が掛かる割には、実は反響は少なく、そうしたことは報道機関にとっては、いつも悩みの種です。

見ている側は気がついていないと思いますが、見られている側は、そのことをとてもよく知っています。

それでも必要があると考えて、お金をつぎ込み、対応しているマスコミの状態もあります。

こういう努力はメディアが継続しない限り何にもなりません。メディアのことを中傷だけすれば済むと思っている馬鹿がこの世の中には多数いますが、その馬鹿よりは努力していた実態もあります。

そしてその戦場取材をメインで行うことをマスコミの社員にさせないので(社員死亡によるマイナスを会社は回避したいので)、フリーランスに発注する状況があります。

戦場取材をおこなうフリーランスとマスコミの持ちつ持たれつ関係はここからおきています。

実はこうしたことには、一般の方には、確かに本質的に関係ありません。

ですから、2007年に長井健司さんが殺害され、そのビデオカメラ返却運動を僕が立ち上げ、かなりの新聞やテレビで大きく報じられたにもかかわらず、全国でボランティア講演をおこなっても、観客が集まった地域のほうが圧倒的に少なく、大阪では一人しか参加者がいなかったことも経験しています(いまテレビ新聞が被曝問題を掲載しないのに、講演に人が集まるのとは大違いです)。

こういうことを僕は他の人よりもよくよく知っています。だから、戦場の話で、あなたたちと関係のないことなら、いちいち僕は押し付けがましく、情報提供などしません。

よいですか、これは、そういう関係のないところでおきているだけの話ではありません。

このイスラム国を巡る状況は、インターネットで情報が拡散し伝播し、いろんなことでリスクが増大しています。

いきなりあまり関係ない国で、発砲事件や爆破事件が発生するリスクが起きているのです。

しかも、これまで無関係の日本人が、この前から、ターゲットとして名指しされている状態になりました。

よいですか、危険地でない海外の都市部でのリスクに限りません。

そうした情報影響を受けている人間がいるなら、日本国内の都市部でも危険は強まっているということです。

日本国内でもリスク想定をしないとならなくなっているから、開催するということです。

実は大野さん以外に、当日は他にも来場したいというサプライズゲストがいたりします。

そういうことを伝えておかないと、本当にまずい事態が東京でもおきる可能性を感じているから、その方達は、伝えようとしているのです。

放射能リスク以外で、あなたたちの命に関わる可能性があるリスクが顕在化しているから、僕はこうした会を催そうとしています。

放射能リスクは、通常は即座には死はもたらしません。「直ちに」という枝野発言は、だから為されました。それでも、健康リスクは存在し、時間経過と共に、死をもたらす場合もあります。放射能はそうした危険な存在だから、警告を続けています。汚染地にはいつも身近に存在しています。

テロリスクは、常時身辺にはありません。しかし、その頻度は多くなくても、これまで国内でほぼノーリスクだったものが、有意にリスクが存在する状態になりました。そして遭遇した場合は、「直ちに」死んだり、傷つきます。

だから、伝えようとしているのです。

ただし、被曝問題と異なり、あなたたちがこうしたテーマをきちんと考えることを忌避していることもわかりましたし、面倒くさいから対応したくない状態も、僕には、よくよく認識しました。

しかし、僕もこんな感覚では、あなた達とこれまでどおりの付き合いは出来ません。

そこでこう致します。

△来週月曜日23日の夜までに参加申込みが70人を超えない場合は、こうした被曝・放射能・原発関連ではない、別のイベントは、首都圏では二度と僕は開催いたしません。

しかし、このイベントが開催できない場合には、以下のようにいたします。

△ブログ記事は現在、被曝や放射能関連に関しての記事がほぼ毎日でしたが、毎日そういう記事であることをやめます。

△具体的には、放射能や原発や被曝のことはメールマガジンでお伝えし、このブログは、メイン記述は他の事に致します。被曝・放射能・原発関連のブログ記事は、週1回~2回程度に頻度を下げます。


それで読者から離れる方は、どんどん離れて下さい。僕はそういう読者を必要としていません。

こちらがリスクを考えて、これは認識しておいたほうが良いと思って、しかも有益な情報を提供できると考えているにもかかわらず、そうしたことに関心を向けない読者は僕には不快極まりないです。そういう人と、書き手と読者としての関係を続けるのも嫌です。

