僕もフォローしきれていませんでしたが、新潟でのガレキ焼却に関して、きのうから、大きく動きがありました。試験焼却を行おうとする新潟市に対して、反対している地元の住民や市民グループのメンバーらおよそ50人が集まり、入り口でバリケードを作り、トラックが入れなかったそうです。新潟市江南区にある亀田清掃センターに運び込まれる予定だったということです。
「11/26(月)17:30亀田清掃センター搬入予定のがれき搬入阻止できました。亀田、新田清掃センターともとりあえず搬入と試験焼却と中止です。地元住民はじめ50名がゲート前をふさぎ、副市長らと交渉。若林副市長に
周辺自治会との公害防止協定を遵守することを約束させました(今直面している基準値超過の鉛と水銀を含む焼却灰の問題と震災がれき受け入れについて協議の場をもつこと)。しかしまだ、若林副市長は「広域処理に理解を求めたい」とし、がれきは大槌町に返される訳ではありません。詰めと監視が必要です。
木下さんを新潟に呼ぶ会で動いていた人を中心として、がんばっています。」こういう書込みも頂きました。
新潟市側は地元住民などの反対側と再度話し合う事になり、いったん搬入は延期しました。これは、新潟県知事が一貫してガレキの焼却に否定的であるにもかかわらず、新潟市などの複数自治体が、強行しようとしていた背景もあると思います。単独の自治体が強行したことが、住民に不安をもたらし、健康被害を招いた場合に、県がその応援をしてくれる状況ではなく、むしろ反対側に立っているのに、強行した場合、その市の責任、特に市長の責任は重いと言わざる負えません。
こうしたことも配慮して、新潟市が強行しなかったことは評価したいと思います。逮捕者を続出させた、橋下市長の強権的なやり方とは雲泥の差です。新潟市長の方がはるかに見識が高いと思います。
何度も書いていますが、ガレキの広域拡散は全く必要ありません。ガレキは宮城・岩手のエリアでほとんど処理のめどは立っています。仮設の炉で使われていないものさえあります。経済的且つ税金の効率的な運用の観点から考えても、広域処理はおかしいです。放射性物質の危険を考えたら、議論の余地はありません。
しかも、これを推進した民主党政権が、単独で維持される可能性は、ほぼありません。どうなるにせよ、日本の政治体制は大きく変化します。ガレキの広域処理と言った、こんな馬鹿な話に丸乗りした結果、梯子を外されるのは、目に見えています。地元に残るのは放射性物質のみです。あり得る話ではありません。
新潟市民、新潟県民は当然のこととして、全国から、きょうこれから、新潟市に電話して、ガレキの試験焼却をやめるように、告げて下さい。新潟市の試験焼却が中止にしていくことができるなら、大阪市に対しても更なる圧力になります。皆さんの声と力が必要です。よろしくお願いします。実際、この新潟市と電話で対応している女性から、下記のメールもいただきました。参考にしてください。
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はじめまして。木下さんのご活動にはいつも感謝しております。
取り急ぎまとめました。
新潟市のがれき処理に関する窓口は下記の通りです。
新潟市廃棄物施設課
電子メールアドレス:
haishi@city.niigata.lg.jp
いつも上記へ電話しています。昨日の試験焼却中止を褒めることで、がれきの受け入れ
自体を中止させることができればと思い、電話しました。
試験焼却中止へのお礼を言うと、明るい声でハイハイと受け答えしていましたが、「今後の
ことですが」と切り出し。とにかく燃やさないでくれということ、がれきを大槌町に返して
くれというと、担当者は慌てて「それは(試験焼却用に運んできた)今回のですね。今回
のだけですね。」と拒絶反応でした。それでもがれきの焼却を中止してと上に伝えて…と
話したら「ご意見として承ります」とのことでしたので、新潟市自体は延期したつもりしか
ないと思います。
とはいえ一旦止まったので、全国から「よくやった」との声がたくさんくれば、事態は変わ
るのではないかという推測もしています。(新潟市長は新潟日報のOBで、自称文筆家
です。)
新潟市廃棄物施設課で、××という担当者は非常に難物で、何が何でもがれきを燃や
したい人です。市民が反対すると、暴言まで吐くことがあります。
ここの責任者は樋口課長です。
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この機会をお聴き逃しなく!
