ガレキに関しては全国でいろんな動きがあります。この動きを皆さんに伝えることは難しいのですが、秋田県の仙北市などは、受け入れない方向で話がでているです。大きかったのは、岩手の土壌調査を沿岸部で行ったところ、明らかな汚染は認識できたことです。政府側は「秋田と岩手の汚染は同じ程度」と市側に説明をしていたようなのですが、どうやらその説明の内容が違うということが、大きなポイントになっているようです。きちんと、汚染の状態を確認すれば、何が起きるのかを冷静に考えられる自治体はあります。みなさん、あきらめてはなりません。
北九州市はぼくが小倉にいる間に試験焼却をおこなう予定でしたが、結論から言いますと、延期になりました。市側の強行姿勢が大きく変化したわけではありませんが。いろんな形で反対の声が大きくなっています。このことを受けての、見切り発車は、一時停止状態です。こういう反対の声が、大きくなることが、みなさんの安全確保のまず第一歩になる。子供たちを守る第一歩になることを肝に命じてください。
北海道の苫小牧市長は「だったら燃やさずに、ペレット処理ならどうか」というような妥協的文言も出てきたという情報もあります。避難者に対して失言をおこなったことも含めて、市側に寄せられた抗議の声が、響いています。苫小牧では、若者が街頭でデモも行い始めました。市側との折衝はさらに継続されるはずです。
さらに、沖縄から聞こえてきている話は「ガレキに県は手をあげたが、どうやらまわってこないようだ」ということです。もともと広域がれき拡散させると政府側が言っていたものは二割程度。全体が十数年かかる量と話していたのが、最近では全体量は数年程度になっている模様。しかも、仙台方式の現地処理の促進、さらに石巻などであらたな施設が立ち上がっている状態をみていると「現地でできるのではないか」という当たり前の認識が広がり始めているということです。こんなことは最初からわかる話ですが、気づくまでの時間がものすごくかかるということでしょうか。
この戦いは、ありえない戦いです。放射性物質を拡散させることはおかしい、極力管理して処理をという話を無視して、国、政府、政治家、官僚、自治体がもろ手を挙げて突き進もうとしている、まことに珍妙な状態です。この珍妙な状態に一人ひとりがどう対応して、どう生き抜いたかという事が、後々の日本の社会の中で、語り継がれる大きなことになると僕は思います。
環境大臣がそれでも自分の地元で無理やりごり押しして進めようとされている静岡東部からのお母さんの訴えと、京都の保育所の給食の取り組みについての報告メールです。
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静岡県東部在住、子どももいる主婦です。木下さんがブログで強いご意志を持って情報発信を続けて下さっていることに本当に感謝しております。
原発事故以来、政府への不信感が募り、自分で情報収集し自分の家族は自分で守るという信念を持って過ごしてきました。内部被ばくには特に気を付けて食品も選んできたつもりです。しかし、放射能汚染されたものも含む瓦礫の処理が各地で行われようとしている今、とても絶望的な気持ちになっています。この不安を訴えるところがなくて、お忙しいのは承知ですが、どうしても木下さんに聞いて頂きたくてメールさせていただいた次第です。
島田市では、試験焼却のあと市民団体の松葉を用いた検証により環境への影響が指摘されでも、結局は本格受入れが決まってしまいました。試験焼却も形式上実施しただけなのではないかとさえ思えてしまいます。昨日には、細野環境相立ち合いの下、岩手県と静岡県との間でがれきの広域処理に関する協定が締結されました。 このままではさらに静岡県内での瓦礫処理を早めることになってしまうのでしょう。被災地への支援は、瓦礫受入れではなくて他の形でできるはずだと私も思います。
日本中で瓦礫が燃やされ、放射性物質や有害化学物質が拡散してしまったら、安心して暮らせるところがなくなってしまいます。汚染された大地、気持ちよく深呼吸できない空気、のびのびと外で遊べない子ども…、そんな世の中になってしまうのは絶対に嫌です! 住民には、ゴミの減量や分別を細かく言うのに、放射性物質の含まれる災害廃棄物は、減量どころか危険物である放射性物質を分別すらしてくれないのです。受け入れる瓦礫は、受け入れ基準の100Bq/kg以下ですと言われても、やっぱりサンプルから数値は出ているのです。燃やす前から放射性物質濃度「ゼロ」ではないのです。子を持つ親としては、心配をするなというほうが無理だと思うのです。
静岡県内では、裾野市が明日16日に、静岡市では23、24日に試験焼却が行われようとしています。裾野市の市長は、市内に医院を開院した小児科医でもある方です。(市長のHP http://www.0841.jp/) お医者様なら内部被ばくのことをもっと真剣に考えて頂きたいのに、瓦礫受入れの表明とは本当に残念でなりません。数年後、市や周辺自治体の人々に何か健康上の問題が起こってからでは遅いのです! 特に子どもたちは絶対に守らなければいけないと思います。