昔、「おまえは情報提供を続けろ、こっちはそれが必要なだけだ」などという嫌がらせ投稿をしてきていたネット住民の女もいたことを思い出します。そういうことと変わりないです。被曝関連でおいしく情報をつまみ食いしたいだけの読者は不要です。そういう人を極力排除することは徹底したいと考えます。

メールマガジン読者と違って、こちらからの情報発信に対価を払わない人たちとの関係を、僕が見直すきっかけに今回のイベント開催はなっているということです。

僕の方で大切と感じて、より入りやすい形で、提供しようとしている内容さえ、受け止めない読者など、果たして必要なのかと僕は強く感じています。

(注)なお、今回のイベントは首都圏に、いまだにいる方に対して開催しているもので、放射能汚染がより少ない地域の方に、汚染地に来て聞いてほしい訳ではありません。他地域でこのようなイベントを聞きたい方や開催したい方は、メールで別にお問い合わせ下さい。

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3/13(金)夜 大野元裕&木下黄太 リアル・セッション IN 自由が丘

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今回は、イスラム国とその対応を巡って、我々に起きつつある脅威を伝えます。  

イラク問題のエキスパート、イラク戦争の際に、 CIAも顔負けの綿密な情報分析をテレビで披露したことで有名な、大野元裕氏。 

イラク大使館の専門調査員をつとめ、中東調査会の研究員、そして現在は民主党の参議院議員。 
イスラム 過激派に関して日本有数の識見があり、尚且つ政治家でもある大野氏と徹底トークをいたします。   

 

 

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  スピーカー: 大野元裕(参議院議員、中東調査会非常勤研究員)

                 木下黄太(ジャーナリスト、著述家、アクティビスト) 

3/13(金)18:30受付開始19:30開演21:30終了予定(間に休憩有) 

 奥沢区民センター第一会議室(定員115席) 世田谷区奥沢3-47-8 

自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 

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 福岡は、大人だけで参加者がおよそ200人でした。お早く予約下さい。

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開場13:30 講演14:00~16:00

イーブル名古屋(名古屋市女性会館) 中区大井町7番25号

 地下鉄 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分 

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

#95 相容れない関係

原子力と再生可能エネルギーは共存できない。先頃、電力大手 E.ON と EdF はイギリス政府に対し次のように迫った。「ロンドンがこれ 以上再生可能エネルギーを推進するつもりなら、私たちは新たな原子力発電所に投資しな い」。なぜなら高額な原子力発電所は、稼働率を上げ常時電気を売りさばいてはじめて採 算がとれるのだから。 再生可能エネルギーとの組み合わせに適しているのは、素早く、簡単に出力調整できる 発電所だけである。太陽光、風力、水力による環境に優しい電力の不足を補充するのが、 その唯一の役割となるからだ。しかし原子力発電所は、技術上、まったく調整が利かない。 したがって原子力と再生可能エネルギーは決して 1 つのチームにはなりえず、つねに敵 同士となる。原子力発電所を建設すれば、再生可能エネルギーの拡大を妨げる。あるいは、 これまでに述べたように、逆もまたしかり。




 


福島第一原発事故に関心が薄れていると認識する人が7割を超えている世論調査、終わっている日本国民。

2015-02-17 12:00:00 | 福島第一原発と放射能

前の記事でも書きましたが、来週月曜日までに、参加者が一定数を超えない場合は、大野氏とのイベントは中止します。月曜に判断します。

こうした情報提供をいくらしても意味がないのなら、逆に、ブログで被曝関連情報ばかり伝えているのをやめることも検討しています(既に被曝情報の重要情報はメルマガのみで配信していることも多いです、これを徹底してメルマガのみにすることを検討しているということです)。ブログは継続するかどうかをまず考えていて、継続する場合も、被曝関連のテーマを殆ど書かないことを考えています。被曝問題が重要であることは僕の中では変化が全くありません。しかし、原発事故後におきている日本社会の変質は、更に位相が変化していて、違う形の別リスクも顕在しつつある社会になっています。これは、国家体制側の問題点が大きくありますし、マスコミの脆弱および劣化、一般国民の愚かな意識の拡大によって、更に酷い状況にあります。

