「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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書籍というのは、基本は個人で書くものという、あたりまえの常識を、あざらしサラダ氏に伝えておきます。

2014-10-06 20:00:00 | 福島第一原発と放射能

ガレキ本出版という、出版ビジネス常識で、まったく成立し得ない話について、訳の判らない話ばかり言いつづけている人がいるので、書いておきます。

まず本というものに関して。

△書籍というのは、原則は1人の人間が、その人の責任で、まず一冊をとおして書くのが普通の話。

△出版社が出す価値のある書籍と認識すれば、編集者からその人物に執筆依頼がある。

△出版社が依頼して刊行する書籍は、著者に印税が支払われます。

△印税は売上高の一割が原則。

△共同執筆の場合も、一割の印税を、執筆負担に応じて分けるのが通常のパターン。

△自費出版では販売されない、もしくは売れない為、印税は何も出ない場合が多い。

△本が売れない現在、出版社では、自費出版ビジネスが流行。自費出版させて出版社が儲けるパターン。

△自費出版の場合、著者に出版費用の負担、一般的に100万円以上とも。

△共同執筆者に、本の買取を、出版後に頼むケースも自費出版は多い(売れ行き見通しの誤りなどリスクが存在)。

△共同執筆を依頼するのは、何かの運動の場合、中心的立場の人がメインではじめないと通常はありえない話。


こうしたことを踏まえない、出版をしますという話は理解できません。

僕が、ガレキ運動本出版に関して、依頼をうけた人から「この内容はなんなんでしょうか」と相談があり、こうしたことをまったく踏まえていないことに驚愕しています。

また、「木下にガレキ本の執筆依頼をしなかったらへそを曲げた」というような虚偽の説明までしているようで、あきれ果てています。

そもそも原稿料もないし、印税の出ない本で、関係ない人が編纂する本について、僕が執筆する可能性はありません。

東京の、名前が世の中にはわかるレベルの出版社で、そこの幹部から、僕個人の著書の依頼は以前からありますが、いろんな環境が整わない為、ずっとそのままになっています。

僕は従来から、いろんな出版社との関係はあるため、自分のそうした関係の依頼も受諾できていないのに、無名の方が、名古屋で自費出版するような類の、印税も出ない本の部分執筆など、引き受ける可能性は、元々、1パーセントもありません。

僕はメディア的には素人ではないです。プロに対して、そのような中傷めいたことを言い触らしているのなら、出るところに出ますが、どうしますか。

あざらしサラダさん。

そして、あなたの名誉欲の為に、僕が原稿を奉仕して書く必要性は皆無です。僕は以前から、何もあなたから、恩恵なども受けておりません。義理も何もありません。


そもそも、本は、本来は、個人が書くべきものです。

自分が書きたいことがあるのなら、自分で書きなさい。他所の人に頼むな。こんなことはあたりまえです。

それが表現者、著述家としてはごくあたりまえのことです。こんな基本も踏まえずに、おかしなことをしているから、こちらは、指摘しているまでです。

しかも、いろんな人に依頼する際に、原稿を依頼した人間と実際に書く人間を混濁して説明している状態も聞いています。書く人だとする名前が、ペーパーごとに違っている話も。

さらに、具体的な出版社名もはっきり伝えていないと聞きます。

こんな馬鹿げた話は常識では通りません。

また、富山のガレキ反対で、体制側がガレキ阻止で地元の池多のお母さん達を警察に逮捕させようとした事案に関して、僕が企画し富山で逮捕を止める為の反対集会を開催しました。そして、その集会開催にぎりぎりまで反対していた人物に、富山ガレキ問題の執筆依頼をしていることも今回、聞きました。

ありえない所業です。

まともな運動感覚がまったく通じないし、一般的な出版感覚とも異なる話が続いていて、このことを指摘する私に対してもウソを言い触らしている状況です。

きょう東京の、326政府交渉ネットとも話しました。

「3.11.前にこんな現象は市民運動にあったのですか?」

「こんな話はないです。トラブルはあっても。出版まわりでも、こういう常識のない話は。ネット特有ですね。」

僕は呆れていますが、おかしなことを強引に進めたいために、こちらへの中傷も言い触らしている状態と認識していますので、はっきり書いておきます。


いいですか、自分が書きたいことは、自分ひとりで書くべきです。

本は、そもそもそういうものです。





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