環境を放射能汚染させる可能性のあるものを燃やすのはどうかやめてほしい。しかし、一人の主婦、母としてはどんなに訴えても大きな力もなく、木下さんのブログに勇気づけられて、まずは母として子どもを守るためにできるだけのことをしようと決意しました。どうか木下さんの声に多くの方が耳を傾けてくれるよう、瓦礫の広域処理が見直されるよう祈り続けています。
お忙しいのに、一主婦の心配ごとを読んで下さりありがとうございました。
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「京都の保育園給食で使わないもの」
今月4月に保育課から市内の保育園に「国産しいたけは使用しないように」等の
通達がありました。
そのため「食(内部被曝)」の問題について保育園側の関心が高まっていると思われます。
通達の詳細がうちの子二人の通う民営保育園(上京区)の「たべものだより」5月号に
載ったので、情報をシェアします。
「どうせなら魚介類はすべてこの条件を適用してくれたらなぁ…」など
思うところはありますが、「国産しいたけ不使用」としてくれただけでも一歩前進ですね。
ただし、この通達が出たのは、「市営保育所食材の選択について」。
多数の民営保育園については正式に通達はないです。
が、うちの保育園は民間ですし、別の民営保育園からも「このような通達が来ている」と
おしえていただきました。
つまり、民営保育園にも「このような通達を市営保育所に対して出しました」というお知らせが
来ているということです。
そしてうちの保育園の「たべものだより」では、
*上記に記載のものについては当面の間、使用しないこととします。
とあるので、こういったお知らせが民間民営保育園の動向にも大きく影響する、
ということは確かだと思います。
(以下、書面書き起こし)
平成24年4月20日
保育所長様
保育課(担当:栄養士)
給食食材の選択について(スズキ)
市営保育所給食食材の選択について、当面の間、下記のとおりとしますので
よろしくお願いします。
記
1 給食食材として選ばないこととしたもの(新規)
スズキ(岩手県・宮城県・福島県・茨城県・千葉県の5県産)
2 現在、給食食材として選ばないこととしている食材一覧
(表)
(1)品目 (2)選ばない産地 (3)通知日 (4)備考 ※表を改変 by ニシダ
(1) タラ
(2) 岩手県・宮城県・福島県・茨城県・千葉県の5県産
(3) H24.2/6
(4) (京都市の検査結果による)
(1) しいたけ(干ししいたけ含む)
(2) 国産*原木の産地が5県(福島県・茨城県・群馬県・栃木県・千葉県)産以外であることが明らかであれば使用可
(3) 4/10
(4) 献立にしいたけを使用しないことが基本 (厚労省取りまとめ検査結果による)
(1) たけのこ
(2) 福島県・宮城県・群馬県・栃木県・千葉県の5県産
(3) 4/10
(4) (厚労省取りまとめ検査結果による)
(1) ヒラメ
(2) 岩手県・宮城県・福島県・茨城県・千葉県の5県産
(3) 4/10
(4) (厚労省取りまとめ検査結果による)
(1) スズキ
(2) 岩手県・宮城県・福島県・茨城県・千葉県の5県産
(3) 4/20
(4) (厚労省取りまとめ検査結果による)
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「健康被害と思われる事象が顕著にあらわれている方は、僕までメール下さい。事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp」
また、16(水)山口・宇部、17(木)長崎、18(金)熊本、19(土)福岡・飯塚と20(日)北九州市の小倉と続くことは確定。さらに、27(日)東京・稲城の講演会詳細も入りました。
次のページで見やすく出しています。 http://www.kinositakouta.com
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【5/16(水)木下黄太を囲む夕べ in 宇部】
とき:2012年5月16日(水) 午後6時開場、6時半開演~9時終了
ところ:ヒストリア宇部 イベントホール(150人)
http://www.historia-ube.jp/
山口県宇部市新天町一丁目1番1号 TEL.0836-37-1400 FAX.0836-37-1401
参加費:一般900円 大学生500円 高校生以下100円
参加には予約が必要です(電話・メールで、お名前・ご連絡先・参加人数をお知 らせください)
託児 要予約(氏名・年齢をお知らせください)
主催:木下黄太さん講演会実行委員会
問合せと申込み
電話 080-6331-0960 (安藤:小出裕章さんのお話を聴く会)
メール:http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012 「メッセージを送る」をご利用ください。
【5/17(木) 木下黄太 講演 in 長崎】
震災がれきではなく避難者の受け入れが本当の支援につながるのではないでしょうか。
内部被爆、原発問題と向き合い、被爆地長崎だからこそ出来ることをみんなで考えてみませんか?