こうしたことについて、見ようとしない読者は僕には必要ありません。読みに来ないで下さい。不快です。

こういうこともわからない、わかろうともしない人間と関わることは、僕には無駄です。

また今回のテーマは、通常よりもこうしたリスクが増加した現況を伝えようとしているものです。場合によっては、「直ちに」殺される可能性が生じているから、開催するものです。

こうしたことも認識できない人は、ブログを読みに来ないで下さい。

 

3/13(金)夜 大野元裕&木下黄太 リアル・セッション IN 自由が丘

『イスラム国人質事件と安倍政権対応、僕らが晒される脅威』 
 詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/262128/

(リンクにバグが出ている指摘があり修正しました。)

被曝問題などでも徹底した姿勢を崩さない、ラジカルなジャーナリストの木下黄太。 

さまざまな話題で、現実を直視するシリアスな専門家を招いて、リアルなトークセッショッンを開催。 

今回は、イスラム国とその対応を巡って、我々に起きつつある脅威を伝えます。  

イラク問題のエキスパート、イラク戦争の際に、 CIAも顔負けの綿密な情報分析をテレビで披露したことで有名な、大野元裕氏。 
イラク大使館の専門調査員をつとめ、中東調査会の研究員、そして現在は民主党の参議院議員。 
イスラム 過激派に関して日本有数の識見があり、尚且つ政治家でもある大野氏と徹底トークをいたします。   

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  スピーカー: 大野元裕(参議院議員、中東調査会非常勤研究員)

                 木下黄太(ジャーナリスト、著述家、アクティビスト) 

  3/13(金)18:30受付開始19:30開演21:30終了予定(間に休憩有) 

 奥沢区民センター第一会議室(定員115席) 世田谷区奥沢3-47-8 

自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 
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きょうは、日本国民が総体として、馬鹿になっている傾向がよくわかる話です。

朝日新聞がおこなった世論調査の記事です。

http://www.asahi.com/articles/ASH2J4WBVH2JUZPS003.html

福島第一原発事故に関心が薄れて、風化しつつあるという認識が73%、そう思わない認識が23%だそうです。

しかし、実は二年前も66%がそういう認識で、否定するのは29%。

あんまり変わっていません。事故後二年程度の経過で、実は既にこの有様。

これは風化しつつあるかどうかという認識に関しての質問なので、実際に風化していることとは位相がずれますが、結局、メディアがこの問題を矮小化してごまかしている構図がそのまま反映させているだけだと思います。

ただし、こうした認識を示すだけの一般国民が多数と言うのは、はっきり言って、ほとんどが馬鹿だということです。

馬鹿は、いつの時代でも、やられるだけです。

こういうことを認識しないでやられたい方は、どうぞご自由にと言うしかない時代に僕らはいると思います。

こうした馬鹿な国民の意識を変えようとしても、馬鹿なので無理です。自分が被害にあっても、こういう人たちの過半数は気がつくことすらないと思います。

気がつかない国民が多くいればいるほど、国家体制はお金を使わず誤魔化せます。

体制側の官僚たちはぬくぬくと温存されます。

実質的な奴隷として、日本国民は機能していくだけということです。

この実質的な奴隷を救おうとする人たちがよくいますが、自分のことを奴隷として認識していない奴隷を救うことに意味などありません。

救おうとする人自身の足が引っ張られて、実はやられるだけです。

滅んでいく人々に、引きずられる人が偶にいますが、そんなことに価値はありませんし、そういう善意や同情は、結局、自分を他人がよく見てほしいという驕りに基づくものでしかありません。

こういう欲望に囚われて、肝心要のことができなくなる人々も、無自覚な奴隷国民と、本質的な相違はありません。

むしろ認識がある分、その人の駄目さ加減は、半端ないと思います。

僕に近づかないで下さい。こういう方達は。合掌。

参考文献⇒藤子・F・不二雄『ミノタウロスの皿』http://www.shogakukan.co.jp/comics/detail/_isbn_4091762018

