私は、何と言われても、しつこく、この夏に避難する事を福島はもちろんのこと、首都圏、関東全域の汚染エリアの人々によびかけますが、避難をしても、避難できなくても、必要なのが、内部被曝をどうさけるのかというポイントです。そのことで、このところ、人々がまず欲しているのは、食品からの放射能の安全をどう守るのかということです。この安全を担保する方法は難しいのですが、肉魚野菜などとれたものをそのまま食するものは、産地偽装さえなければ、自分がいろいろと判断できます。しかし、加工食品は違います。加工食品の原材料がどこのもので、さらにいつごろのものなのかで、内部被曝する可能性の有無を確認できる可能性があります。このため、この記事のコメント欄は、それに特化した形でコメントしていただきたいです。フェイスブックのグループでも同様な形ではじめています。ネットからの二次情報でなく、ご自身が直接調べた情報をコメントしてください。この際、注意していただきたいのは、個別企業の批判的なコメントは一切書かずに、客観的に事実情報をまとめる形で作りたいです。個別企業の問題がある対応は、個別に僕にメール下さい。そのことは、また別途考えます。この記事については、このスタイルのコメント以外どのようなコメントも承認いたしません。内容的にコメントしたい人は別の前記事などにコメントしてください。
ここ数日、この類の情報に女性を中心に反応が早いのです。何人もの知人から「知っている事を教えて」と頼まれました。関心度が高いなら呼びかけたいです。この記事のコメント欄をみれば、分かる形にしますし、フェイスブックからのリターンもあればまとめます。
なんとなく下記のスタイルでおねがいします。
①企業名
②商品名
③製造場所(この記号はどこの工場までわかれば)
④主要な原材料
⑤原材料の産地
⑥賞味期限などから製造年月日がいつで、原材料の調達がいつか。
⑦放射能対応の有無、具体的な対応
こういうかんじでいかがでしょうか。
================================================ 名古屋で講演会です。 「脱原発@愛知名古屋 木下黄太講演会 ~放射能汚染被害の実態と対策~」 場所:愛知県あま市甚目寺町甚目寺観音法花院 問い合わせ:http://datsugen-aichi-nagoya.net/?page_id=6 ========================================= ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に退避すべきだと僕は思います。優先順位は「避難する」ことです。僕はそれしか言う事ありません。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く退避することをすすめます。
日時:6月25日(土)午後3時から
会費:カンパ500円
申し込み先 oddiyana@gmail.com
企画担当:林久義
企画者よりのメッセージ
「いろんなところで木下氏の講演会が行われますが、各会の方どなたかが核となって下さい。
互いに連絡を取り合いたいです。この各地域地域の核になる会が、結ばれ融合してゆく事を期待します。1)FBの広がりから2)各地域での会の結成3)各地域の融合体への展開4)そして、大きな声をあげられる行動へ、みなさんの更なるご提案等を期待しています。」
製造所固有記号@wiki
http://www45.atwiki.jp/seizousho/
原材料に昆布の表記。いつのものでどこのものかを問い合わせ。国内との回答に今後三陸のものも使うのか?聞くとYesと。西の方にある工場なら瀬戸内海のもの等を使うか聞くと、原材料はすべて同様のものを使っているそうです。
サントリー ミネラルウォーター 静岡工場
原水は国の基準で放射線量検査有り。
出荷時は国の基準で検査で放射能検査は特にしない。
※国の基準は相当緩く、数百ベクレルという感じだったと思います(未確認)
http://www.asahiinryo.co.jp/safety/quality/carbonic.psp.html?from_products=1
①企業名 ヤマサ醤油
②商品名 有機醤油
③製造場所(この記号はどこの工場までわかれば) 千葉県銚子市
④主要な原材料 有機大豆、有機栽培小麦、食塩
⑤原材料の産地 大豆、小麦はすべて外国産(国産品は高くて使えないそうです)
⑥賞味期限などから製造年月日がいつで、原材料の調達がいつか。