【開催日時】 2012年12月8日(土)14時30分~17時00分
【開催場所】 消費生活・男女共同参画プラザ アイネス(2F大会議室)
http://www.pref.oita.jp/soshiki/13040/
【参加費】 500円
★ご予約はこちら!★oita1208@gmail.com
①お名前②予約人数③連絡先(確認のために連絡を行うことがあります)
④紹介者のお名前(紹介者がある場合のみ)⑤託児室の希望(ご用意しています)
*参加費は、当日、受付でお支払ください。主催:大地と子どもの未来を考える会
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地元の方の勇敢なる行動に、久々に清々しい気持ちになれました。
新潟の美味い「銘酒」もまだまだ呑みたいですからね。(笑)
行きしなのマンションのエレベーター内では、2歳くらいの坊やを連れたお母様とご一緒したので、すかさず29~30日の放射能汚染瓦礫の試験焼却のお話しをし(ご存知なかったので)子連れでの当日の外出は危険と、お話しし…。
通天閣から見渡した、夕日に染まる大阪の街は綺麗でした。
そして(この街に、もうすぐ毒ガスが撒かれるのね…)
と思うと、非常に悔しい気持ちでした。
顛末をみるとどこぞの軍事独裁国にいるようです。
ショックを受けました。 裁判も不正に行われたようです。
この国は、死にかけているのですね。
大阪の心ある人は、立ち上がって警察に抗議に行ってます。
その姿は、昔の東側の市民に重なりました。
まさか日本が共産主義、全体主義の国になるとは・・
弾圧は許してはいけません。
多くの方に立ち上がってほしいです。
反対の意見を述べる権利を奪ってはいけません。
戦い方なのですが・・
自分の地元の裁判所にて、
大阪の事件は、民主主義国家のやることではなく、
法律を無視した市民への弾圧を見せられ、
精神的ショックを受けたと、警察や国や裁判所を訴えるのはどうでしょうか?精神的損害を訴えるのです。
これなら、誰でも言い立てられます。
金曜デモのように意思を示す手段としてするのです。
また、役所・大臣・省庁には、陳情書と表題を付け
意見を送るのです。
陳情書は読まなければならない事になってます。
読んでいなければ、また読んでいない事で抗議できます
かつてのインドで、ガンジーは、市民がイギリス警察官
の前に列を作って立ちはだかり、無抵抗で殴られてはまた並び直し、殴られてはまた並び直し、で次々殴られるのを繰り返す行動で、弾圧への抗議をしました。
無暴力・非服従です。
これをみんなでしませんか?
それぞれの方法で、抗議の意思を伝え続けるのです。
方法は、以外と沢山あります。
上記の方法は、最後は殴っているイギリス警官の方が耐えきれなくなり、市民への不当な弾圧が無くなったのです。
関係する、警察官・役所の職員・裁判官
必ずこの狂った世の中に疑問を持ち立ち上がってくれる人が出てきます。
多くの職員は疑問を持ちながらしたがっているのが現状と思います。
個人の人間としての思考をストップさせているから
出来るのです。
その人達が、自分や役所や国のほうが、間違った事をしているのだと、との確信が持てるように活動するのです。
初めは完全無視していても、何度も繰り返されると
何も考えていない時と同じ行動はとれなくなります。
相手が市民で自分と同じ人間であることを、再認識してもらうのです。
そうすれば、酷いことが出来なくなります。
彼らは考えることをやめて従っています。
彼らに考える機会を強制的に与えて下さい。
あの映像は、戦慄まで覚えました。
ベルリンの壁のときも、女性を殴る警官・軍隊を見て
東の普通の市民が確信を持ち、壁崩壊まで行きました。
共産主義に賛成していた人も、女性への暴力をみて、
いまの政府は間違っていると確信したのです。
今は県外にいますが、私は新潟生まれ新潟育ちです。愛する郷土の為にも、なんとかして瓦礫焼却を阻止しようと思います。また、新潟だけでなく、他の北陸各県についても全力で阻止したいと思います。
ただ、私一人の力では到底太刀打ち出来ません。どうかこのブログをご覧の皆様も、ご協力の程お願い致します。
ヤクザまがいの市長(知事も)との闘いです
電話、FAX, でじゃんじゃん抗議しよう.