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 最新号内容

 【最初の検査では問題がなかった子ども達が、甲状腺がん疑い8人(うち1人確定)という福島の状況、医師2人の分析】 

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満員になったり、キャンセルが出たりを繰り返しています。現在は1席ずつ残席あり。 

残席1席【3/14(土)午前 木下黄太と話す被曝問題 IN 世田谷】 

詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/260860/ 

残席1席【3/14(土)午後 木下黄太と話す被曝問題 IN 世田谷】 

詳細&予約申込⇒ http://kokucheese.com/event/index/262889/ 

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三田医師とのジョイント講演、5月に沖縄と札幌で開催予定が、ほぼ、固まっています。他にも仙台や首都圏、避難者の多い大都市圏での開催は模索していますので、開催希望や招聘希望のある方は、僕にメールでお問い合わせ下さい。⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 【3/15(日)午後、三田医師&木下黄太講演会IN名古屋】

 客席数がお子さんも含めて150席しか席がありません。そして現在、相当数の予約が入っています。

 福岡は、大人だけで参加者がおよそ200人でした。お早く予約下さい。

 詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/258756/

開場13:30 講演14:00~16:00

イーブル名古屋(名古屋市女性会館) 中区大井町7番25号

 地下鉄 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分 

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

#94 再生可能エネルギー

100%再生可能エネルギーによるエネルギー供給は可能である。 今日すでに、再生可能エネルギーは世界のエネルギー総消費量の 6 分の 1 を占めてい る。石油、ガス、石炭、ウランの残り埋蔵量は減尐し、地球温暖化は進む一方だ。太陽光、 風力、水力、バイオマス、地熱発電は地球がある限り持続可能である。国家レベルのもの を含む非常に多くの研究が、次のことを示している――100%再生可能エネルギーによるエネルギー革命は可能である。それは私たちに残された唯一のチャンスでもある。

私はこの見解にはかなり否定的です。特に風力の拡大は、日本では立地エリアに健康被害報告が出ていて、すくなくとも設置を限定的にすべきです。また放射能汚染された木材チップの流通先となりうるため、バイオマスにも警戒が必要です。更に化石燃料などと再生可能エネルギーは並存させるべきです。全体破滅に直結していない、石油やガスや石炭による火力発電を排除する考え方は、危険と思います。度合いを減らして調整するというスタンスに立つべきです。原子力と火力は同じではありません。こういう主張は根幹的にまずいです。





「ブログ読者のみなさんへ。」

2015-02-16 11:53:25 | その他

ブログ読者のみなさんへ。


実は秋口から、相当悩んでいる話があります。

被曝問題に関してのことではありません。

僕が被曝問題以外のテーマに言及したり、多少は避難者に和んでもらおうと企画したイベントも、うまくいっていない状態があります。

特に被曝関連以外で、外部からそれなりのゲストや知識のある方を呼んできても、その意味がブログ読者には全く伝わっておらず、機能していないようです。

僕は原発や放射能の問題は圧倒的に重要だと理解していますし、被曝問題が当面明らかにメインテーマであることは変化はありません。

しかし、それ以外のリスクも日本では具体的におきていて、そのことについて僕から特に見えていることがあって、そうした内容を、参加しやすいスタイルや形式で提供しておこうと考えていました。

僕が情報として優位性があり、伝えることでいろんな形で役に立つと思えたからです。

わざわざ外部のゲストをブッキングしてそうしたものを提供しようとも思いました。

しかし、そうしたことに本当に関心が薄いことを危惧しています。

秋に京都で開催したイベントは、アニメで著名なクリエイターの方のパフォーマンスでした。避難者へのプレゼント的に開催したつもりでしたが、そういうものに僕のブログ読者、特に読者のうちの避難者がまったく反応しないことがわかりました。僕の中では、善意的な感覚があって開催したつもりでしたが、そういうことは欲していないことを実感させられました。