日時 2012年5月17日(木) 午後6時半開演~8時半終了(午後6時開場)
会場 松藤プラザ「えきまえ」いきいきひろば 第11号会議室
定員 129人
長崎県長崎市大黒町3-1 交通会館3階
交通アクセス JR 長崎駅 より徒歩1分
※ 会場には専用駐車場はありません。お車の方は近隣駐車場をご利用ください。
参加費 事前申し込み 800円 当日 1000円 (中学生以下無料)
申し込み ※事前予約をされる方はこくちーず又は問合せ先へお申し込みお願いいたします。
こくちーず http://kokucheese.com/event/index/36619/
問合せ先 電話 090-1817-8306
Eメール mirainokodomotati@gmail.com
※ お申し込みの際は、①お名前 ②ご連絡先 ③参加人数 をご記入ください。
※ 中学生以下の方が含まれる場合は、お子様の人数の追記をお願いします。
※ 小さいお子様をお連れの方は、膝の上でお願いします。
※ 運営をサポートして下さる方を募集しています。
ご協力いただける方は、上記アドレスまでご連絡ください。
主催 7世代先の子供たちのために美しい大地を守る会
【5/18(金)昼 木下黄太 熊本交流会】
「私達は避難してきて良かったの?熊本での生活のポイントを話そう」
日時 5月18日金曜日 開場 13時半 お話会・交流会 14時15分~16時15分(時間変更)
会場 新市街AZITO貸切(熊本市中央区新市街6-20玉屋通り)
費用 800円(以上のカンパ制)(お子様0円)親子共にワンドリンク付き 食べ物持込可
主催 海のピラミッド 運営委員会/熊本市に放射能測定室をつくる会
予約 clubpyramid@gmail.com(必ず交流会希望と明記を)
避難されたパパさんママさん避難してきて良かったのか悩みが尽きないのでは?熊本の瓦礫問題、中古車問題、人を受け入れるためのお話など、熊本の避難パパママさん中心でお話会形式で。質問時間を長めに取りたいと想います。店の貸切なので、全員がお子様連れなら20組程度、親御さんと少しのお子様連れなら、40名程度入れます。夜に講演会がありますが、まだ御騒ぎになるお子様がおられる場合はこちらにご参加下さい。大人しいお子様の場合、お時間が合う方でどうぞ。
「熊本への放射能瓦礫を止め、熊本を安全な食料で日本をリードする県へ」
日時 5月18日金曜日 開場 18時00分 講演 18時30分~21時00分
会場 城彩苑 多目的交流施設(誰もが知ってる熊本城すぐの城彩苑内部の交流施設です)
費用 800円(以上のカンパ制)
主催 海のピラミッド 運営委員会/熊本市に放射能測定室をつくる会
予約 clubpyramid@gmail.com(必ず講演希望と明記を)
城彩苑での講演会スタイルなので、お子様連れならお騒ぎにならないお子様のみでお願い致します。どうにも止まらない元気なお年頃でしたら昼の交流会の方でお願い致します。この講演会の後には新市街AZITO(熊本市中央区新市街6-20玉屋通り)にて懇親会も致します。
主催 原発知っちょる会 / 後援:飯塚市教育委員会
問合せ/予約 0948-22-1794 (山口) shicchorukai@gmail.com
アテンドURL http://atnd.org/events/27420
「わたしたちが九州へ避難してきた理由」
http://hinanohanasi.blogspot.jp/
放射能の危険、被災地の実情、北九州の現状…被災者が求める真の支援とは?
