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本日15日(土)24時締切「放射能汚染土」パブコメに拡散反対意見を!

2025-02-15 11:34:55 | 福島第一原発と放射能

放射能汚染土壌拡散に関するパブコメに私が入力した文章の大意。

締切は本日の15日(土)24時迄。今日やりましょう!
2000字制限あり。これは別に入試じゃないから、一定の文量でよいかと(私はおよそ半分)。注意事項のPDFは1枚読まないと入力出来ませんが、資料は時間をかけて書きたい人以外はあまり意味がないと思います

(環境省がハードルを上げて入力させないようにした土俵には乗るな!)。

 

「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法施行規則の一部を改正する省令案等」に対する意見募集について|e-Govパブリック・コメント

 

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「福島の復興 なくして日本の再生なし」というような林官房長官の心情論で全国に放射能汚染をされた土壌を拡散することに根本的に反対します。福島の人々の復興は必要でも、福島の土壌を放射能汚染から完全に復興することなど数万年単位の時間が経なければ科学的には不可能です。


妄想を国民に押し付けないでください。また寄りそうことが道徳的に素晴らしいように言い張って、それに反対する人々を無意識に精神的に弾圧するやり方は非道としか言えません。あなた方の都合を正当化するな!

まず 放射性物質に汚染されたものは、そのエリアから基本的に動かすべきではないというのが、チェルノブイリで最も原則的に言われていることです。私は現地でもそのことを何回も確認しました。

 現実的に土壌を大量に全国に送ることは コストもかかりますし、その放射能汚染された土壌が未来永劫継続的に管理できるわけがありません。全国の公共工事において、どのような形で使用するにしても、時間経過とともに思わぬことは起こります(直近の例では埼玉県の下水管損傷からスタートした地盤沈下の事例を考えれば分かりますし、放射能汚染土を使った公共工事の場所が大地震による損傷や気候変動による水害で流出することもありえます)。だから、長く管理は出来ません。まだ放射能汚染土を限定された地域で管理をすれば安全性が保てる可能性も高いですし、そもそも管理コストは下がります。おそらく 放射能汚染土壌を管理せずにごまかすことでうやむやにしようとしてるのが あなた方の本音 だろうと思います。私はそんなこと許すべきではないし 許してはならないと思っています。

全国の他の地域が福島の人を受け入れることはすべきであっても(今は避難者を追い出す自治体ばかりですが)、福島の放射能に汚染された土壌を引き受ける必要など全くありません。それが日本のためという心理的バイアスを仕掛けて、こんなことを無理やり 進めようとしている現政権、特に林官房長官と環境省のやり方に断固反対します。放射能汚染土壌をほかに動かすな。それしか返答はありません。

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追記!

入力のときに、まず自分の名前は書きます。
それからメルアドか電話番号か住所の何れかは書いた「私」の実在を環境省に認知させるため、入力しましょう。そんなことに怯まないで!

 


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