これならば、情報的に意味を感じないものには、反応しないことなのだろうと、まだ僕は甘く解釈していました。

ところが、今回はイスラム国関連のトークを東京で開催することにしたのですが、この反応が異常に悪く、翌日の被曝関連のイベントや、翌々日の名古屋での三田先生との講演に比べると、予約者が相当に少ない状態です(翌日開催する被曝関連は午前満員、午後も残席が1席です。翌々日の三田医師との名古屋講演も殺到している状態で、こちらも座席数が150席くらいのため、満員が予想されます)。

ちょっと悩んでいます。

僕から被曝関連以外のコンテンツを提供しても、ブログ読者やフォローされている方達は、関心が薄いようです。

かなり内容があっても、そうしたことは関係ないようです(僕はこのテーマでは実は相当に話せますし、話したい内容もあります。大野議員が専門領域のエキスパートであることは言うまでもありません)。

メールマガジンなどでは、このテーマを読みたくて購読された方もいたのですが、どうやら全体としては被曝問題とまったく反応が違います。

そして先日、別団体が主催し、プレスセンターで開催された大野議員の講演会は、僕が主催しているものよりも、参加費が6倍だったのに、満員と聞きました。

こういう試みを皆さん相手におこなうのかどうか、難しいと感じています。被曝リスク以外のリスクが多面的に発生していて、それが例えば海外避難や日本でも大都市圏で生活している人には関わる話になってきているのに、そうしたことも伝わりません。

僕と大野議員は、原発事故前もそうなんですが、原発事故後も何回か連絡は取っていますし、例えばバンダジェフスキー博士の院内会見で、議員本人が参加している数少ない政治家でもあります。個人としての僕の信頼感があります。

更にもう少しはっきり書くと、今回のイスラム国関連で裏側でどういうことが起きていて、実際に今の政府状況の背後も含めて、お互いで相当に裏トークができる状態です。

何というか、読者の情報バランス感覚というのが、僕が感じているのと相当に違うみたいですし、情報というものについて、どの程度、真剣に考えているのか、難しい部分があると思います。

いずれにしても、今週末までの申込み状況で改善がされない場合は、開催自体を中止することも考えなくてはならないと僕は思っています。

被曝問題以外にも、危機的な状況があることを伝えておかないとならないのは、イデオロギーの話や安倍政権が憎いというような話のレベルではありません。いろんなリスクが増大していることをきちんと認識してもらおうというのが、僕の言説の根幹にあるのですが、その状況として伝えたいと感じています。しかし、伝わらないようなら考え方を改めるしかありませんし、そうした情報に関してのシビアさのない読者ばかりを相手に、被曝問題を中心にブログを毎日公開するのが良いのだろうか?実は、そう感じています。

僕は徹底した人間なので、こういう情報発信も受け止めたくない読者はいらないという感覚が強くなっています

例えば被曝問題に関しての情報発信はメルマガだけに限定して、ブログには殆ど書かなくする。

ブログには、連日、他のテーマばかりを書くことなども僕は考え始めています。


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 3/13(金)夜 大野元裕&木下黄太 リアル・セッション IN 自由が丘

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『イスラム国人質事件と安倍政権対応、僕らが晒される脅威』 
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 詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/262128/

(リンクにバグが出ている指摘があり修正しました。)

被曝問題などでも徹底した姿勢を崩さない、ラジカルなジャーナリストの木下黄太。 

さまざまな話題で、現実を直視するシリアスな専門家を招いて、リアルなトークセッショッンを開催。 

今回は、イスラム国とその対応を巡って、我々に起きつつある脅威を伝えます。  

イラク問題のエキスパート、イラク戦争の際に、 CIAも顔負けの綿密な情報分析をテレビで披露したことで有名な、大野元裕氏。 
イラク大使館の専門調査員をつとめ、中東調査会の研究員、そして現在は民主党の参議院議員。 
イスラム 過激派に関して日本有数の識見があり、尚且つ政治家でもある大野氏と徹底トークをいたします。   

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  スピーカー: 大野元裕(参議院議員、中東調査会非常勤研究員)

                 木下黄太(ジャーナリスト、著述家、アクティビスト) 

  3/13(金)18:30受付開始19:30開演21:30終了予定(間に休憩有) 

 奥沢区民センター第一会議室(定員115席) 世田谷区奥沢3-47-8 

自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 
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