*講演会のあと避難者の方々とのグループトークを予定しております
日時:5月20日(日)13時30分開場 14時開演
場所:北九州市男女共同参画推進センター・ムーブ5F大会議室
会費:800円(大学生500円・高校生400円・中学生以下無料)
託児は受付終了致しました。ご了解ください。
定員150名・申込サイトから1名づつお申込み下さい。
http://kokucheese.com/event/index/34156/
主催・問合せ:震災避難者お話の会 北九州hinanohanasi@gmail.com
(中学生以下無料。必ず保護者の付き添いが必要です。)
中学生未満のお子様は、コメント欄に人数・年齢をご記入ください。
駅前のため無し 障害者スペース2台あり。車でご来場の方は近隣にパーキングがございますのでそちらをご利用ください。(有料)
北九州市が現在予定している瓦礫の焼却は4万トンだそうです。
これで1万6千ベクレル/kg放出となり、単純な平米換算で50をかけると、80万ベクレル/㎡となり
チェルノブイリの移住義務ゾーン(55万5000ベクレル/m2(15キュリー/km2))を超えます。
http://einstein2011.blog.fc2.com/blog-entry-620.html
「nuclear allergy ~福島の悲劇を二度と繰り返さないために~」より
身内の金儲けの為に市長は瓦礫受入れにやっきになっているという、全国あちこちの自治体の首長に見られる心根の醜さ。傲慢にも「地球温暖化防止に貢献」と自ら謳う会社が、放射能汚染建材を販売する。それも被災地に。悪魔の所業ですよね。
しかもペレットにすると言うことは、当然ストーブの燃料としてそのまま販売される恐れもありますし。現にイワクラではペレットストーブ用のペレットも販売していますから。
とにかく自分に出来る限りのことはやって、絶対受入れを阻止します。苫小牧で受入れの前例ができてしまったら、高橋はるみの思うつぼですから。絶対阻止!!
避難者お話の会北九州ホームページに個人情報取り扱いについての記載もありますのでご覧ください。
以前、木下さんのこのブログで、新しい国際規約「保護する責任」(Responsibility to Protect: 略称R2P http://bit.ly/gLWjHB)について書きました。これは、「自国民を保護する責任はまずその国家にある。この国家が保護する意思あるいは能力がないときは、国際社会がこれらの人々を保護する責任がある」というものです。
このR2Pはそのまま福一事故後の日本の現状に当てはまると私は思っています。これまでの日本政府のやってきたことから判断すると、この政府は放射能の被害から自国民を保護しようとする意思も能力も持ち合わせていないと考えられるからです。であれば、R2Pに基づき、日本国民は国際社会に保護を求める権利をもっているはずです。
ただ、R2Pは21世紀になって生まれた新しい国際規約で、この内容を豊かにするのは、その具体的な実践に関わる人たち次第です。R2Pに基づいて保護されるべき権利は理念としてはすでにあるけれど、それを具体的に実現していくことは、当事者である私たちの運動にかかっています。
R2Pは去年のリビアの内戦に適用されました。リビアでは、国際社会の保護する責任とは、リビア政府による「国民虐殺」(←当時西側のメディアはこれを盛んに喧伝しましたが、私はこれは偽情報だったと思っていまう)を止めさせるため、多国籍軍が軍事介入することだとされました。結果、リビア政府は転覆され、国際石油利権による「リビア石油資源の山分け」が進んでいます。つまり、リビアではR2Pが悪用された疑いが強いです(似たようなことが今年、シリアに対しても行われようとしました)。したがって、R2Pは諸刃の剣にもなりうることを十分承知しておく必要があります。
日本の場合は、国際社会による軍事介入など、もちろん不適切で無意味です。国際社会(=国連など国際機関+国際市民社会)ができることは、日本政府が自国民を保護しようとする意思と能力をもつように支援することでしょう。これが具体的にどのような形になるのかは、私たちの今後の努力と創意工夫にかかっています。
すでに、勝見貴弘氏がツイッター上で「発展的R2P」について思索と実践を重ねていますhttp://togetter.com/li/301725。例えば、次の通り。
