被曝回避側の避難者で、精神状態があきらかにおかしくなっている状態があるケースがまた聞こえてきた。本当にまずい。バランス感覚の喪失、過剰なのめり込み。
「自分がしていることは、まずくないか?」と自省できなくなっている人は、きちんとした精神科医やカウンセラーに一度は行く方が望ましい。勿論、被曝回避側の医師やカウンセラーでおかしくなっている人もいるから、そういう立場の人のところでなく、フラットな立ち位置の人のところに行く方が望ましい。
恐怖ということに人は徐々に慣れていくと言っている人が居たけれども、それよりも、恐怖心が累積して過剰な恐怖心に変貌する人々が多くなっていることの現実が大きいと僕は考えている。
放射性物質のリスクをどう回避するのかということがいくら大切でも、そのことの恐怖心ばかり考えていると、人は狂う。一定程度回避策を取り、更に汚染地からも避難して(西や北海道に移住)、食の出所に気を使えば、殆ど有効なことで出来る話はない。
バランス感覚を考えること。
そして、「自分の意識は大丈夫か?」と自問自答したり、内省する精神状態がないと、被曝回避側の人、避難者は本当にまずいと僕は思います。
おそらくそういう人々が多すぎるのは間違いありません。
自省して下さい。
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