不当逮捕を繰り返し反対する市民を過激派に仕立てる市長の汚いやり方に私達は徹底して抗議をしていこう。
過激派とレッテルはりをする報道にも抗議しよう
★これは命がけの闘いです
●震災がれき一旦返却へ
新潟市が予定していた東日本大震災で発生した岩手県のがれきの試験焼却が、住民などの激しい抗議で延期されたことを受けて、新潟市はがれきをいったん返却する方向で岩手県と調整することになりました。
新潟市では焼却が行われる新潟市江南区の焼却施設に26日がれきを運び込もうとしましたが受け入れに反対する地元の住民や市民グループのメンバーが激しく抗議したため、がれきを運び込めず、新潟市は予定していた試験焼却を延期しました。焼却施設以外ではがれきをコンテナからは出すことができず、被災地ではがれきの広域処理で全国に輸送するためのコンテナの数が限られていることから、新潟市は、がれきをコンテナに入れたまま、いったん返す方向で岩手県と調整することになりました。環境省によりますと、住民の反対でがれきが受け入れられずに被災地に返されるのは、これまでに例がないということです。
新潟市の篠田昭市長は「焼却のめどが立たないのにコンテナを置いておくわけにはいかない。住民に丁寧に説明していく中で試験焼却への理解を得られるよう粘り強く理解を求めていきたい」と話していました。
11月27日 18時27分
ところが、今度はこんなニュースが。
TeNY(新潟テレビ放送網)のニュースサイトより
●長岡市 来月中に震災がれきの試験焼却へ
(新潟県) 長岡市の森市長は27日、来月中に栃尾地域で震災がれきの試験焼却を行う考えを明らかにした。
これは27日の市議会議員協議会で森市長が明らかにしたもの。森市長は、がれきに含まれる放射性物質の安全性について、栃尾地域の住民に十分に説明できたと述べた。
「12月中をめどに試験焼却を1回実施したい。不安に思っている方を軽視せずに、きちんとあらゆる機会で説明したり意見交換する場を作っていく」(森長岡市長)
長岡市の試験焼却は、栃尾地域の焼却場で1日かけて行われる予定だ。市はがれき受け入れに反対する住民に対して、試験焼却の後もデータを公表するなどして理解を求めていく考えだ。
[ 11/27 18:48 テレビ新潟]
NST(新潟総合テレビ)のニュースサイトより
●長岡市 12月に震災がれき試験焼却実施へ12.11.27 20:17更新
長岡市の森市長は27日に開かれた市議会の議員協議会で、来月に震災がれきの試験焼却を行いたい考えを示しました。この判断について森市長は住民説明会をひととおり終えたことと、栃尾商工会など栃尾地域の7団体から試験焼却を認める決議書が提出されたことなどを踏まえたためと説明しています。議員からは「新潟市での抗議活動を見ても、長岡市が試験焼却に移るのはあまりに強引だ」などという指摘がありましたが、森市長は「決議書には被災地に手をさしのべたい気持ちが表れている」などと話し、試験焼却の実施に理解を求めました。
このまま、延期ではなく、中止とし、瓦礫焼却を完全に阻止したいです。私ももう一度、諦めずに動きたいと思います。
新潟の皆様、全国の皆様、どうか力を貸してくださいm(_ _)m