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(以下引用)…私の考える「保護する責任原則に基づく個人の経済社会的権利保障システム」とは、まず「大規模自然災害から保護する責任」(R2PND)の理論構築を行い、これを市民社会からあるいは市民→議員経由で国会で国家の行動原則として採用させる。次に、
国際社会においてR2PNDの有用性を認めさせ、伝統的保護する責任R2Pと同じ道程を踏んで国連総会・安保理が認める、R2Pと並行するが同一ではない国際社会の行動原則とする。この行動原則に基づき、集団執行体制を築く。即ち、地域規模で災害対応可能なインフラを構築する。次に、
R2PND原則に反する行為を罰することのできる規定を国際刑事裁判所ローマ規程に設ける。すなわち、自然災害から国民を保護する国家の責任を意図的に果たさない国家に対し、強制力のある捜査を行い処罰することのできる国際司法の仕組みを構築する。これは、既存の枠組みではできないことだ。
この「保護する責任原則に基づく個人の経済社会的権利保障システム」では、原則に違反した場合の国際刑事裁判所による訴追や罰則適用と、原則に違反してもしなくても国際共助を行うという二層の防壁により、市民の経済社会的権利を保護することを目的としている。(引用終わり)
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多くの方々が勝見氏と共同で「発展的R2P」の日本版を開発してほしいです。少なくとも、日本に住んでおられる方々の放射能汚染から身を守るためのさまざまな行動、またそれらを支援する諸活動が、R2Pという裏付けをもつことは有意義だと考えます。(大変長くなってすみませんでした)
ところで、放射能防御プロジェクトが行なった土壌調査の値と、行政が発表するデータが、かなりかけ離れているのは、これまで調査地点の違いと考えていました。けれども、以下のような情報もいだだきました。
数字のトリックで国民と世界を騙す!農水省の数値Bq/kgは世界の数値Bq/㎡のナント150分の1
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1874.html
懸念される数字のトリック http://www.spotlight-news.net/news_guuvZ1PBK6.html
『チェルノブイリ事故では、表土を5cmの深さまではぎ取り、これを検査にかけて数値を出したが、日本の農林水産省では深さ15cmまではぎとっている。セシウムが浸透していない土まで採取して混ぜることで、当然数値は小さくなる。世界的な基準に換算し直すと、農水省の数値は約150倍にはねあがる。』
これが事実なら、とんでもないことです。これまで公式データのkg→㎡は、60倍で考えてきましたが、その1.5倍とは!
政治家も官僚も学者もマスコミも、多くが深刻な事態を矮小化するのに必死です。食品検査も含めて、自衛するシステムを国民が構築していくしかないようです。
電気料金値上げに悲痛の声を上げるのは中小企業ばかりで、東京電力のお得意様たる大企業が文句を言わないのは、企業ごとに個別に秘密裏の料金設定を行えるという、大企業優遇の料金システムであるからだと聞きました。
したがって、大企業からの徴収総額は、実は家庭からの徴収よりはるかに少ないということも。電気料金からの利益の90%は一般家庭からの徴収だと。
こんな不公平なことが現実なのだろうか???
遊休施設の売却も進まないまま、損害賠償の補填を、料金値上げという形で国民に押し付ける東京電力に怒りがおさまりません。
瓦礫処理を東京電力の敷地内で管理するように迫る運動を強化したいと思うのは私だけでしょうか?
九州は美しい緑色の若葉で彩られ大地の力強さを感じる季節です。
これから梅雨に向かい、梅雨明けしたら台風の季節。沖縄と九州は必ず通過するので慣れていますが、最近の気象は規模が大きく人間の小ささを知ります。
九州に移住された方は東日本とは違う気象に慣れるまで一年はかかると思って、どっしり構えましょう。
汚染瓦礫の前に金の亡者と某国の意図が見え隠れする中、ただの母親と一国民の小さな声が疲れを知らない強い意志の塊となり今の世論をもひっくり返し初めていると感じます。
国民は馬鹿では無い。
子を思う親の気持ちは消えない。
今日も有益な情報有り難うございます。
100年後の未来にまで影響する原発なんかいらないと私は思います。