いろんな支援をしたいという方が僕のところにも連絡をされていますが、まずはお金を出すのが一番確実です。その時に、基本的なことを知らないと話になりません。
「義援金」 被災した支援者に直接渡る。但し平等性が必要なため、長期間後になる。
「支援金」 用途は、相手先次第、自治体で公共事業など使われるケースも。
支援金は下記のようなケースです。過去事例で大分県由布市のケース、HPより引用。
「平成28年4月に発生した熊本・大分を震源とする一連の地震により、大分県由布市においても多くの家屋をはじめ、道路、水道などの施設が甚大な被害を受けました。当市では、1日も早い復旧、復興に向けた事業に活用するため、由布市に対する支援金(寄附金)のご協力をいただきたく、下記により受付を行っております。」
熊本地震の際には僕は水を送ることを呼びかけました。
△現地で水の必要性が高いため
△熊本市内や阿蘇地方に被曝回避避難者が多くいることや現地の方たちに避難者が相当にお世話になっていることを踏まえた。
地域も熊本県に限定され、水の受け入れ先のめどもつき(福岡市まで送れば現地へ福岡市が運ぶ流れが出来たため)、何回にも及ぶ話ではないので徳島のグループ協力があり、例外的におこなったものです。
ところが「今回も何か支援ができないか」との声が届いてます。これは無理です。しかもお金の支援を行うことはないのかという話を言われています。
△現在、こうした支援に関する事務局を担う人員の余剰はほぼ存在していません。
△「放射能防御プロジェクト」は団体として、被曝回避等の団体であっても、一義的に罹災支援団体ではなく、事務局的に機能する状態があるのかも厳しいです。
△被災地が広島・愛媛・岡山など西日本で広範囲になります。これだけ広いエリアに多くの支援が求められている状態に優先順位をつけることは出来ないです。
△前回は「水」という物資を送る話で、残金を義援金として自治体に入れました。そもそも義援金や寄付をこちらで集めることに社会的な意味もメリットも何も存在しません。
このため、記事としては避難者支援で関われる先の紹介を一定程度は書いておこうとは思いますが、メルマガの配信元が支援の事務局として機能したり、「放射能防御プロジェクト」として取りまとめて支援を行うことは致しません。僕が熊本地震で水支援をおこうことを呼びかけたので、こちらを罹災者支援団体と勘違いしての問い合わせかもしれませんが、状況の違いなどを適切に踏まえて、被災者支援をされる場合はご自身の判断で直接行っていただきたいと思います。
すべての自治体の義援金振込先をあげることは出来ません。被害の大きかった三県(広島・岡山・愛媛)のみ記載しておきますが、全て電話取材で県庁の担当部局と確認済み(7/10 15時現在)ですが、対応が遅くてあまりありません。
広島県 現在、広島県への義援金口座に関して日本赤十字と協議して間もなく公開予定
岡山県 県内はリンク先も参照、県外や金融機関経由は下記の通り。http://www.pref.okayama.jp/page/469974.html
義援金送金の場合の送金先
中国銀行本店 普通口座 3538903
口座名義 日本赤十字社岡山県支部 支部長 伊原木 隆太
トマト銀行本店 普通口座 1963422
口座名義 日本赤十字社岡山県支部 支部長 伊原木 隆太
社会福祉法人 岡山県共同募金会の場合
中国銀行本店 普通預金 3538946 口座名義 岡山県共同募金会平成30年豪雨災害義援金
1.ゆうちょ銀行・郵便局
口座記号番号 00130-8-635289
口座加入者名 日赤平成30年7月豪雨災害義援金
- ※ゆうちょ銀行の振込用紙の半券が、受領証の代わりとして、税制上の措置が受けられます。(詳しくはこちら)
- ※窓口でのお振り込みの場合は、振込手数料は免除されます。
(ATMによる通常払込みおよびゆうちょダイレクトをご利用の場合は、所定の振込手数料がかかります)
2.銀行振込
三井住友銀行 | すずらん支店 | 普通 2787545 |
三菱UFJ銀行 | やまびこ支店 | 普通 2105538 |
みずほ銀行 | クヌギ支店 | 普通 0620405 |
口座名義はいずれも「日本赤十字社(ニホンセキジュウジシャ)」
- ※銀行振込の際の利用明細票が、受領証の代わりとして、税制上の措置が受けられます。(詳しくはこちら)
- ※ご利用の金融機関によっては、振込手数料が別途かかる場合があります。
- ※お振込みの際は、下記ボタンから事前にご登録のうえお手続きをお願いします。下記ボタンをクリック後、画面をスクロールした下方にある「平成30年7月豪雨災害義援金」からご登録ください。