「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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政治家・官僚・警察等の取材相手にセクハラされた新聞・テレビの女性記者は一社でも相当数は存在します。

2018-04-16 16:38:20 | その他

 木下です。

 交通事故後遺症に加えて、二週間近く喉の腫れがひかない為、家で半眠りの状態が続いていて、ブログの更新まではなかなか手が回っておりません。すいません。メールマガジンは何とか配信を続けていますから、まずはそちらをご覧ください。

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【「千葉科学大学は岡山の専門学校(=加計学園)の経営で、上が政治家とコネがあったので上手くいったんだよ」10年以上前に僕が聞いた話 】

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 さて、財務省事務次官のセクハラ話が話題になっているので簡単に書いておきます。

  これから書く内容は、2011年までで、僕がテレビ局在籍時に聞いたり、見たりした話です。勿論、同業他社からも聞こえてきました。一社だけの話ではありません。僕の中では常識的な話でしかありませんが、世間的には信じられない話だと思います。

 

簡単に書きますが、女性記者に性的ニュアンスを仄めかしたり、そういう行為に具体的に及ぼうとした政治家や官僚や警察などの関係者は少なくありません。そんなことを全くしないまともな取材相手が圧倒的に多いですが、一定数でそうしたセクハラに及んでくる取材対象は存在します。ですから、取材相手から被害に遭う女性記者は、口頭でのセクハラなら相当数存在するのは間違いありません。

更に、これも口だけで言うにとどまらず、実際の行為として及んでくるケースがあります。一社でこういう経験に遭遇した女性は少なくとも複数は存在するでしょう。

そして、実行行為を加害者である政治家や官僚などが遂行したケースもあると思います(被害者が語らないので確認が極めて難しい)。犯罪者やカルト団体なら、こういうセクハラがおきてもおかしくありませんが、相手は政治家や官僚や警察等です。

 財務省事務次官のセクハラは許される話ではありません。彼のセクハラが具体的行為に至ろうとする話か、口先だけなのかは僕には判然としませんが、口先だけとしても許される話ではないと思います。

しかし、口だけの話なら、この事務次官と似たような言葉を出したことのある政治家や官僚や警察関係者は、ものすごい数、存在していると思います。

 更に事務次官が実際の行為(婦女暴行や暴行未遂、わいせつ等の具体的犯罪となる行為)に及んでいるのかどうかはわかりませんが、仮に具体行為はなく口先だけとしてもアウトです。

 事務次官は即刻辞任すべきです。

ただし問題はこの事務次官だけでしょうか?

絶対に違います。

それを考えると、同様の言説を女性記者に為した政治家や官僚などは、全員が同様の問われ方をすべきと思います。

そして、お触り(押し倒したり、未遂を含むレイプは論外)なども含めて、実行行為に及んだ公的立場にある人間、は直ちに自発的に辞職すべきと思います。

ぜひそうして欲しいですが、物凄い数の政治家や官僚などが辞職することになると思います。


取材相手からのセクハラ問題に関しては、メルマガでも具体的に見聞きした話も含め、詳しく書いておこうと思います。2011年の原発事故がなければ、この話を問題にする流れを作れないかと僕も考えていたテーマなので、それが出来なかったこととして忸怩たる思いもあるので。


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