木下黄太メールマガジン毎週金曜配信(原則月4回)。 被曝関連、他の重要情報はメルマガでのみ配信しています。 是非ご購読下さい。⇒http://www.hoshanobogyo.com/
最新号テーマ
【 首都圏のある小学校、児童から聞こえてくる白血病や骨肉腫の発症 】
【 自閉症児の複数出産、死産、流産等、「私の身近な人たちのお産が原発事故後に一変した」 】
【 「やはり反原発はおかしい」と言われかねない、古賀氏の報道ステーション騒動 】
===================================================
桜というのは、古来から、日本人にとっては、一時しか咲かないこともあって、何かの精神的象徴の意味合いが強い植物です。
今回、福島県から二条城に桜を移植するというのもそうした行為だろうと思います。
それが、江戸幕府の京都への出城である二条城を皮切りにするのもよくわかります。
こういう行為をおこなうことが、福島に寄り添うという精神的シンボルとしての象徴的行為としておこなおうとしています。
そこには合理的な感覚はまったくありません。
極めて感傷的な意識の顕れに過ぎません。本質的な話は皆無に近いです。
はっきりいいますが、汚染地にある植栽を、無制限に非汚染地に拡大する行為はむしろ慎むべき話です。
汚染可能性のあるものを拡散させようとする行為は、汚染自体をなかったかのごとく振舞いたい意識の発露でしかありません。
こういう現実を見ない、しかも非合理的な感傷に浸る行為を率先させてやることはおかしいと僕は疑義をとなえます。
もう少し言えば、汚染地の汚染を、非汚染地に拡大させたい意識を反映した象徴的な行為とも考えられます。
こうしたことは、本質的に人に寄り添うことでも何でもありません。
人に寄り添うふりをして、怪しげな「信仰」を相互表明しているのに過ぎません。
「復興や風評払拭の願い」という文言が福島の新聞記事を飾っているのを見ても、その怪しげな「信仰」は明白です。
受け入れ側として、率先して執り行っている門川京都市長などの京都市役所の見識も大きく疑うしかありません。
こんなものを全国に広めようとする福島県関係者の見識などは論評に値しません。そして、こういう振る舞いに邁進するだけの政治家や役人が、実は日本にかなり多いであろうということも絶望感を深めるだけです。寄り添っている同情的シンクロが世間に受けると彼らは考えているだけですから。
僕は日本人というのは、こうした非合理的かつ無意味な同情を示して、実質的に実は何もしないことが多い民族だと痛感しています。屑の集合体に近いです。
これもそうした事例の一つですが、どんどんそうした意識が最悪の状況になっていると僕は思います。
なお、京都ではこれを皮切りに京都市内に、福島の桜を増やすそうです。
僕は思わず笑い出すしかない感覚です。
===================================================
お子様席調整で、他にキャンセルがあり、残席4席。
来週水曜日でこくちーず申し込みもキャンセルも完全に締め切ります。
有名国立大学X教授と木下黄太のコラボ講演。
【4/18(土)京都「放射能汚染最新報告とホットパーティクルの危険」】
13:30開場 14時開演 京都ひとまち交流館
バスは河原町正面すぐ、清水五条駅歩8分、地下鉄五条歩10分。
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/273537 (残席4席)
===================================================
GWに三重県でもいよいよ開催!
【5/2(土)木下黄太・チェルノブイリ講演会in津(三重県)】
『チェルノブイリ原発事故から29年、日本の明日を考える』(現地映像上映もあります)
◇講演要旨
チェルノブイリ原発事故から今年で29年、ジャーナリスト木下黄太が、2013年に取材、撮影したビデオをもとにウクライナの現状を報告します。ウクライナの専門家による日本の原発事故による汚染の評価。東葛地域と同じレベルの汚染地でおきている疾患の状態。空気と水の汚染について、ウクライナと東京の比較。ウクライナで長年闘い続けている市民団体からみた日本の市民団体の闘い方。子どもが産めない、あるいは産まれない事による人口減少の問題等々。
チェルノブイリ原発事故と深刻度が同様というレベル7という評価を受けた、福島原発事故後の日本、三重で生きる、わたしたちの明日の安全のために確実に役立つ報告会で、映像上映も行います。ぜひご参加下さい。
申込先⇒komuroyutaka@gmail.com
「以下は明示してお申込下さい。申込者名・居住自治体名・連絡先電話番号・必要枚数・全ての同行参加者名・参加者ごとに避難移住者や未成年等の記入。」
◇日時・会場
2015年5月2日(土) 13:30 開場/14:00 開演
津市中央公民館ホール(津センターパレス 2階)
参加費 1,000円 (避難者、移住者、18歳未満の方は無料)
◇アクセス
津市大門7番15号津センターパレス2階
近鉄・JR 津駅より バスで約10分(三重会館前下車)
近鉄 津新町駅より バスで約8分(三重会館前下車)
津なぎさまち(津新港)より バスで約5分(三重会館前下車)
◇主催
主催:原発おことわり三重の会 お問い合わせ:小室090-1099-1520/komuroyutaka@gmail.com
===========================================================
沖縄講演のチラシもできました。チラシ配布や置きチラシに協力できる方、欲しい方はこちらにご連絡下さい。090-6548-9767(チラシ対応のみの電話。10時~16時限定。)
【5/17(日) 三田茂医師&木下黄太講演会in沖縄】
12時30分開場/13時開演(15時15分終了予定)
開催場所 沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」1Fホール
(沖縄県那覇市西3-11-1)
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/277410/
なお基本はこくちーずによる申込をお願いします。それが難しい方は、メールなどでの対応も致します。
メールでの申込先:houshanoubougyo.okinawa@gmail.com
「こくちーず以外のお申込みの場合は、①お名前(ふりがな)、②お子様連れの場合の人数、③託児・母子観覧席の希望、をお知らせください。」「託児につきましては、お客様都合の当日キャンセルはご遠慮ください。託児キャンセル料が発生する場合がございます。」
なお、問い合わせの電話番号も設定していますが、こくちーずやメールなどネット上で対応可能な方は、その手段で極力、問い合わせてください。
電話:080-1107-0876(受付10時から17時)
========================================================
原発を巡る問題が知事選でも争点、北海道で開催!
【5/24(日)三田茂医師&木下黄太講演会 IN 札幌】
2015年5月24日(日) 13:00開場 13:30開演
JR札幌駅南口前すぐ 佐藤水産文化ホール
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/270078/
======================================================