実は、自分たちの街に暮らしてほしいと思っている自治体は、全国に数多いのですが、自治体の期待がかなえられることは少ないことが多く、なかなか地方へUターンや移住といっても、自治体側の対応があまりない状態が続いていました。
岡山市も、その中でとりわけ変わった存在ではなく、2011年の3月までは、特に取り組みはしていなかったようです。横並び感覚です。
しかし、震災直後よりも、一定期間を経て、岡山へ移住している人は、右肩上がりに増えているのが、現実です。震災避難者として、登録している人の数なので、全体から見たらすくないですが、その増減傾向は、わかるはずのデータ。そのデータの中で、顕著に右肩上がりなのが岡山です。
このため事業政策課というセクションに移住・定住支援室[電話:086-803-1335 ファクス:086-803-1846]が岡山では立ち上がって、このことを支えています。ここの担当者とも話しました。
「活断層が市内になかったり、県内の北部に2か所程度しか確認されていない、地震に関して頻度や危険度が東京などと比べて桁違いに少ないことが大きいようです。地震に関しての安心度が大きいようです。」
過去50年間の地震は東京で23817回、全国平均は3176回、岡山は778回だそうです。東京は伊豆大島の地震を含んでいるためでもありますが、危険度は大きいです。
「放射能を回避したい人も多くいらっしゃいます。岡山の場合、原発が県内にはない。さらに120キロ程度の距離で、最も近い島根原発との間に、中国山地というブロックがあるので、少し安心感があるようです。」
「東京を本気で脱出したいというニーズがあって、書籍も出ているのですが、その時になぜか人気が一番なんですね。そういう期待に応えたいという事も思うんです。」
「交通の便と言う事も実は大きいです。週末東京から新幹線で行き来できるところですね、岡山は。母子避難で来られている方も多いので、だんなさんが来られる利便性を考えます。3時間12分ですから。それと、市内から空港までもバスで30分位ですし。飛行機もよく使えます。」
放射能汚染地という観点で考えると、非汚染地の大都市である、東側の名古屋、西側の福岡に新幹線で1時間40分程度しかかかりません。ちょうど真ん中に位置する利便性。四国へも鉄道で繋がっているポイントで、西日本では岡山は昔から交通の要です。
「パンフレットを作成して、配ったり、郵送したりするようになったのは、去年の年末からです。政令指定都市規模の市では他にはないと思います。なかなか新しい取り組みが多くできている訳ではありませんが、お試し住宅みたいなものを設置していて、試験的に岡山に住んでみて、次のステップに繋げようとする方たちに提供しています。まだ9戸で、実は埋まってしまっていますが、ご要望もいただきたいですし、ホームページからメルマガ登録して頂ければ、空きがでればいち早くわかると思います。」
このメールマガジンは《reg@mobile.city.okayama.jp 宛へ、題名、本文とも空のメールを送ってください。》とありました。携帯で下記のQRコードを読むことでも可能です。
来週の土曜日、1/18には東京・高輪で岡山県が主催する移住定住相談会があり、岡山市もここに参加しているそうです。
http://okayama-inaka.jp/prefecture/topics/20140106214312.html
「とにかく暮らしやすいと言われることが多いので、そのことを、東京の方にも実感してほしいです。」
今回のパンフレット入手先⇒http://www.city.okayama.jp/seisaku/jigyoseisaku/jigyoseisaku_t00015.html
実は、被曝懸念を持つ医師というのは、岡山には前からいらっしゃいますし、以前の記事で伝えたはなしもあります。
東京で最も多くの子ども達を被曝対応で検査し続けた医師が病院を年度末に閉鎖⇒来春、岡山に移住、開院へ。
この医師も、4月には岡山市内に移住し、GW頃までには、再度開業されます。こうしたことも流れなんだろうと思っています。
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【1/18(土)受付開始。僕のメールマガジンを発刊します。】
メルマガへのご要望、情報提供、相談などもまずはメールでお願いします。⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
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来週末に愛知県で開催!!!
【1/18(土) 木下黄太 ウクライナ報告会in一宮】
●日時 2014年1月18日(土) 13:30開場 14:00開演 (16:30終了予定)
●場所 アイプラザ一宮 (愛知県一宮市若竹3-1-12)
●申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/132774/
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福島避難者が新潟で主催 !
【1/31(金) 木下黄太 ウクライナ報告会 IN 新潟】
日時 2014年1月31日(金) 9:15開場 9:45開演
場所 新潟市江南区文化会館 音楽演劇ホール アスパーク亀田(亀田総合運動公園)内
新潟市江南区茅野山3-1-14
日本海東北自動車道 亀田I.C.から 約5分 新潟バイパス 紫竹山I.C.から 約10分
無料駐車場完備
バス停「アスパーク亀田」下車すぐ(・カナリア号 ・江南区区バス)
託児あります(要申込み 保育室、和室を借りました。可能な限り対応致します)
参加費 予約された方⇒1000円(福島からの方、避難者の方は500円)
予約なしで当日⇒1200円(福島からの方、避難者の方は600円)
申込・問合せ先 ukrainereport_niigata@yahoo.co.jp 08052291203(もうぎ)
メールでお申し込みください。
参加者全員のお名前と予約席数、連絡先をお書きください。
福島からの方、避難者の方はその旨ご明記ください。
申込ホームページも開設⇒http://ur2014.wordpress.com
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高濃度汚染木材チップを積んだ車両は、福島県内にいるという情報以降に、更新がありません。トラックも追跡されている限り着けないようで、東北・福島をぐるぐる回っている根競べ状態だそうです。
もはや「善意の第三者」「風評被害」という滋賀県庁の言葉の意味が、大変に空々しく聞こえる展開です。地元グループは引き続き、滋賀県庁に下記の内容を求めたいと抗議しています。
【抗議内容等】
①全国どこでも焼却、埋め立ては止めて下さい。
②搬出先・処理方法を明らかにして下さい。
③現在の作業を中止してでも市民への情報公開をするともに前①②項について強く求めます。
④高濃度放射能の環境での現場作業員に対する放射能防護について全く措置がされていなことは絶対に許されません。きちんとした対策をとることを強く求めます。
⑤放射性廃棄物の処理は集中管理することが原則であり、拡散、移動は厳禁である、適性な処理を強く求めます。
【抗議・要請先】
(秘書室、対策室)
滋賀県庁廃棄物環視取締り対策室
電話077-528-3475 ファックス077-528-4845
秘書室
077-528-3021 ファックス077-528-4800
平成26年5月18日(日曜日) 午前11時から
京急第2ビル9FのAP品川(東京都港区高輪3-25-23)にて
東京や埼玉など関東圏の人はもちろん福島や仙台など東北の人も安全な定住先を見つけてほしいですね
5月18日以外に夏と冬にも予定されているようです