賞味期限はパック詰めから1年半に設定。(2012年8月の場合、パック詰めは2011年2月) ただし醤油の醸造期間は半年間なのでいま出回っている醤油は震災前につくられた醤油。
⑦放射能対応の有無、具体的な対応
大豆、小麦は外国産を使用。水は4月からは地下水を使用。(3月は水道水を使用) 放射能対策については行政の指示に従ってやっている。空気中の放射能についてはどうしようもないですが、とのことでした。
いま出回っている醤油は安全なようで、一応安心しました。しかし、3月に水道水を使ってつくられた醤油が出回る時期は危険かもしれません(4月以降は、地下水を使っているとのことですが)。とはいえ、それがいつ出荷されるかもわかりません。 また千葉では、ヤマサ以外の醤油を探すのは大変そうですが・・・
①伊藤園
②おーいお茶 旨味まろやか
③H2 (兵庫)
④茶葉 (ペットボトルでなく茶葉です)
⑤静岡、九州、三重県などで摘採した茶葉のブレンドです。
⑥問い合わせした5月30日時点で流通している商品、及び、製造している商品の原材料は昨年の4月から8月頃にかけて収穫。
⑦2011年10月23日が賞味期限のお手元の商品は2011年1月27日に製造しております。
なお、2011年産の当社の緑茶については、放射線量測定器で検査し、問題のないものを使用しております。
という事なので、対応に好感を持ち手持ちのものについて非常に安心しました。
①石井食品株式会社
②チルドミートボール(チキン)
③当方、千葉県内のため 八千代工場 ただし、肉の加工などは別で行っているらしい。
④鶏肉、たまねぎ、しょうが 他
⑤鶏肉・岩手県 たまねぎ・ニュージーランド しょうが・中国産
水については、八千代工場では水道水ではなく地下水を使っている、検査は外部に委託して行っているそうです。
⑥聞き忘れました。それぞれ足のつきやすい物
なので事故前ということはないのでは。
⑦放射能検査はしてますか?
「サーベイメータで簡単ですが調べています。」
会社独自の基準はありますか?
「国の基準に従っています。」
イシイのミートボールには、QRコードがついていて、
お店で買う前に産地を確認することができますが、
野菜しか表示されなかったので電話して
肉についても聞いてみました。
岩手産なので、微妙ですね。
QRコードがついているものは結構あります。
カルビーのポテトチップスもQRコードで産地確認できました。
電話で問い合わせると野菜の産地など具体的に教えて頂けます。
その時々で違う産地のものを使っているので、その都度お問い合わせくださいと言ってました。感じはとても良いです。
その時は東北、関東産のは使用してなかったです、私のいるところが関西なので関西の工場だったからだと思いますが。
「すでに多数の製造所固有番号が変更されている模様」という情報がありますので、その番号自体があてにならなくなってる可能性があります。
やはり、メーカーの窓口などに直接問い合わせることが大切だと思います。
ご指定のスタイルではありませんが、自分で調べて驚いた事実をコメントさせていただきます。
自然派のコープとして知られる「都市生活きらり」をいつも利用しています。
たまたま目にした機関紙(2011年6月13日)のなかで、原発事故への対応が簡単に記載されていました。
その内容に唖然としました。
以下、引用です。
勝手に引用してはいけない場合は、すみませんが木下さんの方で加工してください。
「今回の事態の重大さを受け、取り扱いの可否について放射能汚染に関する
生活クラブ自主基準値(国の基準の10分の1 セシウム37/ベクレル/kg )は適用せず、
国の暫定基準値を採用することとし、牛乳や農畜産物を優先して消費財の放射能自主検査を実施し、
結果を連合会のホームページで公開していきます。
なにより、この事態について組合員一人ひとりが自ら判断する主体となるよう提起しています。」
早速、生活クラブ連合会のHPで検査結果をみましたが、
国の暫定基準においては合格という内容でした。
もともと生協が厳しい自主基準を設定した意味とは、
国の基準ではいけないという危機感のもとに作られたものではないでしょうか?
自主基準では出荷できないほどの汚染が広がっているというこも、
この一文から推測できました。
地球環境のためにリサイクル運動や石けんを推奨したり、
組合員の健康を考えて化学調味料を避けたり、
活動は評価しています。
産地偽装はきっと、きっとしないはずだと信じています。
カンパという形で被災された方々を継続的に応援したいと思っています。
でも、ゆるい基準の食品は未来のある子供たちに食べさせたくはありません。
同じ想いの方がたくさんいることをねがっています。